介護士さんの給料が安い理由とは?収入アップの方法をあわせて解説!

介護職の給料 2021年5月27日
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介護業界が人手不足な理由の一つに、「給料が安い」ことが挙げられます。なぜ介護士さんの給料は安いといわれているのでしょうか?
この記事では、介護士さんの給料に関する情報をまとめました。給料の実態や額が安い理由、給料アップの方法、今後期待できることなどを詳しくご紹介。現在の給料に不満や疑問のある介護士さんは、ぜひご一読ください。

目次

介護士さんの給料の実態

厚生労働省の「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、介護職員の平均給与は31万5,850円です。介護現場では体重のある利用者さんを支えたり、夜間に働いたりするので、仕事量のわりに給料が低い傾向にあります。介護士さんの給料が低いといわれている理由は、次の項目で詳しく解説するので、チェックしてみてください。

介護士さんの給料が低い理由

介護士さんの給料が低い理由には、専門性が重視されていないことや介護報酬に上限があることが挙げられます。ここでは、介護士さんの給料が低い現状についてまとめました。

介護士の専門性を重要視されていない

「介護職=誰でもできる仕事」というイメージから、介護士さんの専門性は重要視されていないのが現状です。特別なスキルは必要ないと判断されると、「給料が安くても人材は集まる」という考えの事業者も出てきます。介護現場は無資格・未経験でも活躍できるので、有資格者や経験者でないと働けない他業界と比較すると、給料が安くなっていると考えられるでしょう。

介護報酬に上限がある

介護報酬には上限が設けられているため、自由に給料を上げられません。要介護状態の段階によってサービス内容と介護報酬が決まるので、企業努力だけでは給料を変えられないことが考えられます。職場に入る介護報酬が少ないと、介護士さんの給料も低くなってしまうでしょう。

内部留保額が高い

介護業界は内部留保額が高いことも、給料の安さの原因といえます。内部留保とは施設運営など経営の安定を考慮した資産であるため、給与には充てないのが一般的です。2013年の委託調査によると、社会福祉法人が運営する特別養護老人ホーム1施設あたりの実在内部留保額は1.6億円と集計されました。内部留保額が高いほど、介護士さんに対する還元率が低くなり、給料が安くなってしまう可能性があります。

介護士さんが給料を上げる5つの方法

下記では、介護士さんが給料を上げる方法を5つご紹介します。現状を打破したいと考えている方は、ぜひご一読ください。

介護福祉士の資格を取得する

国家資格である介護福祉士を取得すれば、資格手当の額が上がります。介護職員における保有資格別の平均給与は以下のとおりです。

保有資格なし 27万5,920円
初任者研修 30万1,210円
実務者研修 30万3,230円
介護福祉士 32万9,250円

介護福祉士と無資格の差は約5万円、初任者研修・実務者研修との差は約2万円となっています。年間で計算すれば収入の差はさらに大きくなるので、給料アップを目指すなら上位資格の取得がおすすめです。

夜勤の回数を増やす

夜勤手当は、1回につき5,000~8,000円ほど支給されます。そのため、夜勤の回数を増やしたり、夜勤専従として働いたりすれば、給料を上げられるでしょう。夜勤が苦でない人や体力に自信のある人におすすめの方法です。

役職や管理職になる

役職や管理職になると仕事の責任が大きくなりますが、その分給料も高くなります。管理職と管理職でない人の平均給与の違いは以下のとおりです。

管理職 34万3,840円
管理職でない 30万8,370円

数値はあくまでも平均ですが、職場によっては管理職になれば3万円以上の給料アップを目指せると考えられるでしょう。

勤続年数を重ねる

職場によっては、勤続年数を重ねれば年々給料が上がる場合もあります。以下に勤続年数5年ごとの平均給与の違いをまとめました。

5年(勤続5年~5年11か月) 29万6,930円
10年(勤続10年~10年11か月) 32万6,830円
15年(勤続15年~15年11か月) 34万8,530円
20年以上 39万960円

現在の職場の業務内容や人間関係に不満がなければ、長期活躍することで給料を増やせるでしょう。

転職する

「努力が評価に反映されない」「給料を上げられる制度がない」といったお悩みを抱えている人は、転職を検討するのも一つの手です。現在よりも良い待遇の職場に就けば、給料アップにつながります。転職する際は、基本給や時間外手当、昇給、賞与、休日制度などを細かくチェックしましょう。現在の職場と似たような待遇では早期離職になる可能性があるので、求人に関する情報収集はしっかりと行うことが大切です。

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出典

介護士さんの今後の給料はどうなる?

国や政府は介護士さんの人材確保を目的として介護職員処遇改善加算制度を導入しています。所属する事業所が介護職員処遇改善加算に申請していれば、介護士さんの給料は今後も上がることが期待できるでしょう。処遇改善加算手当の額が増えれば、介護士さんのモチベーションにもつながり、質の高い介護サービスを提供できるはずです。

また、介護士さんの平均給与自体も年々上がっています。介護現場で着実に経験を積めば、今後も給料アップを見込めるでしょう。給料アップやキャリアアップの制度は拡大が予想されています。

まとめ

介護士さんの給料が安い理由には、「業務の専門性を重視されていない」「介護報酬に上限がある」「内部留保額が高い」などが挙げられます。仕事量に対して給料が安いと、モチベーションの維持が難しくなるでしょう。

介護士さんが給料を上げるには、介護福祉士の資格を取得したり管理職を目指したりする方法があります。夜勤が苦でない人は、夜勤の回数を増やすのも一つの手です。仕事で努力しても評価につながらない場合は、転職を検討した方が良いかもしれません。

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