介護職に向いている性格とは?自信がないときの対処法も解説

介護職の悩み 2021年5月11日
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悩む介護職の男性

目次

介護職に向いている性格

介護職は性格による向き不向きが大きい職種です。ここで紹介するような性格に当てはまる方は、介護職に向いているといえます。

人と関わるのが好き

介護職は人と関わる仕事が多いので、世話焼きな性格やコミュニケーションが好きな人は向いるといえます。介護職は利用者さんとご家族、介護職員と接しながら質の高い介護サービスを提供することが求められますが、親身になって寄り添うことも重要です。

相手の気持ちに寄り添った介護を続けると、「ありがとう」と感謝されたり喜んでもらえたりするためやりがいを感じられます。

思いやりがある

利用者さんの目線に立った介護を行える思いやりがある人は、介護職に向いている性格といえます。利用者さんの中にははっきり意思表示を行えない人もいるため、小さな変化も見逃さないように職員が気を配らなくてはなりません。思いやりがある人は、日々のコミュニケーションの中で利用者さんやご家族の気持ちを汲み取り、不安や悩みを失くせるようにサポートするのに向いています。

裏表がない

介護職は素直で裏表がない性格の人も向いています。本音で利用者さんやご家族と話せる職員は信用を得やすく、頼られる機会が増えるはずです。また、素直な感情表現は利用者さんにも一緒に働くスタッフにも好印象を与えられます。ミスはしっかり謝る、嬉しいことがあったら喜ぶといった素直さは、介護職において有利に働くでしょう。

切り替えがうまい

介護職には相手に寄り添う気持ちや思いやりが大切ですが、度がすぎると自分が疲れてしまうため、気持ちの切り替えの上手さも重要です。仕事とプライベートは切り離す、ストレスを溜めないように息抜きを行うといった切り替え上手な性格は、介護職に向いているといえます。

視野が広い

介護の現場では職員より利用者さんのほうが人数が多いため、アクシデントが起きないように視野を広く持つ必要があります。介護職は人と関わる仕事なので、常にスケジュール通りに動けるとは限りません。そのため、広い視野を持って冷静な判断ができる人は介護職に向いているといえます。万が一の事態でも頼れる職員として、周囲のスタッフから頼りにされるかもしれません。

成長意欲が高い

介護職は未経験・無資格から始められる職種ですが、覚える知識が多いので熱心に学べる成長意欲が高い人ほど向いているといえます。利用者さんは一人ひとり異なる病気や障害を抱えているため、介護を行うには適切な知識を身に付けなければなりません。そのため、積極的に資格取得を目指したり、研修に参加したりする成長意欲が高い人は介護職に向いている人材です。

聞き上手

介護職では傾聴という相手の気持ちに寄り添って不安をなくし、心の中にある要望を叶える技術が求められます。介護の現場では自発的な声掛けだけでなく、相手の話しを親身になって聞くことが重要です。特に1人暮らしが長かった利用者さんの場合、話しを聞いてもらうのが嬉しいという人が多いので、聞き上手な人は介護職に向いています。

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介護職に向いていない性格

介護職に向いている性格がある一方で、向いていないといわれる特徴を持つ人々もいます。ここで紹介する性格に当てはまる人は介護職に向いていない可能性が高いです。今までの経験を振り返りながら、チェックしてみましょう。

協調性がない

介護職は職員が一丸となって業務をこなすことが多いため、協調性がない性格の人は向いていません。身勝手な行動をしてしまうと、利用者さんが怪我を負うような思わぬ事故に繋がることも。利用者さんやご家族に安心してもらえるように、施設の方針や周囲の行動に合わせて働くことが大切です。

神経質な潔癖症

介護職は利用者さんの排泄介助や入浴介助も行うため、神経質な性格や潔癖症の人には不向きです。働く中で慣れてきたり、仕事だと割り切れるようになったりしますが、自分が許容できるかしっかり考えてみましょう。

せっかちで効率重視

介護職は人と関わる仕事なので、せっかちな性格や効率を重視して働きたい人には向いていません。利用者さんとのコミュニケーションが少なく事務的に仕事をこなす人は、冷たい印象を持たれてしまいます。介護職には思いやりが求められるので、利用者さんと向き合うことを考えてみましょう。

職場によって向いている性格は異なる

介護職は働く場所によっても向いている性格が異なります。もしかしたら、あなたが「介護に向いていない」と考えてしまうは、今の職場があってないだけかもしれません。ここでは、それぞれの職場ごとに向いている性格と仕事内容をご紹介します。

介護老人福祉施設(特養)

特養とも呼ばれる介護老人福祉施設は、要介護認定を受けている高齢者を中心に受け入れています。入浴介助や排泄介助、日常生活のサポートが主な仕事内容です。特養の利用者さんは、認知症が進んでいたり寝たきりだったりする人が多いですが、コミュニケーションを取るのが好きで職員との会話を楽しみにしている人もいます。人と接するのが好きな人や思いやりがある人、聞き上手な性格は向いている可能性が高いです。また、病気や障害に関する知識が求められるため、成長意欲が高い人も特養で働くのに向いています。

介護老人保健施設(老健)

老健と呼ばれる介護老人保健施設は、病院を退院した方が自宅復帰を目指して入居する施設です。介護職員は利用者さんが自宅復帰して困らないように、リハビリや医療ケアを通じてできることを増やすサポートを行います。入所期間は3~6カ月と短めで、利用者さんの入れ替わりが激しいのが特徴です。たくさんの人と関わるのが好きな性格の人や視野が広く冷静な判断ができる人は、自宅復帰を目的とした老健で働くのに向いているといえます。

訪問介護

訪問介護は利用者さんの自宅に伺って介護を行う仕事で、マンツーマンで身体介護や生活介助を行います。訪問介護は介護職の中では珍しく1人で利用者さんと関わる仕事なので、介護職員初任者研修以上の資格がないと働けません。そのため、責任感がある人や失敗から学んで次に活かせる人が向いているといえます。また、利用者と1対1で関わる時間が長いので、人と接するのが好きな人も適性が高いです。

デイサービス

デイサービスは、要介護の利用者さんに日中だけ食事やレクリエーション、リハビリを中心に過ごしてもらう通所介護施設です。利用者さん同士や職員との交流を楽しんでもらう目的もあります。デイサービスではたくさんの利用者さんが楽しく過ごせるように、職員が積極的にコミュニケーションを取りやすい雰囲気を作らなくてはなりません。人と接するのが好きな性格の人や視野が広く冷静に状況を分析できる人は、デイサービスでの勤務に向いているといえます。

有料老人ホーム

有料老人ホームは施設によって入居条件が異なりますが、どれも設備や環境が整ったマンションのような作りになっています。入居条件が自立していることか、要介護かによって細かい仕組みが異なるようです。自立した利用者さんが多い有料老人ホームでは、職員の負担が少なく接遇やレクリエーションを中心にサポート業務を行います。介護職に初めてチャレンジする人や人と接するのが好きな性格の人は、有料老人ホームで働くのに向いている人材です。

介護職に向いているか悩みやすい時期

介護職は対人職かつハードワークなので、人によっては「自分の性格が介護に向いていると思えない…」と悩んでしまうこともあります。しかも、介護職を続けているとそのような悩みに陥りやすい時期があるのです。ここでは、どのような時期に「介護職に向いていない」と感じてしまうのか、理由もあわせて解説します。

入社後から3カ月目まで

介護職以外でも同じですが、入社直後は覚えることが多くストレスを感じやすいです。特に介護職の場合、利用者さんの名前や状態に応じた介護方法、備品の管理の仕方など仕事に必要な情報を頭に入れるので精いっぱいになることも。介護職の経験がないと理想と現実のギャップに不安を抱き、「介護職に向いていない…」と自信を失くしてしまう傾向にあります。介護職で得られる知識や技術、やりがいよりも忙しさに気を取られてしまうと、退職を考えてしまうこともあるかもしれません。

入社2年目

心に余裕ができて仕事を楽しめるようになったり、やりがいを感じられたりするようになる2年目は、気が緩んで小さなミスや失敗を起こしやすくなります。小さな失敗を繰り返すうちに自信がなくなっていき、入社したての1年目と比べて「新人のほうが介護職に向いている…」と悲観してしまいやすいのが入社2年目の時期です。気を引き締めて入念にチェックをするだけで状況は改善されますが、必要以上に落ち込んでしまう人もいます。

入社3年目から5年目まで

入社3年目から5年目は徐々にマネジメント業務に回るようになり、そのプレッシャーから「介護職に向いていると思っていたけど…」と悩みやすいようです。3年目から5年目になるといわゆる中堅の立ち位置になり、介護職のスキルや知識を活かして後輩の指導を行います。人によってはフロアリーダーやチームリーダーを任され、キャリアを積んでいくかもしれません。その過程で現場と経営側の板挟みにあったり、会社の問題に直面したりすることで、ストレスから介護職を辞めたいと考える人もいます。

介護職に向いていないと感じたときの対処法

介護職に向いていないと感じたときは、すぐに休職や退職の判断をせずに現状を改善できないか考えてみましょう。楽しく介護職を続けるために試してほしい対処法をまとめたので、現在お悩みの方は参考にしてください。

休暇を取ってリフレッシュする

疲れているときは正常な判断が出来なくなるので、まずは仕事から離れて心と体をリフレッシュしましょう。特に介護は力仕事が多く施設によっては夜勤もあるので、体力がない人は疲れやすく、介護職に向いていないと思い込みがち。休暇を使って体力を回復したり、趣味に打ち込んでリラックスしたりするだけでも、十分なリフレッシュ効果が期待できます。

達成できそうな目標を立てる

介護職でやりがいを持って働き続けるためには目標を立てることが大切です。しかし、難易度が高い目標を立ててしまうと、達成する前にくじけてしまうことがあります。自分の現状や能力と照らし合わせて、「利用者さんに笑顔になってもらう」「スムーズに排泄介助を行う」といった小さい目標を立ててみましょう。達成できた目標が多いほど、介護職に対する自信を取り戻しやすくなります。

介護職に向いていないと感じた理由を書き出す

漠然と「介護職に向いていない」と感じる人は、そう考えた理由や事柄を紙に書き出してみましょう。自分の課題や現状を把握しやすく、解決方法を考えやすくなるのでおすすめです。たとえば、「利用者さんの要望に応えきれない」のを理由に向いていないと感じる人は、本来は思いやりがある優しい性格で介護職に向いています。しかし、介護とは利用者さんの要求をすべて叶えることではなく、自立してできることを増やして少しでも長く健康でいてもらうことです。利用者さんだけでできそうなことは断り、自立を促すのも一つの優しさだと考えられれば、負担を減らして介護職を続けやすくなります。

自分の将来像を考えてみる

介護職に向いていないと感じたら、自分の将来像をイメージしてみましょう。人と接するのが好きだったり成長意欲が高かったりする人は、介護職でのキャリアアップを前向きに考えている人もいるはず。5年後、10年後も楽しく利用者さんと接するイメージが明確なら、十分介護職に向いているといえます。理想の将来像のために必要なことを逆算して、問題解決に励みましょう。

まとめ

介護職に向いている性格は、思いやりがある人や裏表がない素直な人、聞き上手などが挙げられます。一方で、神経質な性格の方や協調性のない方は介護職には向かないでしょう。介護施設の形態によって向いている性格は異なるので、働きやすい職場を見つけるために転職するのも一つの方法です。介護職に向いていないと感じても対処法はいくつか存在するので、長く働き続けるために試してみてください。

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