介護職は体力がないと大変?体力が必要な理由と不安解消の対策を解説

介護の知識 2022年12月6日
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高齢女性の車椅子を押す男性介護士の画像

「介護職は体力がいる」「介護職はきつい」という話を聞いて不安に感じる方も多いでしょう。確かに介護の仕事は体力が必要であったり、腰痛になりやすかったりする仕事ですが、事前の対策が可能です。この記事では、介護職がきつい・大変といわれる理由や体力に不安のある方が事前にできる対策を解説します。介護職に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

介護職の主な仕事内容

介護職の主な仕事内容は、身体介護や生活援助です。以下で詳しい仕事内容を解説しているので、ご確認ください。

身体介護

身体介護とは、介護サービスの利用者さんの食事介助や入浴介助、排泄介助などを行う仕事。ほかにも、移動・移乗介助や更衣介助などがあり、身体介護の種類は豊富です。身体介護は、利用者さんの身体に触れる介護であり、施設などで無資格者が身体介護をする場合は、有資格者の監督を受ける必要があります。

生活援助

生活援助とは、介護サービスの利用者さんの身の回りのお世話をする仕事です。掃除や洗濯、食事の準備、買い物など、利用者さんの身体に触れない業務を行います。無資格・未経験者でもはじめやすい仕事です。

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介護職が体力的にきつい・大変といわれる理由

介護職が体力的にきつい・大変といわれるのは、「身体介護は体力的な不安が大きいこと」と「夜勤が体力的にしんどいこと」が理由です。以下で詳しく解説しています。

身体介護は体力的な負担が大きい

身体介護である入浴介助や排泄介助は、体力的な負担が大きい仕事です。入浴介助や排泄介助をする際は、利用者さんの身体を支えながら行わなければなりません。自身より身長が高かったり、体重が重かったりする身体を支えることもある身体介護は体力的にきついと感じるようです。

夜勤が体力的にしんどい

夜勤は生活のリズムが崩れやすく、体力的にしんどいと感じるようです。夜勤は勤務時間が日勤より長いことが多く、ストレスや疲れも溜まりやすくなります。また、夜勤は1人で利用者さんの対応をしなければならない職場も多く、体力が必要です。

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介護職は腰痛になる可能性が高い仕事

介護の仕事は利用者さんを支えたり持ち上げたりするので、腰痛になる可能性が高い職場といえます。「業務上疾病発生状況等調査」によると、介護職を含む保健衛生業の負傷に起因する疾病2,090のうち、腰痛(災害性腰痛)は1,944件です。腰痛になると体力的にもしんどくなってしまうので、介護職を続けられなくなってしまう人もいます。

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介護職に求められる資質や能力

介護職として働くには体力も必要ですが、笑顔や観察力、利用者さんへの思いやり・気配りができることも重要です。介護職は利用者さんやそのご家族、介護職員など、多くの人と関わる仕事なので、円滑にコミュニケーションをとるための笑顔は欠かせないといえるでしょう。利用者さんの体調の変化に気付ける観察力や思いやる心は、介護職で活躍するうえで重要な資質です。介護士は40~50代の職員が数多く活躍しており、60代の方が働いていることも。体力がないというだけで「自分には無理かも…」と諦める必要はありません。

体力的に不安な方が事前にできる対策

体力に不安があって介護職に就職することを悩んでいる方は、事前にできる対策をやってみると良いでしょう。

体力づくりをしておく

体力づくりを事前にしておくことで、介護の仕事をしても体力不足を感じにくくなります。体力づくりはスポーツやヨガ、ストレッチなど、無理のない範囲内で行いましょう。体力がつけば、介護の仕事も比較的ラクにこなせるようになるはずです。

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正しい介護技術を身につける・予習しておく

介護職がなりやすい腰痛は、無理な体勢で介護を行っていることが原因であることも多々あります。正しい介護技術を身につけ、介護業務について予習しておくことで腰痛を予防することができます。事前に正しい介護技術を身につけるためには、「介護職員初任者研修」という介護職にとって入門的な資格を受講しておくのがおすすめです。基礎的な介護の身体の動かし方を学んでから、実際の職場で学ぶことで、より確実に正しい介護動作を身につけられます。

身体介護の少ない施設に就職する

デイサービスやデイケア、訪問介護など身体介護を行うことが少ない施設に就職することで、体力面に対する懸念を解消できます。一般的にデイサービスや訪問介護は入居型の介護施設より、利用者さんの介護度が低い傾向があり、身体介護を求められることが少ないようです。しかし、事業所によって利用者さんの介護度や業務内容は異なるので、事前に調べておきましょう。

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休日の調整や腰痛対策に取り組んでいる施設に就職する

休日の調整や腰痛対策に取り組んでいる施設に就職することで、介護職の体力的な問題を改善することも可能です。

週休3日制を導入している施設では、1日の労働時間が少し長くなる分、丸1日ゆっくりと過ごせる休日が増えるので、身体を休めることができるでしょう。

腰痛対策として介護ロボットや機械を積極的に導入している施設もあります。介護ロボットや機械はスタッフの負担を減少してくれるだけではなく、より安全な介護の提供にもつながるので、介護ロボットを導入している施設は介護に不安のある未経験者にもおすすめの職場です。

就職前にどうしても不安な場合は面接時に相談してみる

「体力的に仕事ができないかも…」と不安に思う場合は、面接時に相談してみると良いでしょう。仕事をやる前から決めつけてしまうのはあまり良くありませんが、ヘルニアをはじめとする持病がある場合など、仕事ができるか不安なときは採用面接のときに伝えておくことで、業務内容を調整してもらえることもあります。

介護職のやりがい

体力的にしんどいこともありますが、介護職はやりがいのある仕事です。利用者さんに感謝の言葉をもらえたり、段階的なキャリアアップが目指せたりします。以下で介護職のやりがいを詳しく解説しているので、チェックしてみましょう。

感謝の言葉をもらえる

介護職は人をサポートするのが主な業務なので、利用者さんやそのご家族から直接「ありがとう」と感謝の言葉をもらう機会が多い仕事です。感謝されることは「人の役に立った」という実感がしやすく、仕事のやりがいにつながります。

段階的にキャリアアップが目指せる

介護職の資格は段階的なキャリアアップができるように整理されているので、着実に知識やスキルを身につけることが可能です。介護職で役立つ資格のなかでも、「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」の順番で取得することで、事前の勉強は必須ですが、専門性の高い資格を無理なく取得しやすくなっています。「次はこの資格を取ろう!」と、明確な目標もできるので、仕事へのやりがいにもつながるでしょう。

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介護職の体力に関してよくある質問

ここでは、介護職の体力に関してよくある質問に回答します。

介護職の体力づくりの方法は?

介護職の体力づくりの方法は、スキマ時間に無理なく続けられるものを選ぶのがおすすめです。水泳やサイクリングなどのスポーツが好きであれば、趣味を兼ねて体力向上が期待できる上、生活習慣病の予防にもつながるでしょう。ヨガやストレッチはリフレッシュ効果も高いといわれます。スクワットや腕立て伏せなどのトレーニングは筋力アップに直結するため、重労働の介護職に役立つはずです。介護職の体力に関して「体力的に不安な方が事前にできる対策」で解説しているので、ご参照ください。

介護職で体がきついのはどんなときですか?

介護職で体がきついと感じやすいのは、入浴や排泄などの身体介護をするときです。日々の業務では、利用者さまの体を持ち上げたり、支えたりする場面がよくあります。具体的には、自身より体格の大きい利用者さまの入浴介助を中腰で行う場合などに腰に負担がかかりやすく、体がきついと感じることが多いようです。また、夜勤は生活のリズムを崩しがちになるため、体力的な負担を感じやすいといえます。

まとめ

介護職の仕事が体力的にきついといわれる理由は、身体介護や夜勤の負担が大きいことなどが挙げられます。また、身体的・体力的な負担から腰痛の発生につながることも。しかし、介護の仕事は、笑顔や観察力、気配りができることなどの資質やスキルも重要なので、体力がないからといって働けないわけではありません。体力がないことが気になる方は、事前に体力づくりをしたり、正しい介護知識や技術を身につけたりすることで、介護職の仕事をこなせるようになります。ほかにも、身体介護の少ない施設や介護ロボットを導入している施設に就職するのもおすすめです。

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