きついと言われる特養の仕事、そのやりがいを知ってますか?

仕事 2019/07/31
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今回は介護職を目指す方に向けて、特養の大変さとやりがいについて解説していきます。
特養は身体介助の負担が大きいという声もありますが、高い介護スキルが身につくことや、入所者の変化を感じとれるのが仕事のやりがいです。
「介護の仕事に興味があるけど、自分にできるか迷っている」という方は、ぜひコラムの内容をご覧ください。

【目次】


特養ってどんな施設?
特養がきついと感じる場面
きついだけじゃない、特養のやりがいとは
介護職は未経験でも目指せる?

特養ってどんな施設?


特養は正式名称を「特別養護老人ホーム」といい、比較的介護度が高い方が長期入居する施設です。原則として要介護3以上の方を対象としており、医療依存度が高い方の受け入れは施設の人員体制によって対応が異なります。
特養のサービス内容や人員配置については以下をご確認ください。

【特養で提供されるサービス】
・食事介助
・入浴介助
・排泄介助
・健康管理
・緊急対応
・生活支援
・リハビリ
・レクリエーション
・看取り

最近では看取りを行う施設が増えており、終の棲家として特養を選ぶ高齢者は少なくありません。介護職員や看護師は、利用者が慣れ親しんだ施設で最期を迎えられるように、本人や家族の意思を聞き取りながら看取りのための処置を行います。

【人員の配置基準】
・医師:入所者の健康管理や療養上の指導を行うのに適切な人数
・介護職または看護職:入所者3人に対して1人以上
・栄養士:1人以上
・機能訓練士:1人以上
・ケアマネージャー:入所者100人に対して1人以上

特養では上記のように人員配置が決まっています。看護師の24時間常駐は義務ではありませんが、常駐がある施設では夜間の医療ケアにも対応していることが特徴です。

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特養がきついと感じる場面




特養は夜勤がないデイサービスなどと比べると、「体力的に大変」と感じる人もいます。就職後のミスマッチを防ぐためにも、特養のどんなところが大変なのかをあらかじめ知っておきましょう。

【介護度が高い人が多い】
特養には介護度が高い人が多く、生活支援よりも身体介助に業務のウエイトが置かれます。相手の体全体を支えるのは慣れないうちは体力的にきつく、腰を痛めてしまう可能性もないとは言えません。
ただ、最近では身体力学を使って介助される人・介助する人双方の負担を減らす「ボディメカニクス」の手法が普及しており、知識を持つことで負担を軽減できます。
特別に体力的なハンデがある人でなければ、仕事の前後にストレッチをしたり普段から運動したりすることで、体力的な不安を減らせるでしょう。

【入所者との意思疎通に難しさがある】
上述のとおり、特養は介護度が高い人が多く、認知症や寝たきりの人もいます。そのため、在宅で暮らす高齢者が通うデイサービスなどと比べると、会話が弾む場面が少なく「張り合いがない」と感じる人がいるのは事実です。
ただ、入居型の特養では毎日のように入所者の様子を見守り、小さな変化に気づくことができます。「昨日より食事量が増えた」「最近笑顔が見られるようになった」という風に、相手の回復や精神的な変化を見られる嬉しさがあるでしょう。

【職場の人間関係に悩んでいる】
チームプレーで行う介護の仕事は、お互いに助け合える良さがある一方で、考え方の違いによるトラブルが起こりやすい面があります。
特に介護の現場では、「介護観」の相違が摩擦を生むケースが多く見られ、同僚や先輩との考え方のずれが悩みの原因になっている人もいるでしょう。
そもそも介護観とは、介護をする上でその人が大切にしたいと思う事柄のことで、それは人それぞれ異なるものです。ですので、自分と他人の介護観が違ったからといって、そう気に病む必要はありません。自分と違う介護観に出会った時は、それを最初から否定するのではなく、新しい価値観を知るつもりで相手を理解しようと努めることが大切。人間関係がうまくかない時は、「人はそれぞれ違う考え方を持っている」という前提に立った方が気が楽になるでしょう。

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きついだけじゃない、特養のやりがいとは


特養の大変なところをご紹介しましたが、次はやりがいについて知っていきましょう。大変なことがあっても仕事を続ける介護職が多いのは、やはり仕事にやりがいを感じているからです。

【入所者や家族から感謝される】
高齢者の生活を直接支える介護職は、人の役に立っていることを実感できる上に、入所者や家族からたびたび感謝を伝えられる機会があります。仕事とはいえ、介助をした相手から感謝の気持ちを伝えられるのはやはり嬉しいことでしょう。
特養は長期入居の方が多く入所者と深いつながりを築けるため、その点にやりがいを感じている介護職も沢山います。

【高度な介護スキルが身につく】
特養は介護度が高い入所者が多いため、自立の人が多い施設と比べて高度な介護技術が身につきます。さらに特養は入居型の施設で夜勤もあるので、色々な場面に臨機応変に対応する力がつくでしょう。
身体介助や夜勤は大変という人もいますが、特養で身につけたスキルはほかのどの施設にいっても通用します。未経験でも特養で働けば、短期間でめきめきと力をつけられるでしょう。

【年齢に関係なくキャリアアップできる】
人手不足にある介護業界には、未経験者を歓迎する施設が沢山あります。40~50代から介護職に就く人がいるように、年齢に関係なく仕事を始められる点は介護の魅了の1つ。
無資格から働き始めて資格を取得しながらステップアップする人もいれば、パートやアルバイトから経験を積み、正社員に登用される人もいます。

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介護職は未経験でも目指せる?




先ほども述べたとおり、介護業界は慢性的な人手不足なので、無資格未経験の人を歓迎する求人が沢山あります。入職後の研修や資格取得支援が充実している施設も多いので、未経験の方は教育体制に関して言及のある求人を選ぶのがおすすめです。
ただ、資格があると採用場面で評価されますし、資格手当で給与アップが見込めるので、就職前に取得しておくのも良いでしょう。介護未経験の方がまず目指したいのは「介護職員初任者研修」という資格で、初任者研修では、介護の基本や理念、コミュニケーション技術などが学べます。

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