看護助手の仕事内容とは?無資格・未経験でも始められる仕事の魅力をご紹介

仕事 2020/06/30
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
笑顔の看護師の画像

看護助手は、病院やクリニックで看護師のサポートを行うのが仕事です。病室の清掃やシーツ交換、備品の洗浄など、誰でもできる雑務を看護助手が行うことで、看護師は医療行為に集中することができます。また、看護助手は特別な資格や経験がなくても誰でも挑戦でき、介護職に必要なスキルも身につく仕事です。医療現場の縁の下の力持ち的存在である看護助手の詳しい仕事内容に興味のある方は、ぜひ当コラムをご覧ください。

※きらッコノートは、介護の求人サービス「きらケア」が運営する介護士さんのための情報サイトです。

【目次】


看護助手の仕事内容とは
配属先別の仕事内容
看護助手の1日の流れ
看護助手として働く魅力
看護助手の大変なこと
看護助手になるには
介護職との共通点が多い
まとめ


看護助手の仕事内容とは



書類を見る看護師の画像

看護助手の主な仕事内容は、看護師のサポートが中心です。
診察の準備や片付け、検査結果を医師に伝えるメッセンジャー的役割を担います。
また、入院患者の身の回りのお世話や介助を任されることも多く、看護師の手が回らない病室の清掃やシーツ交換、食事の配膳、おつむ交換、着替えの手伝いなども行います。
看護師と違い、点滴や採血といった医療行為はできませんが、それ以外の雑務を看護助手が請け負うことで、看護師は医療行為に集中できるようになるため、医療現場では欠かせない存在です。
しかし、看護助手の仕事内容は勤務先によって異なります。あらかじめ求人情報や面接などで仕事内容を確認しておくことが大切です。

▲目次へ戻る

\ 介護業界の転職ならきらケア /
アドバイザーに相談(無料)
介護の求人・派遣サービス《きらケア》とは


配属先別の仕事内容



患者の足に包帯を巻く看護師の画像

看護助手が働く場所は、主にクリニックや個人病院、総合病院、大学病院などの医療機関です。
勤務先では、外来や一般病棟、療養型病棟、慢性期病棟、急性期病棟、オペ室、訪問看護ステーションなどに配属され、診療科ごとに臨機応変に対応することが求められます。

外来



外来での主な仕事は、通院患者が処置を受けるための環境整備や準備が中心です。
ストレッチャーや車椅子の搬送、器具の準備、補充、整理、滅菌なども行います。

病棟



病棟の主な仕事は、入院患者のお世話や看護師のサポートです。
病室のベッドメイキングや清掃、食事の配膳・下膳、排泄介助、おむつ交換、検査の付き添いなども行います。

オペ室



オペ室の主な仕事は、医師・看護師が使う医療器具の洗浄や滅菌が中心です。
オペの準備やオペ時のサポート、オペ後の手術台の清掃など、幅広く任されます。

小児科



小児科の仕事内容は、病棟とほぼ変わりません。
ただし、小児科は幼い子供の患者が中心なので、子供とお喋りしたり、泣いているのをあやしたりと、親身な対応が求められます。
病気を持つ子供たちが安全に過ごせるように、病院によっては看護助手の代わりに保育士を配置しているところもあるようです。

産婦人科



産婦人科の仕事内容も、病棟とほぼ変わりません。
ただし、産婦人科は妊娠中の方や出産間近の方、出産直後の方が多いため、安心して過ごせるように細やかな目配り、気配りが求められます。
また、生まれたばかりの乳児のおむつ交換といったお世話も任されるようです。

精神科



精神科の仕事内容も、ほぼ病棟と変わりません。
しかし、精神科では気持ちが不安定な患者のケアが必要になるので、一般病棟と比べると患者の生活をサポートする介助業務を中心に携わることが多いようです。

泌尿器科



泌尿器科の仕事内容は、診療補助や尿沈査の準備、診察室や病室の清掃などです。
外来も病棟もあるので、看護師の指示に従って検査の準備や器具の消毒、配茶配膳など、幅広い業務に携わります。

人工透析



人工透析の仕事内容は、患者の移動や体温・体重測定の介助などです。
衛生管理や環境整備はもちろん、生活やケア内容の記録・報告業務などを、医師や看護師といった他職種と連携しながら行います。

整形外科



整形外科の仕事内容は、患者の誘導や移動介助、リハビリ機器の準備・着脱などが中心です。
患者が怪我をしないように注意しながらリハビリをサポートする介助業務が中心なので、体力が求められます。

美容外科



美容外科の仕事内容は、診察や手術がスムーズに進むようにサポートすることです。
看護師の指示に従い、器械の洗浄や手術室・処置室の清掃、洗濯などを行います。
また、病院によっては予約状況の管理、片づけや次の準備などを行うのも、看護助手の役割です。

皮膚科



皮膚科の仕事内容は、美容外科と似ています。
診察や手術がスムーズに進むようにサポートし、器具の洗浄や診察室などの清掃を行います。
病院によっては、受付や会計業務、電話対応なども行う場合があるようです。

眼科



眼科の仕事内容は、視力検査のサポートや患者の誘導、移動介助などが中心です。
診察の補助や器具の準備、片付けの他に、受付業務、PC業務をすることもあります。

耳鼻科



耳鼻科の仕事内容は、眼科と似ています。
検査のサポートや診察案内、カルテの整理などを行う他、病院によっては患者の受付対応や電話対応、精算業務なども行うようです。

▼関連記事
看護助手とは?仕事内容や介護士との違い

▲目次へ戻る


看護助手の1日の流れ



時計マークが書かれた木のブロックの画像

07:00 出勤。夜勤担当者から引継ぎを受けた後、朝食の配膳や食事の介助。
10:00 患者の清拭やおむつ交換。病室の清掃、備品の整理整頓、器具類の洗浄、滅菌など。
12:00 昼食の準備や配膳、食事介助、口腔ケア、トイレ誘導など。
13:00 休憩。
14:00 入浴介助。病室のシーツ交換、リネン交換、その他の雑務など。
16:00 各病室の環境整備、患者の水分補給、センサーなど機器のチェックなど。
17:00 夕食の準備や配膳、食事介助。夜勤担当者への引き継ぎをした後、退勤。
18:00 夜勤担当者が食事を介助。口腔ケア、おむつ交換など。
20:00 当日の搬送患者、入退院患者数の把握など。
21:00 消灯作業。必要に応じてトイレ誘導など。
22:00 医療器具や備品の洗浄、清掃、処置室の片付け、ゴミ回収など。
01:00 仮眠。
02:00 巡回。見回り、ナースコールへの対応など。
04:00 おむつ交換やポータブルトイレ、しびんの交換・消毒など。
06:00 起床。朝食の準備など。日勤担当者に引継ぎをした後、退勤。

こちらは、2交代制の看護助手の1日の仕事の流れです。
勤務先によってスケジュールは異なりますが、概ねこのような流れになります。

看護助手の勤務形態



看護助手の勤務形態は、2交代制や3交代制、シフト制のいずれかです。
看護助手にも土日出勤や夜勤があり、土日に決まって休みを取ることは難しいでしょう。
2交代制は日勤と夜勤の交代勤務です。日勤は8時から17時まで。夜勤は16時から翌9時までなど、夜勤が16時間ある場合が多いようです。
3交代制は日勤・準夜勤・深夜勤の交代勤務。日勤は8時30分から17時まで。準夜勤は16時30分から1時まで。深夜勤は24時30分から翌9時までなどが多いようです。
施設によっては、準夜勤が13時や14時、15時から始まるところもあります。
シフト制は早出・日勤・遅出・夜勤のローテーションで行っているところもあれば、準夜勤や深夜勤、半休などを含めたローテーションを行っているところもあるようです。

▲目次へ戻る


看護助手として働く魅力



オッケーサインをする看護師の画像

こちらでは、看護助手の魅力をご紹介します。
働くうえで、どのようなメリット・デメリットがあるか知っておきましょう。

憧れの看護の仕事を手伝える



人々の健康的な生活を支える看護師に、幼い頃から憧れる方は多数いらっしゃいます。
しかし「学費が高額」や「実習がキツイ」「資格を取得できなかった」など、さまざまな理由から看護師になることを諦めた方も多いようです。
そういった方が看護助手を目指すことは少なくなく、憧れの看護師を身近に感じながら看護師を始めとした医療スタッフのお手伝いをしています。

患者とふれあえる



患者とのふれあいやコミュニケーションも、看護助手として働く魅力の一つです。
看護助手は、患者との関わる機会が非常に多い仕事。しかし患者の多くは、病気や怪我に対し、不安な気持ちを抱えており、ナイーブになってしまっています。
そんな方たちとのふれあいは、始めはぎこちないかもしれませんが、看護助手としてお世話をしていくうちに、次第に笑顔を見せてくれるよにうになったり、お礼を言われたりするとやりがいを感じられるでしょう。

誰かの役に立てているという実感が感じられる



看護助手は、誰かの役に立てているという実感が感じられる仕事です。
看護師をサポートしたり、看護師がこなしきれない雑用を行ったりすることで、看護師や医師が医療行為に集中することができ、より多くの患者を診ることができます。
自分の仕事が人の役に立ち、看護師や医師はもちろん、患者からも喜んでもらえるということは、充実感とやりがいを感じることができるでしょう。

医療用語や専門知識が身に付く



医療用語や専門知識が身に付くのも、看護助手として働く魅力の一つです。
病院など医療の現場では、日常的に専門的な医療用語が飛び交い、医療に関する知識や技術が必要になる場面がたくさんあります。
最初は何を言っているのかわからず理解するのに時間がかかるかもしれませんが、仕事を続けているうちに自然と専門的な知識が身に付くようになるでしょう。
知識が身に付けば業務もスムーズに進められるようになり、自分の成長を感じることもできます。また、医療の知識は日常生活でも役に立つでしょう。

看護師を目指す際に有利になる



看護系の大学や短大を卒業した上で、国家試験に合格しなければなりません。
それは看護助手から看護師を目指す場合も同様です。しかし、勤務先の病院によっては看護学校への支援制度を設けているとろこがあるので、そういった病院で働けば金銭的に有利になります。
また、看護助手として働いて実務経験を積み、医療業界の勉強をしておけば、資格を取った後、その知識や経験を活かせるでしょう。

▲目次へ戻る


看護助手の大変なこと



考えている看護師の画像

どの仕事にも大変なことはありますが、こちらでは看護助手ならではの大変なことをご紹介します。

雑用が多い



看護助手の仕事は、とにかく雑用が多いです。
勤務先の病院によっては清掃が中心だったり、機器の準備が中心だったり、看護師がこなしきれない仕事を任されます。
そのため、看護師に憧れる人がいざ働いてみると「清掃員みたいな仕事がしたいんじゃない」「こんなはずじゃなかった」と落胆してしまうことが多々あるそうです。
イメージしていた仕事と違ってがっかりする方がいるようですが、看護助手がサポートすることで看護師はスムーズに仕事ができるので、しっかり取り組まなければなりません。

体力を使う



看護助手の仕事は、常に動き回るので体力を使います。
患者の食事の準備や移動の介助をする合間に、院内や病室の清掃をしたり、検査の準備などをしたり、慣れないうちは非常に疲れるでしょう。
しかも、患者はマニュアル通りや予定通りには動いてくれません。検査の急な予定変更や体調変化など、患者の都合に合わせて動き回るので体力勝負になるでしょう。
また、患者の体を支えたり、車椅子に乗せたり、筋力も使います。痩せている患者だろうと、子供だろうと、寝たきりの人は重いので、とても大変です。

血や排泄物への耐性が必要



病院では、患者の生々しい傷口や血液、吐瀉物、排泄物を目にすることになります。
外傷を負った患者が搬送されてきたり、急変した患者が嘔吐したり。排泄機能を患っている患者がシーツや床を汚すことも多々あるようです。
そのため、看護助手には血液や排泄物に対してある程度の耐性が求められます。潔癖症の気がある方は大変苦労するでしょう。

▲目次へ戻る


看護助手になるには



考え事をする看護師

看護助手は、特に必要な資格はないので誰でもなれます。
医療行為のような専門的な仕事以外の業務が中心なので、特別な資格を持っていない無資格・未経験の方でも医療機関で働くことができるのです。
また、どこの医療機関も慢性的に人材不足なので、高卒からの採用もしており、学生や主夫など幅広い年代の方が看護助手として活躍しています。

看護助手におすすめの資格



看護助手は誰でもなれますが、資格を取得しておくと採用時に有利になります。
おすすめの資格は、メディカルケアワーカーと看護助手認定実務者試験です。
病院によっては、資格手当がついて給料アップする可能性があるので、取得を目指してみてはいかがでしょうか。
また、介護職員初任者研修や介護福祉士などの介護の資格や経験も役に立ちます。

看護助手に向いている人



看護助手に向いている人は、「誰かの役に立ちたい」という気持ちが強い人です。
医療行為ができないとはいえ、看護助手も立派な医療従事者の一人。「人の命に携わる仕事がしたい」「誰かの役に立ちたい」という気持ちがあるのなら、看護助手に向いていると言えるでしょう。

▼関連記事
看護助手の仕事に役立つ資格とは?取得するメリットもご紹介します!

▲目次へ戻る


介護職との共通点が多い



シニア男性の手を取る女性の手の画像

看護助手の仕事は、入浴や食事の介助、生活支援など介護職との共通点が多いため、将来的には介護職の道も拓けます。
そのため、看護助手の中には経験を積んで、医療の知識を身に付けてから介護職を目指す方も少なくありません。
また、介護関係の仕事に転職する場合、看護助手の経験やメディカルケアワーカー、看護助手実務能力認定試験といった資格があると採用時に有利になるでしょう。

▼関連記事
看護師から介護士への転職メリット・デメリット

▲目次へ戻る


まとめ



タブレットを持った笑顔の看護師の画像

・看護助手の仕事内容は、看護師のサポートや患者のお世話が中心
・勤務先の病院や診療科、配属先によって仕事内容は異なる
・看護助手は「憧れの看護師の手伝いができる」や「医療の専門知識が身に付く」といった魅力が豊富
・看護助手は雑用が多く、体力を使う仕事で、血や排泄物への耐性がないと大変
・看護助手は、介護職と共通点が多いので、ゆくゆくは介護職への道も拓ける

看護助手の仕事内容は、実に幅広く、配属先や診療科によって異なるのが特徴です。
介護職の経験や資格を活かすことができるので、仕事の幅を広げたい方に向いているのではないでしょうか。
また、看護助手の経験や資格を介護業界で活かすこともできるので、自身のキャリアプランに合わせてステップアップすることも可能です。

▲目次へ戻る


きらケアのご紹介



介護の求人、転職、派遣のエージェントサービス「きらケア」のサイトTOP

求人を探しているとき、待遇や業務内容、施設の運営方針や人間関係などなど…実際入ってみないとわからないけど気になることってたくさんありますよね。自分のやりたいことや譲れない条件が合わないまま入職すると、自信を失ってしまったりすぐに辞めてしまったり、というのはよくある話。
せっかく介護のお仕事にやりがいを感じているのに、「こんなはずじゃなかった!」と思って諦めてしまうなんて絶対にもったいないですよね。
きらケアの登録はこちら

Q4.あなたにとって仕事のモチベーションは何ですか?(2つまでお選びください)
出典:https://job.kiracare.jp

きらケアの調査によると、介護職の仕事のモチベーションは「仕事そのものの楽しさ」や「同僚やご利用者、ご家族からの感謝」「給与・昇進」など。介護のお仕事を楽しく続けるためには自分の譲れない条件や、やりたいケアなど、施設や事業所との「ミスマッチ」を防ぐことがとっても重要です。

きらケア

きらケア』は介護業界専門の求人・転職エージェント。入職してからでないとわからない待遇面や業務内容だけでなく、職場の人間関係や評判といった気になる情報もお知らせ!介護業界に精通したアドバイザーがヒアリングし、あなたのご希望にあった施設をご紹介します。

きらケアの特徴


・介護業界に特化している
・人間関係や施設の状況などの内部情報に詳しい
・書類チェックや面接などのアドバイスも
・求人の応募、年収や待遇などの条件の交渉など全部お任せOK
・入職後もLINEなどで気軽に相談ができる

きらケア利用者の実際の声



私が言わなかった条件の他にも「こういう所がありますよ」と教えてくださったり、こまめに対応してくださって助かりましたね。履歴書の添削でも、「字が綺麗だから大丈夫」と褒めていただいたり、自分では見落としがちな年月日の間違いに気付いていただけたので安心できました。(30代・女性・ヘルパー介護職)
出典:https://job.kiracare.jp

好条件なのと、その時の担当さんと相性が合ったからです。担当さんがかしこまったりせず、フランクに話してくれたので何でも話せました。自分が重要視している時給のことも、他の会社には「そんな金額ないです」と言われていたのに、親身に聞いて探してもらえました。(40代・女性・ヘルパー介護職)
出典:https://job.kiracare.jp


自分らしいケアがしたい!お給料がよいところで働きたい…!プライベートも大事にしたい!
そんな方はぜひお気軽にきらケアのアドバイザーにご相談ください*

※きらッコノートは、介護の求人サービス「きらケア」が運営する介護士さんのための情報サイトです。

\ 介護業界の転職ならきらケア /
アドバイザーに相談(無料)
介護の求人・派遣サービス《きらケア》とは
きらケア転職/派遣 成功体験談はこちら


関連ジャンル: 仕事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「仕事」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧