
この記事のまとめ
- ケアマネ試験に1回で合格する人は、受験者の半数ほどいるとみられる
- ケアマネ試験に1回で合格するには、本番の半年以上前に勉強を始めると良い
- ケアマネ試験に1回で合格するコツは、毎日勉強する習慣をつけること
「ケアマネ試験に1回で合格する人はいるの?」と悩む方もいるのではないでしょうか。ケアマネ試験は難易度が高い試験ですが、効果的な対策を取ることで、1回で合格できる確率を上げられます。この記事では、ケアマネ試験に1回で合格する人の割合や、おすすめの勉強法をご紹介。勉強のコツや試験対策を始める時期についても解説するので、参考にしてみてください。
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ケアマネ試験の合格率
ケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)の合格率はどれくらいなのでしょうか。
厚生労働省の「第27回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」によると、2024年に実施されたケアマネ試験の合格率は、32.1%でした。
以下に、2020年度(令和2年度)から2024年度(令和6年度)までのケアマネ試験の合格率をまとめたので、ご覧ください。
| 実施回・年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
| 第23回(2020年度) | 46,415人 | 8,200人 | 17.7% |
| 第24回(2021年度) | 54,290人 | 12,662人 | 23.3% |
| 第25回(2022年度) | 54,406人 | 10,328人 | 19.0% |
| 第26回(20235年度) | 56,494人 | 11,844人 | 21.0% |
| 第27回(2024年度) | 53,699人 | 17,228人 | 32.1% |
参照:厚生労働省「第27回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」
実施年度により差はありますが、ケアマネ試験の合格率は20~30%前後で推移しており、難易度は高いと考えられます。
出典
厚生労働省「第27回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」(2025年10月21日)
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ケアマネ試験に1回で合格する人は何人いる?
合格率の低いケアマネ試験ですが、1回で合格する人はどのくらいいるのでしょうか。
レバウェル介護(旧 きらケア)が、ケアマネジャーの資格を保有する方に対して実施した調査では、以下の結果となりました。なお、回答人数は42人と少ないため、参考程度にご覧ください。
| 合格までに受験した回数 | 人数 | 割合(小数点第2位以下四捨五入) |
| 1回 | 23人 | 54.8% |
| 2回 | 6人 | 14.3% |
| 3回 | 11人 | 26.2% |
| 4回以上 | 2人 | 4.8% |
調査時期:2023年11月(回答人数42人)
上記によると、ケアマネ試験に合格した人のうち、1回で合格した人は約半数でした。合格者のなかでも、受験回数は人によって異なることが分かります。
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ケアマネ試験の問題内容
ケアマネ試験で出題されるのは、「介護支援分野(25問)」と「保健医療福祉サービス分野(35問)」です。
介護支援分野では、介護保険制度や居宅・施設サービス計画の基礎知識についての出題があります。保健医療福祉サービス分野で出題されるのは、保健医療サービスや福祉サービスなどに関する知識です。
ケアマネ試験はマークシートによる五肢複択となっています。五肢複択とは、設問ごとに、5つの選択肢の中から正解を複数選ぶ形式です。
ケアマネ試験に1回で合格するためにおすすめの勉強法
ケアマネ試験は年に1回しか実施されず受験料もかかるため、1回で合格したいと考える方が多いでしょう。では、ケアマネ試験に1回で合格するには、どのような勉強法を実施するのが良いのでしょうか。
ケアマネジャーの資格を保有する方に対してレバウェル介護(旧 きらケア)が実施した調査によると、ケアマネ試験の受験者が実践した勉強法は、以下のとおりです。
| 実施した勉強法 | 人数 | 割合(小数点第2位以下四捨五入) |
| 過去問を解く | 39人 | 92.9% |
| 参考書を読む | 36人 | 85.7% |
| 問題集を解く | 34人 | 81.0% |
| 模試を受ける | 14人 | 33.3% |
| スクールの講義を受ける | 12人 | 28.6% |
| 過去に取得した人に話を聞く | 9人 | 21.4% |
| 試験対策アプリを使う | 8人 | 19.0% |
| 試験対策の動画を見る | 7人 | 16.7% |
| 受験する仲間と勉強会を開く | 6人 | 14.3% |
調査時期:2023年11月(回答人数42人、複数回答可)
ケアマネ試験の対策には、過去問や参考書を活用する方が多いようです。また、模試を受ける方やスクールの講義を受ける方などもみられます。一つの勉強方法だけでなく、複数の勉強方法を活用したほうが合格を目指しやすいでしょう。
それぞれの勉強法について、以下で解説します。
過去問を解く
資格の勉強として多くの人が行うのが、「過去問を解くこと」でしょう。ケアマネ試験の勉強では、過去問を繰り返し解くことで、試験の出題傾向や重要なポイントをつかめます。
出題回数の多いテーマもあるので、本試験を意識して活用しましょう。解説の多い過去問の問題集を選べば、試験に対する理解度を上げられます。また、過去問を解くと、実際の試験問題に慣れることもできるでしょう。
参考書や問題集を使って勉強する
過去問を解くだけでは、出題される内容を理解するのは難しい場合があるため、参考書や問題集も活用するのがおすすめです。参考書や問題集は、科目ごとに見出しが分かれているものが多いので、得意分野と苦手分野を把握して苦手分野を克服するのに役立ちます。
また、ケアマネ試験は出題範囲が広いため、参考書を繰り返し読むことで、まんべんなく知識を身につけられるでしょう。
模試形式で問題を解いてみる
ケアマネ試験の対策として、模試形式で問題を解いてみる勉強法もあります。過去問や予想問題を用意し、本番と同じ時間を設定して解いてみましょう。
模試形式で行うことで、問題を解くときの時間の使い方や、分からない問題を一旦飛ばすかどうかの判断などが身につきます。本番のような状況をつくると、緊張感やプレッシャーを疑似体験でき、試験に対する不安を解消できるかもしれません。
スクールや通信講座を活用する
ケアマネ試験の対策に、スクールや通信講座を活用し、集中して勉強するのも一つの手です。出題傾向や要点を押さえた講座を受けられるので、効率良く学習を進められます。
講師に直接質問して疑問をすぐに解消できるのが、スクールを利用するメリットです。共通の目標を持つ生徒と同じ空間で勉強するので、モチベーションを維持しやすいという強みもあります。講座を受講する際は、自身のライフスタイルに合わせて、通学か通信かを選択しましょう。
「働きながらケアマネ試験に1回で合格したい」「仕事が忙しすぎてケアマネ試験の勉強ができない…」という方には、レバウェル介護(旧 きらケア)がおすすめです。レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護業界を専門とする転職エージェント。資格取得支援を行っている施設・事業所の求人も多数取り扱っています。
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ケアマネ試験に1回で合格するには、勉強を試験本番のどれくらい前から始めるのが良いのでしょうか。
ケアマネジャーの資格を保有する方に対してレバウェル介護(旧 きらケア)が実施した調査によると、「ケアマネ試験対策の勉強をいつから開始したか」という質問への回答結果は以下のとおりです。
| ケアマネ試験対策を始めた時期 | 人数 |
| 試験の1~2年前 | 6人 |
| 試験の6ヶ月~1年前 | 17人 |
| 試験の3ヶ月~6ヶ月前 | 15人 |
| 試験の3ヶ月前以降 | 4人 |
調査時期:2023年11月(回答人数42人)
調査では、ケアマネ試験の半年~1年前に対策を始めた人が一番多い結果でした。
ケアマネ試験を受ける際は、働きながら勉強を進める人が多いでしょう。勉強をあまりできない日があることを考慮し、半年以上前から試験勉強を始めると時間を確保できます。
ケアマネ試験は例年10月ごろに行われるため、4月ごろまでに学習を開始すると良いでしょう。勉強を始める時期が遅れた場合、休みの日にまとめて時間を取るなど調整して、勉強のペースを保つことが大切です。
また、毎日勉強する習慣をつけることも、試験勉強において重要なポイントといえます。自分の仕事や生活のペースに合わせて、無理なく実行できる学習計画を立てましょう。
ケアマネ試験に1回で合格するための勉強のコツ
ケアマネ試験に1回で合格するためには、勉強の進め方にもコツがあります。どのような点に気をつけながら勉強すれば良いのか、チェックしてみましょう。
試験までのスケジュールに余裕を持たせる
前述のとおり、試験勉強はケアマネ試験の半年以上前から始めるのがおすすめです。それ以降になると試験対策が間に合わない可能性があるため、試験までのスケジュールは余裕を持って立てしましょう。
「〇ヶ月で対策完了」などと謳っている参考書もありますが、それ以上の勉強期間を設定することで、無理なく勉強を進められます。
毎日のスキマ時間でコツコツ勉強する
毎日少しずつ勉強するのが、ケアマネ試験合格への近道です。レバウェル介護(旧 きらケア)がケアマネジャーの資格を保有する方に実施した調査によると、「ケアマネ試験対策の学習スタイルとして近いものは?」という質問に対する回答は、以下のとおりでした。
| 学習スタイル | 人数 |
| 毎日のスキマ時間でコツコツ勉強した | 21人 |
| 休日・勤務日問わず時間を見つけて勉強した | 11人 |
| 休みの日にまとまった時間を取って勉強した | 8人 |
| あまり時間が取れず、試験直前に知識を詰め込んだ | 2人 |
調査時期:2023年11月(回答人数42人)
毎日のスキマ時間でコツコツ勉強した方や、仕事の日も勉強した方が多いようです。毎日少しでも勉強時間を確保することで、知識が定着しやすくなるでしょう。
ケアマネ試験は範囲が広いので、休みの日や試験直前にまとめて勉強すると、対策が間に合わないことも考えられます。そのため、スキマ時間を見つけてテキストを開くのが学習のコツです。
分野別の合格ラインを意識して勉強する
ケアマネ試験の合格基準は、「介護支援分野」「保健医療福祉サービス分野」それぞれで70%ほど正答することです。合格点に満たない分野がある場合は不合格となってしまうので、苦手な分野も確実に点を取れるよう対策しましょう。
まずは問題を解き、自分が分かること・分からないことを明確にすることが大切です。苦手分野が分かったら、合格ラインである正答率70%を超えるのを目標に対策を進めましょう。
正答率70%相当の合格点は、「介護支援分野」で18点、「保健医療福祉サービス分野」で25点です。ただし、ケアマネ試験の具体的な合格点は、問題の難易度によって補正されます。合格点が70%より高い年もあるので、少し多めに得点するのが理想です。
なお、2024年度のケアマネ試験の合格点は、「介護支援分野」が18点、「保健医療福祉サービス分野」が25点でした。
出典
東京都福祉局「令和6年度(第27回)東京都介護支援専門員実務研修受講試験に係る正答番号及び合格基準の公表について(2 合格基準)」(2025年10月21日)
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問題を解くときの時間配分を意識する
ケアマネ試験の勉強を行うときは、問題を解く時間配分も意識しましょう。ケアマネ試験は120分で全60問を解く必要があります。見直しの時間も考えると、1問当たり平均1分30秒程度で解くのがベストです。
しかし、すぐに解ける問題と、熟考しないと解けない問題があるでしょう。時間がかかりそうな問題は一旦飛ばして、解ける問題から解答していくことも必要になります。
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ケアマネ試験についてよくある質問
ここでは、ケアマネ試験についてよくある質問を紹介します。ケアマネ試験に1回で合格したい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
ケアマネ試験の合格率はなぜ低いのですか?
ケアマネ試験の合格率が低い理由としては、試験自体の難易度が高いことや、勉強時間を確保するのが難しいことなどが考えられます。
ケアマネ試験を受けるには、特定の国家資格等に基づく業務または、相談援助業務の実務経験が問われます。そのため、看護師や介護福祉士、社会福祉士として働きながら試験に臨む方が多く、十分に勉強ができないまま本番を迎えてしまう場合もあるのかもしれません。また、試験で問われる専門知識を理解するのが難しく、「勉強しても克服できない苦手科目がある」という方もいます。
ケアマネ試験の難易度が気になる方は、「ケアマネ試験の合格率はなぜ低い?対策のポイント落ちたときの対処法を解説」の記事もご参照ください。
ケアマネ試験に受かる気がしないです…
ケアマネ試験に合格するには、各分野で得点できるように対策したり、問題を解くときの時間配分を意識したりなどの勉強法が有効です。やみくもに参考書を読んだり過去問を解いたりするのではなく、効率の良い進め方で試験勉強を行うと良いでしょう。
ケアマネ試験に合格するためのポイントが知りたい方は、この記事の「ケアマネ試験に1回で合格するための勉強のコツ」も参考にしてみてください。
まとめ
ケアマネ試験に1回で合格する人は、受験者の半数程度いるようです(レバウェル介護(旧 きらケア)調べ)。ケアマネ試験に合格するには、試験の半年以上前から、毎日コツコツ勉強するのが良いでしょう。出題される2つの分野で合格基準を満たせるように、苦手分野を重点的に勉強したり、問題を解くときの時間配分を意識したりするのがコツです。
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「レバウェル介護」編集部
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介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点


