ケアマネ試験の合格点はどのぐらい?難易度やおすすめの勉強法を紹介

介護の資格 2021年9月3日
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複数の人が試験を受けている様子を写した会場のイメージ

ケアマネ試験の合格点を知りたい方に向けて、試験の内容や合格基準を解説。ケアマネは、福祉関係の資格の中で難易度が高いといわれています。これは、「試験を受けるための受験資格が厳しめ」「問題の解答方法が難しい」などが関係しているようです。ケアマネを目指している介護士さんは、この記事で試験の合格点や勉強法も合わせてチェックしてみてください。

目次

ケアマネの合格点はどのくらい?

ケアマネ試験の合格基準点は、「分野ごとの正答率が70%」というものです。毎年一定の合格点というものはなく、2つの分野の点数が受験する年の合格基準点を満たす必要があります。正答率70%とは10問ある中で7問正解すること。問題の点数配分は、介護支援分野が全25点、保健医療福祉サービス分野が全35点です。どちらか一方が高得点でも、それぞれ基準点に達していないと合格になりません。合格の基準点は年ごとの試験内容の難易度により補正があります。

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ケアマネ試験の難易度

2020年度のケアマネ試験の受験者数は4万6千415人のうち、合格者数は8千200人であり、合格率は17.7%という結果です。2019年度の合格率は19.5%、2018年度は10.1%となっています。

合格率が20%に満たないということは10人中合格者が1人~2人であり、ケアマネ試験の難易度は高めだといえるでしょう。

ケアマネとは

ケアマネはケアマネジャーの略称であり、「介護支援専門員」とも呼ばれています。利用者さまが適切にサービスを受けられるよう、ケアプランを作成する職業。自治体や福祉サービス事業者との間で、連絡や調整も行います。

仕事内容

利用者さまの日常生活の状況を確認して、自立した生活を送れるようなプランを作成。その後、介護サービス事業所に依頼します。利用者さまが在宅の場合は、定期的に自宅を訪問し適切なケアが受けられているのか確認して適宜プランを変更。利用者さまとの面談や介護保険の給付管理など、幅広い業務を担います。

受験資格

ケアマネ試験の受験資格には一定の条件があり、「指定された業務を5年以上、かつ900日以上従事している」というものです。実務経験の日数は、試験前日までが対象になっています。試験を申し込むときに達していなくても、実務経験見込証明書を提示ですれば受験が可能です。

指定された業務には、対人援助業務や相談援助業務などがあります。

ケアマネ試験の4つの概要

ケアマネ試験の正式名称は、「介護支援専門員実務研修受講試験」です。都道府県が実施主体となり、厚生労働省の登録を受けている法人が自治体から委託されて、試験を行う形になっています。

下記にて、ケアマネ試験の概要をまとめました。

1.問題数

介護保険制度の基礎知識や要介護認定の基礎知識といった介護支援分野から25問、保健医療サービスの知識や基礎、福祉サービスの知識といった保健医療福祉サービスの分野から35問の、計60問が出題されます。配点は1問につき1点です。

2.解答方式

試験はマークシート方式です。出題は5肢複択方式となっています。5肢複択方式とは、1つの問題に5つの選択肢があり、その中から適切と思われるものを複数選ぶ解答方法です。正しい解答をすべて選ばなければならず、この解答方式がケアマネ試験の難易度を上げているといえます。

3.試験時間

試験時間は全国同じで120分です。点字受験者の場合は1.5倍の時間で、弱視などの受験者の場合は1.3倍の試験時間となっています。

4.試験会場

ケアマネの受験場所は、自身の住所がある自治体ではなく、勤務地の指定の会場となっています。地域によって申込期間が異なるので注意してください。

ケアマネ試験で合格点を狙う勉強法

ケアマネの試験は5肢択一方式のため、合格するには幅広く正確な知識が必要となります。以下の項目では、ケアマネ試験で合格点を取るための、おすすめの勉強法を紹介。それぞれに特徴があるため、自分に合った方法を見つけてください。

過去問題を繰り返し解く

ケアマネ試験対策を独学で行うには、市販のテキストを使って過去問題を繰り返し解くと良いでしょう。過去問題を何度も解くことによって、自分なりの傾向や対策を見つけられます。

市販のテキストを使うメリットは、自分のペースで勉強ができるという点。仕事が忙しければ、講座を受講する時間が取れない場合も多いはず。一方、テキストを使った勉強であれば、いつでも空いた時間に勉強できます。

ただし、試験内容に変更や改訂されることあるので注意が必要。古い情報のテキストは使わず、試験についての最新情報を随時確認することが重要です。

通信講座を受講する

ケアマネ試験は出題範囲が広範囲なため、独学で勉強するのは挫折してしまう方もいるのではないでしょうか。講座に通う時間がない方は、通信講座を利用するのもおすすめです。

通信講座であれば、合格点を取得するためのポイントを絞った、効果的な学習が望めます。テキストを使い、合格のためのスケジュールに沿って勉強することが可能です。また、本番と同じような模擬試験を受けられる場合もあり、本番の試験への対策ができます。

デメリットは、市販のテキストに比べて費用がかかる点です。複数のスクールの内容を比較検討したうえで、受講を決めると良いでしょう。

講習会に参加する

自己学習が苦手な方や、短期間で確実に合格点を取りたい方は、講習会へ参加すると良いでしょう。

ケアマネ試験のための講習会は、多くのスクールで開講されています。スクールによって授業日数や内容は違っており、自分の苦手な科目だけ受講できる所や無料勉強会を開いている所もあります。いくつか比較してみて、自分に合った講座に参加しましょう。

ケアマネ試験をスムーズに解答する3つのコツ

ケアマネ試験で合格点を取るには、「出題されやすい問題をまとめておく」「自身の解答の流れを作っておく」など、コツを掴むことが大切です。120分の制限時間に対して60問あるので、1問につき、おおよそ1~2分で解答する必要があります。ペース配分を考慮しておかないと、時間が足りなくなることも。ここでは、ケアマネ試験で得点する3つのコツを紹介しますので、参考にしてみてください。

1.自分で問題を解く流れを決めておく

ケアマネ試験で合格点を目指すには、時間配分が重要なカギです。講習会や通信講座の模擬試験を受ける、問題集にある模擬試験問題を本番通りの時間で解くなど、事前に本番のための予行練習を何度も行いましょう。

本番通りの時間で問題を解くことで、どのような時間配分にするか、どの問題を先に解くか、どの問題を飛ばすかなど、自分なりの流れを決められます。

2.定番の問題を押さえておく

ケアマネの試験の出題範囲は広いですが、毎回すべての範囲が出題されるわけではありません。実際の試験でほぼ毎年必ず出題されるものは、ある程度決まっています。試験で合格点を取るためには、出題されやすい定番の問題で正解することが重要です。

そのためには、過去問を繰り返し解くこと。何度もやりこむことで定番の問題を知り、確実に点数を重ねてください。

3.悩む問題以外を先に解く

ケアマネ試験では、多くの受験者が解答に悩む難しい問題が出ることも。悩んでしまう問題をずっと考えていると時間が足りなくなり、解けるはずの問題も解けないまま終わります。

それを防ぐためには、悩む問題は後に回して、ほかの問題を先に解くようにしましょう。本番で悩まなくて済むよう、「悩む問題は後回しにする」と普段から心構えをしておくことが大切です。

まとめ

ケアマネ試験は、試験の難易度が高く、十分に対策しておかないと合格点を目指すのは困難です。介護職として働きながらの受験対策はハードですが、空いた時間を効率的に利用して勉強に取り組んでみてください。自身に合った勉強方法を見つけて、合格を目指しましょう。

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