看護助手(ナースエイド)の給料の平均額は?年収・ボーナス・時給を解説!

介護職の給料 2025年2月25日
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「看護助手の給料はどれくらい?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。2023年の看護助手の平均月給は22万2,500円、平均年収は約318万円でした。この記事では、看護助手の平均給与や時給相場をご紹介します。年齢や働く地域による給与の違いや、給料をアップさせる方法もまとめたので、看護助手(ナースエイド)の仕事に興味がある方、就職や転職をお考えの方はぜひ参考にしてください。

看護助手の仕事内容とは?無資格から働ける!やりがいや給料事情もご紹介

目次

看護助手(ナースエイド)の給料はどれくらい?

ここでは、看護助手(ナースエイド)の給料について、月給、賞与、年収、手取りの平均額をそれぞれ紹介します。

看護助手の平均給与

政府統計の総合窓口e-Statの「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」によると、2023年の看護助手の平均月給は22万2,500円、平均賞与額は51万3,600円でした。平均月給×12 +平均賞与で算出した平均年収は、約318万円です

看護助手の平均年収推移

賃金構造基本統計調査(政府統計の総合窓口e-Stat)の「賃金構造基本統計調査」を参考に、年度ごとの看護助手の平均給与の推移をまとめたので、チェックしてみましょう。

平均月給平均賞与平均年収
2017年20万7,800円45万9,300円295万2,900円
2018年21万5,700円46万9,700円305万8,100円
2019年21万6,500円42万9,800円302万7,800円
2020年22万2,300円45万4,600円312万2,200円
2021年21万6,100円44万9,800円304万3,000円
2022年21万9,400円45万6,800円308万9,600円
2023年22万2,500円51万3,600円318万3,600円

参考:政府統計の総合窓口e-Stat「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)2017年2018年2019年2020年2021年2022年2023年

2023年の看護助手の平均給与を見てみると、月給・賞与ともに近年で一番高くなっていることが分かります。看護助手の平均年収は、増減を繰り返しながらも、徐々に増加しているようです。

看護助手の手取りの平均

前述した看護助手の平均給与データをもとに算出した、看護助手の毎月の平均手取り額の相場は、17万8,000円。年間の平均手取り額は、約254万円です。なお、手取りは、月給・年収に0.8を掛けて算出した目安の金額となります。

看護助手がもらえる手当

看護助手は、夜勤をすれば夜勤手当が、資格を取れば資格手当がもらえる可能性があります。また、通勤手当は条件を満たせば支給される傾向があるようです。さらに、病院によっては住宅手当や扶養手当、職務手当、食事手当などが支給される場合があります。

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【条件別】看護助手(ナースエイド)の給料

厚生労働省が実施した「令和5年賃金構造基本統計調査」の結果をもとに、看護助手の給料を条件別にまとめました。以下で表を用いて解説するので、参考にしてみてくださいね。

年齢別の給料相場

政府統計の総合窓口e-Statの「職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」によると、看護助手の年代別の平均給与と平均賞与は、次のとおりです。また、平均月給×12 +平均賞与で平均年収を算出して記載しています。

年齢平均月給平均賞与平均年収
20~24歳20万6,300円29万8,100円277万3,700円
25~29歳21万3,000円70万6,500円326万2,500円
30~34歳20万8,800円38万3,300円288万8,900円
35~39歳23万6,700円96万5,500円380万5,900円
40~44歳22万7,600円44万5,400円317万6,600円
45~49歳23万800円54万2,600円331万2,200円
50~54歳23万3,900円71万8,100円352万4,900円
55~59歳22万7,700円49万6,300円322万8,700円
60~64歳21万2,600円31万5,100円286万6,300円

参考:政府統計の総合窓口e-Stat「職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

経験年数が短い20代前半や、働き方が変わってくる60代前半の看護助手は、ほかの年代よりも平均年収が低めです。そのほかの年代では、収入にばらつきが見られました。看護助手の給与は、年齢だけではなく、別の要素で決まることも多いと考えられます

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男女別の給料相場

同サイトの「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」をもとに、看護助手の給与事情を男女別にまとめました。

性別平均月給平均賞与平均年収
男性23万9,400円39万1,500円326万4,300円
女性21万9,800円53万3,100円317万700円

参考:政府統計の総合窓口e-Stat「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

一般的に、男性は女性と比較して正社員の割合が高い傾向があるため、給与が高い傾向にあります。看護助手の平均年収は、女性より男性のほうが約10万円多いという結果でした。全産業の平均年収の男女差が150万円を超えていることを考慮すると、看護助手の給与は性別による差が小さいといえます。

都道府県別の給料相場

政府統計の総合窓口e-Statの「令和5年賃金構造基本統計調査:一般労働者 都道府県別」によると、看護助手の都道府県別の平均給与は下記のとおりです。

都道府県平均月給平均賞与平均年収
全国22万2,500円51万3,600円318万3,600円
北海道21万7,700円47万7,200円308万9,600円
東京都23万400円24万8,300円301万3,100円
愛知県22万7,600円31万8,200円304万9,400円
大阪府24万3,300円41万2,700円333万2,300円
香川県20万5,300円46万3,200円292万6,800円
福岡県21万2,100円38万900円292万6,100円
沖縄県21万2,900円41万6,400円297万1,200円

参考:政府統計の総合窓口e-Stat「都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計):(全国~埼玉)(千葉~愛知)(三重~山口)(徳島~沖縄)」

月給が高く、賞与もバランス良く支給されている大阪府は、ほかの地域よりも看護助手の平均年収が高いという結果です。一方の東京都は、月給は高めであるものの、賞与の低さから、平均年収が全国平均より低くなっています。

上記から、看護助手の平均年収には地域差があると分かるでしょう。とはいえ、全産業で見た都市部と地方の給与差はこれよりも大きく、都道府県によっては平均年収に150万円以上差が出ることも。ほかの職業と比較すると、看護助手の給与の地域差は少ないといえます。

経験年数別の給料相場

同サイトの「職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」を参考に、看護助手の経験年数別の基本給と賞与の平均を以下にまとめました。なお、基本給とは、月給から残業手当や夜勤手当などを除いた金額です。

経験年数平均基本給平均賞与
0年18万6,700円3万5,400円
1~4年19万5,100円33万1,200円
5~9年20万1,900円55万9,300円
10~14年21万1,800円65万1,500円
15年以上23万1,300円65万4,100円

参考:政府統計の総合窓口e-Stat「職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

看護助手の基本給は、経験を積むことで上がる傾向にあるようです。また、経験年数が5年以上になると、平均賞与も大幅にアップしています。

パートや派遣で働く看護助手の平均時給

パートやアルバイト、派遣など、短時間勤務を行う看護助手の平均時給を確認してみましょう。
政府統計の総合窓口e-Statの「短時間労働者の職種(小分類)別1時間当たり所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」によると、看護助手の2023年の平均時給は、1,386円でした。この平均時給に夜勤手当・残業手当は含まれませんが、資格手当といった一部の手当は含まれます。そのため、実際の平均時給はこれより少し低いかもしれません。

また、短時間労働者の平均賞与額は5万4,700円でした。時給制で働く看護助手の賞与の有無や金額は、職場によって差があるでしょう。

看護助手(ナースエイド)の給料は安すぎるの?

「看護助手の給料は安すぎる」という噂を耳にして、不安に思っている方もいるかもしれません。全産業や看護師、医療事務などと比較しつつ、噂が本当か確認してみましょう。

全産業との比較

政府統計の総合窓口e-Statの「学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」を参考に、全産業と看護助手の平均給与を表にまとめたので、比較してみましょう。

平均月給平均賞与平均年収
全産業34万6,700円90万9,000円506万9,400円
看護助手22万2,500円51万3,600円318万3,600円

参考:政府統計の総合窓口e-Statの「学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額

看護助手の平均年収は、全産業の平均年収よりも約190万円低いようです。看護助手は無資格や未経験から始められるため、全産業の平均よりも給与が低いと予想できます
看護助手は、人手不足の医療業界において、看護師のサポートや患者さんのケアを行う不可欠な存在です。患者さんのケアには労力を要するため、「仕事内容に見合った給与ではない」と不満に感じる場合もあるかもしれません。

看護師との比較

同サイトの「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」をもとに、看護助手・准看護師・看護師の平均給与を表にしたので比較してみましょう。

平均月給平均賞与平均年収
看護助手22万2,500円51万3,600円318万3,600円
准看護師28万6,800円62万9,500円407万1,100円
看護師35万2,100円85万6,500円508万1,700円

参考:政府統計の総合窓口e-Stat「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

医療の資格に基づいて専門的な業務を行う看護職員と比べ、看護助手の給料は低い傾向にあります。また、看護職員のなかでも、資格の専門性が高い看護師は給与が高いようです。看護助手として働く場合、看護職員と給与の差があることは理解しておきましょう。

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医療事務との比較

看護助手よりも、医療事務の給与のほうが高い傾向にあります。職業情報提供サイト(日本版O-NET)によると、2023年の看護助手の平均年収は318.4万円、医療事務の平均年収は478.3万円でした。なお、看護助手の有効求人倍率は4.13倍、医療事務は2倍となっています。データから、医療事務のほうが給与水準は高いものの、看護助手のほうが需要が高く転職しやすいといえるでしょう。

介護職員との比較

前述の「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」を参考に、看護助手と介護職員(医療・福祉施設等)の給与の違いをまとめたので、下記で確認してみましょう

平均月給平均賞与平均年収
看護助手22万2,500円51万3,600円318万3,600円
介護職員26万3,600円55万600円371万3,800円

参考:政府統計の総合窓口e-Stat「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

介護職員の平均月給は看護助手より約4万円高く、平均年収は50万円ほど差があります。介護職員のほうが平均給与が高いのは、処遇改善が進んでいることや、専門的な資格を保有する職員が多いことが理由かもしれません。

看護助手は介護職員より給与が低い傾向にありますが、患者さんの急変時に、すぐに医師や看護師を呼んで対応できるというメリットもあります。
看護助手と介護職員の違いをチェックしたい方は、「看護助手(ナースエイド)と介護士の違いを給与や仕事内容、転職市場で比較」の記事をご覧ください。

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【2025年最新】看護助手(ナースエイド)の給料は今後上がる?

看護助手の給料は、今後増加する見込みです。厚生労働省の「看護補助者の処遇改善事業」によると、2024年2月から5月にかけて、看護補助者処遇改善事業が実施されました。この資料によると、「今後も賃上げ効果が継続される取組みを行う」としています。

実際、厚生労働省の「令和6年度診療報酬改定の概要」では、2025年度には2.0%のベースアップを実施し、前年を超える賃上げを目指すと記載されています。これにより、医療従事者の処遇を改善するためのベースアップ評価料等を、幅広い医療機関で取得可能になりました。看護助手も、ベースアップ評価料等による賃上げの対象なので、給与アップが期待できるでしょう。

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看護助手(ナースエイド)が給料をアップさせる方法は?

看護助手の方や、これから看護助手へ転職を検討している方は、「もっと給料をたくさんもらえる方法はないの?」と思うかもしれません。以下では、看護助手が給与を上げる方法を解説するので、参考にしてください。

看護補助の業務に役立つ資格を取得する

資格保有者に対して、資格手当が付く職場もあります。看護補助の業務で資格手当の対象になることが多いのは、介護職員初任者研修や介護福祉士といった介護系の資格です。自分が勤める病院の給与規定を確認して、手当が付く資格を取得すると、給与を増やせるでしょう
資格を取得することで、業務に役立つ知識が身につき、スキルアップできるというメリットもあります。スキルアップを目指すなら、看護補助の業務内容を学んだり確認したりできる「看護助手認定実務者試験」や「メディカルケアワーカー」などの資格がおすすめです。看護助手におすすめの資格は、「看護助手(ナースエイド)に資格は必要?取得のメリットや試験難易度を解説」の記事にまとめているので、こちらもあわせてご覧ください。

夜勤の回数を増やす

看護助手は、夜勤の回数を増やすことで、夜勤手当による給与アップが可能です。夜勤を増やすと短期間で給与アップを実現できるでしょう。ただし、夜勤に入る場合、慣れないうちは生活リズムが乱れやすくなるというデメリットもあるので、体調に合わせて働くことも大事です。夜勤手当や夜間の時給などは職場ごとに異なるので、事前に確認しておきましょう。

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勤続年数を重ねてキャリアアップする

前述したように、看護助手の給与は経験年数を重ねるにつれて上がる傾向にあります。勤続年数が長くなると、ケアワーカーリーダーや介護主任といった役職に就くチャンスが増えるので、役職手当による給与アップも狙えるでしょう

また、看護助手として介護等の業務を行っている場合、介護福祉士の資格を取得するチャンスもあります。詳しくは、「介護福祉士の受験資格に看護助手の実務経験も含まれる?職種の違いも解説!」を参考にしてください。

給与条件が良い職場に転職する

給料をアップさせたい看護助手は、好待遇の職場に転職するという方法もあります。「今より給料が高い職場」だけでなく、「経験・スキルに応じて給料が上がる仕組みがあり、将来的な給与アップが望める職場」といった視点を持つのがおすすめです。また、経験を活かし、看護助手よりも平均給与が高い介護職に転職するという選択肢もあるでしょう。

給料アップを目的に転職する場合は、基本給だけではなく、各種手当や賞与、評価制度なども確認するのがポイントです。また、転職してから「仕事がきつい」と感じないためには、給与以外の条件もチェックしておくことが大切になります。

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看護助手の仕事の給料以外の魅力

治療やリハビリによって患者さんが元気になる姿を見られるのが、看護助手の仕事の魅力です。看護助手は、医療チームの一員として、医療機関で看護師のサポートをしながら患者さんの療養生活を支援します。看護師の指示のもと、患者さんを介助したり、医療器具の準備や片付けをしたりするのが、看護助手の主な仕事内容です。

患者さんの介助の具体例としては、移動介助やオムツ交換、入浴介助などが挙げられます。これらのケアを通して、患者さんやご家族から感謝の言葉をもらえることが、やりがいに繋がるでしょう。

また、病気やケガで療養中の患者さんを安全に介助するためには、医師や看護師との連携が欠かせません。医師や看護師の近くで働くため、医療現場でしか得られない知識が身につくのも、魅力の一つだといえるでしょう。

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看護助手(ナースエイド)に転職する方法

看護助手になるために資格などの必須要件はないため、未経験から目指すなら、未経験可の求人に応募するのが良いでしょう。ここでは、転職を有利に進める方法を詳しく解説します。

無資格OK・未経験可の求人に応募する

看護助手になるために必須となる資格要件はないので、無資格や未経験の方も求人に応募が可能です。看護助手になるには、基本的には病院が出している求人に応募する形で転職活動を行います。未経験の場合は未経験可の求人に、資格がない場合は無資格OKの求人に応募するのが良いでしょう。

資格があれば転職を有利に進められる

看護助手は無資格から働けますが、看護助手認定実務者試験やメディカルケアワーカーなどの資格があれば、転職に役立つでしょう。また、看護助手に求められるスキルや経験がある場合も、転職で有利になると考えられます。
看護助手に求められるスキルは、「看護助手に必要な知識や資格は?求められること・してはいけないことを解説」の記事にまとめているので、あわせてチェックしてみてください

効率よく求人を探すならレバウェル介護

看護助手になりたい方や、転職で給料を上げたい看護助手の方には、転職エージェントの利用がおすすめです。看護助手の転職支援実績のある「レバウェル介護(旧 きらケア)」を活用すれば、スムーズに転職活動を進めることが可能。給与や働き方の交渉の代行、面接対策など、さまざまなサポートを行っています。サービスはすべて無料なので、気軽にご相談ください!

看護助手(ナースエイド)の給料に関するよくある質問

ここでは、看護助手の給料に関するよくある質問に回答します。看護助手の給与水準を知りたい方や、転職を検討している方は、確認してみましょう。

看護助手の初任給はどれくらい?

政府統計の総合窓口e-Statの「職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」によると、経験年数0年の看護助手の平均基本給は18万6,700円となっています。入職してすぐに夜勤や残業を行う可能性は低いため、看護助手の初任給は、平均基本給である18万円前後が相場といえるでしょう。看護助手は、勤続年数を重ねることで基本給や賞与がアップする傾向にあります。
看護助手における経験年数と給与の関係が気になる方は、この記事の「経験年数別の給料相場」もあわせて参考にしてください。

看護助手は年収400万円稼げますか?

看護助手の平均年収は約318万円なので、年収400万円を稼ぐのは難しいですが、不可能というわけではないでしょう。給与の高い地域や、賞与が高い職場を選べば、年収400万円を目指せる場合もあります。ただし、年収400万円が叶う求人は限られており、エリアによっては見つからないことがあるかもしれません。給与が高い職場の情報を知りたい場合、自身が看護助手として稼げる上限がどれくらいなのか、転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)に聞いてみるのがおすすめです。
看護助手の年収アップの方法は、「看護助手(ナースエイド)が給料をアップさせる方法は?」で解説しています。

看護助手に向いているのはどんな人ですか?

看護助手に向いているのは、コミュニケーション能力がある人や、誰かのために仕事をしたい人です。看護助手には、周りの医療従事者と協力して仕事をすることが求められます。
看護助手に適性があるかチェックしたい方は、「看護助手に向いている人の特徴は?必要なスキルや仕事のやりがいを解説」の記事もご参照ください。

まとめ

看護助手(ナースエイド)とは、病院などで看護師のサポートや患者さんのケアを行う仕事です。2023年の看護助手の平均月給は約22万円で、平均年収は約318万円でした。看護助手の平均年収は、全産業の平均年収より約190万円低いのが現状です。

しかし、看護助手は、夜勤を増やしたり資格を取得したりすることで、給与アップが可能です。また、給与条件が良い職場に転職するという選択肢もあるでしょう。

介護・福祉業界専門転職エージェントであるレバウェル介護(旧 きらケア)では、「賞与や昇給制度を確認してから転職したい」「働きやすさが気になる」など、求職活動の相談に乗っています。転職するか悩んでいる方の利用も歓迎なので、ぜひ活用してくださいね。

実際どれだけもらえるの?

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年2月25日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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