
この記事のまとめ
- 介護職のストレスの原因は、身体的な負担や給料の低さなどがある
- 実際に介護職として働く方のストレス解消法は、運動や食事
- 介護職に有効なストレス解消法は、相談したり趣味を楽しんだりすること
介護職のストレス解消方法が知りたい方もいるのではないでしょうか。介護職のストレス解消法には、「運動する」「美味しいものを食べる」などがあります。ストレスの発散方法は人それぞれなので、自分に合った方法を見つけることが大切です。この記事では、介護職がストレスを感じる原因や、実際のストレス解消法をご紹介します。「仕事に疲れてストレスを感じている…」という介護職の方は参考にしてみてください。
目次
介護職のストレスの原因を知ろう!
ストレス解消のために、まずその原因を知ることから始めましょう。自分がどのようなことにストレスを感じているかを客観視するだけで、ストレスが軽減する可能性があります。
レバウェル株式会社の「きらケア介護白書2022(p.11)」によると、介護職が働くうえでストレスに感じていること(大変だと感じること)は以下のとおりです。

引用:レバウェル株式会社の「きらケア介護白書2022(p.11)」
介護職が最もストレスを感じているのは、「腰痛になりやすいなど身体的な負担が大きい(58.7%)」でした。次いで、「給与水準が低い(48%)」「人手不足で業務量が多い(42.7%)」です。
そのほか、「精神的負担が大きい(34.8%)」や「不規則な生活で体調管理が大変(17.5%)」という回答もありました。
もしも、自分のイライラやモヤモヤの原因がわからないなら、まずは自分がイラっとした瞬間を書き出してみましょう。どのような瞬間、どのような言動にストレスを感じたのか細分化することで、原因が明確になります。
理解できないことには、不快感や不安を感じやすいものです。そのため、自分のストレスを理解するだけで少し楽に感じられるかもしれません。
出典
レバウェル株式会社「介護士のキャリアや外国人雇用などに関するレポート「きらケア介護白書2022」を公開しました」(2026年3月24日)
その悩み、解決できるかも
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実際に介護職として働く方のストレス解消方法
ここでは、実際に介護職として働く方が実施しているストレス解消方法を紹介します。レバウェル介護(旧 きらケア)が実施したストレス解消法のアンケートの結果を、以下にまとめました(2026年3月実施)。

介護職のストレス解消法として最も多い回答は、「スポーツ・運動(19.4%)」でした。ジムに通ったりランニングをしたりして汗を流すことが、ストレス解消につながっているようです。2位は「美味しいものを食べる(16.7%)」、3位は「お酒を飲む(13.9%)」という回答でした。食事やお酒を楽しみにしている方も多いようです。
また、「入浴・温泉(12.5%)」「旅行・お出かけ(11.1%)」など、リラックスしたり好きなことを楽しんだりして心身をリフレッシュし、ストレスを解消している方もいらっしゃいます。
介護職に有効なストレス解消方法
ここでは、心身の疲労を感じている介護職の方へ向けて、ストレス解消方法を紹介します。介護職がストレスを解消する方法は、「適度な運動をする」「人に相談する」「趣味を楽しむ」などです。
適度な運動をする
介護職は、利用者さんの身体を支えて介助をすることがあり、一定の体力的な負担がかかる仕事です。普段仕事で身体を動かしているので、「休みの日は家でゆっくりしたい」と思う人も多いかもしれません。
肉体的な疲労が溜まっているときは休息も大切ですが、気分転換がしたい場合は、適度な運動をすることでストレス解消につながるでしょう。運動をすると、ネガティブな気分を発散させたり、睡眠リズムを整えたりする効果が期待できます。
たとえば、毎日20分程度の運動を行うと、リフレッシュだけではなく体力の向上にもつながるでしょう。運動する時間が取れないときは、帰宅時の電車やバスで座らないで過ごしてみたり、寝る前に簡単なストレッチをしたりするのも良いかもしれません。
仕事の疲れを改善したいときは、自分に合った方法で生活の中に運動を取り入れてみてくださいね。
出典
厚生労働省 こころもメンテしよう「体を動かす」(2026年3月24日)
相談してストレスの原因を解決する
人に相談することでストレスの原因を解消できることがあります。上司や先輩職員に相談すると、身体的な負担を軽減できる介助方法をアドバイスしてもらえたり、業務量を調整してもらえたりすることも。ストレスのもとを解消できれば、精神的な負担も緩和されるでしょう。
相手の価値観を認める
介護職として働いていると、自分の価値観と他人の価値感の違いにストレスを感じることがあるかもしれません。介護職は、利用者さんやご家族、ほかの介護職、ケアマネジャーなど多くの人と関わる仕事です。
立場の違いから意見が一致しないときは、「そういう考え方があるのか」と相手の価値観を認めることで、自身の成長につながったりストレスを緩和できたりします。すべてを肯定して受け入れるのは無理だとしても、まずは相手の気持ちを理解する姿勢でコミュニケーションを取ると良いでしょう。
趣味を楽しむ
休日に趣味や娯楽を楽しむのも、有効なストレス解消法です。「最近仕事ばかりで疲れた…」というときは、美味しいものを食べる、旅行する、ライブに行く、本を読むなど、意識的に自分の好きなことをする時間を取ってみましょう。
介護職の仕事の責任からストレスを感じている場合、休みの間は仕事のことを忘れてリフレッシュすることが大切です。常に仕事のことを考えていると、心が休まらず緊張状態になってしまうので、気分を切り替えてストレスを発散してみてくださいね。
生活リズムを整える
介護職は、夜勤や不規則なシフトで生活リズムが乱れがち。生活習慣の乱れは体調にも影響を与え、ストレスの原因になり得るので、工夫して生活リズムを整えることが大切です。ぐっすり眠れる時間に睡眠を取る、栄養バランスの良い食事をするなどして体調を整えましょう。
仕事が忙しいと、休みの日に寝だめしたり暴飲暴食したりしてしまうこともあるかもしれません。しかし、寝だめや暴飲暴食が習慣になると、自立神経の乱れや疲労につながるおそれがあるので注意が必要です。
仕事のグチを話すときは相手を選ぶことが大切
仕事でストレスを感じていると、「誰かに気持ちを話してスッキリしたい…!」と思うこともありますよね。一人で悩みを抱え込むと、ストレスが溜まってしまいます。もしも、「仕事のグチを聞いてほしい!」と思ったときは、相談する相手に配慮しましょう。
ストレスの原因が同じ職場で働く仲間のことであれば、職場の方にグチをこぼすのは控えたほうが無難です。「○○さんがこう言ってたよ」と、悪口や陰口のように広まってしまう可能性があります。
自分にそのようなつもりはなくても、聞いた側の気持ちや感情をコントロールすることはできません。聞き手にストレスを与えることもあるので、職場内でのグチは控えましょう。
また、同僚からグチを聞いたときは、同調も否定もせずに受け流すのが賢明です。自分から話したわけではなくても、どのような形で伝わるか、誰が聞いているか分からないので、注意が必要です。
チームの一員としての意識を持ち、グチをこぼすときは、同僚ではなく仕事に理解のある身内や友人に話すほうが良いでしょう。また、派遣社員として働いている方であれば、派遣会社に頼るのも一つの方法です。レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)では、お困りのことがあればサポート窓口でご相談を受け付けています。
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発想を転換してストレスとうまく付き合おう
ストレスを完全になくすのを目指すのではなく、うまく付き合っていくことが重要です。過度なストレスは心身の健康を損なうリスクがありますが、適度なストレスであれば、体力の増進やモチベーションの向上につなげられる場合があるでしょう。
ストレスを味方につけることができれば、毎日の生活が充実して活力あるものになるかもしれません。
介護職員のストレス解消に関してよくある質問
ここでは、介護職員のストレス解消に関してよくある質問に回答します。仕事にストレスを感じている方は、参考にしてみてください。
介護職のストレスチェックについて知りたい
2025年5月に法改正があり、従業員50人未満の事業所にも職員のストレスチェックが義務化されました。公布後3年以内に施行されるため、2028年以降はどの介護施設・事業所でもストレスチェックが実施されるようになります。ストレスチェックで自身のストレスを把握することで、メンタル不調の予防につながるでしょう。
「介護職のストレスチェック!つらくて限界なときの対処法は?」の記事で介護職のストレスチェックについて解説しているので、あわせてご覧ください。
出典
厚生労働省「ストレスチェック制度・メンタルヘルス対策」(2026年3月24日)
介護職のストレス解消法は?
介護職が手軽に取り入れやすいストレス解消法の一つに、美味しいものを食べることがあります。行列ができると評判のお店で外食したり、休憩時間に甘いおやつを食べたりすることで、心と体に満足感を与えられるでしょう。
また、夜勤など不規則な勤務形態が多い介護職は、十分な睡眠を取ることも効果的です。休日に趣味やスポーツに没頭してプライベートを充実させることも、ストレス解消につながります。詳しくは「実際に介護職として働く方のストレス解消方法」をご参照ください。
介護職がストレスで限界を感じたらどうすれば良い?
介護職がストレスで限界を感じたときは、悩みや疲労の原因を整理して対処法を考えることが大切です。自分が何に対してストレスを感じているのかを客観視することで、解決策を見つけやすくなります。職場の信頼できる同僚や友人に悩みを聞いてもらうことも有効です。一人で抱え込まず誰かに相談すると、視野が広がって気持ちが楽になるかもしれません。
まとめ
介護職は、身体的な負担や給料の低さ、仕事量の多さなどにストレスを感じている方がいます。実際に介護職として働く方は、「運動をする」「美味しいものを食べる」「お酒を飲む」などの方法でストレスを解消しているようです。
適度な運動をすることに加え、趣味を楽しんでリフレッシュするのもストレス解消に効果的。上司に相談してストレスの原因を解決できないか対処するのも一つの方法です。ストレス解消法は人によって異なるので、いろいろ試してみて自分がストレスを発散できる方法を探すと良いでしょう。
「介護職の仕事にストレスを感じて疲れた…」「働き方を見直したい」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護業界に特化した転職エージェントです。
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その悩み、解決できるかも
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点



