【認知症介護の資格一覧】介護士さんにおすすめの理由や取得のメリット

資格・試験 2020/08/28
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介護士さんが認知症の介護に役立つ資格には、「認知症ケア専門士」「認知症介助士」「認知症ライフパートナー」などの種類があります。このコラムでは、認知症の介護に役立つ資格の概要や取得方法について詳しく解説します。また、資格を取得するのにおすすめの介護系の職種や、介護士さんが資格を取得するメリットもご紹介します。「介護士として認知症の高齢者の支援に取り組みたい」「認知症介護のスキルを強化したい」と考えている方は、ぜひご一読ください。

【目次】


認知症ケア専門士
認知症ケア上級専門士
認知症介助士
認知症ライフパートナー
認知症ケアが学べる公的資格
認知症ケアの資格はどんな職種におすすめ?
資格を取得するメリットは?
まとめ

認知症ケア専門士


一般社団法人日本認知症ケア学会が認定する資格。
認知症ケアの専門技術士を養成し、認知症ケア技術を向上させることを目的としています。
5年ごとの更新制となっている民間資格です。
認知症の状態にある方へ対し、高度な知識や技術を用いたケアを行うことが期待されています。

取得方法


認知症ケアを行う施設や団体において、3年以上(2010年4月1日~2020年3月31日)の実務経験を有していることが受験資格です。※2020年8月時点
実習やボランティア活動は実務経験に含まれないので注意しましょう。
介護福祉士や介護支援専門員などの専門的な資格を有していなくても受験できます。

認知症ケア専門士認定試験は、第1次試験と第2次試験で構成。第1次試験では「認知症ケア標準テキスト」に準じた出題があり、1次試験合格者のみ2次試験に進めます。
2次試験の内容は論述と面接。面接では、受験者6人がグループとなり、テーマにもとづくスピーチとディスカッションを行います。

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認知症ケア上級専門士


「認知症ケア専門士」の上位にある資格です。
認知症ケア上級専門士を取得すれば、自分の経験や科学的なエビデンスにもとづいて認知症ケアの方法を説明できるようになります。リーダー的な立場でケアを行うことや、新人の専門士を指導して悩みを解決する役割が求められるでしょう。

取得方法


受験資格には、「認知症ケア専門士としての経験が3年以上あること」「認知症ケア専門士の単位を30単位以上取得していること」「認知症ケア上級専門士研修会を修了していること」などが必要です。
認定試験では、「認知症ケアにおける倫理」「認知症ケアのためのケアマネジメント」「介護関係者のためのチームアプローチ」のテキストに準じた内容が出題されます。

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認知症介助士


認知症介助士は、公益財団法人日本ケアフィット共育機構が認定する資格です。

資格概要


資格の目的は、認知症を正しく理解し、多様な事例から認知症の方への対応方法を知ること。
同団体では、家族やご近所に認知症の方がいる人や、介護現場や接客業で職場に認知症の方がいる人の資格取得を推奨しています。
認知症介助士の資格では、認知症の正しい知識はもちろん、おもてなしの心、一人ひとりの存在を受け入れ寄り添う姿勢が求められるようです。

取得方法


資格を取得するには、認定介助士試験に合格する必要があります。
受験資格は特になく、誰でも受験が可能。受験には以下4つの形式があります。

・各セミナー会場でマークシートで受験
・主に東京、大阪の事務局でマークシートで受験
・各地のCBTセンターでパソコンを使って受験
・自宅などでパソコンを使って受験

試験対策は公認テキストや検定対策問題集でできるほか、団体が主催するセミナーも利用できます。
セミナーでは、インストラクターが講義とディスカッションを通して、認知症介助士に必要な知識を伝えています。

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認知症ライフパートナー


認知症ライフパートナーは、一般社団法人 日本認知症コミュニケーション協議会が認定する資格です。

資格概要


同法人では、認知症ケアの専門職に必要なスキルとして、「認知症の人の状況把握ができるスキル」「コミュニケ―ション能力」「アクティビティ・ケアのプログラムを運営する能力」を設定。認知症ライフパートナーには、これらの基本スキルが身についているかを日々振り返り、業務に反映させていくことが求められます
認知症ライフパートナーは3級から1級があり、それぞれ以下の内容を学びます。

・3級:基本的な知識やコミュニケーション手法について
・2級:介護・福祉の現場で求められる認知症ケアについて
・1級:専門職に求められる認知症の深い知識とアクティビティケアについて

取得方法


試験に合格することで資格が得られます。
3級~1級はともに受験資格はなく、すべてマークシートの試験形式。いずれの級も公式テキストから問題が出題されます。

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認知症ケアが学べる公的資格


ここでは、認知症ケアの興味がある介護士さんにおすすめの公的資格をご紹介します。
ご紹介する研修は都道府県が企画し、該当地域の介護施設や事業所に委託するケースが多いようです。

認知症介護基礎研修


認知症介護の基礎を身につける研修。認知症介護の経験がない人が受講するイメージです。
研修の内容は講習と演習、自施設実習で、およそ2週間かけて学びます。

認知症介護実践リーダー研修


認知症介護実践者研修を修了した人が対象。認知症ケアに5年以上従事していることも受講の要件となります。
こちらの研修では、自施設実習に加えて他施設実習が含まれるのが特徴です。

小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修


認知症介護実践者研修を修了したケアマネージャーが対象。チームでご利用者を支えるケアマネネジメントを学びます。

認知症対応型サービス事業開設者研修


グループホームや小規模多機能型居宅介護の代表者などが対象。事業所の代表として、「認知症の人の能力に応じて日常生活を営むこと」への理解を深めます。

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認知症ケアの資格はどんな職種におすすめ?


認知症ケアに関する資格は、グループホームや特別養護老人ホームなどの介護施設はもちろん、医療機関でも活用できます。
そのため、介護福祉士や看護師、ヘルパー、介護支援専門員などの職種におすすめです。
高齢者と関わりのある仕事であれば、認知症ケアの知識を有していると活躍の場を広げられるでしょう。

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資格を取得するメリットは?


認知症ケアに関する資格の取得には、どのようなメリットがあるのでしょうか?

ケアの質が向上する


認知症の方との意思疎通は症状によっては難しく、介護現場で働いていても戸惑うことがあります。
資格で学んだ知識があると、認知症の方の対する理解が深まり、適切な対応がとれるようになるはずです。
介護の質が高まることで、認知症の高齢者に快適に過ごしてもらえます。

介護業界の就職・転職に有利になる


介護現場では、認知症ケアのスキルを持つ人材が求められます。
特にグループホームなどの施設に就職・転職する際は、認知症ケア関連の資格は高く評価されるはず。認知症ケアの経験に加えて資格を取得していると、客観的なスキルの証明につながります

家族や地域の役に立つ


認知症の家族がいる場合、家庭内でのコミュニケーションや介護に役立てられます。
また、介護職に限らずお年寄りと接する機会がある仕事では、認知症の知識が生きるでしょう
地域で困っている高齢者を見かけたときも、資格があることで自信を持ってサポートすることが可能です。

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まとめ


認知症ケアに役立つ資格には、認知症ケア専門士や認知症介助士、認知症ライフパートナー、認知症サポーターなどがあります。認知症ケアの資格取得は、介護士・ケアマネージャー・看護師などの職種におすすめ。介護業界でスキルアップを目指すなら、認知症に関する知識を深めれば介護の幅を広げられるでしょう。

認知症ケアに関する資格を取得すれば、仕事だけでなく家族の介護にも役立てられます。また、認知症の状態にある方への理解が深まるので、より一層適切な対応をとれるようになるはずです。認知症ケアの経験と資格があれば客観的なスキルの証明になり、就職・転職の際に有利になるでしょう。

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