介護職のスキルアップに必要な資格や研修とは?キホンから応用までご紹介

介護の資格 2021年5月12日
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ノートパソコンと本に囲まれノートに書く作業をする女性の画像

介護職としてスキルアップすれば、利用者さんのニーズへ的確に応えられるようになります。介護職がスキルアップするには、どのような方法が効果的なのでしょうか?

このコラムでは、介護職がこれまで以上にスキルを磨くポイントをご紹介。介護に関する資格の種類や、資格以外にスキルアップする方法に触れています。スキルアップすることで実現できるメリットもまとめているので、ぜひご一読ください。

目次

介護職のスキルアップに必要な資格や研修

介護職がスキルアップするには、介護職員初任者研修や介護福祉士、ケアマネージャーなどの資格を取得するのが有効的です。下記では、それぞれの資格における特徴をご紹介します。

介護職員初任者研修

無資格からスキルアップを目指すなら、介護職員初任者研修の取得がおすすめです。介護職員初任者研修では、介護に関する基礎的な知識や技術を身につけられます。

必要な要件はなく、130時間のカリキュラム終了後に行われる試験に合格すれば資格取得が可能です。修了試験はカリキュラムの内容を確認する程度なので、きちんと受講していれば合格を目指せるでしょう。

なお、介護職員初任者研修を取得すれば、訪問介護での身体介護に取り組めるようになります。

実務者研修

実務者研修は、介護職員初任者研修の上位資格で、より実践的な介護知識を習得できます。初任者研修と同様に無資格でも取得できますが、介護知識がある前提の内容となっているので注意しましょう。

実務者研修は、たん吸引と経管栄養の基礎を学習できることが強みです。実務者研修を取得すれば、介護福祉士を目指せるようになるため、さらなるスキルアップが図れます。

介護福祉士

介護業界唯一の国家資格である介護福祉士は、医療的ケアの知識を得られるのが強みです。介護福祉士を取得するには、養成施設ルート・福祉系高校ルート・実務経験ルートのいずれかの方法があります。実務経験ルートでは、実務経験3年以上と実務者研修の資格が必要です。

要件を満たして「介護福祉士国家試験」に合格すると、資格取得ができます。なお、令和3年の介護福祉士国家試験の合格率は71.0%です。試験の傾向を掴み、対策の時間を確保すれば、取得を目指せるでしょう。

ケアマネージャー

ケアマネージャーは、ケアプランの立案や相談業務、各種手続きの代行などの役割を果たす職種です。ケアマネージャーになるには、該当の国家資格を取得したうえで実務を5年以上経験し、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格する必要があります。令和2年の合格率は17.7%と、難易度は比較的高めです。

試験の合格後は実務研修を受け、介護支援専門員名簿への登録をし、介護支援専門員証が交付されると、晴れてケアマネージャーとして活躍できます。

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目的別にスキルアップを目指せる資格

一般的な介護資格以外にも、目的別にスキルアップを目指せる資格があります。下記では、介護事務・ガイドヘルパー・介護予防運動指導員・レクリエーション介護士に焦点を当てて解説するので、ぜひ参考にしてください。

介護事務

介護事務は、介護施設の事務を円滑に進めるための資格です。介護事務の資格には、介護事務管理士・ケアクラーク・介護事務実務士などの種類があります。運営団体は異なりますが、学習内容に大きな違いはないため、通いやすいスクールから選択しても問題ありません。受講資格はなく、短期間の学習で合格を目指しやすいので、事務のスキルを磨きたい人に向いています。

ガイドヘルパー

ガイドヘルパーは、ハンデのある人の手助けをする職種です。ガイドヘルパーの資格は、視覚障がい者・全身性障がい者・知的および精神障害の3つに分かれています。誰でも受講ができ、カリキュラムを修了すると資格取得が可能です。分野によっては実務研修や介護福祉士の資格を有していると、一部カリキュラムが免除される場合もあります。

介護予防運動指導員

介護予防運動指導員は、高齢者が要支援・要介護者にならないように、トレーニングを指導します介護予防運動指導員を受講するには、介護福祉士や実務者研修の資格、または介護職員初任者研修を修了して実務経験が2年以上あることが必要です。なお、資格の更新は3年ごとに必要なので注意しましょう。

レクリエーション介護士

レクリエーション介護士は、レクリエーション提供の基礎から応用までを学習できる資格です。カリキュラムを修了すると、高齢者に寄り添えるコミュニケーション能力・レクリエーションの企画力・実行力を身につけられます。資格を取得するには、通信・通学・団体研修の3つの方法を選択可能です。レクリエーションに苦手意識のある人も、楽しい時間を提供できるようになります。

資格取得以外でスキルアップする方法

介護職のスキルアップは、資格を取得することだけではありません。コミュニケーション能力や状況判断能力に磨きをかければ、介護業務に役立てることが可能です。資格以外でスキルアップすべきポイントを掴んでおきましょう。

コミュニケーション能力に磨きをかける

介護現場では、利用者さんとの密なコミュニケーションが欠かせません。積極的に交流を深めれば、利用者さんの特性や求めていることに気づけるようになります相手のニーズに合わせた対応を重ねていくと、コミュニケーション能力に磨きをかけられるはずです。

福祉や医療分野の知識を深める

身体介護や生活援助、医療的ケアなど、介護の仕事には幅広い知識が必要です。たとえば福祉用具の使い方や車椅子のサポートというように、自分が普段携わらない分野でも、将来的に知識を役立てられる場面がありますより専門的な知識を身につければ、応用につなげられるでしょう。

周囲を観察して状況を理解する

介護現場では、状況に応じて適切な判断が求められます。マニュアルどおりではいかないこともあるため、現段階で何をするのが最善なのかを見極める能力の向上が必要です。周囲の動きや利用者さんの状況を常に観察し、手厚いケアの提供に努めましょう。

介護職がスキルアップするメリット

介護職としてスキルアップすれば、待遇面や信頼度の向上につながります。スキルアップする具体的なメリットは、以下のとおりです。

給与や待遇が良くなる

スキルアップとして資格取得を実現すれば、給与や待遇が良くなる場合も。厚生労働省の調査によると、令和2年度における介護職の平均給与額は、以下のようになっています。

  • 保有資格なし: 27万5,920円
  • 保有資格あり: 31万8,150円

介護資格を取得して活躍すれば、収入アップも実現できるでしょう。

活躍の場が広がる

無資格・未経験を歓迎しているところもありますが、介護資格を取得すれば応募できる求人の幅が広がります。求人の幅が広がれば、より良い条件の職場を追求できるでしょう。上位資格になるほど携われる業務範囲も拡大するため、介護業界でさらなる専門性を上げられます。

「働きながらスキルアップを目指したい」「より良い待遇の職場へ転職したい」と考えている方は、転職エージェントの利用がおすすめです。きらケアでは、介護業界に特化した求人を多数扱っています。職員の成長をサポートしているところや、資格取得支援制度を導入している施設など、スキルアップが実現できる求人を提案可能です。

あなたの希望に寄り添って適切な求人をご紹介するので、ミスマッチを防げます。まずはお気軽に問い合わせください。

まとめ

介護職がスキルアップするには、介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士といった介護資格の取得がおすすめです。段階を踏めば、介護に関する基礎から医療的ケアまで幅広い知識が身につけられます。

また、介護職は資格以外にも、コミュニケーション能力や介護知識、状況判断能力などの向上が重要です。知識や技術だけでなく、利用者さんの心身状態やニーズに沿った最適なサービス提供を心がけましょう。転職先でスキルアップを実現したい方は、介護業界に特化したきらケアへご相談ください。

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