サービス提供責任者の給料はいくら?収入アップの方法や仕事内容を紹介

介護職の給料 2021年11月2日
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豚の貯金箱とお給料のイメージ

「サービス提供責任者の給料はいくらぐらい?」と気になっている方もいるでしょう。サービス提供責任者の平均給料はおよそ32万です。給料を上げる方法は、「勤務歴を重ねる」「資格を取得する」などがあります。サービス提供責任者はケアマネジャーやヘルパーと連携を取りながら訪問介護を支える重要な役職。本記事では、サービス提供責任者の平均給料や仕事内容などを紹介します。

目次

サービス提供責任者の給料はいくらぐらい?

厚生労働省の「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果(p145)」によると、2020年度におけるサービス提供責任者(サ責)の平均給料は、32万510円です。これは、月給制・常勤の場合の平均給与で、平均年齢は49.3歳、平均勤続年数は8.7年となっています。なお、前年度のサービス提供責任者の平均給与は30万4,300円でした。

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サービス提供責任者と他職種の給料の比較

前述のとおり、2020年度のサービス提供責任者の平均給料は32万510円となっています。対して、保有資格のない介護職の平均給料は27万5,920円と少なめです。以下に、厚生労働省の「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果(p166)」による保有資格別の平均給料の結果をまとめているのでチェックしてみてください。

職種平均給料
介護職員初任者研修30万1,210円
実務者研修30万3,230円
社会福祉士35万3,020円
介護福祉士36万8,030円
介護支援専門員36万8,030円

引用:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果(p166)

なお、上記は月給制・常勤の場合の平均給料です。サービス提供責任者は役職名であり資格ではないため単純比較はできせんが、介護関連の職種のなかでは比較的給与が高めといえるでしょう。

サービス提供責任者になるには

「サービス提供責任者」という資格はありませんが、目指すには一定の要件を満たす必要があります。以下で詳しく説明しているのでご確認ください。

サービス提供責任者の資格要件

サービス提供責任者になるには、介護福祉士もしくは実務者研修を取得していることが基本的な条件になります。以前は、「3年以上の実務経験がある介護職員初任者研修」修了者も対象でしたが、現在は要件が変更されて対象外になっているので注意しましょう。

介護福祉士資格

サービス提供責任者になるための資格要件の一つである介護福祉士は、社会福祉士や精神保健福祉士などと並ぶ「福祉系三大国家資格」とも呼ばれるもの。資格取得を目指すには、以下3つのルートがあります。

  • 介護分野の仕事で実務経験を積んで取得する
  • 福祉系の高校を卒業する
  • 介護福祉士養成学校を卒業する

それぞれ講習の数や修了までの年数などが異なるので、取得をお考えの方は確認してみてください。なお、実務経験を積んで取得する場合は、3年以上の実務経験に加えて介護福祉士実務者研修課程を修了する必要があります。

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は旧資格であるホームヘルパー1級が移行したもので、介護福祉士初任者研修の上位資格です。取得するためには、介護福祉士実務者研修の課程のある学校で450時間のカリキュラムを履修します。なお、学校によっては介護福祉士初任者研修を修了していることが受講条件になる場合があるので注意しましょう。

サービス提供責任者は施設の介護サービスにより資格要件が変化

サービス提供責任者として働くには、介護福祉士もしくは、介護福祉士実務者研修修了者であることが必要ですが、さらに施設によって受講すべき研修があります。以下で解説しているので、サービス提供責任者を目指す方はチェックしましょう。

同行援護介護サービスを提供している施設

同行援護介護サービスとは、視覚に障害がある方に対して支援を行う介護のこと。同行援護の介護サービスを提供する施設でサービス提供責任者になるには、同行援護従事者養成研修も受講する必要があります。同行援護従事者養成研修のカリキュラムは、一般課程(20時間)と応用課程(12時間)のです。

行動援護介護サービスを提供している施設

行動援護介護サービスとは、知的障害のある方の介護を指します。行動援護介護サービスを提供する施設でサービス提供責任者を務める場合は、行動援護従事者養成研修を受講しなくてはなりません。行動援護従事者養成研修のカリキュラムは、講義(10時間)と演習(14時間)です。

サービス提供責任者の仕事内容

サービス提供責任者の主な就業先は訪問介護事業所で、訪問介護計画書の作成やケアマネジャーとの連携などを行います。

訪問介護計画書の作成・見直し

サービス提供責任者は、ケアマネが作成したケアプランに基づき、訪問介護計画書を作成する必要があります。計画書について利用者さまやご家族へ説明し、内容の同意を得ていくことも業務の一つです。

ケアマネジャーへの連絡

サービス提供責任者としてケアマネジャーやケアワーカーとの連絡調整を行い、コーディネート業務を実施。介護スタッフからヒアリングした利用者さまの心身状況や気になる点などをまとめ、メールや書面、会議などを通して伝えます。

介護ヘルパーの管理

サービス提供責任者の業務は計画書の作成やケアマネジャーとの連携だけではなく、訪問介護に携わるヘルパーの管理も担います。面談を実施して相談に乗ったり、業務について指導したりすることも重要な仕事です。

同行訪問

事業所によっては、サービス提供責任者が利用者さま宅を訪問することも。ヘルパーをフォローしたり、利用者さまの状態や介護の進み具合などをチェックしたりします。

介護業務はある?

サービス提供責任者が介護業務を行う機会はほぼありません。しかし、利用者さまや介護スタッフから相談を受けた際は、必要に応じてケアを実施することも。行った介護内容はまとめて、今後の介護計画に繋げます。

サービス提供責任者の給料を上げる3つの方法

サービス提供責任者が給料を上げるには、「勤務歴を増やして基本給アップを狙う」「資格を取得して手当を受ける」などが考えられます。どうしても給料が上がらないという場合には、転職を視野に入れても良いでしょう。

1.勤務歴を増やして月給を上げる

同じ職場で長く勤めて勤続年数を重ねることで、月給は上がっていくでしょう。厚生労働省の「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果(p148)」によると、月給・常勤の介護職全体の平均給料は、1年目で28万3,480円、5年目で29万6,930円、10年目で32万6,830円となっており、経験年数が増えるにつれて着実に上がっていることが分かります。

2.資格を取得して手当を受ける

サービス提供責任者として勤務しながら、未取得であれば介護福祉士やケアマネジャーなどの資格を取得してみても良いでしょう。職場によっては資格手当が受けられ、月々の給料を上げられます。資格取得支援制度がある事業所もあるので、チェックしてみましょう。

3.高待遇の職場に転職する

サービス提供責任者としてできる限りの努力をしても給料が上がらない場合は、転職を検討しても良いでしょう。事業所によっては「役職手当が低い」「勤続年数を重ねてもなかなか年収が上がらない」ということも。今までのキャリアをアピールし、高待遇の転職先を探してみるの一つの手段です。

まとめ

サービス提供責任者の給料は、介護職全体の平均給与から見ても比較的高い傾向があります。サービス提供責任者として年収を上げたい方は、さらに上の資格を取得したり転職を検討したりすると良いでしょう。サービス提供責任者は、訪問介護サービスにおいて必要な仕事です。介護職としてやりがいを感じながら、条件によっては高収入を望める可能性もあります。

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