介護職員初任者研修を取得するメリットとは?資格の取り方とあわせて解説

介護の資格 2021年12月24日
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パソコンを開き勉強をする女性介護スタッフの画像

介護職員初任者研修の資格を取得しようか悩んでいる方も多いでしょう。介護職員初任者研修は介護系資格の中でも取得しやすいので、未経験の方におすすめの資格です。この記事では、介護職員初任者研修を取得するメリット・デメリットを解説しています。取得方法やカリキュラムについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

介護職員初任者研修とは

介護職員初任者研修とは、介護に関する基礎的な知識・技能を有していることを証明する資格です。2013年4月から始まった資格で、それ以前のホームヘルパー2級が介護職員初任者研修に該当します。

介護職員初任者研修を修了した人の業務は、食事介助や入浴介助、排泄介助など生活のサポート全般です。資格保有者は特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの介護施設、訪問看護、デイケアなどさまざま場所で活躍しています。

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介護職員初任者研修の資格を取得する7つのメリット

介護職員初任者研修の資格を取得するメリットは7つあります。以下で詳しく解説しているので、どんなメリットがあるか確認しておきましょう。

1.介護職の就職・転職で有利になる

介護職は無資格・未経験でも始めやすい仕事ですが、資格を有しているほうが就職や転職で有利になります。無資格で入職したとしても研修やサポートによって資格を取得を促す施設などもあり、介護職員初任者研修は介護職として働くうえで重視されている資格です。そのため、すでに資格を有している人材は施設側から見ても活躍が期待されるでしょう。

2.応募可能な求人が増える

介護職員初任者研修の資格を取得すると、「無資格不可」の求人にも応募できるようになります。応募可能な求人が増えることで、給与や勤務時間など、自身の条件にあった求人も探しやすくなり、チャンスが増えるでしょう。

3.資格手当をもらえる

介護職員初任者研修の資格を有していると、多くの事業所では資格手当がもらえます。介護従事者処遇状況等調査結果によると介護職員(常勤)の平均手当額は7万8,440円。平均手当額には資格手当以外の手当も含まれているため、参考としてご覧ください。

介護従事者処遇状況等調査結果によると、介護職員初任者研修の資格を有している介護職員(月給・常勤)の平均給与額は以下のとおりです。

保有資格平均給与額平均年収額
介護職員初任者研修30万1,210円361万4,520円
無資格27万5,920円331万1,040円

平均給与の差は2万5,290円あり、平均年収の差は年収に30万3,480円です。平均年収額は、平均給与を12ヶ月として算出しています。

4.介護の知識を身につけることができる

介護の基本的な知識技能を身につけることができるので、より安全に介護が行えるようになります。また、未経験で介護職に入職した方は、介護職員初任者研修を取得することで介護の基礎を学べるので、働き始めたばかりでも十分な活躍が見込めるでしょう。

5.仕事の幅が広がる

初任者研修を取得することで、無資格ではできない仕事ができるようになります。施設勤務の介護職員は排泄介助や入浴介助などの身体介助と掃除や洗濯などの生活援助を行いますが、無資格だと利用者さんの身体に触れる身体介助をする際に有資格者の監督が必須。初任者研修を修了した介護職員であれば1人で身体介助を行うことも可能です。また、訪問介護もできるようになり、施設勤務では積めなかった経験も積めるようになります。

6.着実なキャリアアップが狙える

介護職員初任者研修を最初に取得することで着実なキャリアアップが可能です。介護士のキャリアパスは明確になっており、「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」の順で着実にキャリアアップできるように道筋ができています。求められる知識技能も基礎的なものから専門性の高いものへと変わってゆくので、段階的に介護の知識技能も身につけることが可能です。介護職員初任者研修の修了はそんなキャリアアップへの第一歩といえるでしょう。

7.家族の介護に役立つ

介護職員初任者研修を取得し、介護について学んでおくことで、家族の介護にも活かせるようになります。家族に介護が必要になったとき移動介助の技術を役立てることも可能。介護計画や介護サービスについてしっかり理解できるのもメリットです。

介護職員初任者研修の資格を取得するデメリット

介護職員初任者研修の資格を取得するデメリットは、費用や時間がかかることです。スクール費用は4万円~15万円程度とスクールによって差はありますが、決して安くはありません。また、資格取得までに最短でも1ヶ月、一般的には3~4ヶ月かかります。

資格取得支援を行っている職場もあるので、介護職員初任者研修を取得したいと考えている人は研修・支援制度に注目して求人を探すと良いでしょう。

介護職員初任者研修の資格を取得する方法

介護職員初任者研修の資格を取得する方法は大きく分けて2つあります。通学して取得する方法と通学・通信を併用して取得する方法です。また、介護職員初任者研修に受講資格はないので、誰でも受講できます。以下で取得する方法を詳しく解説しているのでご確認ください。

通学して取得する方法

スクールに通学することで介護職員初任者研修を取得できます。学習スケジュールも多様で、自身の状況に合わせたスクールを選択可能。働きながら取得を目指す方には、夜間型のスクールがおすすめです。スケジュールを一気に詰め込むこともできるので短期間での資格取得もできる方法です。

通学と通信を併用して取得する方法

近隣にスクールがない、通学する時間があまり取れないという方は通学と通信を併用して取得を目指すと良いでしょう。自宅で学習できるので空いた時間を有効活用できます。注意するべき点は通信のみでは、資格を取得できないことです。通信による学習は最大40.5時間と定められています。

介護職員初任者研修の試験内容

介護職員初任者研修の試験は、基礎的な内容なので難易度は低いといえます。しっかり勉強しておけば、ほとんど受かるでしょう。筆記試験は約1時間。カリキュラムで学んだ内容の確認を行い、70点以上で合格です。

介護職員初任者研修のカリキュラム

介護職員初任者研修のカリキュラムは以下のとおりです。

研修科目研修時間
1.職務の理解6時間
2.介護における尊厳の保持・自立支援9時間
3.介護の基本6時間
4.介護・福祉サービスの理解と医療との連携9時間
5.介護におけるコミュニケーション技術6時間
6.老化の理解6時間
7.認知症の理解6時間
8.障害の理解3時間
9.こころとからだのしくみと生活支援技術75時間
10.振り返り4時間
合計130時間

全130時間のカリキュラムを修了する必要があります。講義と演習を一体的に実施しており、カリキュラムの半数以上の時間を占める「9.こころとからだのしくみと生活支援技術」では、入浴介助や排泄介助などの基本的な動作を学習。施設研修は基本的には実施されません。

介護職員の仕事で役立つ資格を紹介

介護職員初任者研修を取得後に次に目指すべき資格を紹介します。介護職の資格について知り、しっかりキャリアプランを立てられるようになりましょう。

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上位資格で、求められる専門性が少し高まります。受講資格はないため、誰でも受験可能。介護職員初任者研修を受講しておくと共通科目が免除されるため、段階的に学びたい方は介護職員初任者研修を先に受講しておくのが良いでしょう。介護福祉士実務者研修は、介護福祉士の試験を受けるために必須の資格です。

介護福祉士

介護福祉士は国家資格であり、介護福祉士実務者研修の上位資格です。受験資格として実務経験や介護福祉士実務者研修の取得が求められます。専門性の高い資格であり、試験の難易度も高く、過去の平均合格率は56.2%。約2人に1人が不合格となります。介護業界で働くうえで介護福祉士の資格はメリットも多く、役立ちますが、取得するには事前の準備が必須な資格です。

まとめ

介護職員初任者研修の資格を取得すると、就職・転職で有利になったり応募可能な求人が増えたりします。ほかにも、1人で身体介助ができるようになったり、着実なキャリアアップができたり、さまざまなメリットがあり、介護業界で働くうえで取得しておくと良い資格です。取得方法は通学と通学・通信併用の2通りあり、自身のライフスタイルに合わせて学習できます。受験資格はないので誰でも取得可能な資格です。

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