「できれば避けたい。介護中における介護事故」

仕事 2016/10/18
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介護の仕事を行うときに、最も気をつけなくてはならないのが、介護中に起こる「介護事故」です。
介護施設で勤務した経験を持たれる介護士さんであれば、一度や二度は「事故報告書」というものを
書いて提出した経験があると思います。それくらい、介護中における「介護事故」というのは、介護の仕事を行う上で、日常的な出来事となっています。

ここでは、介護事故とは何か?、介護事故が起きてしまった場合の対処法、どうやったら介護事故を防ぐことができるのか?、などについてご紹介したいと思います。

介護事故とは何か?



介護事故とは,一般に,介護サービスの提供過程において,利用者に損害が生じたことを言います。
介護事故の類型として,①転倒事故,②誤嚥事故,③物品の紛失事故,④褥瘡,施設内感染など医療的事故,⑤個人情報の流失など施設管理上の事故などに分類することができます。 このうち特に多いのは,①転倒事故です。歩行時の転倒,ベッドから車いすへ移動の際の落下,送迎バスを降りた直後の転倒,入浴時の転倒,トイレの際の転倒など様々な場面で転倒事故が起こっています。

また,②誤嚥事故も多い事故類型です。食事介助時の誤嚥が一般的ですが,誤嚥によって引き起こされる結果は,窒息や誤嚥性肺炎など重大なものが多く注意が必要です。
出典引用元:岩永法律事務所 介護事業相談室 http://kaigo-center-iwanaga.com/trouble/index.htm

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介護事故が起きたときの対処法



どんなに注意をしていても、やはり起きてしまうのが介護中の事故。いざというときのために事前の準備や対処法をマニュアル化しておくことは大切です。起こりうる介護中のあらゆる事故を想定し、日頃から介護士さんにマニュアルを徹底させるようにします。起きた事故は、転倒事故なのか、誤嚥事故なのか、入浴中の事故なのか。命に関わるような緊急性のあるものなのかどうかは、介護士の判断では難しい場合もあります。

例えば、利用者さまがベッドや車いすから転倒したよう事故の場合、通常は動かさずその場で介護士さん、もしくは看護師さんがバイタルチェックを行ないます。その後、状況に合わせて救急車を呼ぶなり、病院に搬送するなど、適切な対応を行います。このように介護施設内で起こった事故は、誰がいつ、何をどのようにするべきなのか、緊急時の連絡先と優先順位を明確にしておき、適切な処置がすぐにできるようにしておくことが求められます。

どうしたら介護事故を防ぐことができるのか



介護現場における事故を防ぐには、介護士さん個々の意識が大切なのは言うまでもありませんが、介護士さんの力量に依存するだけではいけません。介護の現場全体で事故を防ぐためのシステムを作ることが大切なのです。介護事故の多くは、事故が起きる以前に「ヒヤリハット」という形で表れていることがほとんどです。

ヒヤリハットから介護事故に発展する危険性を分析し、事故につながらないようにするには何が必要かを考えることにより、介護事故を未然に防ぐことができます。例えば、介護事故につながりかねないことが発生したとき、その時間、その人員体制は適切だったのか。その利用者さまがどんな行動をとる可能性があるか。きちんと介護士さんたちは把握していたのだろうか、など。ヒヤリハットや介護事故はこうした日頃からの事前の備えや配慮に気を配るだけで、防ぐことができるのです。

介護士という仕事は、高齢者の方や,障害を持たれる方に対して、長時間にわたり密接な生活上の援助を行なったり、身体介護を行うなど、利用者さまの生活を支援する専門職です。利用者さまの安全に対しても常に気を配ることで、よりよい介護サービスを提供していきたいものですね。

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