40代未経験で介護職へ。残業大幅減で働きやすさもやりがいも叶えた転職体験談

転職お悩み相談室 2026年3月26日
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  • Mさん(男性) 40代前半
  • 無資格/未経験

運送業の仕事をしていますが、残業が80時間ほどで体力的に限界なので転職を考えています。介護職に興味があるものの、無資格・未経験の40代なので、業界のことも転職のことも分からず不安です。残業が少なく日勤のみで、正社員として月収20万円稼げる職場はありますか?

こんにちは。レバウェル介護のキャリアアドバイザーの北村です。この記事では、介護職未経験・40代のMさんが、介護業界への転職を成功させるまでのストーリーをご紹介します。「40代で無資格・未経験から転職できる?」「介護職が務まるか心配…」と感じていたMさんが、不安を解消して転職するまでの経緯をまとめました。「自分に合った職場を見つけて、介護職としてのキャリアを始めたい」という方の参考になれば幸いです。

あなたの不安も相談していませんか?

目次

残業で疲弊する日々。介護職に転職したいけど40代未経験でも大丈夫?

Mさんは40代前半の男性で、奥さんと小学生のお子さん2人と暮らしています。7年ほど前から運送業の仕事をしていますが、残業が月80時間ほどという状況。「今の職場で働くのは体力的に限界…もっと自分の健康や家族との時間を大切にしたい」と思い、転職活動を始めたようです。

Mさんは以前から介護職に興味があったものの、40代未経験で転職ができるのかという不安も感じています。そんな中、「介護職として務まるのか、生活していけるだけの給与をもらえるのか、どんな施設が自分に合っているのか分からないので相談したい」と、レバウェル介護(旧 きらケア)にご登録くださいました。

お電話でお話ししたところ、介護業界の知識や転職の経験が少なく、転職活動の進め方に迷っているご様子です。

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高齢者の支援に意欲があるMさん。興味をもったきっかけは?

Mさんに介護職に興味を持ったきっかけを伺うと、「以前、葬儀会社で働いていたときに、高齢の方の自宅に訪問して相談に乗っていたんです。転職を考えたときに、高齢者を助ける仕事のやりがいを思い出し、介護職に興味を持ちました」とのことです。
さらに、転職後はスキルアップして、将来的にはケアマネジャーや相談員などの職種にも挑戦したいというキャリアビジョンもお持ちでした。

Mさんは介護職としてやっていけるか不安な様子でしたが、介護のお仕事に対する真っ直ぐな気持ちを知り、転職を前向きに検討できるよう応援したいと思いました。

働きやすさを重視するMさんの希望条件を整理

Mさんに合った職場をご提案できるよう、まずは働き方の希望をヒアリングしました。以下がMさんの希望条件です。

  • 残業月10時間以内
  • 日勤帯のみ
  • 月収20万円以上
  • 自宅から40分以内

一番重視する条件は、今回の転職の目的である「働きやすさ(残業時間)」です。そのほか、給与や通勤エリアのご希望も伺いました。

また、「介護業界にどんな職場があるのか分からない」とのことだったので、介護職が活躍する主な職場の種類と特徴を簡単にお伝えしました。

介護施設・事業所の種類特徴
デイサービス在宅生活を送る利用者さんが通い、介護や機能訓練を受ける。日勤のみが基本。給与はほかの施設形態より低い傾向にある
デイケア在宅生活を送る利用者さんが通ってリハビリを受ける。日勤のみが基本。医療機関や老健に併設されることが多い
訪問介護事業所利用者さんの自宅を介護職が訪問して介護サービスを提供する。日勤のみの職場が多い。従事するには介護に関する資格が必要
有料老人ホーム高齢者が入居して介護や医療を受ける。入居対象者や支援内容、働き方などは施設によってさまざま
特別養護老人ホーム(特養)介護の必要性が高い方が入居してケアを受ける。専門性が求められる分、ほかの施設より給与が高い傾向にある
介護老人保健施設(老健)在宅復帰を目指す利用者さんが一時的に入居し、リハビリや医療、介護を受ける
グループホーム認知症の診断を受けた利用者さんが入居し、介護や機能訓練を受ける。施設の規模が小さい

Mさんの希望条件に合う日勤のみの施設を中心に、どのような職場があるのかご説明し、詳細は実際の求人をもとに提示することをお伝えしました。

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介護業界での転職活動の進め方!自分に合う職場を判断するには

介護業界で転職をするのがはじめてだと、「どんな流れで転職活動を進めたら良いの?」と疑問に感じるのではないでしょうか。転職エージェントで求人を探して応募先を決めるまでの流れをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

100件ほどの施設から見つけた、未経験OK・日勤のみの求人

Mさんとお話ししたあと、すぐにお仕事探しを開始しました。通勤圏内の100件ほどの介護事業所に直接電話で問い合わせたものの、無資格・未経験という点を懸念する声もあります。

そんな中、デイサービス3件とナーシングホーム(住宅型有料老人ホーム)1件から、前向きな返答をいただきました。「日勤のみ」という条件だと、入居施設は正社員の募集は少ないのですが、レバウェル介護(旧 きらケア)からの転職実績があるナーシングホームが良いお返事をくださったのです。

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Mさんの不安を聞いてアドバイザーが行った提案とは?

応募先の候補であるデイサービス3件とナーシングホーム1件について、Mさんに取り急ぎLINEで求人情報を共有し、お電話で詳細を説明しました。

勤務時間はいずれも大きな差はありません。ナーシングホームのほうが月収が4万円ほど高く、職員の定着率も高いことから、Mさんはナーシングホームの求人に興味をもちました。

こちらのナーシングホームは、「住宅型老人ホーム」に該当する施設で、医療的ケアの必要な方が入居しています。興味があるものの、専門的なケアを行う施設ということを懸念して踏み切れないMさん。納得のいく転職活動ができるよう、次のようなやりとりをしました。

北村「実は、こちらのナーシングホームは、Mさんと同じように無資格・未経験で入社している方が多い施設です!スキルよりも人柄を重視しているので、経験がなくても熱意がある方を採用し、一から丁寧に教育してくださいますよ。
スタッフ間の連携もしっかり取れていて、働きやすいと定評があるので、自信を持っておすすめできます

Mさん「でも、医療系の施設って大変そうなイメージがあって…。正直やっていける自信がないです」

北村「たしかに、難しい対応をする場面もあります。命を預かる仕事なので不安ですよね。ただ、看護師が24時間常駐しているので、介護をするうえで不安なことは相談できますし、利用者さんが急変したときも介護職だけで判断することはないのでご安心ください。」

北村「介護の基本から医療的な知識まで学べる点が魅力で、もし将来的に別の施設や職種に挑戦したいと思ったときも、ナーシングホームでの経験はきっとMさんの武器になりますよ

Mさん「なるほど、そうですよね。大変なことばかりに気を取られていましたが、そういうメリットもあるんですね。未経験から働いている人がいると聞いて少し安心しました

北村「もし少しでも興味がおありなら、一度見学に行ってみるのも良いと思います!どうされますか?」

Mさん「まだちょっと迷っていますが、見学ができるなら行ってみたいです!」

介護職が未経験の状態で、医療依存度の高い利用者さんのケアと聞くと、「難易度が高いのでは?」と感じるのも無理はありません。しかし、イメージだけで無理だと決めると、自ら選択肢を狭めてしまうので、興味があれば一度Mさんのように見学してみるのがおすすめです。

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「大変そう」が「働きたい」に変わった、ナーシングホームの見学

さっそく日程を調整させていただき、翌週Mさんは施設見学へ。実際にナーシングホームの仕事を見たMさんは、「スタッフがみんな親切で、コミュニケーションが取りやすかった」「多職種が密に連携していた」「みんな真摯に利用者さんと向き合っていて素敵だった」とのことでした。

Mさんは、改めて「介護職をやりたい」という気持ちが強くなったとともに、「この施設で働きたい」と思ったそうです。施設見学をしてすぐにMさんから希望があり、面接を設定しました。

入職条件をクリアし給与UPを狙うため、資格講座へも応募

面接を調整すると同時に、Mさんへレバウェル介護(旧 きらケア)の資格取得支援制度を案内しました。応募先のナーシングホームは、「介護職員初任者研修」以上の介護の資格を保有していないと入職できません。
また、資格を取得すると、無資格より高給与を望めたり転職の際に評価されたりするため、結果的にほかの施設で働く場合もメリットがあります。

ご紹介した制度は、レバウェル介護(旧 きらケア)経由で内定を得て入職し、一定の条件を満たす場合、介護職員初任者研修の受講料が無料になるものです。Mさんも「ぜひ制度を活用して資格を取りたい」とのことで、申し込みを行いました。

→レバウェル介護の資格スクールはこちら

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面接に向けて準備開始!介護職の選考対策は何をしたらいい?

ナーシングホームで面接を受けることが決まったMさんは、「未経験の業界で何をアピールしたら良いのか分からない」と不安そうな様子。
Mさんの意欲や人柄がしっかり伝わるよう、志望動機や応募書類の作成をお手伝いさせていただきました。

「なぜ介護職か」「なぜその施設か」が伝わる志望動機を考える

これまでにMさんから伺っていたお話から、「介護職に挑戦したい」という熱意を感じていたので、改めて一緒に振り返りながらアピールポイントを整理しました。
介護職に興味を持ったきっかけ」と「施設見学をした際に感じたこと」をまとめると、その施設で働きたい理由が伝わる志望動機になります

未経験で介護職を目指す理由は、「葬儀会社の仕事で高齢者に関わった経験から、高齢者をサポートする仕事がしたいと思ったから」。施設見学を経て応募した理由は、「利用者さんとの向き合い方が素敵で、ここで働きたいと思ったから」でした。

さらに、魅力に感じている点として挙げていた、「介護の基礎から医療的ケアの知識まで幅広く学べる環境があること」も志望動機に盛り込むようアドバイスしました。

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想定される質問への回答を準備して面接対策をする

面接を受けるにあたり、履歴書と職務経歴書が必要になるので、書き方の基本的なマニュアルをLINEで送付。Mさんが作成した下書きを確認し、改善点をお伝えしました。

また、面接で聞かれることリストと応募先の施設の情報も送付しました。レバウェル介護(旧 きらケア)からの転職実績があり、過去の面接の内容を把握しているので、実際の質問を想定した具体的な対策ができます。

面接では、「採用担当者がその質問から何を知ろうとしているのか」を考えたうえで、分かりやすく回答することが必要です。Mさんが面接でしっかりアピールできるよう、お電話で3回面接対策を行い、一つひとつの質問の回答をすり合わせました。

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施設がMさんの熱意を評価。未経験から掴んだ介護職へのキャリア

ナーシングホームの面接を受けたMさんは、無事に内定をつかむことができました。
採用担当者からは、「前職でMさんがどのようにお客さんに向き合っていたのか聞いたとき、とても誠実な人だと思いました。利用者さんへの想いも伝わったので、未経験ですが期待を込めて採用しました」という評価でした。

Mさんに結果をお伝えすると、「本当に合格ですか?驚きました!あんなに丁寧に対策していただいて、緊張せず練習通り面接に臨めたおかげですね。北村さん、ありがとうございました」と喜びの声をいただきました。

もう残業に縛られない。内定を勝ち取った職場の就業条件

Mさんが内定をもらったナーシングホームの就業条件は、以下の通りです。

転職先の就業条件

現職で80時間あった残業はほぼ0に。日勤のみのため、夜勤による体力的な負担もありません。「働きやすさ」を重視して転職活動を行ったMさんは、無事に条件をクリアする職場に出会い、介護職への転職を決めました。

また、内定承諾後に介護職員初任者研修のスクールに通い始め、入職前に資格を取得することができました。

40代・未経験で介護業界に飛び込んだMさんの「今」

入職後少し経ってからMさんに連絡すると、「食事の配膳や洗い物をしたり、薬を出したりしながら、利用者さんの名前と特徴を覚えています。まだ慣れなくて大変なときもありますが、親切な先輩方のおかげで楽しく仕事をさせていただいています」とのことです。
嬉そうに近況をお話しくださる声を聞き、「Mさんが納得できる転職ができて本当に良かった」と思いました。

Mさんのように、「介護職に興味があるけど、40代で未経験だから自信がない」「どんな職場が良いのか分からない」という方もいるのではないでしょうか?レバウェル介護(旧 きらケア)は、40代・未経験の方の転職支援実績も豊富なので、ぜひ一度ご相談ください!

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40代・未経験で介護職への転職を成功させるコツ

40代の方が未経験で介護職への転職を成功させるコツは、実際に自分の目で見て合う職場を見極めることや、人生経験をどのように仕事に活かせるかアピールすることです。以下に転職活動のポイントをまとめたので、ぜひチェックしてみてください。

キャリアアドバイザーの回答まとめ

  1. イメージだけ決めず施設見学をして自分に合うか判断する
  2. 人生経験を活かして活躍できることをアピールする
  3. レバウェル介護の転職サポートを利用する

イメージだけ決めず施設見学をして自分に合うか判断する

介護業界にはさまざまな職場があります。特に未経験の場合は、漠然としたイメージで応募先を絞ってしまうことがありますが、自分の目で見て職場の雰囲気や適性を判断するほうが確実です。

Mさんは、最初は「医療系の施設は大変そうだから無理かも…」と言っていましたが、施設見学で実際にスタッフの様子を見たことで、魅力を感じて入職に至りました。「利用者さんの医療依存度が高い」という懸念は、裏を返せば「常に看護師がいて連携できる」「医療の視点を学べる」というメリットにもなります。
どのような職場で働く場合も、メリットとデメリットの両方の側面があるので、広い視野を持つことや、情報収集をして自分にできるか見極めることが大切です。

インターネットなどには、さまざまな情報が飛び交っていて、なかには不安を煽るような情報もあります。ネガティブな話を見聞きすると、マイナスなイメージがついてしまいがちですが、自分の転職のことは自分の目で見て判断したほうがミスマッチを防げるでしょう。

人生経験を活かして活躍できることをアピールする

40代の強みは、前職・現職や子育てで培ったスキルなどの人生経験です。どのような経験をし、どのようなスキルを身につけてきたのか、それを介護職にどう活かせるのかを採用担当者に伝えると、好印象につながるでしょう。

たとえばMさんの場合は、「葬儀会社で高齢者のお客さんに寄り添って対応した経験を活かし、介護職として利用者さんの気持ちを尊重したケアを行いたい」のように、自身の経験と介護の仕事を結び付けられます。

ほかの仕事での成果をただ伝えるだけでは、介護職の適性の判断材料にはならないことも。「高齢者の方の生活を支える」という介護職の役割に、自身の強みや経歴を結び付けてアピールするのがコツです。

レバウェル介護の転職サポートを利用する

「転職して良かった」と思うためには、今の仕事の不満やキャリアの目標を明確にし、自分にとって納得して働ける職場を選ぶことが大切です。

とはいえ、「残業時間」や「夜勤なしで働けるか」という実態は、求人を見ただけで判断するのは難しいもの。1件ずつ自分で詳細に情報収集をするのは時間がかかるので、仕事や子育てをしながらだと大変に感じるのではないでしょうか?

「未経験から介護業界への転職を成功させたい!」という方には、レバウェル介護(旧 きらケア)の転職支援サービスがおすすめです。担当のキャリアアドバイザーが、介護事業所に1件ずつ電話で問い合わせるので、「40代の方が未経験で入職した実績がある職場」や「残業・夜勤なしで家庭と両立できる職場」なども見つけやすいでしょう。

レバウェル介護(旧 きらケア)は介護業界に特化しているのが強み。施設による働き方の違いや転職後のキャリアプランなど、実際に働き始めてから重要になるポイントをすり合わせて応募先を検討できます。
サービスはすべて無料なので、介護業界への転職に興味がある方はぜひご活用ください。「相談してみるだけ」「聞いてみるだけ」も歓迎です!

ここなら大丈夫と思える職場が見つかる

執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2026年3月26日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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