介護職新人の心構えと知っておきたい接遇マナー

介護の知識 2022年9月21日
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高齢者を中心に、ご利用者にとって必要とされるサービスを提供する介護職。介護職における新人の心構えには、どのようなものがあるのでしょうか?この記事では、新人の心構えや接遇マナーについて詳しくまとめました。適切な姿勢や作法を知り、介護サービスへ積極的に取り入れましょう。介護職への就職・転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

介護の新人に向けた心構え5選

介護の新人はどのような心構えが求められるのでしょうか?介護職として仕事をはじめるにあたって、注意すべきポイントはいくつかあります。
下記では、新人を対象とした介護の主な心構えを5つご紹介します。

1.報告・連絡・相談を心がける

介護現場ではチームワークが求められるため、報告・連絡・相談を心がけることが大切です。どの業務をどこまで行ったのかを管理・共有することで、介護をスムーズに行えます。
介護現場ではご利用者の容態変化を見逃してはいけません。判断に迷うことがあれば一人で結論を出さず、周囲の職員と相談します。
特に新人のうちはわからないことをそのままにせず、質問や確認をすることが重要です。

2.自分の体調管理を怠らない

介護職として活躍していくには、日頃から体調管理が求められます。疲労やストレスが蓄積されている状態では、より良いサービスを提供できません。
休日は趣味活動や好きなことをしてストレスを発散しましょう。
また、勤務形態が不規則な職場では睡眠不足になることも。睡眠不足が続いては仕事を続けられなくなるので、良質な睡眠の確保が大切です。
介護職は腰を痛めやすい仕事でもあるため、日々のストレッチが疲れを和らげます。
長く業務に携われるよう自分に合った体力づくりをし、心に余裕をもって質の高い介護サービスを提供しましょう。

3.ご利用者に最適なケアを考える

ご利用者に最適なケアを行うためには、思いやりを込めて接することが重要。
一人ひとりに寄り添ったコミュニケーションを心がけ、ニーズに沿った支援を行いましょう。介護サービスを提供する際は、ご利用者の立場になって考えることが大切です。
日常生活のすべてをサポートするのが介護ではありません。ときには、あえて一歩引いて見守るのも介護業務に必要な要素です。
ご利用者がやりたいことを見守りながら、必要とされるタイミングで支援に努めます。

4.向上心を忘れない

介護業界で働き続けるには、向上心を持つことが求められるでしょう。
介護現場は常に変化を続けています。現状に満足するのではなく、知らないことや出来ていない点を改善しようとする姿勢が大切です。
介護への取り組み方や制度など、新しい情報を積極的に取り入れていきましょう。
業務に対する目標があれば、向上心を忘れずに介護を行えるはずです。

5.マナーを守って支援する

介護の仕事はマナーを守って取り組みましょう。どんなに知識や技術が豊富にあったとしても、マナーを守らなければ現場で活躍できません。
施設によっては入社時にマナー研修が行われるので、介護の基本をしっかりと身につけられるはずです。介護業界に求められる接遇マナーについては、次の項目で詳しく解説します。

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相手を思いやるケアをするには?介護で役に立つコミュニケーション法を学ぼう!

接遇マナーの5原則

接遇マナーとは、おもてなしの心を込めて相手に接する際の作法のこと。
最近では介護業界でも接遇マナーを取り入れる傾向にあります。接遇マナーの5原則をチェックし、介護現場へ積極的に取り入れましょう。

1.表情

明るく接しやすい表情を心がければ、ご利用者へ親しみやすさを伝えられます。暗い表情は相手に伝わるため、施設全体やチームの覇気が失われてしまう可能性も。ご利用者と接するときは気持ちを切り替え、口角を上げて対応しましょう。

2.挨拶

挨拶をきちんとすれば、印象が良くなるだけでなく、相手の心を開くきっかけにもなります。ご利用者の目線に合わせた挨拶を心がけましょう。
また、ご利用者だけでなく職員同士の挨拶も大切です。毎日の出勤時や退勤時、職員とすれ違うときなど、自分から率先して挨拶すると好印象を与えられるでしょう。

3.身だしなみ

第一印象は人間関係を築くうえで重要な要素です。身だしなみに気をつかっている介護職は、ご利用者からの信頼も高くなります。より良い印象を与えるためにも、身だしなみは常に気をつかうようにしましょう。

4.話し方

介護現場では高齢者を中心に大人の方と接するため、敬語で話すのが望ましいです。ため口や子供に接するような言葉づかいは避けましょう。ご利用者と親しくなったとしても、礼儀と節度を守った対応が大切です。
ご利用者本人や家族の方へサービスに関する説明をするときは、相手が理解しやすいよう専門用語を用いず簡潔にまとめます。相手が聞き取りやすいよう、ゆっくりと話すことを意識しましょう。

5.態度

介護する側の態度ひとつでご利用者に不快感を与えてしまう可能性があります。ご利用者が話しているときは、きちんと耳を傾けましょう。適当に受け流したり、ながら作業をしながら聞いたりするのは良くありません。介護現場では思いやりや気づかいを忘れず、適切な距離での対応が求められます。

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介護現場の接遇マナーとは?重要性とキホンの5原則

介護職へ就職・転職するときのポイント

介護業界への就職および転職を検討している方は、下記のポイントをチェックしてみてください。「介護施設がどのような業務を行っているのか」「自分はどのような働き方を実現したいのか」を考えながら求職活動に取り組むことが大切です。

業務内容や雇用条件を確認する

入社後のミスマッチを防ぐためにも、業務内容や雇用条件は隅々まで確認しましょう。資格や実務経験が必要とされる場合、その条件を満たさなければ応募ができません。給与や福利厚生、勤務時間など、自分の希望する条件が当てはまるかを見ます。

求人に記載されている額面が高くても、残業代込みや昇給なしの場合があるので注意が必要です。また、有給消化率や離職率なども調べ、職員が働きやすい環境にあるかをチェックします。求人の内容を比較検討し、自分の実現したい働き方に適したものを選びましょう。

自分の能力や入社意欲をアピールする

介護に関する資格や携わった経験があれば、即戦力としての活躍が期待できます。介護業界には無資格・未経験でも応募できる求人があるので、介護に対するやる気や熱意をアピールすれば採用担当者へ好印象を与えられるでしょう。
「これまでにコミュニケーション能力を発揮したこと」「高齢者と接することが好きなこと」「リーダーシップを活かして周囲に的確な指示を出したこと」などがあれば、介護に関するエピソードがなくてもあなたの魅力を伝えられます。

仕事と自分の価値観が合う施設を選ぶ

仕事内容や運営方針が自分の価値観と合わなければ、早期退職に繋がる可能性も。施設や運営母体によって介護の方針は異なります。自分の価値観と仕事の方向性がマッチすれば、長期活躍を期待できるはずです。
職場の雰囲気や人間関係、清潔さなども、ワークスタイルに大きく関わります。気になる求人があれば情報収集を徹底し、自分がその施設で働く姿をイメージしてみましょう。

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新しい一歩を踏み出したい介護士さんへ★転職をスムーズに進めるためのハウツー特集

介護士としての心得に関するよくある質問

介護士としての心得に関するよくある質問に回答します。「介護ってどうすれば良いの?」と、不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

介護を行ううえで大切なことって何?

介護を行ううえで大切なことは、利用者さんの心に寄り添い、相手の要望や思いを把握することです。そのためにも、周囲に気を配り、些細な変化にも気づけるようにしましょう。また、コミュニケーションをしっかりととって、信頼関係を築くことも大切です。

介護とは何かを解説!職員として働ける場所や仕事に取り組む際に大事なこと」の記事で、介護に大切なポイントを詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。

利用者さんとどのように接すれば良いの?

利用者さんには、普段から声掛けや挨拶を積極的に行いましょう。丁寧な言葉遣いをして、明るい表情で接するのが、コミュニケーションのコツです。ほかにも、態度や身だしなみに注意し、利用者さんに不快感を与えないようにしましょう。

利用者さんへの接し方については、「介護職の接遇マナーとは?重要性とキホンの5原則」の記事でも詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

まとめ

介護職の新人は、報告・連絡・相談を心がけることが大切。介護職は働き方が不規則になる場合もあるため、体調管理にも気をつかう必要があります。介護現場は常に変化を続けているので、向上心を忘れずに取り組むことが重要です。
最近では介護業界にも接遇マナーが求められます。ご利用者が介護サービスを快適に受けられるよう、表情・挨拶・身だしなみ・話し方・態度に注意しましょう。
介護職へ就職・転職する際は、業務内容や雇用条件をしっかりと確認します。自分の価値観と合った求人を見つけられれば、入社後のミスマッチを避けられるはずです。
自身の有しているスキルや仕事に対する意欲をアピールし、採用担当者へ好印象を与えましょう。

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