介護業界の基礎知識、有料老人ホームとはどんなところ?

仕事 2019/07/31
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今回のコラムでは、有料老人ホームの特徴とサービス内容、ほかの施設との違いを解説していきます。
同じ介護職でも施設のサービス内容によって業務が変わってくるので、介護業界を目指す方は各施設の特徴を知りましょう。

【目次】


有料老人ホームとは
有料老人ホームには「介護付」「住宅型」「健康型」がある
どんなサービスを提供している?
有料老人ホームと他の施設の違い

有料老人ホームとは


高齢者が暮らしやすいように配慮した住居のことで、次のうちいずれかのサービスを提供している施設を指しています。

・食事の提供
・介護の提供
・洗濯や掃除などの家事の提供
・健康管理

有料老人ホームの運営主体には決まりはなく、運営元は民間企業や医療法人、社会福祉法人など。介護保険制度がスタートした2000年以降は民間企業による参入が相次ぎ、今に至るまでホームの数は増え続けています。

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有料老人ホームには「介護付」「住宅型」「健康型」がある


有料老人ホームは利用者の介護度やニーズによって、「介護付」「住宅型」「健康型」の3種類に分けられます。

【介護付有料老人ホーム】
介護が必要な人に対して施設の職員が介護サービスを提供する有料老人ホーム。一般的には65歳以上の人が利用可能です。
介護付有料老人ホームには大まかに以下の3つの種類があり、入居時の条件が異なります。

「自立型」:入居時に自立していることが条件
「介護専用型」:要介護1以上であることが条件
「混合型」:自立もしくは要支援1から利用可能

自立型は入居時に自立している方のみ利用可能。自由な生活スタイルが魅力で、介護が必要になればサービスを受けることもできます。

【住宅型有料老人ホーム】
食事サービスや掃除、家事、買い物などの生活支援が受けられる有料老人ホーム。一般的な入居条件は、65歳以上で要支援・要介護の認定を受けている人、もしくは自立している人が対象です。
介護付有料老人ホームでは施設のスタッフが介護を行いますが、住宅型有料老人ホームでは介護が必要な時は外部の事業者と契約し、ケアマネージャーと相談して必要な介護を選択するのが特徴。
施設からデイサービスに通ったり、訪問介護を利用したりというケースが想定できるでしょう。

【健康型有料老人ホーム】
一般的な入居基準は、60歳以上で自立した生活が送れる人。介護が必要になれば退去しなければならない点がデメリットですが、一部には支援が必要な状態になっても暮らせるホームもあるようです。
健康型有料老人ホームは、生活を楽しむための設備やサービスが充実しているのが特徴で、「第二の人生を充実させいたい」「余暇を楽しみたい」という高齢者に人気。ホームによっては、ジムや温泉、図書館などの設備があります。

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どんなサービスを提供している?


有料老人ホームで提供されるサービスについて確認していきましょう。

【介護付有料老人ホームで提供されるサービス】
・介護サービス
・食事サービス
・生活支援サービス
・アクティビティ
・健康管理サービス
・緊急時の対応

【住宅型有料老人ホームで提供されるサービス】
・食事サービス
・生活支援サービス
・アクティビティ
・健康管理サービス
・緊急時の対応

【健康型有料老人ホームで提供されるサービス】
・食事サービス
・生活支援サービス
・アクティビティ
・緊急時の対応

各サービスの詳細をご説明します。

〈介護サービス〉


要支援、要介護認定を受けている人に対して、食事介助、入浴介助、排泄介助などの身体介護を行います。介護付有料老人ホームは入浴回数や食事時間などが決まっていますが、施設によっては一人ひとりに合わせた柔軟な対応をしている場合もあるようです。

〈食事サービス〉


どの施設でも栄養バランスに配慮した食事が提供され、利用者の疾患に合わせた治療食の用意もあります。
施設によっては複数のメニューから選択できたり、外部から料理人がきて目の前で料理を作るイベントがあったりと、食事を楽しめる工夫があるようです。

〈生活支援〉


居室の掃除や洗濯、買い物代行、外出時の送迎、郵便物の管理、安否確認といった内容です。

〈アクティビティ〉


スタッフが企画して、工作や歌、ゲーム、体操など、さまざまなアクティビティが行われます。アクティビティは健康型のホームで特に盛んです。

〈健康管理〉


医療機関と連携し、健康診断などを行っています。胃ろうや経管栄養にどこまで対応しているかはホームによりますが、24時間看護師が常駐している施設では対応しているケースが多くなります。
母体が医療関係団体のホームだと、医療依存度の高い方の受け入れも行っているようです。

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有料老人ホームと他の施設の違い


有料老人ホームと混同しがちなほかの施設を挙げてみました。それぞれの特徴をつかみ、有料老人ホームと何が違うのかを理解しましょう。

【グループホーム】
グループホームは、65歳以上で要支援2もしくは要介護1以上の認知症の方を対象とする施設。利用者が住みなれた地域で暮らし続けられるよう、施設がある地域に住民票があることが入居の条件となります。
グループホームには認知症に詳しい介護職が常駐し、利用者はユニット単位で家庭での暮らしに近い共同生活を送るスタイルです。
1ユニットの人数は5~9名程度、1施設のユニット数は1~2個であるため、少人数でアットホームな雰囲気があるでしょう。
利用者が介護スタッフの手を借りながら洗濯や料理などの家事を自分で行い、認知症の進行をできるだけ穏やかにするのがグループホームの目的の1つ。
有料老人ホームのように寝たきりの人への介護や医療的な支援を行っている施設は少ないため、寝たきりや医療依存度が高くなれば退去せざるを得ない場合があります。

【サービス付き高齢者向け住宅】
「サ高住」とも呼ばれ、自立または介護度が低い元気な高齢者が入居する施設。建物はバリアフリーですが、一見すると普通のマンションのように見える施設が大半です。
「まだまだ元気だけど、誰かの見守りを受けながら自由度の高い生活をしたい」という高齢者のニーズが強く、見守りや生活相談、食事提供や家事のサポートが主となります。
有料老人ホームとの違いは介護の充実度で、サ高住は有料老人ホームと比べると介護職による見守りが希薄であり、重度の介護状態になると住み続けるのが難しくなるでしょう。

【特別養護老人ホーム】
自宅での生活が難しい65歳以上要介護3以上の方を対象とする施設で、重介護者に手厚い介護サービスを行っています。
民間企業による設置が目立つ有料老人ホームと違って、特別養護老人ホームを運営できるのは地方公共団体と社会福祉法人のみ。国の助成金や税金面での優遇があるため、有料老人ホームと比べると費用が安く抑えられます。
有料老人ホームは特別養護老人ホームに比べて経済的な負担は増えますが、高齢者のニーズに対応した多様なサービスと施設設備の充実度が魅力でしょう。
今回は有料老人ホームを中心にその他の施設についても触れましたが、いかがだったでしょうか。
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