看護助手に必要な知識を解説!病院での仕事内容やスキルアップの方法も紹介

介護の資格 2025年10月14日
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この記事のまとめ

医療業界への転職を考えている方のなかには、「看護助手に必要な知識って何?」と疑問に思う方もいるかもしれません。看護助手の役割は、看護師の補助や患者さんのの生活のサポートなど。そのため、医療に関する知識やコミュニケーションスキルが必要です。この記事では、看護助手に必要な知識やスキルを解説します。スキルアップの方法にも触れているので、看護助手の仕事に興味がある方は、参考にしてみてください。

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目次

看護助手に必要な知識やスキルは?

免許が必要な看護師や准看護師と違い、看護助手は免許や資格がなくても働ける職種です。とはいえ、「看護の知識やスキルがないまま転職するのは不安」と感じる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、看護助手に必要な知識やスキルを紹介します。看護助手への転職に不安を抱えている方は、参考にしてみてください。

コミュニケーションスキル

多職種間で連携して仕事をする医療現場では、円滑に業務を進めるためにコミュニケーションスキルが必要とされます。なかでも、看護師からの指示のもとで業務を行う看護助手は、看護師とのコミュニケーションが大切です。

病棟によっては、「看護師さんが忙しそうで話しかけられない」といったこともあるようです。報告や連絡、相談などを簡潔かつ適切に伝えるコミュニケーションスキルがあると、看護助手の仕事に十分に活かせるでしょう。また、伝えるだけではなく、看護師からの指示を適切に理解するスキルも必要です。

看護助手は看護師だけではなく、患者さんやそのご家族とやり取りすることもあります。業務上のコミュニケーションだけではなく、気持ちに寄り添うようなコミュニケーションを行うスキルもあれば、信頼関係が築けてやりがいに繋がっていくでしょう。

介助スキル

病院の方針により差はありますが、病状に影響のない程度の患者さんの移動や食事の援助を、看護師から指示されることがあります。病気や怪我で日常生活のサポートが必要な方が多い病棟の場合、介護施設などでの介助経験があると頼りにされるでしょう。

とはいえ、看護助手は看護師の指示のもとで、患者さんの病状に直接影響のない業務を行うのが基本。自分の判断だけでは動けなかったり、病状の重い患者さんの介助に携われなかったりするため、「介護スキルを活かして自発的に働きたい」「介護スキルを高めたい」という方は、もどかしさを感じるかもしれません。

臨機応変に対応するスキル

医療現場では患者さんの急変に立ち会うことがあるため、臨機応変に対応するスキルも必要です。看護助手は医療行為に直接関わることはありませんが、もし患者さんに異変を感じたら看護師に報告し、臨機応変に指示に従います。急変が多い病棟では特に、スピード感のある指示に冷静に対応するスキルが必要です。

「患者さんの急変に対して、冷静に対応できる自信がない」という方は、整形外科や眼科、健診センターなど、急変対応の少ない科での勤務を希望すると良いでしょう。看護助手の仕事に慣れてきてからほかの科に異動することで、一歩ずつスキルアップできます。

医療用語や医療機器に関する知識

看護助手は、看護用品の消毒や整理整頓、補充などを行うことがあるため、医療用語の知識があれば仕事に活かせます。また、医療知識があれば、状況から今後の動きを予測できるため、看護師からの指示に迅速に対応できるでしょう。

とはいえ、科によって使われる医療用語や医療機器は異なるため、入職前に予習しておくのは難しいことも。配属先が分かってから、担当する科の医療用語を調べてみると良いかもしれません。
未経験の場合、最初は聞き慣れない言葉が多く大変さを感じるかもしれませんが、教えてもらったことはメモを取って見返すようにすれば、着実に知識を身に付けられるでしょう。

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看護助手の仕事内容とは?

看護助手の主な役割は、「看護師のサポート」と「患者さんの身の回りのお世話」です。ここでは、看護助手の仕事内容を、してはいけない業務とあわせて詳しく解説します。

看護助手がしてはいけないこと

看護師や准看護師の業務は、厚生労働大臣の免許を受けた人しか行ってはならないと「保健師助産師看護師法」で定められています。そのため、看護助手は、「保健師助産師看護師法で定められている看護師や准看護師の仕事」は行えません

保健師助産師看護師法第5条」によると、看護師は「傷病者若しくは褥婦(じょくふ)に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者」と定められています。
准看護師は、「保健師助産師看護師法第6条」で、「医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて、傷病者若しくは褥婦(じょくふ)に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者」とされており、自己判断での看護業務や医療行為は行えません。

また、「保健師助産師看護師法31条32条」には「看護師でないものは、傷病者若しくは褥婦(じょくふ)に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業をしてはならない」「准看護師でないものは、医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて、傷病者若しくは褥婦(じょくふ)に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業をしてはならない」という旨が記載されています。
看護助手が「患者さんの療養上の世話」や「診療の補助」をすることは、状況によっては法律違反に当たることがあるため注意が必要です

厚生労働省の「基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて(p.45)」では、下記のように述べられています。

看護補助者は、看護師長及び看護職員の指導の下に、原則として療養生活上の世話(食事、清潔、排泄、入浴、移動等)、病室内の環境整備やベッドメーキングのほか、病棟内において、看護用品及び消耗品の整理整頓、看護職員が行う書類・伝票の整理及び作成の代行、診療録の準備等の業務を行うこととする。

厚生労働省「基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて(p.45)

看護助手の仕事内容について具体的に定める法律はありませんが、診療報酬の算定方法を基準に業務を行っているところが多いようです

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看護助手の主な仕事内容

看護助手の主な仕事は、下記のとおりです。

  • 病状に関わらない程度の食事や排泄、移動の介助
  • 看護師の指示のもとでの看護補助業務
  • 清掃や環境整備、シーツの交換
  • 看護用品や備品のチェック

看護助手の仕事内容は、外来や病棟、さらに小児科や産婦人科、整形外科などの配属先によって大きく異なります
配属先ごとの業務について知りたい方は、「産婦人科の看護助手の仕事内容は?働くメリットや心構えをご紹介!」や「透析室の看護助手は難しい?仕事内容や未経験・無資格で転職するコツを紹介」の記事もご確認ください。

看護助手の1日の流れ

ここでは、病棟で働く看護助手の日勤のスケジュール例をご紹介します。

時間主な業務内容
午前8時30分出勤してミーティングに参加。看護師と1日の流れと患者さんの情報を共有・確認する
午前9時患者さんのベッド周りの消毒や清掃、シーツ交換を行う。夜勤帯で使用した機器を、洗浄・滅菌する
午前10時看護師とともに入浴介助や排泄介助を行う。診察や検査がある患者さんの案内や移動のサポートをする
午前11時30分患者さんにお茶を配るなど、昼食の準備を行う
正午昼食の配膳・下膳をする。病棟によっては、食事介助が必要な方のサポートをする
午後1時職員は順番で休憩に入る
午後2時看護師の指示のもと排泄介助を実施。状況に応じて、午後に入浴される方の入浴介助を行う
午後3時看護用品のチェックや補充、備品の整理を行う
午後5時30分夜勤への引継ぎを行い退勤する

日勤の看護助手の仕事内容は、病室の環境整備や患者さんの生活のサポート、備品のチェックなどです。また、看護助手も看護師と同様に、夜勤に入る場合があります。
看護助手の夜勤業務は「看護助手は夜勤がある?業務内容や勤務形態、日勤との違いなどを解説」の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はご覧ください。

看護助手に必要な知識を身に付けるには?

未経験・無資格から医療現場で働く場合、不安に感じる方も少なくありません。看護助手に必要な知識を身に付けるには、「資格を取得する」ことや「仕事をしながら身に付ける」方法が一般的です。ここでは、看護助手に必要な知識を身に付ける方法を紹介します。

資格を取得する

看護助手は、看護師や准看護師のように必須とされる免許はありませんが、資格を取得することで必要な知識が得られます。看護助手が仕事に活かせる資格には「メディカルケアワーカー(R)」や「看護助手認定実務者試験」があります

資格を取得すれば、医療現場の基本的な知識を得られるだけではなく、看護助手として必要な知識があることの証明にもなるので、転職時のアピール材料にもなるでしょう。
看護助手(ナースエイド)に資格はいる?業務に役立つ講座や取得方法を解説」の記事では、看護助手の資格について詳しく紹介しているので、興味のある方は参考にしてみてください。

仕事をしながら身に付ける

看護助手の仕事内容は病院の方針や配属先の科によって大きく異なるため、仕事をしてみないと分からないことも数多くあります。そのため、看護助手として実際に仕事をしながら経験を積むことで、着実にスキルアップしていけるはずです。知識やスキルがないことを不安に感じる場合は、教育制度が整っている病院を選ぶと良いでしょう。

ただ、看護助手の求人票から教育制度が整っている病院を探すのは難しいことも。「未経験から医療現場で働くのが不安」「自分のスキルに見合った職場で働きたい」という方は、「レバウェル介護(旧 きらケア)」にご相談ください。
レバウェル介護(旧 きらケア)」は、求人先から直接情報収集をしているため、求人票にはない仕事内容や教育制度、職場の人間関係などの詳しい情報も提供できます。未経験や無資格からも安心して仕事を覚えていける職場を紹介いたしますので、お気軽にご相談ください。

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看護助手の仕事に関するよくある質問

ここでは、看護助手の仕事に関するよくある質問を紹介します。看護助手に興味のある方は、参考にしてみてください。

看護助手としてスキルアップする方法は?

看護助手としてスキルアップするには、資格取得や経験を積むことなどが有効です。看護助手として働くのに資格は必須ではありませんが、資格を取得する過程で、看護や医療に関する専門知識を習得できます。そのため、資格を取得することで自分の仕事に自信が持てるようになったり、周囲からの信頼を得やすくなったりするでしょう。
知識を身に付けて看護助手として活躍したい方方は、この記事の「看護助手に必要な知識を身に付けるには?」も参考にしてみてください。

看護助手に必要な道具は?

看護助手に必要な道具は、職場によって異なります。働き始める際は、教えてもらった内容をメモできるように、メモ帳や筆記用具を用意しておくと良いでしょう。
ナースシューズやユニフォーム、消毒用アルコールなどは、職場で支給されることが多いようです。安全面や衛生的な観点から、持ち物は少ないほうが良いとされる職場もあるため、持ち物については勤務先に確認するようにしましょう。

まとめ

看護助手に必要な知識やスキルとしては、「コミュニケーションスキル」や「介助スキル」「臨機応変に対応するスキル」「医療用語や医療機器に関する知識」などが挙げられます。看護助手の仕事は看護師の補助が中心のため、看護師とのコミュニケーションが重要です。また、医療現場では、迅速に対応しなければ患者さんの命に関わってしまうこともあるため、焦らず冷静に対応するスキルも求められます。

とはいえ、「転職前に必要とされる知識やスキルを身に付けていなければならない」というわけではありません。未経験から入職しても、現場でコツコツと経験を積んでいけば着実にスキルアップしていけるでしょう。

コツコツと経験を積むためには、同じ職場で長く働くことがポイントです。同じ職場で長く働くためには、自分に合った職場を探してみましょう。ただし、同じ病院内でも配属される科によって仕事内容が異なることがあるため、入職してから「思っていた仕事と違った」「やりたい仕事ができない」というミスマッチから早期退職に繋がってしまう可能性もあります。

入職後のミスマッチを避けるために、転職先の情報は事前にしっかり把握しておきましょう。「求人を見ても、自分に合う職場が分からない」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)が転職をしっかりサポートします。
レバウェル介護(旧 きらケア)では、アドバイザーがカウンセリングを行ったうえで、豊富な求人からあなたにぴったりの求人をご提案するので、働きやすい職場に出会えるはず。「看護助手に興味がある」といった段階でも大丈夫です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年10月14日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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