介護職の正社員として働くメリット・デメリットは?パートとの違いも解説

介護の仕事 2023年5月9日
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案内するポーズをとっている女性介護士と高齢者と談笑する男性介護士イメージ

「介護職で働きたいけど正社員とパートの違いが分からない」「介護職の正社員はどんな仕事をしているの?メリットはある?」といった悩みを抱えている方も多いでしょう。この記事では、介護職の正社員として働くメリット・デメリットをご紹介。正社員とパートの違いについても解説しています。高齢化により介護職の正社員は、ますます需要の高まる職種です。自分に合った働き方を探るためにも、参考にしてみてください。

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目次

介護職の正社員として働くメリット・デメリット

介護職の正社員として働くメリットには「介護スキルや経験が積める」「ライフプランが立てやすくなる」「定期昇給や賞与など待遇が良い」が挙げられます。介護職員として働く際に、正社員で働くか迷っている方は参考にしてみてください。

メリット

ここでは、介護職の正社員として働くメリットをご紹介します。

介護スキルや経験が積める

正社員になると施設内研修や外部研修など、介護スキルを向上させるための機会も多く得られるため、着実にスキルアップしていけるメリットがあります。介護施設によっては、資格取得支援制度で資格取得をサポートしてくれるところも。介護職は無資格で入職しても、スキルアップしやすいメリットもあります。

ほかにも、働きながら資格やスキルを得てユニットリーダーや施設長、サービス提供責任者といった上位職種への昇進も目指せるのも正社員のメリットです。

ライフプランが立てやすくなる

正社員は安定した収入を得られるので、ライフプランが立てやすくなるのも一つのメリットです。何年でどの位の収入が得られるのか、ある程度予測できるので、家や車の購入など計画が立てやすくなるでしょう。子どもがいる場合には、教育費などの大きな出費に備えやすくなります。

定期昇給や賞与など待遇が良い

職場により制度は異なりますが、基本的に正社員は定期昇給や賞与、福利厚生制度を受けられるのがメリットです。福利厚生として資格取得制度を導入している介護施設も多く、未経験からでも資格取得が目指しやすい職場もあります。昇給や賞与、福利厚生などは、介護施設や事業所によって内容に差があるので、転職前にしっかり調べることが重要です。

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デメリット

ここでは、介護職の正社員として働くデメリットをご紹介します。

ライフワークバランスが整いにくい

正社員は勤務日数や勤務時間が決められているので、プライベートと仕事の両立が難しいといったデメリットを感じることが多いようです。介護施設によっては、夜勤や残業に入ることも。入職前に、シフト形態や残業の有無などをしっかり調べておくことが大切です。

子育てや身内の介護といった家庭の事情などで夜勤に入るのが難しい場合には、デイサービスや訪問介護といった夜勤がない施設を選ぶと良いでしょう。

責任のある仕事が増えストレスになってしまうことも

正社員は責任のある仕事を任せられることも多く、人によってはストレスに感じてしまうかもしれません。自分に合ったストレス解消法を見つけたり、適度に息抜きすることも大切です。また、責任のある仕事を任せられることがやりがいに感じられれば、スキルも上がっていくでしょう。

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介護職の正社員とパートの違い

介護職における正社員とパートには「勤務時間」や「収入」に大きな違いがあります。メリット・デメリットだけではなく「自分に合った働き方は何か」で考えるのが大切。下記では介護職の正社員とパートの勤務時間と収入の違いを解説します。

業務時間

介護職の正社員は勤務時間が1日8時間、勤務日数は週5日が一般的です。また「早番」「日勤」「遅番」「夜勤」といった交代制で働きます。一方のパートは、ライフスタイルに合わせて勤務日数や曜日、時間など柔軟に変更可能なのが特徴。子育てや家族の介護などで働けない時間がある場合は、パートの方が仕事とプライベートの両立がしやすいでしょう。

介護職のシフト勤務に関して詳しく知りたい方は「介護職に多いシフト勤務はどのような働き方?交代制や組み方について解説!」で詳しく紹介しているので参考にしてください。

収入

正社員は月給、パートは時給から給料が算出されるのが一般的です。上記でも述べたとおり、正社員は賞与が受け取れたり、昇給があったりするので比較的安定した収入を得られるのが魅力。パートはシフト形態が自由に選択できますが、出勤数が少なかった場合、その月の収入が減ってしまうこともあります。

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介護職員の仕事内容

正社員の具体的な仕事内容は、体に直接触れてお世話をする「身体介護」と、生活を送る上で必要な家事を行う「生活援助」がメインです。ほかにも、利用者さまのご家族の相談にのったり、福祉用具の使用方法をレクチャーしたりすることもあります。また、利用者さまの身体機能に合わせたレクリエーションや行事の企画・運営も重要な仕事の一つです。

上記で述べた、介護業務のほかにも利用者さまの様子を記録する「介護記録の作成」や、介護スキル向上のための「施設内研修」、使い捨て手袋・おむつといった「備品管理」など、正社員で働く介護職員の仕事は多岐に渡ります。介護職員の仕事内容をさらに詳しく知りたい方は「介護職の仕事内容とは?平均給与や役立つ資格について解説」をご覧ください。介護職の仕事内容について詳しく説明しています。

介護職の正社員に向いている人

介護職の正社員は「安定した収入を得たい」「介護職でキャリアアップを目指したい」という方に向いているといえるでしょう。また、施設によっては夜勤に入ることもあるので、「夜勤に抵抗がない」という方も正社員に向いています。

介護職は正社員・パート問わず人との関わりが多い職種です。介護職員として「人と関わるのが好き」「気配りができる」といったことも大切。自分が介護職に向いているか気になる方は「介護職に向いている人とは?転職前に仕事で求められる素質をチェックしよう」もご覧ください。

介護職は未経験でも正社員を目指しやすい

介護職は人手不足のところが多いため、未経験からでも正社員として採用されやすい職種です。さらに、高齢化により今後もますます需要が高まる職種でもあります。

仕事内容に対して給料が低いといわれることの多い介護職ですが、現在では介護職員処遇改善加算などの新しい制度が設立され、待遇の見直しが行われています。改善が反映されていけば、介護職員にとって働きやすい環境になっていくことが期待できるでしょう。介護職員の処遇改善を詳しく知りたい方は「介護職員の給料の今後は?9000円アップ?2022年からの処遇改善も解説」をご覧ください。

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資格なしでも介護職の正社員になれる|就職する4つの方法とメリット

未経験から正社員になるのが不安なら派遣がおすすめ

「未経験から介護職員の正社員になるのが不安」「正社員として働く前に介護施設の雰囲気を知りたい」という方は、介護派遣がおすすめです。人間関係や業務内容のミスマッチなどで悩んでも、派遣会社の担当者に相談すれば丁寧に対応してくれます

もし職場の雰囲気が合わないと感じれば、ほかの施設を紹介して貰うことも可能です。さらに介護派遣社員の雇用先は派遣会社になるので、パートやアルバイトよりも高時給、好待遇で働ける場合も。介護派遣について詳しく知りたい方は「介護派遣のメリット・デメリットとは?実例や働くまでの流れ」をご覧ください。

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まとめ

介護職員の正社員として働くメリットには「介護スキルや経験が積める」「ライフプランが立てやすくなる」「定期昇給や賞与など待遇が良い」などが挙げられます。基本的に介護職の正社員は、施設内研修や外部研修に参加させて貰えるので、介護のスキルを積みたいという方に適しています。また、正社員は定期昇給や賞与、福利厚生制度などパートと比べて好待遇なので、安定した収入を得たいという方にも向いているでしょう。

介護職員の仕事は「身体介護」や「生活援助」をメインに、「介護記録の作成」「備品管理」など多くの仕事を担っています。とはいえ、介護職員の仕事は介護施設の種類や規模、方針によって仕事内容も大きく異なります。業務内容や施設形態などしっかり調べないで転職すると「思っていた介護職の仕事と違う」とミスマッチを感じてしまうことも。転職前に、「自分はどんな介護を行いたいのか」「自分に合う介護施設はどんな施設なのか」を把握することが大切です。

「求人票だけでは自分に合った介護施設は分からない」という方はレバウェル介護(旧 きらケア)がおすすめ。レバウェル介護(旧 きらケア)では、介護士さんと事業所の介護観がマッチすることを重視した転職支援も行っています。また、レバウェル介護(旧 きらケア)スタッフが実際に介護施設や事業所を訪問して、情報収集をおこなっているため、求人票だけでは分からない人間関係や業務内容など細かい情報も把握できます。内部事情を理解することで、自分に合った職場に出会えるでしょう。自分に合った職場なら長く働けるので、介護職員としてスキルや経験を積んでいけるメリットも。介護職への転職を悩んでいる方は、お気軽にレバウェル介護(旧 きらケア)へご相談ください。

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※この記事の掲載情報は2023年5月9日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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