デイサービスの給料相場は?平均給与額や手取り額、ほかの介護施設との比較

介護職の給料 2025年4月23日
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「デイサービスの給料はどれくらい?」と気になる方もいるのではないでしょうか?デイサービスで働く介護職の2024年の平均給与は29万4,440円、平均年収は約353万円でした。この記事では、デイサービスで働く介護職の給料相場をご紹介。保有資格・勤続年数・施設形態別の給与を常勤・非常勤ごとにまとめています。給料を上げる方法も解説するので、デイサービスへの就職・転職でお悩みの方は参考にしてみてください。

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目次

デイサービスで働く介護職員の給料相場は?

ここでは、デイサービスで働く介護職員の給料について、給料(基本給)、平均給与、年収、手取り、賞与(ボーナス)の平均額をそれぞれご紹介します。

平均給料・給与額

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」をもとに、2024年度の給料(基本給)、平均給与、年収の平均額を以下にまとめました。

勤務形態平均給料(基本給)平均給与平均年収
常勤(正社員)19万1,530円29万4,440円353万3,280円
非常勤(パートタイムなど)15万190円21万8,710円262万4,520円

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129p.179)」

なお、平均給与の算出方法は、「基本給(月額)+手当+一時金(1月~12月支給金額の1/12)」。基本給や各種手当のほか、年間賞与を含む金額です。また、平均年収は、「平均給与×12」で計算しています。

平均的な手取り額 

前述した平均月収をもとに算出すると、デイサービスで働く常勤・月給制の介護職員の手取り額は約23万円非常勤・時給制の介護職員の手取り額は約17万円です。

年間の平均手取り額を計算すると、常勤・月給制の介護職員が約276万円。非常勤・時給制の介護職員は約204万円となります。

なお、一般的な手取り額とされる「給与の8割」で計算していますが、あくまで参考としてご覧ください。

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平均的な賞与(ボーナス) 

公益財団法人介護労働安定センターの「令和4年度介護労働実態調査 事業所における介護労働実態調査結果報告書 (資料編p.126)」によると、デイサービスで働く介護従事者全体(月給制)の平均賞与は52万3,462円でした

また、前述の厚生労働省の資料(p.129p.179)をもとに算出すると、デイサービスで働く常勤・月給制の介護職員の1年間に受け取る賞与の平均は約64万円。非常勤・時給制の介護職員は約46万円でした。なお、平均的な賞与は「平均給与額-基本給及び決まって毎月支払われる手当額」で算出しています。

以上の結果から、デイサービスで働く介護職員の賞与は、1年間に平均給与2ヶ月分程度を支給される場合が多いようです。ただし、介護職員の賞与の有無や金額は職場ごとに異なるため、参考程度にご確認ください。

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保有資格・勤務年数別のデイサービスの給料

ここでは、厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」をもとに、2024年度のデイサービスで働く介護職員の給与を「保有資格別」「勤務年数別」にまとめました。

保有資格別の給与

保有資格別の平均給与を、常勤の場合と非常勤の場合に分けてまとめました。

常勤

常勤で働く月給制の介護職員の場合、保有資格別の平均給与は下記のとおりです。

保有資格平均給与
介護福祉士30万4,850円
介護福祉士実務者研修29万4,960円
介護職員初任者研修28万1,270円
無資格28万90円

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161)

介護福祉士の場合は約30万円、無資格の場合は約28万円となっており、その差は2万円ほど。資格手当や処遇改善手当により、無資格よりも有資格者のほうが給与が高くなる傾向にあることがわかります。特に介護福祉士は、専門性の高さが評価されるため給与が高めになるようです。

非常勤

非常勤で働く時給制の介護職員の場合、保有資格別の平均給与額は以下のとおりです。

保有資格平均給与
介護福祉士13万3,880円
介護福祉士実務者研修12万2,820円
介護職員初任者研修12万2,420円
無資格11万6,800円

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.166)

介護福祉士の場合は約13万円、無資格の場合は約12万円です。常勤で働く月給制の介護職員と同様に、資格を持つことで職場から評価されて給与が高くなる傾向にあります。

勤務年数別の給与

勤務年数別の平均給与額を、常勤の場合と非常勤の場合に分けてまとめました。

常勤

常勤で働く月給制の介護職員の場合、勤務年数の平均月収は以下のとおりです。

勤続年数平均給与
1年(勤続1年~1年11ヶ月)27万210円
2年(勤続2年~2年11ヶ月)27万8,550円
3年(勤続3年~3年11ヶ月)27万3,540円
4年(勤続4年~4年11ヶ月)30万660円
5年(勤続5年~5年11ヶ月)30万7,900円
6年(勤続6年~6年11ヶ月)28万5,790円
7年(勤続7年~7年11ヶ月)28万7,630円
8年(勤続8年~8年11ヶ月)29万9,500円
9年(勤続9年~9年11ヶ月)30万7,220円
10年(勤続10年~10年11ヶ月)27万9,590円

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.148)

基本的には、勤続年数が増えると給与額が増加します。ただし、勤続年数によって給与が減少したり増加したりすることもあるようです。たとえば、4年目で給与が3万円ほど増えています。それは、新人で入職した介護職員が3年目で介護福祉士を取得するケースが多いことが考えられるでしょう。 

非常勤

非常勤で働く時給制の介護職員の場合、勤務年数別の平均給与は以下のとおりです。

勤続年数平均給与
1年(勤続1年~1年11ヶ月)10万8,070円
2年(勤続2年~2年11ヶ月)10万8,920円
3年(勤続3年~3年11ヶ月)11万5,040円
4年(勤続4年~4年11ヶ月)12万7,120円
5年(勤続5年~5年11ヶ月)12万3,760円
6年(勤続6年~6年11ヶ月)10万5,620円
7年(勤続7年~7年11ヶ月)13万1,840円
8年(勤続8年~8年11ヶ月)12万7,090円
9年(勤続9年~9年11ヶ月)12万8,160円
10年(勤続10年~10年11ヶ月)11万6,740円

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.158)

常勤で働く月給制の介護職員と同じく勤続年数が長いと、業務に対する理解度の高さやこれまでの勤務実績などが評価されて、給与が高くなる傾向が見られます。ただし、すべての勤続年数で勤務時間や日数が同条件とは限らないため、勤続年数に比例した数値にならないと考えられます。

デイサービスとほかの介護施設との給料の比較

ここでは、デイサービスとほかの介護施設の平均給与をご紹介します。「デイサービスで働くことに興味があるけど、今の職場とどれくらい給与に差があるのか気になる」という方は、参考にしてみてください。

常勤

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161p.162)」によると、2024年度の常勤・月給制で働く介護職員の施設形態別の平均給与は以下のとおりです。

施設形態平均給与
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)36万1,860円
介護老人保健施設35万2,900円
訪問介護事業所34万9,740円
通所介護事業所(デイサービス)29万4,440円
通所リハビリテーション事業所(デイケア)31万9,310円
認知症対応型共同生活介護事業所(グループホーム)30万2,010円

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161p.162)」

デイサービスは夜勤業務がないため、夜勤手当がつくほかの介護施設に比べて平均給与が低くなる傾向にあります。また、デイサービスの利用者さんは要介護度1~3の方が多いことから、要介護度の高い方への介護が必要な特養や、在宅復帰を目指したリハビリが必要な老健と比較して給与が低いと考えられます。

非常勤

同資料(p.165p.166)をもとに、非常勤・時給制で働く介護職員の施設形態別の平均給与を以下にまとめました。

施設形態平均給与
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)15万7,140円
介護老人保健施設15万4,880円
訪問介護事業所11万7,560円
通所介護事業所(デイサービス)12万2,140円
通所リハビリテーション事業所(デイケア)13万4,130円
認知症対応型共同生活介護事業所(グループホーム)14万4,010円

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.165p.166)」

常勤で働く月給制の介護職員と同様に、特養や老健と比べてデイサービスは平均給与が低い傾向があるでしょう。夜勤の有無や利用者さんの要介護度、認知症対応の有無などによって給与に差が生じていると考えられます。

デイサービスの介護職員として給料を上げる5つの方法

デイサービスで働く介護職員が給料を上げるには、「正社員になる」「経験を積む」「資格を取得する」といった方法があります。以下で解説するので、給与アップの方法が気になる方は確認してみてください。

1.正社員になる

現在パートタイムやアルバイト、派遣社員など非正規社員として働いているなら、正社員になることで給与アップが期待できます。正社員になる場合、勤務時間や日数など、働き方を変えなくてはならない可能性もありますが、無理なく働けるなら雇用形態を変えてみるのも良いかもしれません。

デイサービスで働く介護職員の給料相場は?」でご紹介したとおり、常勤と非常勤の平均給与は約8万円の差があります。勤務先の正社員の給与や実際の求人を確認し、ご自身の状況を踏まえたうえで検討してみると良いでしょう。

2.勤続年数を積む

昇給制度のあるデイサービスなら、経験年数を積むことで給与を上げられる可能性があります。「勤務年数別の給与」でご紹介したとおり、常勤・月収制で働く介護職員の勤続年数1年目の給与額は27万210円ですが、5年目には30万7,900円となり、その差は3万円程度になります。デイサービスに従事しながら給料を上げるには、コツコツと経験を積むことが大切です。

3.資格を取得する

介護施設では保有資格によって資格手当を支給する場合があるので、資格を取得することで給与が増える可能性があるでしょう。「保有資格別の給与」で前述したとおり、デイサービスで働く介護職員の平均給与は資格を取得することで上がる傾向があるため、上位資格を取得することで給与アップが期待できます。

また、デイサービスでは、利用者さんをご自宅に送迎する業務を介護職員が行う場合も。送迎業務を担当すると手当がつくこともあるので、普通自動車免許を取得して業務の範囲を広げてみるのも良いでしょう。

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4.役職に就く

デイサービスの管理者といった役職に就けば、役職手当が支給されて給与が上がる可能性があります。厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.143)」によると、デイサービスの管理職の平均給与は36万1,080円。一方で、管理職ではない介護職員は28万8,390円と約8万円の差があります。年収に換算すると約87万円の違いがあるので、管理職を目指すのは給与アップの有効的な方法といえるでしょう。
なお、管理職とは、主任やリーダー、サブリーダーなどの職場のまとめ役の職位です。給与の上がり幅は職場や役職によって異なるため、ご留意ください。

管理者になるために必須の資格はありませんが、一定の経験やスキルが求められます。デイサービスの管理者になる方法を「デイサービス管理者の仕事内容は?給料、なり方も解説!」の記事で解説しているので、気になる方はあわせてチェックしてみてください。

5.条件の良い職場へ転職する

「賞与がある」「退職金がある」「昇給がある」など、自分にとって好条件のデイサービスへ転職するのも、給与を上げる一つの方法です。たとえば、デイサービスを提供する施設のなかでも、多数の事業所を持つ大手法人は賃金面が充実している傾向にあります。また、働き方を見直せるという方は、夜勤があるデイサービスで勤務するというのも一つの方法です。

とはいえ、デイサービスへの就職・転職は、職場の雰囲気や仕事のやりがいといった要素も大切です。総合的なバランスを考えながら、給与面に納得できる職場を探しましょう。

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デイサービスの転職先選びで給料以外に重視したいこと

ここでは、デイサービスに転職する際に給与以外で重視したいポイントを解説します。入職後のミスマッチを防ぐためにも、下記の点を考慮して転職先を探してみましょう。

職場の雰囲気

職場の雰囲気は、働きやすい職場かどうかを判断するうえで重視したいポイントの一つです。利用者さんに対して温かい対応ができたり、職員同士が良好な人間関係を築いていたりする施設からは、明るくポジティブな雰囲気を感じられるでしょう

実際に職場の雰囲気に触れてみるために、可能であれば職場見学に参加してみるのがおすすめです。職場見学の際は、利用者さんや職員に笑顔が多いか、挨拶を自然に交わしているかなど、利用者さんと職員の関わり方や職員同士のやり取りを確認してみると良いでしょう。

業務内容

業務内容は、デイサービスの施設タイプによって違いがあるため、転職先を選ぶ際は考慮したいポイントです。デイサービスには「一般型」「地域密着型」のほか、リハビリに特化した「リハビリ型」、認知症対応が必要な「認知症対応型」などの種類があります。
リハビリ特化型は、介護職がリハビリや機能訓練の補助に入る場合があるようです。認知症対応型の業務は通常のデイサービスと大きな違いはありませんが、主な支援対象者が認知症を患う方になるため、認知症ケアに関する知識が求められるでしょう。

また、施設の定員数はデイサービスの種類によっても異なります。そのため、「応募先の職場では、何名の利用者さんを相手にどのような業務を行うのか」をあらかじめ確認すると良いでしょう。

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福利厚生

デイサービスへの転職を考える際、給料だけではなく福利厚生の手厚さをチェックすることも重要です。充実した福利厚生がある職場では働きやすさが向上し、安定的に働き続けられるでしょう。
たとえば、無資格の方がデイサービスで働く場合、職場に資格取得支援制度があれば費用面をサポートしてもらえる可能性があります。また、育児休暇や介護休暇、時短勤務制度などがあれば、ライフスタイルに変化があっても柔軟な働き方が可能です。
福利厚生が充実している職場は仕事とプライベートを両立しやすくなるため、給料とあわせて重視すると良いでしょう。

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デイサービスで働くメリット 

ここでは、デイサービスで働くメリットを解説します。転職先を選ぶ際は、デイサービスで働くメリットを知ったうえで求人をチェックするようにしましょう。

利用者さんとのコミュニケーションを楽しめる

デイサービスの利用者さんは要介護度の低い方が多いため、コミュニケーションが取りやすく、会話を楽しめるという魅力があります
レバウェル介護(旧 きらケア)がデイサービスで働く介護職員から聞き取ったヒアリング調査では、以下のような声が聞かれました。

利用者さんとは、テレビや新聞を見ながら世間話をしたり、子どもの話をしたりします。私が子育てをしていることを知っている利用者さんは、「子育ては大変でしょう?うちの孫もこの間ね…」と、お孫さんのことを楽しそうに話されることもありますね。アットホームな雰囲気で利用者さんとお話できるので、楽しいです。

利用者さんとの交流を大切にしたい方にとって、デイサービスはやりがいを持って働ける職場でしょう。

日勤のみで勤務できる

デイサービスは基本的に夜勤がない傾向にあるため、基本的には日勤のみで働けます。夜勤がある介護施設では「夜勤ができないと正社員になれない」といったケースもあるようですが、デイサービスなら日勤だけでも正社員を目指すことが可能です。

未経験・無資格からスタートしやすい

デイサービスの利用者さんは自立度の高い方が多いため、介護職の経験がない方や無資格の方も問題なく働けるでしょう。入職して間もない時期は利用者さん一人ひとりを覚えなくてはならない大変さがあるものの、ほかの先輩職員と一緒に働けるので、分からないことがあってもフォローしてもらうことが可能です。初めて介護の仕事をする方はスタートしやすい職場といえます。

夜勤がないので身体的な負担が少ない

前述したとおり、デイサービスの介護職員は基本的に夜勤がないため、身体的な負担は比較的少ないでしょう。デイサービスの利用者さんは、ご自宅で生活している要介護度の低い方が中心です。長期入所施設と比べて給与は低くなりますが、「生活のリズムが崩れるから日勤のみで働きたい」「腰痛がつらいので、体位変換や移乗介助が多いとしんどい…」という方には、デイサービスの仕事が向いているといえます。

資格取得などスキルアップに使える時間がある

資格取得に向けて勉強する時間が多く確保できるのも、デイサービスで働くメリットです。デイサービスで働く介護職員からは、「夜勤がないため規則正しい生活ができる」といった声が聞かれます。スケジュール管理がしやすいため、自分磨きの時間が欲しいという新人介護職の方におすすめの職場といえるでしょう。

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転職の採用面接で給料や待遇を質問する方法

ここでは、採用選考の面接で給料を尋ねる方法を解説します。「給料のことは気になるけど、応募先に直接質問しても良いのか気になる…」という方は、確認してみましょう。

逆質問のときに尋ねる

採用面接の後半に面接官から「何か質問はありますか?」と逆質問をされたときに、給料や待遇面の話をしましょう。たとえば、「貴施設で働く職員の基本的な待遇を教えていただけますか?」など、施設全体の待遇や福利厚生について尋ねてみると良いかもしれません。
ただし、採用面接のタイミングで具体的な給料の話を切り出すのは避けるのが無難。給料交渉は、内定後に行うのが一般的です。

転職エージェントに相談する

「給料のことは質問しづらいけど、事前にきちんと確認しておきたい」という方は、転職エージェントの活用がおすすめです
転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)なら、給料や待遇面の気になる点をあらかじめ確認したり、採用担当者との給料交渉を代行したりなどの対応が可能。さらに、専任のキャリアアドバイザーから条件交渉のアドバイスも受けられるので、「どうやって質問すれば良いか分からない…」という方も安心です。

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デイサービスの給料についてよくある質問

デイサービスの給料に関するよくある質問にお答えします。「デイサービスで働く介護職の給料が知りたい!」という方は、チェックしてみてください。

デイサービスで働く正社員の給料はどれくらいなの?

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)」によると、デイサービスで働く介護職のうち、2024年度の正社員(常勤・月給制)の平均給与額は29万4,440円。年収で換算すると353万3,280円でした。なお、介護職員の給与は、職場や保有資格によって異なるため、あくまで参考程度にご覧ください。
デイサービスで働く介護職の給与については「デイサービスで働く介護職員の給料相場は?」でも紹介しているので、あわせて確認してみてください。

デイサービスの介護職員の給料は他施設より安いの?

デイサービスで働く介護職員の給料は、特養や老健などの入居型施設より低い傾向があります。デイサービスは日勤のみの施設が多く、夜勤手当をもらえないことが要因と考えられるでしょう。
給料は低い傾向にありますが、体力的な負担は少ない施設なので、給料だけにこだわらず、デイサービスで働くメリット・デメリットを考えて判断すると良いでしょう。「デイサービスとほかの介護施設との給料の比較」で施設別の平均給料を詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

まとめ

デイサービスは、夜勤がなかったり、要介護度が低い利用者さんが多かったりすることから、給料が低い傾向にあります。とはいえ日勤のみの勤務のため、「生活のリズムが崩れるから夜勤はつらい」「子育てがあるから日勤のみで働きたい」という方には、働きやすい職場環境です。

デイサービスで働きながら給料を上げるなら、「正社員になる」「同じ職場で働き続ける」「資格を取得する」などの方法を試してみましょう。今の職場で給料アップを叶えられない場合は、転職して新しい環境でスタートしてみるのも方法の一つです。

「今よりも給料を増やしたい」「将来を考えて職場を見直したい」という方は、介護業界専門の転職エージェント「レバウェル介護(旧 きらケア)」を利用してみませんか?
レバウェル介護(旧 きらケア)では、希望や条件に沿った求人をご紹介するだけでなく、給料や待遇といった細かい条件交渉を代行することも可能。実際に施設を訪問して情報収集をしているため、文字だけでは伝わらない職場の雰囲気をお伝えできます。サービスはすべて無料なので、「給料面以外も重視したい」という方はお気軽にお問い合わせください。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年4月23日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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