職場で使えない介護職員と言われるのはどんな人?特徴や改善方法を解説

介護職の悩み 2021年5月21日
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腕を組む介護士とうつむく老人

使えない介護職員とは、具体的にどのような人か気になる方は多いはずです。経験が浅い新人介護職員のうちは、ミスを注意されたり仕事が上手くいかなかったりすることが多く、先輩や上司から「使えない介護職員」だと思われていないか不安な人もいるでしょう。そこで、この記事では使えない介護職員の特徴をご紹介します。使えない介護職員から脱却するための改善策もまとめているので、お悩みの方は参考にしてください。

目次

スタッフから使えないと思われる介護職員の特徴

職場のスタッフから使えないと思われる介護職員の特徴は、仕事に対するやる気がないことです。新人のうちは初めてやる仕事が多いため失敗することもありますが、それだけで使えないと思われることはほとんどありません。やる前から無理だと決めつける人や、仕事ができるようになろうと努力しない人が、使えない介護職員だと言われてしまう傾向があります。

自発的な行動ができない人

先輩や上司の指示があるまで動かず言われたことしかやらない介護職員は、ほかのスタッフから使えないと思われている可能性が高いです。仕事が遅いだけならやり方を工夫したりコツを掴んだりすることで改善できますが、自発的に動かない人は新人だとしても良く思われません。しかし、中には「何をすればいいのか分からない」「勝手に動いたら怒られないか不安」という方もいるはず。そんなときは周りのスタッフにできる仕事がないか聞いてみましょう。仕事に前向きな姿勢が伝われば、あなたへの評価も変わるはずです。

同じことを何度も注意される人

慣れないうちは仕事を覚えるのに時間が掛かりますが、何度も同じことを聞いたり教えられたことをメモに残さなかったりすると、使えない介護職員だと判断されてしまいます。特に、メモを取っていないと「やる気がない人」だと思われてしまうことも。仕事を見て覚えることも大切ですが、メモが取れるときにはきちんと残しておきましょう。分からないことがあれば、その場で質問して解消しておくと安心して仕事に臨めます。

できないことを素直に伝えない人

手順があやふやで自信がない仕事にもかかわらず、「できます」というのはやめましょう。研修期間や入社して間もないときは先輩スタッフと組んで働くことが多いですが、忙しくなると1人で仕事をこなさなければならないことも。先輩に1人でも問題ないか聞かれたときに、本当はできないのにできると伝えてしまうと結果が伴わず信用を失うことになります。努力する姿勢は素晴らしいですが、無理をして思わぬ事故に繋がってしまうこともあるので、できないことははっきり伝えたほうが安心です。

嫌な仕事やできないことを避ける人

やったことのない仕事や苦手な仕事だからといって避けるのは、周りのスタッフから使えない介護職員だと思われる行動です。最初から失敗せず完璧に仕事をこなせる人はいません。誰もが失敗しながら仕事を覚えていくのに、「その仕事はできません」と覚えるそぶりすら見せないようでは、スタッフから距離を置かれてしまう可能性があります。人間関係にも悪影響を及ぼしかねないので、仕事を選ぶような行動はやめましょう。

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利用者さんから使えないと思われる介護職員の特徴

同僚や先輩からの評価が悪くなくても、利用者さんから「使えない」と思われる介護職員もいます。利用者さんの中には特定の介護職員を避けたがったり嫌ったりする人がいますが、その理由は相性の問題ではなく、使えないと思われているからかもしれません。利用者さんから使えないと思われる介護職員には以下のような特徴があります。

不安な気持ちが行動や言動に表れている人

利用者さんから使えない介護職員だと思われる人は、不安な気持ちが行動や言動に表れている可能性が高いです。認知症や身体障害を患っている利用者さんは自己表現が難しい分、他人の感情変化に敏感になることがあり、介護職員が抱える不安を察知してしまうことも。ほかにも、身体介護に自信がなさそうだったり常に焦っていたりすると、「自分まで不安になる」「身の回りのことを任せたくない」と思われやすくなってしまいます。

気持ちを汲み取ってくれない人

相手の気持ちを汲み取るのが苦手な介護職員は、利用者さんから使えないと思われているかもしれません。要介護度が高かったり身体機能が低下していたりする利用者さんは、自己表現が上手くできないため、気持ちを汲み取ってもらえないとストレスを感じてしまいます。しかし、利用者さんとの信頼関係が築けないと気持ちを汲み取るのは難しく、新人のうちはうまくいかないかもしれません。焦らずに相手の気持ちに寄り添った介護を心掛けるうちに、次第に相手の性格や考え方を理解して気持ちを汲み取れるようになるはずです。

使えない介護職員だと思われないためにできること

ほかの介護職員や利用者さんから使えないと思われないようにするためには、仕事に対するやる気や前向きな姿勢を見せて、積極的に介護に取り組むことが大切です。たとえば、敬語で利用者さんと接したりミスの再発防止策を考えたりといった対応は、周囲の人々に好印象を与えられます。先輩や上司も、仕事を覚えようとする後輩には丁寧に教えてくれる可能性が高いです。以下で紹介する方法を実践すれば、使えない介護職員だと思われなくなるかもしれません。

メモを取る

初めて教わる仕事や複雑な手順は、後から確認できるようにメモに残しておきましょう。ただし、場合によっては「まずは見て覚えてほしい」といわれることもあるので、その際は教えてもらった後にメモを取るのがおすすめです。メモが間に合わなかったときや理解が追いついていない部分は、同僚や先輩に確認して抜けているところを埋めましょう。きちんとメモを取ったうえでの質問であれば、マイナスイメージを持たれることは少なくなります。いつでもメモを取れるように、制服のポケットにメモ帳とペンを入れておくと安心です。

分からないことは質問する

分からないことを放っておくと、後で自分が困ったりほかの介護職員に迷惑をかけてしまったりするため、その場で確認や質問を行いましょう。普段からメモを取っていても、いざ実践してみると思うようにいかなかったり、疑問が浮かんだりすることは珍しくありません。

新人介護職員の中には質問する勇気が出ない人もいるかもしれませんが、ごまかさずに素直に聞いたほうが、先輩や上司も「やる気があるんだな」と考えてくれるはず。初めて質問するときはハードルが高いかもしれませんが、分からないことは素直に聞いてみましょう。質問する際は、「前に教えていただいたんですが、〇〇の部分に不安があります」というように、自分の理解度や現状が相手に伝わるように丁寧に説明してみてください。

率先してコミュニケーションを行う

コミュニケーションと聞くと難しく感じるかもしれませんが、出退勤や利用者さんへの声掛けのときに、元気良く挨拶するだけでも印象アップが期待できます。挨拶はコミュニケーションの基本であり、新人介護職員でも簡単に実践できる行動です。良い挨拶は職場の雰囲気や相手の気持ちを明るくできるので、大切な仕事の一つだと考えられます。自然に挨拶できるようになったら、「今日は体の調子はどうですか?」「すっかり暑くなりましたね」など、会話を発展させてみましょう。

堂々と介護に取り組む

新人のうちは介護スキルや自分の知識に自信が持てず不安になるかもしれませんが、利用者さんの前では堂々とした態度で介護に取り組みましょう。たとえば、自分が介護を受ける立場だったら、自信がなさそうな人よりも堂々としている人に介護を頼みたいはず。介護職員に自信がないと、利用者さんは「この人に任せて大丈夫かな…」と不安を感じてしまいます。利用者さんを不安にさせないように自信を付けるには、得意な仕事やできることを頭の中で思い浮かべてみるのがおすすめです。仕事がうまくいくようになれば、さらに自信がついてより堂々と介護に取り組めるようになると考えられます。

自分が使えない介護職員だと感じたら

ミスして怒られたり仕事を覚えるのに時間が掛かったりすると、「自分は使えない介護職員なのでは…」と感じるかもしれません。特に新人のうちは仕事に不慣れなこともあって、自分は使えないと感じたり、介護職に向いていないという思考に陥ったりする人は多いです。しかし、新人がミスして怒られたり、初めて行う仕事に時間が掛かるのは当たり前のこと。ネガティブな思考に陥ると離職や転職を考えがちですが、まずは落ち着いて現状を整理して、できることから始めてみましょう。

悩んでいる時点で改善の余地がある

自分が使えない介護職員ではないかと悩みを抱えている方は、できないことや苦手なことをしっかり理解しているため、その時点で改善の見込みがあります。同僚や先輩から使えないと言われ続ける介護職員は、自分ができないことを他人のせいにしたり、注意を受けても突っぱねたりして非を認めないことが多いです。つまり、「自分は使えない介護職員かも…」と悩んでしまうのは、介護士としてしっかりしたいと考えている証拠。現状を打破したい気持ちがあるなら、改善の余地は十分にあります。

誰にでも失敗や上手くいかないことはある

ベテランの介護職員でも失敗することはあるので、仕事でミスをしたり、初めて行う業務が上手くいかなかったりしても、重く受け止める必要はありません。そもそも、新人のうちは知らなくて当然の知識や、できなくて当たり前の仕事がたくさんあります。仕事を教えてくれる先輩の介護職員も、「新人はミスするのも仕事のうち」だと考えてくれているはずです。新人のときに大事な心構えは、ミスが少なくなるように仕事の手順をしっかり覚えること。失敗を恐れず何度もチャレンジする姿勢が大切です。ただし、同じミスを繰り返さないように必ず原因を分析して再発防止策を考えましょう。自分では原因やミスの防ぎ方が分からないときは、先輩や同僚に相談するのがおすすめです。

できることを少しずつ増やして自信をつけよう

できない仕事の多さや失敗の数々に自信を失ってしまう新人介護職員も多くいるようですが、そんな時こそ自分にもできことがないか探してみましょう。たとえば、備品の管理や食事の準備・後片付け、リネン交換は特別な知識や技術がなくても行える仕事です。事務仕事や雑務をこなしていけばできることが増えて自信に繋がるうえ、ほかの介護職員から率先して仕事を行う姿勢があると思ってもらえます。介護の仕事は専門的な知識を必要とするものも多く、新人のときに上手くできないのは当たり前です。最初から利用者さんと信頼関係を築いたり、ミスなく仕事をこなしたりするのは難しいので、自分でもできることを探して少しずつ自信をつけていきましょう。できることが増えていけば自信が身に付き、周りからの評価も良い方向に変化するはずです。

新人いびりで使えない介護職員と言われたときの対処法

自信を持って仕事に取り組めるようになり、ミスが減っても使えない介護職員だと言われるときは、新人いびりの可能性も。どれだけ実力が備わっていても、あなたのいないところで陰口を言ったり、仕事の邪魔をしたりする人は一定数います。努力が認められず精神的に追いつめられるような職場で働くのは、心身に悪影響を及ぼす可能性が高いのでおすすめできません。もしも働き続けるのが辛いと感じているなら、ほかの事業所への転職や休職を視野に入れてみましょう。介護業界は人手不足で常に多くの求人が出ているので、あなたが自分らしく介護を続けられる職場が見つかるかもしれません。

まとめ

職場で使えない介護職員と言われないために、教えてもらったことはメモを取る、分からないことはすぐに質問するといった仕事に前向きな姿勢をアピールしましょう。新人はできない仕事があって当たり前です。利用者さんや職員とコミュニケーションを取って信頼関係を築いたり、備品管理や片付けといった簡単な仕事をこなしたりして、少しずつ自信を身に付けていきましょう。仕事を覚えても使えない介護職員といわれるときは、新人いびりの可能性が高いので、心身に悪影響を及ぼす前に転職することをおすすめします。

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