グループホームの夜勤ってきつい?ストレスの理由や働くメリット、仕事内容

介護の仕事 2025年7月18日
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この記事のまとめ

「グループホームの夜勤ってきつい?」と不安な方もいるのではないでしょうか。グループホームの夜勤をきついと感じるかどうかは、職場環境や働く人の価値観によって異なります。この記事では、グループホームの夜勤がきついと感じる場合の理由や対処法を解説します。夜勤をするメリットや仕事内容、1日のスケジュール例もご紹介。グループホームへ転職する際のポイントもまとめたので、求職活動の参考にしてみてください。

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目次

グループホームの夜勤をきついと感じる理由

グループホームの夜勤をきついと感じるかどうかは、職場環境や働く人の価値観によって異なります。人によっては、1人で夜勤を行うことや利用者さんの状況に合わせた柔軟な対応を求められることなどに、ストレスを感じる場合があるかもしれません。グループホームの夜勤をきついと感じる理由について、以下で詳しく説明します。

1人で夜勤を行う場合がある

グループホームでは、夜勤を1人で行うことをきついと感じる人がいるようです。グループホームには、夜間の介護職員は原則ユニットごとに1人以上という人員配置の基準があります。夜勤で対応する業務は、利用者さんの見守りやコール対応、記録作成など多岐にわたるため、「勤務時間内に1人ですべての業務に対応しなければいけない…」とプレッシャーを感じる人もいるかもしれません。

また、夜勤の人員体制が1人の職場で働く場合、地震・火事などの緊急時や利用者さんの体調が急変したときの初期対応を、自分の判断だけで行うのを負担に感じることもあるでしょう。

利用者さんの状況に合わせた柔軟な対応を求められる

グループホームの利用者さんの認知症の症状や生活リズムは一人ひとり異なるため、夜勤をするうえでも状況に合わせた対応をしなければなりません
グループホームの利用者さんには、深夜に目が覚めてしまう方や頻繁にトイレに行く方、上手く寝つけない方などさまざまな方がいます。日によって行動や症状が違う場合があるので、状況に合ったサポートが必要です。

コール対応でまとまった休憩を取りにくい場合がある

グループホームの夜勤でコール対応が多い日は、まとまった休憩を取れないことがあるようです
公益財団法人介護労働安定センターの「令和5年度介護労働実態調査 介護労働者の就業実態と就業意識調査 結果報告書:資料編(p.73)」によると、深夜勤務時の仮眠や休息の状況について「取れない」と回答したグループホームの職員は42.5%で、介護サービスのなかで最も多い結果でした。
ただし、グループホームの職員の半数以上は仮眠や休息が「ある程度取れる」もしくは「十分取れる」と回答しており、まとまった休憩時間を取れるかどうかは職場によって異なります。

なお、6時間以上の勤務で休憩がない場合は労働基準法違反です。夜勤の休憩時間に関して詳しくは、「介護の夜勤で休憩なしは違法?ワンオペや16時間勤務は労働基準法違反か」の記事で解説しているので、チェックしてみてください。

勤務時間が長く体力の負担が大きい

夜勤の勤務時間が長い職場の場合、体力の負担が大きいと感じるかもしれません
日本医療労働組合連合会の「2024介護施設夜勤実態調査:結果概要(p.17)」によると、調査対象のグループホームのうち9割以上が、16時間以上の夜勤を2交代制で行っています。2交代制とは、日勤と夜勤が入れ替わりで勤務する形態のことです。休息や仮眠の時間を取れても、夜勤での拘束時間が長いと大変さを感じる人もいるでしょう。

なお、労働基準法では「原則として1日の労働時間は8時間以内」と定められていますが、変形労働時間制を導入している職場であれば、16時間夜勤は違法にはなりません。変形労働時間制の場合、「1ヶ月や1年など一定期間の労働時間を平均して週40時間以内」に収めれば、事業所側は1日8時間を超えるシフトを組めます。

安定した生活リズムを保つのが難しい

夜勤シフトがあると普段寝ている時間帯に働くことになるので、生活リズムが崩れるおそれがあります
グループホームでの働き方は、基本的に早番・遅番・日勤・夜勤などを組み合わせたシフト制です。日によって働く時間帯が違う場合があるため、決まった生活サイクルで過ごしたい人はきついと感じるかもしれません。生活リズムが乱れると、疲れがたまりやすくなったり睡眠不足につながったりする可能性があります。

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グループホームの夜勤がきついと感じたときの対処法

グループホームの夜勤がきついと感じたときは、上司や先輩職員に悩みを相談したり、万が一に備えて緊急時の対応を事前に確認したりしましょう。

上司や先輩職員に夜勤の悩みを相談する

グループホームの夜勤についての悩みがある場合、上司や先輩職員に相談してみましょう。たとえば、帰宅願望がある利用者さんへの対応について、上司や先輩職員に相談すると、利用者さんの性格や症状を加味して適切な声かけなどのアドバイスをもらえるはずです。
夜勤のスタッフがほかにもいる場合は、利用者さんの健康状態や行動の傾向などの情報を共有することも重要といえます。

緊急時の対応方法を確認しておく

「夜勤のときに何かあったらどうしよう…」と不安な場合は、緊急時の対応方法を確認しておきましょう。利用者さんが急変した場合やトラブルが起きた場合に備え、安全確保の手順や連絡先を事前に確認しておくと不安を減らせます。マニュアルを確認したり上司に聞いたりして、日ごろから緊急時に備えておくと良いでしょう。

認知症介護の知識やスキルを身につける

知識不足や経験不足から「1人でグループホームの夜勤をするのがきつい」と感じるなら、認知症介護に関する知識・スキルを磨きましょう。利用者さんに対して適切な対応ができないと、働くうえでの不安や精神的なストレスにつながります。
夜勤に自信をもって対応するスキルを身につけるには、認知症ケアに関する研修に参加したり書籍を読んだりして積極的に学ぶ姿勢が大切です。

業務の効率化を図る

業務量が多くてグループホームの夜勤を大変に感じる場合は、効率化できる業務がないか考えてみましょう。たとえば、頻繁に使用するオムツやごみ袋などを取りやすい場所に整理しておくと、排泄介助をスムーズに進められます。

体力づくりをする

勤務時間が長くてきついと感じるときは、基礎的な体力を向上させると体力的な負担を減らせるでしょう。休日にウォーキングや水泳などの有酸素運動をしたり、ストレッチをしたりすると効果的です。

夜勤専従で働く

生活リズムを整えたいなら、夜勤専従で働くのも一つの方法です。夜勤専従とは、夜勤のみのシフトで働くこと。日勤と組み合わせた働き方に比べて、生活リズムを安定させやすいでしょう。「決まった時間に働きたい」「夜型なので深夜勤務がしたい」という方は、夜勤のみのシフトで働くのも良いかもしれません。

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より良い勤務条件の職場に転職する

改善に向けて動いても夜勤の悩みが解消されないときは、自分に合った働き方ができる職場に転職する選択肢もあります。職場を変えることで、抱えている夜勤の悩みが解消されて働きやすくなるかもしれません。
転職する際に気をつけたいことに関しては、「夜勤がきついと感じないグループホームを選ぶコツ」で後述します。

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グループホームで夜勤をするメリット

ここでは、グループホームで夜勤をするメリットを紹介します。「グループホームで夜勤をすることの魅力って何?」と気になる方は、参考にしてみてください。

日勤より給与が高い

グループホームで夜勤をすると、日勤のみで働くより給与が高くなります
労働基準法第37条4項によると、事業所は午後10時~午前5時に働いた職員に深夜割増賃金を支給しなければなりません。深夜の労働に対しては、通常の賃金の1.25倍の金額が支給されます。なお、深夜割増賃金以外で「夜勤手当」を支給するかどうかは事業所の任意なので、支給がない職場もあります。

グループホームの夜勤手当の平均額

日本医療労働組合連合会の「2024介護施設夜勤実態調査:結果概要(p.28)」によると、調査対象である2交替制のグループホームにおける正規職員の夜勤手当の平均額は5,550円でした。最低額は4,500円、最高額は9,000円という結果です。

介護職員の夜勤手当の相場

レバウェル介護(旧 きらケア)が夜勤を行う介護職員90人に行った夜勤手当に関するアンケートの結果もご紹介します。なお、アンケートの対象者は介護職全体で、グループホームで働く職員だけではないので、あくまで参考としてご覧ください。

グループホーム夜勤手当平均額のイメージ

調査時期:2024年2月~3月

アンケート結果によると、1回の夜勤でもらえる手当は「5,000〜6,999円」が最多の31.1%、次いで「7,000~8,999円」と答えた方が30%でした。なかには、「11,000円以上」と答えた方もおり、支給額は職場によって異なることが分かります。

人間関係による精神的な負担が少ない

夜勤は日勤に比べて少人数の職員で業務を行うので、人間関係に関する精神的な負担が少ない傾向があります。1人で夜勤に入る場合は、自分のペースで記録業務や事務作業などを進められるでしょう。そのため、「ほかの職員とずっと一緒に仕事をするのは気を遣う…」という方は、グループホームの夜勤の仕事を魅力的に感じるかもしれません。

職場の選択肢が増える

応募できる求人の幅を広げられるのも、夜勤を担当するメリットの一つです。介護職のなかには、「夜間に子どもを預けられない」「家族や友人と予定を合わせたい」などの理由から、日勤のみの働き方を希望する人もいます。グループホームでは、24時間体制でサービスを提供するため、夜勤ができる人材は重宝されるでしょう。
職場の選択肢が増えると、より条件の良い職場を見つけられる可能性が高まります。

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グループホームの仕事がきついと感じる夜勤以外の理由

グループホームで働くうえで、夜勤以外できついと感じやすいのは、要介護度の高い利用者さんへの対応が大変なことや、看護職員がいないことなどです。

要介護度の高い利用者さんが一定数いる

グループホームの利用者さんのなかには、介護度が高い方もいます
厚生労働省の「地域密着型サービスの状況 (p.10)」によると、グループホームの利用者さんの半数以上が要介護度3以上の方です。

職場によっては、入浴介助や移動・移乗介助の際に利用者さんの身体を1人で支える必要があり、身体的な負担が大きいと感じる場合があります。また、言葉での意思疎通が難しい利用者さんもいるため、どのような援助をしたら良いか悩むこともあるかもしれません。

看護職員がいない不安がある

グループホームには看護職員の配置義務がありません。月2回程度の訪問診療や、週1回の訪問看護のサポートで医療職との連携を図っているグループホームが多い傾向があります。
看護師が常勤していないグループホームでは、利用者さんの体調管理を介護職員が行わなければなりません。そのため、利用者さんの変化を見逃さず体調管理を行う必要がある責任の重さをストレスに感じる人もいるようです。

求められる仕事に対して給与が低い

支給される給与が、幅広い業務や体力仕事をこなさなくてはいけないことと釣り合っていないと感じる介護職員もいるようです。

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)」をもとに、介護職員の平均給与額を施設形態別にまとめたので、グループホームの給与を確認してみましょう。

サービス種類平均給与額(月給制・常勤)
全体338,200円
グループホーム302,010円
特別養護老人ホーム361,860円
介護老人保健施設352,900円
訪問介護事業所349,740円
デイサービス294,440円

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)

グループホームの介護職員の平均給与額は、ほかの介護サービスより低い傾向があります。介護職全体の平均給与額は338,200円なのに対し、グループホームの平均給与額は302,010円です。全体平均と比べ、グループホームの介護職員の平均給与は約36,000円低いことが分かります。

少人数制ならではの人間関係の難しさがある

グループホームは小規模施設で職員が少人数体制のため、人間関係が難しい場合があります。職員の人数が少ないと、職員同士の距離が近く話しやすいイメージがありますが、逆に適度な距離感を保ちにくいというデメリットもあります。職員同士の人間関係が悪くなってしまうと、職場の雰囲気が悪くても逃げ場がなく働きづらさを感じるかもしれません。

また、働く職員の年齢層や経験年数がそれぞれ違うため、合わない職員がいるとストレスを感じてしまうことも。適度な距離感を保って働きたい人は、小規模でアットホームな面を「きつい」と感じてしまう可能性があります。

そもそもグループホームとは

グループホームとは、認知症の診断を受けた方が、必要なサポートを受けながら少人数のユニットで共同生活を送る施設です。介護保険法では、「認知症対応型共同生活介護」と呼ばれます。
グループホームの役割は、利用者さんが住み慣れた地域で自立した生活を送れるよう支援すること。地域の高齢者を支える介護サービスである「地域密着型サービス」の一つです。
グループホームで働く職員は、利用者さんに対して24時間体制でサポートを行います。

利用対象者

グループホームの利用対象者は、以下の条件をすべて満たす方です。

  • 医師から認知症の診断を受けている
  • 要支援2もしくは要介護1~5の認定を受けている
  • グループホームと同じ市区町村に住民票がある
  • ほかの利用者さんと共同生活ができる

グループホームを利用できるのは、認知症の診断を受けた方です。要介護1~5の認定を受けている方に加え、要支援2の方も予防給付として利用できます。

利用定員

グループホームの利用定員は、1ユニットにつき5~9人が基準。1事業所の最大ユニット数は3つなので、最大27人まで入居できます。利用者さんが自宅のような環境で過ごせるような、少人数で家庭的な雰囲気が特徴です。

厚生労働省の「資料4:認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム)(p.8)」によると、グループホームのユニット数で最も多いのは「2ユニット」で全体の62.8%を占めています。また、「1ユニット」が31.1%、「3ユニット」が5.9%です。

グループホームのユニットについては、「グループホームのユニットとは?特徴や配置基準、働くメリットを解説!」の記事で解説しているので参考にしてみてください。

人員配置基準

厚生労働省の「資料4:認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム):改定の方向性(p.24)」をもとに、グループホームの人員配置基準を表にまとめました。

職種配置基準
介護従事者(夜勤)ユニットごとに1人以上(要件を満たせば3ユニットで2人以上)
介護従事者(日勤)利用者さん3人に対して常勤で1人
計画作成担当者事業所ごとに1人以上(最低1人は介護支援専門員)
管理者常勤で1人

厚生労働省「資料4:認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム):改定の方向性(p.24)

グループホームの夜勤の介護職員の配置基準は、ユニットごとに最低1人です。日勤は、利用者さん3人につき常勤の介護職員が1人必要。日勤より夜勤のほうが利用者さんに少人数で対応する傾向があります

グループホームのそれぞれの職種について詳しくは、「グループホームで働きたい!職種ごとの仕事内容や必要な資格は?」の記事で紹介しているので、ご覧ください。

勤務形態

グループホームは24時間体制で介護サービスを提供しているため、勤務形態は一般的に2交替制や3交替制のシフト勤務です。日勤のみで働く職員も一定数いますが、夜勤がある職員のほうが多い傾向があります。

公益財団法人介護労働安定センターの「令和5年度介護労働実態調査 介護労働者の就業実態と就業意識調査 結果報告書:資料編(p.71)」によると、グループホームで働く職員の7割以上が「深夜勤務がある」と回答しています。1ヶ月あたりの深夜勤務の回数は、「5回以上7回未満」が約42%で一番多い結果です。

グループホームの夜勤職員は何してる?

ここでは、グループホームの夜勤職員がしていることを紹介します。「グループホームの夜勤職員って何してるの?」と興味のある方は、以下を確認してみましょう。

仕事内容

グループホームの夜勤職員は、以下のような業務を行います。

  • 生活援助
  • 身体介護
  • 就寝準備
  • 巡回・コール対応
  • 記録の作成や事務作業
  • 起床介助

夜勤職員の仕事は、夕方~夜間・早朝にかけての利用者さんのサポートです。それぞれの業務内容について解説します。

生活援助

生活援助とは、利用者さんが生活するうえで必要な調理や洗濯、掃除などの家事のサポートです。夜勤職員は、主に夕食の準備や朝食の準備を行います。利用者さんの自立につなげるためには、介助をすることだけではなく声かけや見守りを行うことも大切です。

身体介護

身体介護とは、食事介助や入浴介助、排泄介助など利用者さんの身体に直接触れて行う介護のことです。夜勤職員は排泄介助や夕食・朝食時の食事介助、服薬介助などを行います。

就寝準備

就寝準備では、トイレ介助や歯磨き・口腔ケアの支援、更衣介助などを行います。利用者さんによっては、介助が必要だったり寝る前のルーティーンがあったりするので、それぞれの状況に合わせたサポートが必要です。

巡回・コール対応

夜間の主な業務は、施設の巡回やコール対応です。巡回では、利用者さんが眠れているか、呼吸状態に変化はないか、部屋の温度は適切かなどを確認します。
利用者さんから呼ばれたときは駆けつけて、状況に合わせて対応。たとえば、利用者さんがトイレに行きたい場合は、行く途中で転倒しないよう見守りや介助を行う必要があるでしょう。ほかにも、上手く寝つけないという利用者さんの話し相手になることもあります。

記録の作成や事務作業

日勤職員と同様、夜間の職員も介護記録の作成や事務作業を行います。夜間の介護記録に記載する内容は、利用者さんの健康状態や睡眠状況、排泄の頻度など。日勤職員や関係機関とスムーズに連携して質の高いケアを提供するには、利用者さんの状態を介護記録に詳しく正確に記載することが大切です。
コール対応の合間に、日報を書いたり郵便物の整理をしたりするなどの事務作業を行う場合もあるでしょう。

起床介助

グループホームの夜勤職員は、利用者さんの生活リズムに合わせて起床後のトイレ介助やオムツ交換、着替えのサポートといった起床介助を行います。身だしなみを整えるために洗顔や歯磨きのサポートを行うなど、利用者さんが気持ちよく1日を始められるよう手助けをすることが役割です。

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グループホームで働く夜勤職員の1日のスケジュール

以下では、グループホームの夜勤職員の1日のスケジュール例をご紹介します。

時間業務内容
午後5時出勤、日勤職員からの引継ぎ、1日のスケジュール確認
午後5時30分夕食の準備
午後6時夕食の食事介助、服薬介助
午後7時食器の片付け、口腔ケア、排泄介助
午後8時就寝準備、消灯
午後9時~巡回、コール対応、記録業務、事務作業、排泄介助
午前5時起床介助、排泄介助
午前6時朝食の準備
午後7時朝食の食事介助、服薬介助
午後8時日勤職員への引継ぎ、記録業務、見守り
午前9時退勤

利用者さんが転倒しないよう、夜間も注意して見守りや介助を行う必要があります。夜間の利用者さんの状況を、日勤職員に正確に申し送りすることも大切です。

なお、グループホームの夜勤職員の実際の仕事の流れは職場によって異なるので、上記はあくまで参考としてご覧ください。

グループホームの夜勤に向いている人

グループホームの夜勤に向いている人は、臨機応変な対応ができる人や効率的に業務をこなせる人などです。

臨機応変な対応ができる人

利用者さんの状況に合わせて臨機応変な対応ができる人は、グループホームで夜勤をするのに向いています。夜間に利用者さんの体調が急変した場合、落ち着いて的確な判断をすることが必要です。
また、日勤だけでなく夜勤職員にも、利用者さんの認知症の症状に合わせた対応が求められます。

効率的に業務をこなせる人

グループホームで夜勤をするには、効率的に仕事を進められるスキルがあると良いでしょう。利用者さんへの対応の頻度や内容によっては、1日の業務量が多くなる場合があります。退勤までの決められた時間に業務を終えるために、事前の準備や作業の短縮をして効率良く業務を行える人は、グループホームの夜勤に向いているでしょう。

給与をアップを目指す人

前述したように、夜勤は日勤より給与が高いため、給与アップをしたい人におすすめです。積極的に夜勤シフトに入ることで、収入アップを目指せるでしょう。給与を上げたい場合は、夜勤専従として働くのも一つの方法です。

体力に自信がある人

体力に自信がある人は、グループホームで夜勤をするのに向いています。グループホームで夜勤をするうえで、体力が必要になることがあるでしょう。1人で夜勤を行う職場の場合、夜間の排泄介助に1人で対応しなければなりません。また、一定の体力があれば、夕方から朝までの長時間の勤務に負担を感じにくいでしょう。

夜勤がきついと感じないグループホームを選ぶコツ

ここでは、グループホームへ転職する際のチェックポイントをご紹介します。「夜勤をやってみたいけど何に気をつければ良いの?」「今より良い職場環境で夜勤をしたい!」という方は、以下のポイントを踏まえて職場を選ぶと良いでしょう。

勤務時間や人員体制を確認する

グループホームへ転職をする際は、勤務時間や職場の人員体制を確認しましょう。自分が希望しているより勤務時間が長い場合は、体力が持たず仕事が続かないおそれがあります。

また、1人で夜勤をするのが不安な場合は、ほかのスタッフと2人体制で働ける職場のほうが良いかもしれません。ただし、グループホームで働く場合、最初は日勤で仕事に慣れ、夜勤の仕事を教わってから、1人で夜勤に入るのが一般的です。最初から1人で夜勤に入る可能性は低いので、十分に教育してもらえる環境であれば不安に感じ過ぎる必要はないでしょう。

求人情報や職場のWebサイトを確認して情報収集をすることで、転職後にミスマッチを感じることを防げます。

夜勤手当や深夜手当の支給額を確認する

グループホームで夜勤をして給料アップさせたい場合は、夜勤手当や深夜手当の金額を確認しましょう
先述したように、深夜割増賃金以外に夜勤手当を支給するかどうかは任意なので、必ずしも支給されるとは限りません。「給与を上げたかったのに手当が少なくてもとの職場と変わらない…」と不満を感じないよう、具体的な金額を入職前に確認しておくと安心です。

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グループホームの夜勤に関するよくある質問

ここでは、グループホームの夜勤についてよくある質問に回答します。「グループホームに転職したい」「夜勤について知りたい」と考えている方は、参考にしてみてください。

グループホームの夜勤はバイトでもできる?

グループホームをはじめとする介護事業所の夜勤は、パート・アルバイトの方もできます。「今よりも給与アップを目指したい!」という人は、夜勤専従が可能な職場を探してみても良いかもしれません。求人情報に記載されている夜勤帯の勤務時間や人員体制をチェックして、働きやすい職場を見つけましょう。

▶パート・アルバイトの求人一覧はこちら

グループホームの夜勤は暇?楽?

グループホームの夜勤が楽かどうかは、事業所の環境と働く人の価値観によって異なります。職場によっては、介護度が低い利用者さんが多く職員の身体的な負担が少ないところもあるでしょう。また、夜間に利用者さんから呼ばれる頻度や必要なサポート内容は日によって変わる場合があるため、「今日は比較的暇だな」と感じることがあるかもしれません。
一方で、1人体制で夜勤に臨むことや、利用者さんとのコミュニケーションに不安がある人は、グループホームの夜勤をきついと感じる場合があります。
グループホームの夜勤については、「グループホームの夜勤は楽?きつい?仕事内容や1日の流れを詳しくご紹介!」の記事でも解説しているので、「グループホームの夜勤って暇なの?」と気になる方はご一読ください。

障害者グループホームの夜勤の仕事内容は?

障害者グループホームの夜勤の仕事内容は、食事の準備や片付け、就寝準備、夜間の見守りなどです。障害者グループホームの利用者さんのなかには日中就労する方もいるため、出勤前に身だしなみのチェックを行うこともあります。
障害者グループホームの夜勤については、「障害者グループホームの夜勤は楽?仕事内容やスケジュールを解説!」の記事で解説しているので参考にしてみてください。

まとめ

グループホームの夜勤をきついと感じるかどうかは、職場環境や働く人の価値観によって異なります。なかには、1人で夜勤を行うことや利用者さんに合わせた柔軟な対応が必要なことなどを大変に感じる人もいるかもしれません。

「グループホームでの夜勤がきつい…」と感じたときは、上司や先輩職員に悩みを相談してみましょう。緊急時の対応が不安な場合、事前にマニュアルなどで対応方法を確認し、万が一の事態に備えておくことが大切です。また、知識不足や経験不足から夜勤の不安を感じる場合は、研修に参加して介護や認知症ケアについて積極的に学ぶと、悩みが軽減される可能性があります。

「グループホームで夜勤をしてみたいけど、自分にできるか不安…」「今より良い環境の職場はある?」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護業界に特化した就職・転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーがあなたが抱えている夜勤への不安や悩みを丁寧にヒアリングして、働きやすい職場の求人をご紹介します。
給与や勤務形態だけでなく、職場の雰囲気や人間関係などのリアルな情報も提供できるので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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