腰痛にならないための、介護技術力を高める!

介護の知識 2016年8月1日
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「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

目次

介護職に多い腰痛によるリタイア

介護職にとって腰痛は職業病といえるでしょう。腰を痛めて介護業界を去っていく人も決して少なくありません。介護の仕事は想像している以上に重労働なのです。まず介護施設で働き始めると、寝たきりの高齢者を何人も受け持つことになります。みな自力では起き上がれないので、入浴、トイレ、散歩などのたびに抱え上げて車椅子に移動させます。それを介護士は1日に何十回も行うわけですから当然、腰には大きな負担となるわけです。

介護の専門学校を出て職に就いた人はそれをよく理解していますが、問題は他業種から転職して十分な知識もないまま介護の仕事をしている人が多くいることです。そのような介護士たちは、被介護者を力任せに運ぼうとして腰を痛めてしまいます。一度痛めてしまうと介護現場では働きながら治そうとしても難しく、逆に悪化してしまう場合があるのでリタイアする介護士がでてくるのです。

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力学を活用して介護の負担を軽減するボディメカニクス

腰痛の予防手段のひとつとして、ボディメカニクスがあります。ボディメカニクスとは、力学を活用した介護技術です。この方法を理解すれば介護における肉体的負担は、最小限に抑えられます。それでは、その基本原則についてみていきましょう。ボディメカニクスでは、床に接している部分を結んだ範囲を支持基底面と言います。分かりやすく言えば、立っている状態における左右の足の裏とその間に広がる領域のことです。この面積が広がればそれだけ体がぐらつかなくなります。同時に、重心は高いより低い方が姿勢も安定します。したがって、介護の際には、足を広げて腰を落とした方が、体に負担をかけずにすむのです。自然にできるようになるまで、意識してこの姿勢をとるようにしてください。

次に、被介護者をベッドの上で移動させる際ですが、力任せで動かすと腰に大きな負荷がかかります。ベッドに接している身体の中心部を支点にして、シーソーの要領で動かせば楽に移動が可能です。さらに、持ち上げる際には被介護者の手足を折りたたみ、なるべく小さくなってもらいましょう。重さが広範囲に分散するとそれだけ持ち上げるのに余計な力がかかってしまうからです。そして、力を入れている時には腰をひねってはいけません。負荷が大きくなり、腰痛の原因となってしまいます。

介護士のさまざまな腰痛予防法

ボディメカニクスを習得すれば腰痛のリスクは減少しますが、長期間介護の仕事を行うには、さらなる予防策を講じておいた方がより安心です。ひとつにはウエイトトレーニングがあります。腹筋と背筋をバランスよく鍛えておけば少々の負荷には耐えられるようになります。また、腰痛体操や腰痛ストレッチも効果的です。ただ、これは腰の痛みがない人や軽度の人向けなので、痛みが激しい時に無理して行うと逆に悪化してしまいます。

それから、コルセットを使用すると筋肉を鍛えるのと同じ役目を果たし、腰痛から身を守ってくれます。介護施設では大抵のところで簡易コルセットが支給されますが、腰に痛みがでてきた場合は、より本格的なものを購入した方がよいでしょう。そして、何よりも大切なのは休むことです。仕事の合間でも10分か15分横になって眠るだけでもかなり負担は軽くなるものです。そして、いよいよ腰を痛めた状態になった時は、無理をしないで仕事を休んでください。介護現場は人手が少ないからといって、そこで無理をすると一生介護のできない体になりかねません。

体を労わりながら働くには自分にあった職場選びも大切です。介護専門の人材派遣サービスであるレバウェル介護(旧 きらケア)では、ひとりひとりの要望を十分吟味した上で、求人募集のある企業を紹介しています。また、働き出した後の悩み相談も行っているなどアフターサポートも万全です。サービス料金は無料ですので、お気軽に登録してみてはいかがでしょうか。

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※この記事の掲載情報は2016年8月1日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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