ケアマネ試験の合格点は?2025年まで一覧で紹介!難易度や勉強法も解説

介護の資格 2026年2月27日
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この記事のまとめ

ケアマネ試験に向けて勉強中の方は、合格点が気になるのではないでしょうか?ケアマネ試験の合格点は年によって異なり、合格基準は各分野で70%以上得点することです。この記事では、2025年度を含むこれまでのケアマネ試験の合格点を一覧でご紹介します。合格基準や難易度もまとめました。ケアマネ試験の合格率が低い理由や勉強法も解説するので、ケアマネジャーを目指している方は参考にしてみてください。

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目次

2025年度(第28回)ケアマネ試験の合格点

東京都福祉局の「令和7年度(第28回)東京都介護支援専門員実務研修受講試験に係る正答番号及び合格基準の公表について」によると、2025年に行われた第28回介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)の問題数と合格点は以下のとおりです。

分野問題数合格点
介護支援分野25問18点
保健医療福祉サービス分野35問25点

参考:東京都福祉局「令和7年度(第28回)東京都介護支援専門員実務研修受講試験に係る正答番号及び合格基準の公表について」

2025年のケアマネ試験の合格点は、介護支援分野が25点中18点、保健医療福祉サービス分野が35点中25点でした。配点は1問1点です。なお、ケアマネ試験の合格点は年によって異なります。

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ケアマネ試験の合格基準

ケアマネ試験の合格点は、分野ごとの正答率70%を基準とし、その年の問題の難易度に応じて補正されます。介護支援分野と保健医療福祉サービス分野の両方で得点する必要があることと、受験年によって合格基準点が異なることが特徴です。

介護支援分野で25点中18点、保健医療福祉サービス分野で35点中25点取れば、正答率7割を超えるので、ケアマネ試験の合格点の目安の一つにすると良いでしょう。

ケアマネ試験の過去8年の合格点の推移

「ケアマネ試験の合格点は何点の年が多いの?」と気になる方もいるのではないでしょうか?
東京都福祉局の「東京都介護支援専門員実務研修受講試験正答番号及び合格基準」をもとに、2018年度(第21回)から2025年度(第28回)まで過去8年間におけるケアマネ試験の合格点を以下にまとめました。なお、総得点はいずれも介護支援分野25点、保健医療福祉サービス分野35点です。

実施回(実施年度)介護支援分野保健医療福祉サービス分野
第28回(2025年度)18点25点
第27回(2024年度)18点25点
第26回(2023年度)17点24点
第25回(2022年度)18点26点
第24回(2021年度)14点25点
第23回(2020年度)13点22点
第22回(2019年度)16点25点
第21回(2018年度)13点22点

参考:東京都福祉局「東京都介護支援専門員実務研修受講試験正答番号及び合格基準」

過去8年間のケアマネ試験の合格点を振り返ると、介護支援分野は13~18点、保健医療福祉サービス分野は22~26点の範囲で推移していることが分かります。また、直近の2025年度と2024年度の合格点は同じで、合格基準である7割程度が合格点でした。

70%以上の得点が必要だった年もあるため、心配な方は介護支援分野で19点以上、保健医療福祉サービス分野で27点以上正答できるように試験対策を進めると良いかもしれません

ケアマネ試験の難易度

厚生労働省の「第28回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」によると、2025年度のケアマネ試験の受験者数は5万601人でした。このうち合格者数は1万2,961人で、合格率は25.6%となっています。
また、2024年度のケアマネ試験の合格率は32.1%、2023年度は21.0%でした。

近年のケアマネ試験の合格率は20%前後で推移しています。つまり、ケアマネ試験の合格者は10人中2人前後で、難易度は高いようです

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ケアマネジャー(介護支援専門員)とは

ケアマネジャーとは、介護保険サービスの利用者さんが適切な支援を受けられるようケアプランを作成したり、自治体や福祉サービス事業者との連絡や調整を行ったりする職種です。正式名称は「介護支援専門員」で、「ケアマネ」と呼ばれることもあります。
ケアマネジャーとして仕事をするには、介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)への合格と研修の受講が必要です。

ケアマネジャーは、利用者さんの日常生活の状況を把握し、介護サービスなどを活用しながら自立した生活を送れるようなケアプランを作成。定期的に利用者さんのもとを訪問し、適切なケアが受けられているのか確認して、適宜ケアプランを変更します。利用者さんとの面談や介護保険の給付管理なども仕事内容です。

なお、居宅介護支援事業所に勤務するケアマネジャーは「居宅ケアマネ」と呼ばれ、入居型の介護施設に勤務するケアマネジャーは「施設ケアマネ」と呼ばれます。また、「地域包括支援センター」もケアマネジャーの職場の一つです。

ケアマネジャーの仕事については、「ケアマネジャーの仕事内容をわかりやすく解説!施設と居宅の業務の違いは?」の記事をご一読ください。

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ケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)の概要

ケアマネ試験の正式名称は「介護支援専門員実務研修受講試験」で、都道府県が実施主体です。下記に、ケアマネ試験の概要をまとめました。

受験資格

ケアマネ試験の受験資格は、「指定された業務に5年以上かつ900日以上従事している」というもの。指定された業務とは、「介護福祉士や社会福祉士など、特定の国家資格等に基づく対人援助業務」または「相談援助業務」です。

実務経験の日数は試験前日までが対象なので、試験を申し込むときに規定日数に達していなくても、実務経験見込証明書を提出すれば受験を申し込めます。

ケアマネ試験の詳しい受験要件を確認したい方は、「ケアマネジャーになるには?介護支援専門員の受験資格や試験の難易度を解説」を参考にしてみてください。

問題数

介護保険制度の基礎知識や要介護認定の基礎知識といった「介護支援分野」から25問、保健医療サービスの知識や基礎、福祉サービスの知識といった「保健医療福祉サービス分野」から35問、計60問が出題されます。前述したように、配点は1問につき1点です。

解答方式

ケアマネ試験は基本的にマークシート方式で、五肢複択で解答します。五肢複択とは、1つの問題に5つの選択肢があり、そのなかから適切なものを複数選ぶ解答方法です。
正解の選択肢は1つだけとは限らず、正しい解答をすべて選ばなければならないため、正答する難易度は高いでしょう。

試験時間

試験時間は全国共通で120分です。ただし、点字受験者の場合は1.5倍の180分、弱視等受験者の場合は1.3倍の156分となります。

試験会場

ケアマネ試験は各都道府県で実施されており、基本的に勤務地のある都道府県の会場で受験します。ただし、申し込み時点で受験資格の対象となる仕事に就いていない場合は、住んでいる都道府県の会場での受験です。
ケアマネ試験の受験申し込み期間は地域によって異なるので、取得を目指す方は前もって情報を確認しておきましょう

ケアマネ試験の合格率はなぜ低い?

前述のとおり、ケアマネ試験の合格率は例年20%前後と低い合格率で推移しています。ケアマネ試験の合格率はなぜ低いのか、その理由をまとめました。

質の高いケアマネが求められているから

ケアマネ試験の合格率が低い理由の一つに、質の高いケアマネジャーが求められるようになった結果、試験が厳格化していることが挙げられます

以前は、介護福祉士や医師、看護師など特定の資格を持つ受験者には試験科目の免除制度がありました。保有資格によって解答数が少なくなるため、該当者は学習範囲が狭く、試験対策がしやすかった面があります。しかし、現在は免除制度が廃止されたため、受験者は一律全科目の学習が必須となりました。

また、特定の職種の実務経験だけでは身につきにくい、介護保険制度や福祉に関する専門的な知識が求められることも、合格率が低い理由の一つといえるかもしれません。

働きながら勉強を進めるのが難しいから

ケアマネ試験は受験資格として実務経験が問われるため、介護福祉士などとして働きながら試験勉強に励む方も多いでしょう。
しかし、仕事終わりに勉強時間を確保するのは容易ではありません。仕事が休みの日も勉強に時間を割かなければ、試験で合格点を満たすのは難しいといえます。十分な勉強時間が取れないまま試験当日を迎えてしまい、不合格となってしまう人も一定数いるようです

法改正があると知識の覚え直しが必要だから

ケアマネ試験の問題に深く関わる介護保険法は、介護保険制度が改正されるタイミングで変更されることがあります。そのため、勉強を始めてから受験までの間に法改正があった場合、身につけた知識を覚え直さなければならないことも、試験対策のハードルを上げているようです

介護保険制度の改正は基本的に3年ごとに行われるため、法改正が心配な方は、法改正があった年から勉強を始めて1~2年の間に受験すると良いでしょう。

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ケアマネ試験で合格点を狙う勉強法

ケアマネ試験は五肢択一方式のため、合格するには正確な知識が必要となります。以下の項目では、ケアマネ試験で合格点を取るためのおすすめの勉強法を紹介するので、自分に合った勉強法を見つける参考にしてみてください。

過去問題を繰り返し解く

ケアマネ試験の対策を独学で行う場合、過去問題を繰り返し解くと良いでしょう。過去問は、市販のテキストのほか、都道府県の試験公式サイトなどで公開されていることも。実際の問題を何度も解くことによって、試験の傾向や自分の苦手分野が分かり対策できます。

過去問を活用した独学であれば、いつでも空いた時間に勉強できるメリットがあります。ただし、試験内容が変更・改訂される場合があることに注意しましょう。試験の最新情報を随時確認し、テキストを使う際は新しいものを選ぶことが重要です。

通信講座を受講する

ケアマネ試験は出題範囲が広いため、独学で勉強するのは難しいと感じる方もいるのではないでしょうか?「テキストでの独学だけでは不安…」という方は、通信講座を利用するのも一つの選択肢です

通信講座であれば、合格点を取得するためのポイントを絞った効果的な学習が望めます。テキストを使い、合格のためのスケジュールに沿って勉強することが可能です。また、本番と同じような模擬試験を受けられる場合もあり、試験本番への対策ができます。
デメリットは、市販のテキストに比べて費用がかかる点です。通信講座を利用する際は、複数のスクールの内容を比較検討したうえで、受講先を決めると良いでしょう。

講習会に参加する

自己学習が苦手な方や、短期間で合格点に近づきたい方は、講習会に参加すると良いでしょう。ケアマネ試験のための講習会は、多くのスクールで開講されています。
スクールによって授業日数や内容は異なり、自分の苦手な科目だけ受講できるところや、無料勉強会を開いているところもあるようです。いくつか比較してみて、自分に合った講座を受講しましょう。

試験範囲の専門用語を理解する

ケアマネ試験は使用される専門用語の数が多いため、問題の意味が理解できるよう分からない単語をなくして勉強することが大切です。法律や介護保険制度に関する専門用語は分かりにくいものもあるので、しっかり時間を取って基礎から学習しましょう。

分野ごとの正答率を意識する

前述のとおり、ケアマネ試験で合格点に達するには各分野で70%ほど正答しなければならないので、分野により得点数にばらつきが出ないように勉強を進めましょう。合格点を目指すには、苦手分野を残さず克服することが大切です。

時事問題の対策もしておく

ケアマネ試験では時事問題が出題されることもあるため、普段から介護保険制度や法改正の情報、介護に関するニュースをチェックするようにしましょう。過去には、介護保険法改正や感染症予防に関する問題などが出題されています。

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ケアマネ試験でスムーズに解答するコツ

ケアマネ試験で合格点を取るには、「出題されやすい問題をまとめておく」「解答する流れやペースを決めておく」など、コツを掴むことが大切です。
ここでは、ケアマネ試験で得点するコツを紹介するので、参考にしてみてください。

問題を解く流れを決めておく

ケアマネ試験で合格点を目指すには、時間配分が重要です。「講習会や通信講座の模擬試験を受ける」「問題集にある模擬試験問題を本番通りの時間で解く」など、事前に本番のための予行練習を何度も行いましょう
本番通りの時間で問題を解くことで、どのような時間配分にするか、どの問題を先に解くか、どの問題を飛ばすかなど、自分なりの流れを決められます。

定番の問題を押さえておく

ケアマネ試験の出題範囲は広いですが、毎回すべての科目から出題されるわけではありません。実際の試験でほぼ毎年必ず出題されるものは、ある程度決まっています。
試験で合格点を取るためには、出題されやすい定番の問題で正解することが重要です。過去問を繰り返し解くことで定番の問題を知り、確実に点数を重ねましょう。

悩む問題以外を先に解く

ケアマネ試験では、多くの受験者が解答に悩む難しい問題が出ることもあります。難しい問題にずっと取りかかっていると時間が足りなくなり、解けるはずの問題を解けないまま試験時間が終了してしまうかもしれません。

確実に得点するためには、悩む問題は後に回して、ほかの問題を先に解くことも必要です。本番で時間を有効に使えるよう、「1分以上悩んだ問題は後回しにする」など、普段からペース配分を意識しておくと良いでしょう。

ケアマネ試験についてよくある質問

ここでは、ケアマネ試験(介護支援専門員実務経験受講試験)についてよくある質問に回答します。「ケアマネ試験に合格したい」という方は、参考にしてみてください。

ケアマネ試験は何割取れば合格なの?

ケアマネ試験の合格基準は、「分野ごとの正答率が70%以上」です。しかし、実際の合格点は年によって異なり、70%以上得点しても合格とは限らない点に注意しましょう。
ケアマネ試験の合格ラインについては、この記事の「ケアマネ試験の合格基準」で解説しているのでチェックしてみてください。

2025年のケアマネ試験の合格率は?

厚生労働省の「第28回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」によると、2025年のケアマネ試験の合格率は25.6%でした。ケアマネ試験の平均的な合格率は20%前後です。
介護福祉士試験の合格率は70%程度なので、ケアマネ試験の難易度は比較的高いと考えられるでしょう。そのため、試験を突破するには事前の準備が欠かせません。
ケアマネ試験の対策方法は「ケアマネ試験で合格点を狙う勉強法」で解説しているので、合格を目指している方はあわせてご覧ください。

ケアマネ試験に1回で合格する人の特徴は?

ケアマネ試験に1回で合格する人の特徴として、半年もしくはそれ以上の期間を見据えた「計画的な試験勉強」や、スキマ時間を活用した「効率的な学習」を実践していることが挙げられます。合格者の多くは、試験対策に必要な学習時間(100〜200時間程度が目安)を確保するために、試験日から逆算してスケジュールを立て、継続的な学習に取り組んでいます。過去問を繰り返し解くなど、知識の定着を意識した学習を行っているのもポイントです。
ケアマネ試験を1回で合格する人の試験対策法については「ケアマネ試験に1回で合格する人はいる?おすすめの対策や勉強のコツを紹介」の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

2025年度(第28回)のケアマネ試験の合格点は、介護支援分野が18点、保健医療福祉サービス分野が25点でした。
ケアマネ試験の合格基準点は「分野ごとの正答率70%程度」で、分野ごとに基準点に達していないと合格になりません。また、合格点はその年の試験の難易度により補正されるため、7割得点しても合格とは限らない点に注意しましょう。

ケアマネ試験は難易度が高く、十分に対策しておかないと合格点を取るのは困難です。介護福祉士などとして働きながらの受験対策では、空いた時間を効率的に活用して勉強に取り組むのがポイントです。自分に合った勉強方法を見つけて、合格を目指しましょう。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2026年2月27日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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