
この記事のまとめ
- グループホームとは、認知症の方が支援を受けながら生活する入居型の施設
- グループホームへの転職で、料理ができないことをに心配し過ぎる必要はない
- グループホームは、入居者さまと密に関わりたい人に向いている職場
「グループホームで働きたいけど料理ができないから不安…」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。グループホームでは料理のサポートをすることがありますが、、入居者さまが主体となって生活するのが基本なので、不安になり過ぎなくても大丈夫です。この記事では、グループホームの職員に料理のスキルが必要なのかに触れています。施設の特徴や働くメリット、向いている人も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
グループホームとは?簡単に解説します!入居条件や費用、メリット、選び方目次
グループホームとは
グループホームとは、認知症を患う高齢者の方が、介護職員の支援を受けながら共同生活を営む入居型の施設です。施設と同じ市区町村に住民票がある65歳以上の認知症の高齢者(要支援2以上)の方を、主な入居対象としています。
施設の特徴
厚生労働省の「認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム)(p.3)」によると、グループホームは5~9名のユニットで生活する住居です。1つの施設につき原則3ユニット以下と決まっているので、入居者数は最大27人となります。
原則として状態が安定した人を対象としており、医師や看護師の配置義務はありません。そのため、医療体制が充分でない施設では、医療の必要性が高くなると退去しなければならない場合があります。
出典
厚生労働省「第218回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料」(2025年7月22日)
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入居者さまの特徴
認知症を患う方は、新しいことを記憶したり整理したりするのが難しい傾向があり、生活環境の変化で症状が悪化してしまうケースもあります。グループホームは少人数で構成されているので、周りと親密な関係を築くことができ、心身ともに安定した生活を送りやすい環境です。
また、グループホームでは入居者さまが家事を行い、できないところを介護職員がサポートするのが基本的な方針。入居者さまがご自身で、料理や洗濯といった家事を行うことによって、認知症の進行を遅らせる効果が期待できます。
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グループホームの職員は料理ができないとだめ?
グループホームの介護職員の主な仕事内容は、料理や洗濯、掃除といった家事全般のサポートや身体介護です。「料理ができないけどグループホームで働ける?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
以下では、グループホームで働く介護職員に料理のスキルは必要なのかを含め、仕事内容をご紹介します。
グループホームの介護職員は家事全般をこなす
グループホームの介護職員の主な仕事内容は、料理や洗濯、掃除といった家事の援助です。入居者さまは、日常的な行動の手順や何をしているのかを忘れてしまうことがあります。安全に過ごしてもらうためには、熱いお湯や包丁を使うときなどは、近くで見守ることが大切です。
グループホームの職員は、食事や入浴、トイレの介助を行ったり、買い物や通院に付き添ったりすることもあります。また、夜勤帯の仕事内容は、入居者さまの居室を巡回して健康状態をチェックしたり、コール対応をしたりすることです。
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施設によっては料理ができなくても大丈夫
グループホームの介護職員は入居者さまができないことをサポートするのが基本です。入居者さまが主体となって料理をする施設の場合は、「料理ができない」と不安になり過ぎなくても大丈夫といえます。
また、専属の調理スタッフがいるグループホームや、献立と材料が届き手順どおりに作るだけというグループホームもあるようです。料理に関して不安がある方は、求められるスキルや業務範囲を事前に確認しておくと良いでしょう。
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グループホームで働くメリット
グループホームで働く良さには、どのようなことがあるでしょうか?下記では、グループホームで働くメリットを3つ紹介します。
認知症ケアのスキルが身につく
グループホームは認知症を患う方が対象の施設なので、働くうちに認知症に関する知識やコミュニケーション方法を身につけられるでしょう。高齢化の進行に伴い、介護現場における認知症ケアの必要性は以前に増して重視されています。そのため、将来ほかの施設に転職する場合も、認知症ケアのスキルが強みになるはずです。
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入居者さまと親密に関われる
グループホームは、入居者さまが自宅と同じように生活を送ることをコンセプトとしているため、家庭的で親密な関係性を築きやすい環境です。流れ作業で介護をこなす雰囲気はなく、一人ひとりにじっくりと向き合う時間が持てるでしょう。
身体的な負担が少ない
グループホームは、自分でできることは入居者さまがご自身で行う方針なので、料理や掃除といった家事の支援中心に、できない部分のお手伝いをします。そのため、特養などと比べて身体的な介護を行う割合は少なめなのが特徴です。
トイレ介助・オムツ交換や移乗介助などはありますが、そもそも施設の定員数が少ないため、身体介護の負担は比較的少ないでしょう。施設によって仕事内容や負担は異なりますが、体力的に自信がなくても、グループホームなら無理なく働ける可能性があります。
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グループホームに向いている人
認知症の方とのコミュニケーションに抵抗がない人や、一人ひとりと密に関わりたい人は、グループホームの仕事に向いています。グループホームの介護職員は、すぐに入居者さまの手助けをせず、そっと見守ることも大切です。ものごとを注意深く観察する力があると、業務に活かせるでしょう。
また、料理や掃除といった家事が得意な方はスキルを活かせる場合があります。グループホームは、ほかの施設と比べて1日のスケジュールが細かく決まっていません。細かくマニュアル化されていない業務が多い傾向があるので、自分で考えながら介護をしたい人や、ある程度自由な環境で入居者さまと関わりたいという人にも向いている仕事です。
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グループホームの仕事に関するよくある質問
ここでは、グループホームの仕事に関するよくある質問に回答します。「グループホームってどんな仕事をするの?」と興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
グループホームでは料理ができないと働けないの?
料理ができなくてもグループホームで働けます。グループホームの職員はあくまで入居者さまのサポートがメインなので、料理ができないことを不安に思い過ぎることはありません。施設によっては、調理スタッフがいることもあるので、料理が苦手な方は事前に施設に確認してみると良いでしょう。
この記事の「グループホームの職員は料理ができないとだめ?」でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
グループホームの仕事ってきついの?
認知症を患う入居者さまは、不安から感情が不安定になることもあるため、認知症について理解するまでは大変に感じることがあるかもしれません。また、入居者さまの人数が少ないグループホームは、大規模な施設より職員数も少なく、関係が密になり過ぎることでトラブルにつながることもあるようです。入居者さまの対応や関係性がうまくいかないときは、先輩や上司に相談すると、きついという気持ちを抱え込まずに済むでしょう。
「グループホームの仕事はきついの?やりがいや大変なときの対処法を解説!」の記事では、グループホームの仕事内容や大変なことを解説しています。
まとめ
グループホームは、認知症を患う方が共同生活を営む入居型の施設です。認知症を患う方は、新しいことを記憶したり整理したりするのが難しく、生活環境の変化で症状が悪化してしまうケースも。グループホームは少人数で生活をするので、周りと親密な関係を築くことができ、心身ともに安定した生活を送れる傾向があります。
また、入居者さまが主体となって生活をするのが基本のため、料理のスキルは必須ではありません。グループホームによっては、専属の調理スタッフがいるところもあります。そのため、自分の適性に合ったグループホームを探すことが大切です。
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執筆者

「レバウェル介護」編集部
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介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点



