
この記事のまとめ
- 介護職の夜勤専従の働き方を楽と感じるかきついと感じるかは人それぞれ
- 介護職の夜勤専従が楽だと感じる理由の一つは日中活動や入浴介助がないこと
- 介護職の夜勤専従として働く前に夜勤職員の人数や夜勤手当の額を確認しよう
「介護職の夜勤専従は楽って本当?」と気になる方もいるのではないでしょうか?夜勤専従の働き方を楽と感じる方もいれば、きついと感じる方もいるため、人によって判断は異なります。この記事では、介護職の夜勤専従の働き方や仕事内容を解説。楽だと感じる理由やきついと感じる理由をそれぞれまとめました。介護職の夜勤専従として働く際に事前に把握すべきことも紹介するので、転職を検討している方は参考にしてみてください。
介護職の夜勤の仕事内容は?しんどいと感じる理由や対処法、メリットも解説目次
介護職の夜勤専従の働き方は楽?きつい?
介護職の夜勤専従の働き方を、楽と感じるかきついと感じるかは人それぞれです。介護職の夜勤専従とは、言葉どおり「夜勤を専門に従事している介護職員」のこと。日勤帯の業務には従事せず、夜勤のみに従事するという雇用契約を結んでいます。
夜勤専従の種類は、ロング夜勤とショート夜勤の2つ。前者は午後4時~5時ごろから翌朝の午前9時~10時ごろまで、後者は午後9時~翌朝午前9時ごろまで働くスタイルです。
夜勤専従の働き方に対し、ロング夜勤では勤務時間が16時間と長時間の勤務だったり、夜間の緊急時対応の可能性にプレッシャーを感じたりして、きついと感じる方もいるでしょう。しかし、仕事に求める条件によっては、夜勤専従のほうが働きやすいと感じる方もいます。
この記事では、介護職の夜勤専従の働き方やメリット・デメリットを解説するので、夜勤のみで働こうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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夜勤専従で働く介護職の仕事内容
介護の夜勤専従の主な仕事内容は、「夜間の見回り」「身体介護」「食事の準備・片づけ」「介護記録の作成」「利用者さんの急変時対応」です。ここでは、それぞれの仕事内容を解説します。
夜間の見回り
利用者さんの安全を確保するため、夜間の見守りを行うのは夜勤業務の基本です。定期的な巡回を行うことで、利用者さんが快適に眠れているか、ベッドから転落するなどの問題が生じていないかをチェックします。
発熱など、夜間に体調を崩す利用者さんもいるため、必要に応じて適切に対処しなければなりません。利用者さんの変化に気づけるよう、介護職は注意深く観察しながら巡回することが大切です。
身体介護
夜勤の介護職は、利用者さんの生活をサポートするために身体介護を行います。夜勤の場合、トイレの付き添いや排泄介助、オムツ交換、体位変換などがメインです。体位変換とは、自力で体勢を変えるのが難しい方の褥瘡(床ずれ)を防ぐために体の向きを変えることを指します。
そのほか、夕食や朝食時の食事介助、服薬介助、口腔ケアや更衣介助なども重要な業務です。利用者さんからのナースコールがあれば、その呼び出しに応じて、必要な介助をすることもあるでしょう。
食事の準備・片づけ
利用者さんのために食事の準備や片づけをするのも、夜勤で働く介護職の仕事の一つです。食事の時間が近づいたら配膳を行い、利用者さんが快適に食事をとれるように準備します。
食事が終わったら食器を下膳し、食堂の片づけに取り掛かるのが一般的です。テーブルを拭いたり、食器を洗ったりして衛生管理に気を配ることは、利用者さんに安全かつ気持ち良く食事をしてもらうために欠かせません。
介護記録の作成
介護記録の作成とは、夜勤中に行った業務や利用者さんの状態・様子を記録することです。介護記録をつけておくことで、日勤スタッフとのスムーズな情報共有につながります。夜間の巡回時に気づいた変化や利用者さんの排泄・食事状況、体温といった健康状態の記録は、利用者さんの長期的なケアに役立つ重要な記録です。
服薬の状況や利用者さんが訴えた体調の違和感などは正確に記録しましょう。介護記録は単なる業務の記録ではなく、利用者さんに最適なケアを提供するための大切な情報となります。
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利用者さんの急変時対応
何らかの理由で利用者さんの体調が急変した場合、緊急対応が必要となることがあります。利用者さんの急変は、日中だけではなく夜間にも起きる可能性があるためです。急変時の対応については、職場の緊急時マニュアルに従うのが基本。状況に応じて、看護師や主治医にオンコールで指示を仰いだり、救急車を呼んで搬送の準備を行ったりすることが必要です。
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夜勤専従で働く介護職の勤務時間・日数
夜勤専従で働く場合、勤務先の職場が2交代制か3交代制かによって勤務時間が異なるでしょう。勤務日数は、月に10日程度が基本です。ここでは、夜勤専従の「勤務時間」「勤務日数」を解説します。
夜勤専従の勤務時間
夜勤専従の介護職の勤務時間は、職場ごとに設定されている夜勤の勤務時間に準じます。一般的に、2交代制であれば16時間、3交代制であれば8時間程度で設定されていることが多いでしょう。
2交代制
2交代制は、日勤と夜勤が明確に分かれている勤務形態です。日勤は8時間、夜勤は16時間勤務が基本で、夜勤は長時間勤務となります。前述したとおり、多くの施設で午後4時~5時ごろから翌朝の午前9時~10時ごろまでといった夕方から翌朝までの勤務となり、その間に休憩や仮眠の時間が2時間前後設定されているようです。
3交代制
3交代制は、日勤・準夜勤・深夜勤の3つに分かれた勤務形態です。2交代制とは違い、夜勤の勤務時間は8時間前後と、時間帯による勤務時間の差はほぼありません。
夜勤専従が勤務する時間帯は、準夜勤か深夜勤のどちらか、もしくは両方で、職場によって異なります。準夜勤は夕方から深夜(午前0時~1時ごろ)まで、深夜勤は深夜から翌朝までの勤務となり、その間に1時間前後の休憩があるのが一般的です。
夜勤専従の勤務日数
夜勤専従の介護職の勤務日数は、月に多くても10日程度でしょう。週で考えると、2~3日程度の勤務が多いようです。2交代制は長時間勤務のため、労働基準法の変形労働時間制が適用され、1週間の労働時間が40時間以内に収まるように調整されます。そのため、夜勤から退勤した日の翌日は休みになるのが一般的で、連続勤務が少ないのが特徴です。
一方、3交代制の場合は、勤務時間が日勤と変わらないため、勤務日の翌日が休みになるとは限りません。
なお、施設によっては夜勤協定により、夜勤の上限回数や間隔を定めている場合があります。夜勤専従の場合、働き方に影響する可能性があるため、夜勤協定の有無やその内容について確認すると良いでしょう。
夜勤専従の勤務日数については「介護職の夜勤専従は月何回まで働けるの?勤務回数や働くメリットを解説」の記事で解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
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夜勤専従で働く介護職の1日のスケジュール例
ここでは、夜勤専従で働く介護職の1日のスケジュール例をご紹介します。「夜勤の介護職員は1日をどんなふうに過ごすの?」と疑問に思っている方は、以下を確認して実際に働く姿をイメージしてみましょう。
2交代制の1日のスケジュール例
2交代制で働く夜勤専従の介護職のスケジュール例は、以下のとおりです。
2交代制の夜勤専従職員の1日
17:00
出勤、日勤職員からの申し送り
18:00
夕食の配膳・食事介助・口腔ケア、服薬介助
19:00
夕食の下膳・片づけ
20:00
オムツ交換・トイレの付き添い・排泄介助、就寝準備
21:00
消灯
00:00
定期巡回、体位変換、オムツ交換
01:00
記録業務、休憩・仮眠
03:00
定期巡回、体位変換、オムツ交換
06:00
起床介助、整容介助
07:00
朝食の配膳・食事介助・口腔ケア、服薬介助
08:30
朝礼、日勤職員への申し送り
09:00
退勤
夜勤専従の介護職は、出勤してすぐに日中の様子について引き継ぎを受けます。その後、夕食の支援や後片づけを行い、就寝した利用者さんの見回りや安否確認に入るのが一般的です。途中でトイレ誘導やオムツ交換などの対応をしながら、既定の時間に起床介助を行います。
交代の時間が近づいたら、出勤してきた早出スタッフと連携し、朝食の準備や食事介助、片づけなどを行い、日勤職員に夜間の様子を引き継いで業務は終了です。
3交代制の1日のスケジュール例
3交代制で働く夜勤専従の介護職のスケジュール例は、以下のとおりです。なお、夜勤のうち、深夜勤のスケジュール例をご紹介します。
3交代制の夜勤専従職員の1日
00:00
出勤、準夜勤職員からの申し送り
01:00
定期巡回、体位変換、オムツ交換
02:00
記録業務、事務作業
03:00
休憩
04:00
定期巡回、体位変換、オムツ交換
06:00
起床介助、整容介助
07:00
朝食の配膳・食事介助・口腔ケア、服薬介助
08:30
朝礼、日勤職員への申し送り
09:00
退勤
夕食と朝食の準備や片づけの両方を担当する2交代制に対し、3交代制は勤務時間帯によってどちらか片方の食事対応のみを行う傾向があります。ただし、定期巡回や身体介護を行うことは勤務時間帯にかかわらず共通です。
なお、実際の仕事の流れや担当する業務は、勤務先の職場によって異なるため、参考程度にご覧ください。
介護職の夜勤専従が楽だと感じる理由
夜勤専従が楽だと感じる理由は、「日中活動や入浴介助がない」「交代勤務に比べて仕事を覚えやすい」「マイペースに仕事ができる」などです。下記でそれぞれの理由について詳しく解説します。
日中活動や入浴介助がない
夜勤専従には、レクリエーションや散歩などの日中活動やリハビリ、入浴介助がありません。特に入浴介助などの業務は体力を使いますが、日勤帯の業務に含まれるため、夜勤専従が行うことはほとんどないのが特徴です。また、レクリエーションの企画や進行に苦手意識がある人にとって、日中活動を担当しなくていい点は楽だといえます。
交代勤務に比べて仕事を覚えやすい
夜勤専従は、交代勤務に比べて仕事を覚えやすいといえます。日勤で早番や遅番といった交代勤務をする場合、同じ日勤でもそれぞれのシフトの仕事を覚えることが必要です。日勤に加えて夜勤がある場合は、夜勤の仕事も覚えなければなりません。
夜勤専従なら、夜勤の仕事に集中できるため、比較的楽に仕事内容や業務の流れを覚えられるでしょう。
マイペースに仕事ができる
介護ケアや業務に集中しやすく自分のペースで仕事ができることも、夜勤専従が楽だと感じる理由の一つです。夜勤として仕事をする時間帯は、介護サービスを利用する利用者さんの多くが就寝しています。眠れずに起きている利用者さんやナースコールに対応する必要はありますが、コミュニケーションを伴う業務は日中に比べて多くありません。マイペースに仕事がしたい介護職の方には、夜勤専従のほうが楽と感じるでしょう。
人間関係の負担が少なく勤務できる
夜勤専従が働く時間帯はスタッフの数が少ないため、コミュニケーションや連携などの負担も少ないのが特徴です。
日勤帯と比較して、就寝中の利用者さんが多い夜勤帯は勤務するスタッフの数が少なく、施設によっては1人で勤務する場合があります。人間関係をあまり気にせず仕事に集中できることから、精神的な負担が少ないと感じる方もいるでしょう。
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介護職の夜勤専従がきついと感じる理由
夜勤専従が楽だと感じることがある一方で、「昼夜が逆転した生活になる」「職場によっては夜勤が1人の場合もある」などのきついと感じる部分もあります。夜勤専従で働くかどうかは、大変さも知ったうえで判断しましょう。
ここでは、介護職の夜勤専従がきついと感じる理由のなかでも代表的なものをまとめました。
昼夜が逆転した生活になる
夜勤専従の仕事は、夜間に仕事をして日中に休息を取るスケジュールになるため、昼夜が逆転した生活になりやすいでしょう。勤務日以外も含めて、生活リズムを整えるために夜型の生活を送ると、日中仕事をしている人とスケジュールを合わせにくくなったり、多くの店が営業している日中に出かけにくくなったりするのがデメリットといえます。
慣れるまでは体調管理が難しい
夜間の仕事は、一般的な昼型の生活と異なるため、慣れるまでは寝不足や生活リズムの乱れにより、体調不良になる可能性があります。夜勤専従の人が急な体調不良で休んでしまうと、日勤で仕事をしている人たちのシフトを変更しなければいけなくなるかもしれません。そのため、普段から徹底した自己管理が欠かせない点は、夜勤専従がきついと感じる理由の一つでしょう。
緊急事態に臨機応変に対応する必要がある
夜勤はスタッフの人数が少ないため、利用者さんが転倒したり何らかの急変が起きてしまったりした場合は、臨機応変に対応しなければなりません。急変時に看護師やほかの介護職がいない場合は、自分で判断し、一次対応を行わなければならない場面もあるでしょう。責任の大きい業務がプレッシャーとなり、きついと感じる方もいます。
勤務時間・拘束時間が長い
夜勤のなかでも2交代制の場合、3交代制や日勤と比較すると勤務時間が長いため、負担が大きくなるでしょう。通常の勤務は休憩時間を1時間つけて9時間に設定されているところが多いですが、2交代制の夜勤は休憩時間2時間を含めた16~18時間となっています。
そのため、「勤務時間が長くてきつい」と感じることがあるかもしれません。
職場によっては夜勤が1人の場合もある
規模の小さい介護施設では、介護職1人で夜勤を担当する場合があります。規模が大きい介護施設では複数のスタッフで対応することもありますが、時間差で仮眠を取る場合、1人で勤務する時間もあるでしょう。特に新人の介護職員は、夜勤中に利用者さんの転倒や徘徊などのトラブルがあると対応に悩むかもしれません。
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夜勤専従で働く介護職のメリット
夜勤専従の介護職として働くメリットは、夜勤手当がつくため高給与である、日中は自由に過ごせる、生活リズムが安定しやすいなどです。以下で詳しく解説します。
同じ夜勤でも交代制と違って生活リズムが整いやすい
夜勤専従で働く場合、日勤と夜勤を組み合わせた交代制勤務よりも生活リズムを整えやすいといえます。交代制勤務の場合、夜勤と日勤のどちらのシフトにも入るため、日によって就寝時間や起床時間が異なり、生活リズムが乱れる可能性があるでしょう。
それに対して夜勤専従の場合、昼夜は逆転するものの、一定のサイクルで生活できることはメリットとして挙げられます。
勤務日数が少なくても給料が高い
午後10時~翌午前5時までの時間帯に勤務すると深夜手当(深夜割増賃金)が支払われるため、夜勤専従は少ない勤務日数でも日勤より給料が高い傾向があるのがメリットです。
介護施設や事業所の種類に関わらず、夜勤を行う場合は労働基準法第37条に基づいて深夜手当がつきます。通常賃金の25%以上の割増賃金が支払われるため、日勤に比べて高い給与を得やすいのが特徴です。
また、職場によっては夜勤手当が支給されることもあります。介護人材の処遇改善により、手当を新設または増額するところも増加傾向にあるので、求人票をチェックしてみると良いでしょう。
出典
e-Gov法令検索「労働基準法」(2026年8月24日)
日中の時間を自由に使える
夜間のみ仕事をするスタイルである夜勤専従は、日中を自由に過ごせるという特徴があります。多くの介護施設や事業所では、夜勤から退勤した日の翌日まで休みとして設定していることが多く、2交代制の場合、仕事終わりからおよそ1日半を好きに過ごすことが可能です。そのため、趣味や家族との時間に使ったり、副業やダブルワークに活用したりするなど、自分のライフスタイルに合わせた過ごし方ができるのがメリットといえるでしょう。
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日勤の業務より忙しくはない
夜勤帯は、消灯から起床までの間、見守りや定期巡回、記録作成などが中心となり、突発的なトラブルが起こらなければ時間的な余裕が生まれやすいのが特徴です。一方の日勤帯は、食事・入浴・排泄の介助やレクリエーションなど、時間刻みで複数のタスクを並行してこなす必要があります。
日中のように常にマルチタスクで動き回る忙しさに追われることが少ないため、落ち着いて働きたい方にとってメリットとなるでしょう。
介護職の夜勤専従をする際に事前に把握すべきこと
夜勤専従の介護職の求人に応募する前に、「夜勤職員の人数」「仮眠・休憩の取得状況」「残業の有無」「夜勤手当の金額」「緊急時マニュアルの有無」を把握しておきましょう。夜勤の待遇は施設ごとに異なるので、ミスマッチを回避するためにもチェックすることが大切です。
夜勤職員の人数
夜勤専従の介護職として働く場合は、介護施設の夜勤体制をチェックしましょう。夜勤職員の人数は、施設規模や入居している利用者さんの人数によって決められています。しかし、施設によっては、人手不足で夜勤の介護職の人数がぎりぎりの場合も。慣れないうちは、夜勤のスタッフの人数にゆとりがある施設を選んだほうが無難です。
また、医療依存度の高い利用者さんがいる場合、夜勤専従スタッフの負担も大きくなるので、事前に確認しておきましょう。
公益財団法人介護労働安定センターの「令和7年度介護労働実態調査 介護労働者の就業実態と就業意識調査 結果報告書(p.90)」によると、深夜勤務時の職員数は、「1人」が51.7%と最多です。次いで「2人」が24.4%、「3人」が8.0%でした。夜勤を担当する職員数の平均が1.8人という結果から、1~2人体制の職場が多いと分かります。
仮眠・休憩の取得状況
2交代制の夜勤の場合、特に勤務時間が長いため、仮眠や休憩の取得状況を事前に把握しておくことが大切です。同資料(p.89)によると、介護職の深夜勤務中の仮眠・休憩の状況については、「十分とれる」が16.3%、「ある程度とれる」が50.8%です。半数以上の介護職員は休憩を取れている一方で、「とれない」と回答した方は25.2%という結果でした。
施設によっては、休憩時間をしっかり確保できているところもあれば、業務が立て込んで思うように休憩が取れないところもあるようです。求人に応募する際は、休憩・仮眠の状況や仮眠室の有無を確認しておくと良いでしょう。
出典
公益財団法人介護労働安定センター「介護労働実態調査」(2026年8月24日)
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残業の有無
夜勤専従の介護職にとって、残業の有無や平均残業時間も事前に確認しておきたいポイントです。勤務時間内に業務を終えられるのが理想ですが、利用者さんが急変した場合などには、残業が発生する可能性があります。特に、2交代制の夜勤専従の勤務時間は16時間と長時間のため、残業が発生してしまうと肉体的にも精神的にもきついと感じるかもしれません。
残業がどの程度発生するのか事前に確認しておくことで、働くイメージを明確にすることができるでしょう。
夜勤手当の金額
「給与を増やしたい」「稼ぎたいから夜勤専従をする」という方は、職場の夜勤手当がいくら支給されるのか忘れずにチェックしましょう。
レバウェル介護(旧 きらケア)が日勤を含む交代制で働く介護職を対象にしたアンケート調査をもとに、「夜勤あり」の職員が回答した夜勤手当の金額を以下にまとめました。
「問.1回当たりの夜勤手当の金額を教えてください」

実施期間:2024年2月20日~2024年3月17日
1回当たりの夜勤手当の金額として「5,000~6,999円」の金額帯が最多でした。職場によっては7,000円以上支給するところがある一方で、5,000円未満のところも一定数あることから、夜勤手当の金額は職場により差があるといえるでしょう。
なお、深夜割増賃金は法律で決まっていることなので必ず適用されますが、夜勤手当は各施設が独自に支給している任意の手当です。施設によっては手当分を基本給や時給に上乗せしている場合もあり、必ず手当として支給されるとは限りません。
「夜勤専従で稼ぎたい!」という方は、夜勤手当の金額だけでなく、1ヶ月の収入がトータルでいくらになるのかという視点で転職先を検討すると良いでしょう。
緊急時のマニュアルの有無
利用者さんの急変や事故などのトラブルに備えて、緊急時の対応マニュアルが整備されているかどうかもチェックしましょう。夜間は職員数が限られるため、緊急時にスムーズな対応が取れるかどうかは重要です。
利用者さんの急変時に介護職が取るべき対応手順や救急搬送の流れなど、対応フローが具体的に決まっていれば、実際に緊急対応が必要になっても落ち着いて行動できます。利用者さんの急変に過剰なプレッシャーを感じず、安心して働くためにも、マニュアルの有無や内容を確認しておきましょう。
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未経験OKの介護職の夜勤専従求人はある?
未経験OKの夜勤専従求人はあります。介護職が未経験でも、働きながら夜勤専従の仕事を覚えていけば問題ありません。特に最初のうちは先輩職員と一緒に夜勤に入り、指導を受けながら一連の流れを身につけられる職場が多い傾向があります。
ただし、夜間はスタッフの人数が限られていたり、緊急時対応が必要となる可能性があったりするため、施設によっては経験者を優遇する場合があるようです。
基本的な介護知識やスキルがあるほうが安心して業務に取り組めるため、未経験の方は研修制度が整っている施設で働くことを検討してみると良いでしょう。また、日勤で介護の仕事を一通り経験してから夜勤専従として働くのも選択肢の一つです。
未経験の場合はどのような働き方になるのか、サポート体制があるのかどうかなど、介護職の夜勤専従で気になることは、レバウェル介護(旧 きらケア)に聞いてみませんか?
レバウェル介護(旧 きらケア)は介護業界に特化した転職エージェント。専任のキャリアアドバイザーが求人の職場に直接出向いてリサーチするので、転職前に疑問を解消することが可能です。夜勤専従の求人で気になることがあれば、お気軽にお問い合わせくださいね。
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介護職の夜勤専従についてよくある質問
ここでは、介護職の夜勤専従に関するよくある質問にお答えします。「夜勤専従は稼げる?」「日勤と夜勤専従はどっちが楽?」と気になる方は、ぜひご覧ください。
介護職の夜勤専従は稼げる?
夜勤専従の介護職は、夜勤手当や深夜手当が支給されることで、給与が高くなる傾向があります。施設によって夜勤手当の有無や金額は異なるものの、夜勤手当が支給される場合はシフトに入るたびに手当がつくため、収入アップにつながるでしょう。
また、午後10時~午前5時までは深夜手当(深夜割増賃金)が必ず支給されるため、勤務時間の長さや回数によっては日勤よりも高収入を得られます。ただし、安定して働き続けるためには、ワークライフバランスを考慮したうえで、自分に合った勤務時間・日数を選ぶことが重要です。介護職で収入アップを目指す方法が気になる方は、「介護職で高収入を得るには?資格や夜勤手当を活かして給料アップを目指そう」の記事もチェックしてみてください。
日勤と夜勤専従はどっちのほうが楽?
日勤と夜勤専従のどちらが楽に感じるかは人それぞれです。日勤は、スタッフの数が多く、業務を分担しやすい一方で、利用者さんの入浴介助やレクリエーションの企画・実施など、担当する業務が多いという大変さがあるでしょう。夜勤専従は、利用者さんが就寝する時間帯と被るため、日中よりも担当する業務自体は少なめです。しかし、夜間の緊急時対応の可能性に対してプレッシャーを感じるかもしれません。
「介護職の夜勤専従が楽だと感じる理由」では、日勤と比べて夜勤を楽だと感じる理由を解説しているので、参考にしてみてください。
未経験で介護職の夜勤専従を目指すなら何が必要?
未経験で介護職に就く場合は、夜勤専従になる前に日勤の業務を通して、介護の基本的なスキルや知識、業務に関するポイントを理解しておくことが大切です。基本的なスキルが身につかないまま夜勤専従になっても、夜間に何らかのトラブルが起きた場合に1人で対応することはできません。
介護施設によっては夜勤専従者向けに日勤業務の研修が行われることもあるので、夜勤専従の介護求人に応募する際は研修の有無も確認すると良いでしょう。
まとめ
介護職の夜勤専従を楽と感じるか、きついと感じるかは人それぞれです。夜勤で働く介護職の主な仕事内容は、見守り業務や身体介護、食事の準備・片づけなど。2交代制と3交代制では勤務時間が異なるため、実際に担当する業務や1日の流れには細かな違いがあるでしょう。
夜勤専従が楽だと感じる理由として、日中活動や入浴介助がないことや、マイペースに仕事ができることなどが挙げられます。また、日勤より勤務日数が少なくても給料が高いことや、日中の時間を自由に使えることも魅力です。
一方、夜勤専従がきついと感じる理由として、昼夜逆転の生活になりやすかったり、体調管理が難しかったりすることが挙げられます。夜勤中の緊急時対応にプレッシャーを感じることもあるでしょう。
夜勤専従の介護職として働く前には、仕事内容や給与だけでなく、職場の夜勤体制や仮眠・休憩の取得状況、残業の有無なども確認することが大切です。夜勤専従を検討する場合は、希望する施設での夜勤の実態を知ったうえで、自分に働き方が合っているのかどうかを見極めましょう。
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執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点



