介護職を長く続けるコツはある?仕事や職場に疲れたときの対処法

介護の仕事 2021年5月27日
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車椅子を押し笑顔で振り返る女性の画像

介護職は離職率の高さが問題視されていますが、中には20年以上働いているベテランの介護職員もいます。介護職を辞めてしまう人と長続きする人の違いは、続けるコツを知っているかどうかです。この記事では、介護職の平均勤続年数や辞めたくなる理由、仕事に疲れた時の対処法をご紹介します。介護職を続けるコツや勤続年数が長い人の特徴もまとめているので、介護の仕事を長く続けたい方はぜひチェックしてください。

目次

介護職で長く働き続けるコツ

この記事を読んでいる方の多くは「介護の仕事は大変だけど、好きだから続けたい」と考えているはず。ここでは頑張る介護士さんのために、介護職で長く働き続けるコツをご紹介します。

達成できる範囲で目標を立てる

介護職に限らず仕事を続けるコツは、目標を立てたり将来像を明確にしたりすることが大切です。仕事のモチベーションを上げるために、無理のない範囲で目標を立ててみましょう。たとえば、介護の仕事に活かせる資格を1年以内に取得する、毎日利用者さんを1人以上笑顔にするなど具体的な目標を考えてみてください。努力した結果目標が達成できれば、やりがいを感じられモチベーションアップに繋がるはずです。

今の仕事を続けるメリットを考える

仕事や職場に疲れてきたら、介護職を続けるメリットを考えてみましょう。たとえば、介護の仕事は少子高齢化の日本では需要が高く、続けていれば今よりも収入が増える可能性が高くなります。将来親の介護が必要になったときに、仕事で培った経験やスキルを活かせるのことも。さらに、定年後も働けることや、実務経験と資格があればキャリアアップできることも、介護職のメリットです。辞めたくなったり仕事に疲れたりしたときに、介護職のメリットを考え直してみると「まだ頑張ってみようかな」と、前向きに仕事を続けられるかもしれません。

職場のスタッフと協力して仕事に取り組む

自分だけで頑張ろうとせず、周囲のスタッフと協力して働くのが介護職を長く続けるコツです。責任感が強い人ほど自分を犠牲にしてまで頑張りがちですが、無理をした分どこかで限界がきて、仕事へのモチベーションがなくなってしまいます。1人でできる仕事量を見極めて、できないことは周りに協力してもらいましょう。自分の状況に応じて無理のない判断を行うのも、自己管理の一環です。ほかのスタッフに助けてもらうのに罪悪感がある方もいるかもしれませんが、複数人で仕事に取り組めば効率良くたくさんの仕事をこなせます。介護職を長く続けたいなら、必要に応じて職場のスタッフと協力する術を身に付けましょう。

仕事と休みで気持ちにメリハリをつける

仕事で頭がいっぱいで休息が取れていないと、「頑張って働こう」という気持ちになりにくいうえ、アクシデントを引き起こす可能性が高まります。介護職は利用者さんの命や健康を預かる仕事なので責任が重く、精神的なストレスを抱えやすくなるリスクも。施設形態によっては夜勤を担うこともあり、生活リズムの乱れや心身の不調を感じる介護職員は少なくありません。職場を出たら仕事のことは考えない、プライベートは運動や趣味に打ち込むといった、メリハリのある行動を心掛けましょう普段の休日だけでリフレッシュが難しい場合は、職場に長期休暇を申請してみるのも一つの方法です。心身が健康になれば万全のコンディションで仕事に取り組めるので、休日はしっかり休息を取って仕事とのメリハリをつけることが、介護職を続けるコツといえます。

初心に立ち返る

仕事へのモチベーションが下がってきたときは、介護職を始めたきっかけややりがいを感じたことを思い出して、初心に立ち返ってみるのがおすすめです。介護職に就職した理由は人それぞれですが、何かしらの理由やきっかけがあるはず。人を喜ばせたい、社会に貢献してやりがいを感じたいというように、自分が働く理由を意識するとやるべきことが明確になっていきます。人間関係や働き方の悩みを抱えたときに初心に返ってみると、気持ちの整理がついて前向きになれるので、介護職を続けるコツとして覚えておきましょう。

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介護職員の平均勤続年数

介護労働安定センターの「令和元年度介護労働実態調査」によると、介護職全体の平均勤続年数は6.9年です。介護の仕事は続きにくいといわれていますが、実際に同じ職場で10年以上働いている介護職は全体の25.3%で、20年以上になると3.0%と非常に少なくなります。介護職は肉体労働や精神的なストレスを感じやすく、離職したり転職したりする人が後を絶ちません。介護職の離職率はほかの業界と比較しても高めの水準で、介護業界全体で問題視されています。今後介護職のニーズが高まると考えている国が主体となって離職防止に努めていますが、状況はあまり改善されていないのが現状です。

介護職が仕事を辞めたくなってしまう理由

介護職は肉体労働が多いうえに、対人援助職なので精神的なストレスを感じる場面が多い仕事です。心身の不調や仕事に関する不安、悩みを理由に介護職を辞めたいと考える人は少なくありません。ここでは介護労働安定センターの「令和元年度介護労働実態調査」をもとに、多くの介護職員が抱える悩みや不安、辞めたい理由を解説します。

多くの介護職が「人手不足」に悩んでいる

人手不足が続くと一人ひとりの仕事量や負担が増えて、体に疲労が溜まったり十分な介護を行えないことにストレスを感じたりすることも。職場の人手不足に悩んでいる介護職員は全体の55.7%を占めています。特に入居型施設で働く介護職員のうち、71.5%が人手不足で悩んでいるようです。介護業界は慢性的な人手不足に陥っており、利用者さんの人数に対して最低限の職員しか配置できない施設もあります。人手不足が理由で介護職を辞めたいと考える人は多いようです。

身体的負担や低賃金も介護職を辞めたくなる理由

仕事内容に対して賃金が低い、身体的負担が大きいという悩みも介護職を辞めたくなる理由の一つです。介護労働安定センターの調査結果によると、介護職全体の39.8%が仕事内容のわりに賃金が低いことに不満を持っていて、29.5%の人が身体的負担の大きさに悩んでいます。介護職は利用者さんの身体介護を担う機会が多く、体力が必要なうえ腰痛やヘルニアを患う可能性も高くなります。このように身体的負担が多いにも関わらず、介護職の給与水準は日本の平均よりも低いため、報酬が見合っていないと感じて他業種への転職を考える人は少なくありません。

人間関係が理由で介護職を辞める人もいる

上司や同僚との相性や職員同士の意思疎通の難しさ、経営陣に不信感があるといった人間関係の悩みで、介護職を辞めたくなってしまう人も多いようです。また、利用者さんやご家族とのやり取りが上手くいかず、介護職を辞めたいと考える人もいます。人間関係が悪い職場で働いていると、仕事に支障が出たり出勤するのが嫌になったりすることも。特に介護職は介護施設や利用者さんの居宅といった閉鎖的な空間で働いているので、人間関係の問題が起きやすいと考えられます。

介護職を長く続けられる人の特徴

介護職で勤続年数が10年や20年を超える人は、仕事を長く続けるための技術やスキルが身に付いています。介護職を長く続けられる人が持つ特徴は以下のとおりです。

コミュニケーション能力に優れている

介護職の経験が長い人は、コミュニケーション能力が高く接遇や傾聴が得意な傾向にあります。介護は対人援助職なので、利用者さんや職員同士のコミュニケーションが欠かせません。相手の意思を尊重できる人や親身になって寄り添うことが得意な人、感謝されてやりがいを感じる接客業向きな人は、介護職を長く続けられる傾向があります。勤続年数の長さは保有資格や介護スキルに秘訣があると考えがちですが、コミュニケーション能力こそ介護職の基礎であり、最も重要な資質といえます。

気持ちのコントロールが上手い

勤続年数が長い介護職の特徴として、感情のコントロールが上手いことも挙げられます。介護の仕事が好きな人でも、働く中で嫌な経験をしたり、落ち込んだりすることは少なくありません。そんなときにネガティブな気持ちを引きずらず、気持ちを切り替えて仕事に臨める人が介護職を長く続けられるのです。ミスを反省しても後悔はしない、常に最高のパフォーマンスで介護に取り組むというように、前向きな心構えを意識しましょう。

職場が合わないときは転職を視野に入れよう

仕事を続けるコツを実践しても上手くいかず、介護職を辞めたくなってしまうときは職場が合っていない可能性があります。介護職は仕事の種類が多く、施設介護が合わなくても訪問介護なら楽しく働けるという人は珍しくありません。今の職場が合わないなら、自分に適した仕事を見つけるために転職を視野に入れてみましょう。介護業界は慢性的な人手不足なので、常に多くの求人が出されています。求人情報をよく確認して働き方や待遇、給料などを比較したうえで長く続けられる職場を探してみてください。

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まとめ

離職率が高い介護職で長く働き続けるコツは、目標を持って仕事に取り組んだり、自分だけで頑張らずに職場のスタッフと協力したりすることなどが挙げられます。モチベーションアップやパフォーマンス向上のために、仕事と休日にメリハリをつけるのも欠かせません。介護職を続けるコツを試しても仕事を辞めたくなるときは、職場が合っていない可能性があるので転職を視野に入れてみましょう。求人探しで困ったときは転職サイトやキャリアアドバイザーの活用をおすすめします。

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