ブラックな介護施設の見極め方を解説!転職でこんな求人には要注意!

転職ノウハウ 2024年3月14日
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この記事のまとめ

「ブラックな介護施設とはどんなところ?」と疑問に思う介護職員の方もいるでしょう。「今の職場はブラックな介護施設なのではないか」と思っても、ほかの施設の状況を知らなければ、自身で判断するのは難しいかもしれません。本記事では、ブラック企業の傾向がある介護施設の特徴について詳しく解説しています。転職する際の注意点や入職してしまった場合の対処法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

ブラックな介護施設とは

ブラックな介護施設とは、労働時間が極端に長かったり、ハラスメントが横行していたりするなど、ブラック企業の特徴を持つ介護施設や事業所を指します。労働環境が劣悪なので、職員の離職率が高い傾向にあるのも特徴です。「もしかしてブラックな介護施設なのでは…」と心配な方は、労働基準監督署のような相談窓口や対策支援へ相談してみると良いでしょう。

評判の悪い介護施設にも要注意

「あの介護施設は高齢者への対応が良くない」「ワンマン経営でスタッフがどんどん辞めていく」など、評判が著しく悪い施設はブラックな介護施設の可能性も。口コミや噂は悪いものが集まりやすい傾向があるため、あくまで参考の一つとして考える必要はありますが、度を越して悪いときは、注意したほうが良いかもしれません。

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ブラックな介護施設の労働環境の特徴

ここからは、ブラック企業の傾向を持つ介護施設の特徴を「労働環境」「人間関係」「業務面」「求人採用」の4つに分類して解説します。当てはまる項目が多い場合はブラックな介護施設である可能性が高いので、気をつけてみてください。
まずは、「労働環境」の特徴についてご紹介します。

人員配置基準を無視している

介護施設は、安全にサービスを提供するために人員配置基準を満たさなくてはなりません。特養を例に挙げると、「常勤の施設長1名を配置」「常勤の看護職員と介護職員の総数が、利用者さま3人に対して1人以上を配置」というのが基準です。人員配置基準をクリアしていない場合は、労働基準法違反として行政指導や処分の対象になり、介護サービスを提供するのに必要な職員が足りていない危険な状態といえます。
人員配置基準を満たさない施設は罰則リスクがあるだけではなく、職員の人数が少なくなることで利用者さまへの対応が手薄になることも。介護事故につながる恐れもあります。

当たり前のように長時間労働を強いられる

介護業界は慢性的な人手不足であることや人と関わる仕事の特性上、業務時間が長引くことは別段珍しいことではありません。しかし、上限を超えて長時間労働をしている場合は、ブラックな介護施設の可能性が高めです。
厚生労働省の「時間外労働の上限規制わかりやすい解説(p.4)」によると、時間外労働の上限は、原則として月45時間、年360時間と定められています。夜勤に入る場合も含め、特別な事情がない限りこの上限を超えることはできません。

サービス残業が常態化し残業代が支給されない

残業が発生しているにもかかわらず残業代を支給しないのは、労働基準法違反です。残業に関わる賃金が支払われない「サービス残業」が常態化している場合は、ブラックな介護施設といえるでしょう。
「もしかしたらサービス残業をしているかも…」と不安な方は、「介護職はサービス残業が当たり前?残業になりやすい業務と対処法を解説」の記事を合わせて確認してみてください。

有給休暇を取得できない

有給休暇の取得は、労働者の権利です。年次有給休暇が付与されているにもかかわらず取得できないのは、あまり良い介護施設とはいえません。
東京労働局の「年5日の年次有給休暇の確実な取得わかりやすい解説(p.5)」によると、「年次有給休暇が10日以上付与される労働者には、年5日の年休を労働者に取得させることが使用者の義務である」といった内容が記載されています。
有給休暇の申請を理由もなく拒否されて、一度も取得できないような場合はブラックな介護施設かもしれません。

ブラックな介護施設の人間関係の特徴

続いて、ブラック企業の傾向のある介護施設にありがちな「人間関係」の特徴について見ていきましょう。下記に当てはまっている場合は、ブラックな介護施設の可能性が高いといえるので注意が必要です。

スタッフ間の人間関係が良くない

スタッフ間の人間関係がギスギスしているのもブラックな介護施設の特徴といえます。離職率が高くスタッフの入れ替わりが激しいため、信頼関係をうまく構築できないことが要因の一つです。
さらに、先述したような長時間労働や慢性的なサービス残業があれば、職員のモチベーションが下がったり、イライラしてしまったりするのは無理もありません。経営者側が問題視していなければ改善することはないので、できるだけ早く離れたほうが良いでしょう。

虐待やハラスメント・いじめが横行している

介護職員へのセクハラやパワハラ、利用者さんへの虐待行為が横行している介護施設は、ブラック企業の傾向が強いといえます。ハラスメントや虐待といった問題行為は、本来あってはいけないことです。問題行為が起きる背景として、劣悪な労働環境や職員への教育が行き届いていないことが考えられるでしょう。改善の兆しが見えない場合は、転職を視野にいれることをおすすめします。

なお、介護施設の虐待行為とは、身体的虐待や介護・世話の放棄、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待です。たとえば、利用者さんに対する暴力や暴言はもちろん、食事を減らしたり長時間放置したりするのも虐待に当たります。利用者さんの財産を処分することや財産上の利益を得るのも虐待行為です。

ブラックな介護施設の業務面の特徴

ここでは、ブラックな介護施設に見られがちな業務面の特徴をご紹介します。「知らずに違法な業務を行っていた」ということにならないよう、下記でしっかり確認しておきましょう。

介護職がしてはいけない医療行為を行っている

介護職員に許可されていない医療行為を行っているのは、ブラックな介護施設といえます。介護職員ができるのは、体温計を使用した体温測定や皮膚に異常がない場合の爪切りなど、医療的処置が必要ないケアのみです。インスリン注射や摘便、褥瘡(床ずれ)の処置などは、医師や看護師に任せなければなりません。
なお、資格の取得や実地研修を重ねて許可を得た介護職員の場合は、医療的ケアとして喀痰(かくたん)吸引や経管栄養ができます。

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業務改善に精神論や根性論を持ち出している

職場に問題があるにもかかわらず、精神論や根性論でどうにかしようとする風土のある介護施設は、居心地が悪いと感じるはず。精神論が重要な場合もありますが、実際に行動を起こさなけば解決できない問題もたくさんあります。
やる気や根性だけではどうにもならない状況に我慢し続けなければいけないストレスは、心身に悪影響を及ぼすことも。自分に合わない介護施設だと感じた場合は、心身の健康のためにも離れたほうが良いかもしれません。

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ブラックな介護施設の求人・採用の特徴

転職活動の前に、ブラック企業の特徴を知っておくと避けたほうが良い介護施設かどうかを判断しやすくなります。以下のポイントに当てはまる求人は、ブラックな介護施設の可能性が高いので注意しましょう。

人手不足で常に求人を出している

転職サイトや情報誌で求人情報をチェックしていると、ずっと人員募集を掛けている介護施設を見つけることもあるでしょう。常に求人を出している介護施設は、職員が定着しにくい環境だったり、過酷な労働条件だったりすることなどが原因で、慢性的な人手不足に陥っている可能性があります。

一方で、十分な人材を確保するためにエントリー数を増やしたり事業拡大のために長期間求人を出していたりする可能性もあります。常に求人が出ているからといってブラックな介護施設だとは限らないので、求人が出ている理由を確認しましょう。

給料が相場とかけ離れている

同じ地域にある介護施設に比べて給料が異様に高い場合は要注意です。給料が極端に高いのは、過酷な労働環境のため離職率が高く、長時間労働を強いられたり、仕事内容が過酷だったりする可能性があります。求人を探すときは、給料が相場とかけ離れている求人に飛びつくのではなく、労働環境などを冷静に判断したほうが、ブラックな介護施設を選ぶリスクを減らすことができるでしょう。

なお、給与が相場より高い求人にはブラックな介護施設ではないものもあります。給与が高い理由を確認しておけば、安心して応募できるでしょう。

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即日採用の謳い文句がある

「即日採用!」というような謳い文句がある求人には、慎重になったほうが良いでしょう。前述のように、劣悪な労働環境によって職員が定着しにくく、常に求人を出している介護施設の可能性があります。採用後は「人手が足りないから」という施設の都合で、研修や教育が不十分なまま現場で独り立ちすることになる可能性も。介護の知識やスキルが身につく前に一人で業務に入れば、思わぬアクシデントを引き起こしてしまうことも考えられます。不安が残る場合は、内定を承諾する前に内部状況について確認しておくと良いでしょう。

ただし、即日採用が必ずしも悪いというわけではありません。選考の評価が高く、採用担当者が迷うことなく内定を出すケースもあります。合否が早い理由はさまざまなので、即日採用というだけでブラック企業だという決めつけはしないようにしてくださいね。

見学でブラックな介護施設を判断する方法

働く前にどのような介護施設なのかを見ておくことで、入職後のミスマッチを防ぐことができます。ここでは、職場見学の際に、避けるべき介護施設を見極める方法をご紹介するので、訪問する際にチェックしておきましょう。

利用者さんやスタッフに笑顔がない

介護現場で働く職員に笑顔がないのは、職場に悩みや不満を抱えていたり、疲労から心身に余裕がないのかもしれません。ストレスを感じやすい環境では、笑顔は少なくなっていくもの。笑顔が見られないだけでなく、利用者さんへの態度や言葉遣いも悪いようなら、職員の教育が行き届かないほど労働環境が悪い介護施設の可能性があります。
職場見学に行く際には、職員の表情や態度、言葉遣いに注目して介護施設全体の雰囲気を把握しましょう。

施設内の清掃が行き届いていない

施設内の清掃が行き届いていない場合、ほかの仕事で忙しくて後回しにされていたり、職員の衛生管理に対する意識が低かったりする可能性があります。また、机の上に利用者さんの個人情報に関わる書類を出したままにしていないかもチェックしましょう。
整理整頓ができていないのは、介護施設の管理体制がずさんな証拠です。衛生面に気を遣う余裕がなかったり、個人情報を乱雑に扱ったりするのはブラックな介護施設かもしれません。

応募者の質問に答えてくれない

求人情報で分からなかった部分や見学中に浮かんだ疑問点を質問した際、「入職が決まったら教えます」「担当がいないので答えられません」と言われたら要注意です。
質問への返事が曖昧なのは、案内してくれる担当者が現場のことをよく知らなかったり、応募者に隠したいことがあったりする可能性があります。守秘義務に関わる質問だと回答を得るのが難しいですが、それ以外でも歯切れが悪い場合は避けたほうが良い介護施設の可能性があるので気をつけましょう。

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面接でブラックな介護施設をチェックする方法

求人情報や職場見学で問題がない介護施設でも、実際に面接してみると違和感を覚えることがあります。ここでは、面接でブラックな介護施設を見極める方法をご紹介するので、面接の予定のある方は参考にしてみてください。

面接官の態度が悪い

応募者に対して失礼な態度や言葉遣いを取る面接官は、現場の職員にも同様の接し方をしている可能性があります。面接官が応募者を軽視するような発言や横柄な態度を取っている場合、施設全体にも悪影響を与えているかもしれません。
ストレス耐性を測るためにあえて高圧的な態度を取っているケースもあるため、面接官の態度だけでブラックだと判断することはできませんが、面接中の雰囲気や面接官の言動には注目しておくと良いでしょう。実際に入職した人の話を聞ける機会があれば、入職を決める前に確認してみるのがおすすめです。

施設の都合を優先される

面接段階から採用前提で話を進められたり、「来週から出勤できるよね?」のように施設の都合を優先されたりすることがあります。人手不足の介護施設は1日も早く働き手が欲しいため、応募者の都合を聞かずに話を進めてしまうことがあるようです。
強引さを感じた場合は、自分の都合を話して調整してもらえるか確認しましょう。もしも、「明日から働けないなら採用は見送り」「うちにも都合があるから待てない」といわれるようなら、「縁がなかった」と割り切って考えるのも方法の一つです。

求人情報と異なる労働条件を提示される

面接の場で求人情報に載っていた労働条件や待遇と異なる内容を説明された場合は、ブラックな介護施設の可能性があります。求人情報と異なる労働条件を提示するのは、虚偽申告に該当するので注意が必要です。
内定が決まってから労働条件を変えるのはブラック企業の常套手段なので、おかしいと感じたらすぐに辞退を申し入れましょう。

雇用契約が曖昧である

雇用契約が曖昧な場合も、信用できない介護施設の可能性が高いでしょう。雇用契約書は入職が決まった応募者だけの労働条件がまとめられている大切な書類です。雇用契約書を応募者と施設が確認して双方の合意が取れて初めて労働契約が成立するため、必ず書面で交付して確認しなければなりません。
口約束だけで雇用契約書が発行されなかったり、確認させてもらえなかったりする場合は労働基準法に違反します。納得して雇用契約を結べない状況なら、内定を辞退することも考えたほうが良いかもしれません。

内定の返事を急かされる

面接後すぐに内定を出すことはあっても、内定の返事を急かされることはあまりないでしょう。「いますぐ承諾してくれるなら内定を出します」「本日中に返事をお聞かせください」のように、内定の承諾を焦らせるのはブラックな介護施設かもしれません。本当に入職しても問題ない介護施設なのかを判断するためにも、先方が返事を急ぐ理由を確認し、様子を見て判断するようにしましょう。

ブラックな介護施設に入職してしまったときの対処法

ここでは、ブラックな介護施設に入職してしまったときの対処法をご紹介します。「辞められなかったらどうしよう…」と不安に思うかもしれませんが、冷静に対処すれば大丈夫です。

労働組合を活用する

「労働環境が悪い」といった相談は、上司や施設長に相談しにくいものです。職場に相談できる人がいないときは、労働組合を活用することを検討しましょう。
労働組合とは「労働者が主体となって自主的に労働条件の維持・改善や経済的地位の向上を目的として組織する団体」です。介護施設の労働環境や労働時間、給料などの問題について、窓口を通して相談できます。

未払いの残業代を請求する

サービス残業が横行して残業代が支払われていない場合は、職場に請求することをおすすめします。前述のように、残業代を支払わないのは労働基準法違反です。支払いを行わなければ介護施設側にペナルティが科せられるので、きちんと対応してくれるでしょう。
それでも対応しない場合は、労働基準監督署に通告したり、法的な手段を取ったりすることも考えてみてください。

改善する余地がなければ早めに転職を検討する

「職場がブラックな介護施設の特徴に当てはまっている…」とお悩みの方は、転職して心機一転新しい環境に身を置くのもおすすめです。職場の体制や価値観は自分一人の力では改善することが難しいといえます。
介護業界は少子高齢化にともなう需要が増え続けているので、求人自体は豊富。ブラックな介護施設ではなく、職員が働きやすい環境を整えている職場が見つかるはずなので、転職を前向きに考えてみてください。

ブラックな介護施設からホワイトな職場へ転職を成功させるには?

ブラックな介護施設からホワイトな職場へ転職したいと考えるなら、転職のプロに相談してみることをおすすめします。ブラック企業のような環境に身を置いて我慢し続けるのは心身の健康上良くありません。一人で悩まずにできるだけ早く相談してみましょう。

転職エージェントに職場の情報を聞いてみる

ホワイト企業で働くためには、応募する会社がブラック企業なのかホワイト企業なのかの判断をする必要があります。正しく判断するためにも、企業分析をして内部情報を掴むことが大切です。また、企業の情報を集めるには転職エージェントに相談すると良いでしょう。

転職エージェントなら、「転職で再びブラックな介護施設に入職してしまわないか…」といった不安がある場合も大丈夫。専任のアドバイザーが事前に職場の詳細情報を教えてくれるので、安心して求職活動を進められます。また、アドバイザーから客観的な意見を聞くことで、今の状況を改善する突破口が見える可能性も。納得したうえで転職をするためにも、ぜひエージェントを活用してみましょう。

レバウェル介護(旧 きらケア)では介護業界の転職活動のプロが、求職相談や求人紹介、面接対策などをトータルサポートしてくれます。介護業界の転職に特化したエージェントなので、「初めての介護職への転職で不安…」という方もお気軽にご相談ください。

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ブラックな介護施設に関するFAQ

ここでは、ブラックな介護施設に関するよくある疑問をご紹介します。「就職した介護施設がブラックだった」「転職で失敗したくない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

ブラックな介護施設を退職するにはどうすればいいですか?

介護施設を退職する際は、退職希望日の1~3ヶ月前に直属の上司へ相談しましょう。上司と退職日を相談したうえで、退職届を提出します。その後は、利用者さんや職場の同僚などに挨拶を済ませ、業務の引き継ぎを行うのが流れです。ブラックな介護施設の場合は、引き止めにあう可能性もありますが、退職する意思が確固たるものであることを態度でも示すことが大切。「待遇や給与を改善する」といわれてもブレないようにしましょう。

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介護業界にブラックリストがあるって本当ですか?

介護業界にブラックリストはありません。個人情報保護法により職員の情報を本人の同意を得ずに提供することは違法なためです。前職で利用者さんやそのご家族とトラブルになったからといって、「職員のブラックリスト」に載るわけではないので、単なる噂話として気にしないようにしましょう。

>>介護業界には職員のブラックリストがある?転職回数が多くても大丈夫?

潰れる介護施設の特徴は?

経営が立ち行かなくなる介護施設の特徴は、「離職者が多く人員配置基準を満たせない」「設備が古く利用者さんの安全に配慮されていない」などが挙げられます。特に、人員配置基準を満たせず人材不足に陥っている場合は、職員にサービス残業を強いる場合もあるので要注意です。残業代が支払われないのは法律違反になるため、改善が見込めなければ潰れてしまう可能性があるでしょう。

まとめ

介護業界は少子高齢化にともなう慢性的な人手不足に陥っており、就職や転職がしやすい分、ブラックな介護施設にあたってしまう可能性もゼロではありません。長時間労働や有給取得の拒否といった法律違反が目立つ職場や、ハラスメントが横行している現場は、ブラック企業の特徴を持つ介護施設といえるので、早めに離れましょう。

介護業界は求人が多いので、希望に沿った転職先も探しやすいはずです。「ブラックな介護施設が多いイメージがある…」のように、どうしても一人で転職活動をするのが不安な方は、介護業界に特化したレバウェル介護(旧 きらケア)求人が一緒に求人探しをお手伝いいたします。

レバウェル介護(旧 きらケア)では、専任のキャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングしたうえで、正社員・介護派遣・パートといった豊富な雇用形態から希望に沿った求人をご提案。事前に施設の詳細な情報を提供できるので、ブラック企業のような介護施設に転職してしまうリスクを減らせます。また、転職活動中のお悩みを相談できるので、頼れる存在になるでしょう。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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監修者

  • 尾嶋

    レバウェル介護 キャリアアドバイザー

保有資格:キャリアコンサルタント(国家資格)
新卒でレバレジーズ株式会社に入社し、キャリアアドバイザーとして神奈川・大阪・広島・東京の介護職の転職を支援。2021年からはリーダーを兼任し、2023年は新卒教育にも携わる。

地域ごとの雇用動向や介護職の転職事例に精通し、個々に合ったサポートを提供しています。理想の介護や生活を実現する方法について一人ひとりの求職者さまと一緒に考え、キャリア構築のお手伝いをしていきます。

執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2024年3月14日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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