有料老人ホームで活躍する職種とは?介護職員や看護師などの仕事内容を解説

介護の仕事 2021年12月21日
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身体介護を行っているイメージ

地域の高齢者へ快適な生活空間を提供している有料老人ホーム。有料老人ホームとは何か、どのような種類があるのかを知りたい方もいるでしょう。この記事では、有料老人ホームの概要や施設での働き方について詳しくご紹介します。有料老人ホームに関する理解を深め、介護業界への就職や転職をする際の参考にしてみてください。

目次

有料老人ホームで働く方の職種と仕事内容

利用者さまの介護を行う有料老人ホームでは、介護職員以外にも看護職員や生活相談員など、さまざまな職種のスタッフが活躍しています。ここではそれぞれの職種と仕事内容についてご紹介するので、有料老人ホームへの就職や転職を考えている方は参考にしてみてください。

介護職員

介護職員は有料老人ホームで働くほかのスタッフと連携を図りながら、食事・入浴・排泄などの身体介助や生活援助を行います。利用者さま一人ひとりの健康状態や要介護度に合わせ、質の高い介護サービスの提供が求められる職種です。早出・日勤・遅出・夜勤といったシフトに分かれていることが多く、24時間体制で利用者さまの生活を見守ります。

看護職員

利用者さまの健康管理や服薬管理、怪我・病気の処置が看護職員の主な仕事内容です。必要に応じて医師や医療機関との連絡および調整の役割も果たします。看護職員として働くには、看護師または准看護師の資格が必要です。

管理栄養士

管理栄養士は、介護支援専門員と相談しながら献立の作成や栄養管理を担当。利用者さまの嚥下状態や味の好みに合わせ、健康的な食事メニューを提供します。的確な栄養ケアマネジメントを行い、利用者さまの低栄養状態の改善を図る職種です。

調理師

厨房設備のある有料老人ホームでは、調理師が活躍している場合もあります。食材の発注や買い出し・調理・配膳など、食事に関する業務の全般を担当。有料老人ホームでは食事の時間が決まっているので、タイムマネジメントを心掛ける必要があります。

生活相談員

生活相談員は利用者さまの生活における相談に対応したり、ご家族や外部機関などへの連絡役を担ったりする職種です。有料老人ホームへ見学に来た方への説明、入居時の契約締結も生活相談員の仕事。そのほか、職員との内部調整や行政手続きなど多くの業務を担当しています。

機能訓練指導員

機能訓練指導員は、利用者さまのリハビリを行ったり、生活上のアドバイスをしたりする職種です。利用者さまが健康に快適な暮らしを営んでいけるよう、機能訓練計画書を作成して心身機能の維持をサポート。飽きのないよう楽しめる工夫を取り入れながら、個別メニューや集団リハビリに努めています。

介護支援専門員

介護支援専門員は、利用者さまが日常生活を充実できるようなケアプランを作成します。ケアプランの作成は、所定の研修を修了し試験に合格した介護支援専門員にしかできない仕事です。利用者さまのニーズや心身状態に適した介護を計画し、定期的にサービスの実施状況の確認やケアプランの見直しなども行います。

管理者

管理者は有料老人ホーム全体の管理や運営、介護職員のマネジメントなどを行います。利用者さまへより良いサービスを提供していけるよう、人材育成や顧客管理などにも対応。スタッフが規程を遵守して働くために、的確な説明や指揮をする役割を果たします。

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有料老人ホームに配置される職種の人員基準

有料老人ホームを含む高齢者向け施設には、それぞれの職種のスタッフの配置人数を定めた人員基準があります。有料老人ホームの人員基準は以下の通りです。

職種人数
管理者1人
生活相談員要介護者等:生活相談員=100:1
看護・介護職員①要支援者:看護・介護職員=10:1 ②要介護者:看護・介護職員=3:1
機能訓練指導員1人以上(兼務可)
計画作成担当者介護支援専門員1人以上(兼務可)

引用:厚生労働省 特定施設入居者生活介護(参考資料)

介護サービスの要となる看護師・介護士の配置人数は、利用者さまの要支援度・要介護度によって異なります。機能訓練指導員や計画作成担当者などの職種は1人以上が基本です。利用者さまの数や有料老人ホームの規模によっては、配置人数を多めにしている場合もあります。

厚生労働省 特定施設入居者生活介護(参考資料)(2021年12月20日)

有料老人ホームでの勤務に向いている人の特徴

有料老人ホームにおける業務にも、向き不向きはあります。有料老人ホームで働くことに向いている人には、どのような特徴があるのか以下で詳しく解説します。

積極的にコミュニケーションがとれる

有料老人ホームでは、利用者さまとの密接なコミュニケーションが求められます。高齢の方でも聞き取りやすいようハキハキとした声で、思いやりを持って対応することが大切です。また、多くの職種のスタッフがいる有料老人ホームでは、利用者さまだけでなくほかの職員とのコミュニケーションも欠かせません。

接遇の考えが重視されるため、日常会話から利用者さまのニーズを的確に掴める人やほかのスタッフに積極的な声掛け・連携ができる人が向いているといえるでしょう。

気持ちをすぐに切り替えられる

介護では心身ともに負担がかかることも多いため、どのようなときでも気持ちのオンオフを切り替えられる人が向いているでしょう。落ち込んだまま仕事をすると利用者さまに暗い気持ちが伝わってしまう可能性があるので、何事も前向きに取り組める人が求められます。

スキルアップやキャリアアップを考えている

介護業界で知識や技術を向上したいという意欲的な人にも、有料老人ホームは向いています。有料老人ホームで働くスタッフの中でも、介護士は無資格・未経験からでも業務が可能な職種です。資格取得支援制度を導入している施設もあるので、着実なスキルアップ・キャリアアップを図れるでしょう。

有料老人ホームで働くためには

有料老人ホームの介護士として働くために必須の条件や資格などはありませんが、即戦力として質の高い介護スキルを求められることはあります。また、施設によっては未経験者より経験者を優遇して採用することも。有料老人ホームの選考を有利に運ぶためには、以下のポイントに注目して就職・転職活動を行うことが大切です。

条件の良い施設を目指すなら資格を取得する

給料や福利厚生が充実しているような条件の良い有料老人ホームを目指す場合、資格を取得すれば選考が有利になる可能性があります。求人の中には好条件の施設がある一方、そのような施設では経験者や資格保有者を優遇していることも珍しくありません。より条件の良い施設で就職・転職したい方は、資格を取得して選考に臨むことで完全な未経験者よりも有利になるでしょう。特におすすめの資格は介護職員初任者研修で、最短の場合1ヶ月で取得可能です。

志望する施設の特徴を確認する

志望する有料老人ホームに応募する前に、施設の特徴についてしっかり確認しておきましょう。有料老人ホームは、施設の運営方針によって主な利用者さまの要介護度が異なります。施設が要介護度の低い方と高い方のどちらをメインに受け入れているのかは、自身が行いたい介護の方針にも関わるので要チェックです。

また、施設や職種ごとに介護のやり方や1日の流れ、出勤・退勤時間も違っていることが多いので、仕事内容や給与などに加えて応募前に把握しておきましょう。

まとめ

有料老人ホームでは介護士や看護師のほか、生活相談員、機能訓練指導員などさまざまな職種のスタッフが働いています。職種によって利用者さまへの関わり方は異なるものの、施設に入居する方が健康的な生活を送るための役割を担っている点は同じです。

有料老人ホームで働きたいと思った方は、給料や待遇面だけでなく志望する施設の特徴についてもよく調べましょう。また、選考を有利に進めるために資格を取得するのもおすすめです。

有料老人ホームでの仕事を考えている介護士の方は、ぜひきらケアをご利用ください。

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