リハビリ特化型デイサービスはきつい?大変な理由と介護職員の仕事を解説

介護の仕事 2025年5月28日
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この記事のまとめ

リハビリ特化型デイサービスへの転職を考えている方のなかには、「介護職の仕事はきつい?」と不安な方もいるかもしれません。リハビリ特化型デイサービスの介護職員は、送迎業務が多いことや専門知識が求められることを、「きつい」と感じる場合があるようです。この記事では、介護職員がきついと感じる理由や仕事内容、1日の流れを解説します。求人選びのポイントも説明するので、転職を検討中の方はチェックしてみてください。

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目次

リハビリ特化型デイサービスがきついといわれる理由3つ

リハビリ特化型デイサービスがきついといわれる理由として、「送迎の回数が多い」「リハビリに関する知識が必要とされる」「業務量が多い」の3つが挙げられます。
下記で詳しく説明するので、「リハビリ特化型デイサービスの仕事はきつい?」と気になっている方は、参考にしてみてください。

1.送迎の回数が多い

送迎専門の職員がいる事業所もありますが、いない場合は介護職員が利用者さんの送迎を担当します。リハビリや機能訓練に注力しているリハビリ特化型デイサービスは、午前だけ・午後だけといった半日での利用が一般的で、送迎回数が増えることもあるようです。

車の運転が苦手な場合は、利用者さんを乗せて何度も運転するプレッシャーから、きついと思うことがあるかもしれません。

2.リハビリに関する知識が必要とされる

リハビリ特化型デイサービスの介護職員は、リハビリや機能訓練の補助に入ることがあるため、リハビリに関する一定の知識が必要とされます。また、リハビリの専用マシンのセッティングや片付け、使用方法の説明なども介護職員の仕事です。

介護業務の経験を積んできた介護職員は、リハビリに対応する仕事に慣れないと「きつい」と思うことがあるでしょう。

3.業務量が多い

リハビリ特化型デイサービスに限ったことではありませんが、人手不足などにより職員一人ひとりが負担する仕事量が多くなると、きつさを感じることがあります。

また、介護職員が事務作業を担う事業所もあり、基本的なPCスキルが求められることも。事務作業やPCでの作業が苦手な場合は、「思ったよりも大変」と感じることがあるようです。

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リハビリ特化型デイサービスの役割と働くメリット

リハビリ特化型デイサービスの役割は、リハビリや機能訓練を中心とした介護サービスを提供することです。そのため、食事の提供や入浴介助、レクリエーションを行っていない事業所も少なくありません。

「リハビリ支援に集中できる環境で働きたい」という方にとっては、リハビリ特化型デイサービスの介護職員として働くメリットは大きいでしょう。また、「重度化予防のために身体を動かしたい」といった目的で通う施設なので、利用者さんの介護度が低い傾向にあります。自分で動ける利用者さんが多いため、身体介護による身体的負担が少ない環境で介護職として働けるのもメリットの一つです。

リハビリ特化型デイサービスの仕事内容

リハビリ特化型デイサービスに勤務する介護職員の主な仕事内容としては、「利用者さんの送迎」「健康チェック」「リハビリ・機能訓練の補助」「介助業務」が挙げられます。下記で詳しく説明するので、チェックしてみてください。

利用者さんの送迎

通所施設のリハビリ特化型デイサービスでは、指定の時間に利用者さんを自宅まで迎えに行き、帰りは事業所から自宅まで送り届けます。先述したとおり、送迎専門の職員が常駐しない事業所は、介護職員が車を運転して送迎業務を行うのが一般的です。

また、車の運転だけでなく、利用者さんの移動介助やご家族の相談対応なども行います。送迎業務について詳しく知りたい方は、「デイサービスの送迎業務を解説!自宅での介護はどこまで?必要な資格は?」を参考にしてみてください。

健康チェック

利用者さんが事業所に到着した後や、リハビリ・機能訓練の前後などに、体温測定・血圧測定・問診などの健康チェックを行います。看護職員が中心となって健康チェックを行いますが、介護職員も体温測定のサポートや記録といった補助に入るのが基本です。また、リハビリや機能訓練中も体調に変化がないか観察し、水分補給などをサポートします。

リハビリ・機能訓練の補助

介護職員は、リハビリで使用する専用マシンの準備や片付け、機能訓練の補助も行います。そのほか、準備体操やストレッチの補助に入ることも。介護福祉士などの資格があれば、運動プラン案の作成に関わることもあります。

介助業務

先述したとおり、リハビリ特化型デイサービスは、食事の提供や入浴サービスの提供がないところが多い傾向があります。そのため、リハビリ特化型デイサービスで行う介助業務は、移動介助や排泄介助がメインになるでしょう。

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リハビリ特化型デイサービスで働く介護職員の1日の流れ

リハビリ特化型デイサービスで働く介護職員の1日の流れは、以下のとおりです。

時間仕事内容
午前7時45分出勤
午前8時送迎業務や到着した利用者さんの健康チェック、飲み物の提供などを行う
午前9時リハビリやストレッチの補助、飲み物の提供などを行う
正午午前の部の利用者さんを自宅に送り届け、午後の部の利用者さんを迎えに行く。1日型の利用者さんの昼食を配膳する
12時30分職員の休憩を順番に回す(休憩60分)
午後1時リハビリやストレッチの補助、飲み物の提供などを行う。事務作業に入ることもある
午後4時送迎業務や片付け、翌日の準備などを行う
午後4時45分退勤

上記では基本的なスケジュールを紹介しましたが、事業所によって1日の流れは異なるので、転職希望先の仕事内容は応募前にしっかり調べておきましょう。

リハビリ特化型デイサービスのやりがい

リハビリ特化型デイサービスへの転職を迷っている方にとって、「どんなやりがいがあるのか」は気になるところでしょう。ここでは、リハビリ特化型デイサービスのやりがいを紹介します。

リハビリの知識を身につけられる

リハビリ特化型デイサービスの介護職員は、機能訓練指導員と連携し意見交換をしながら、リハビリや機能訓練の補助を行います。そのため、「身体を動かしたときにどこの筋肉を使っているのか」といった、身体の構造などの知識を身につけることができ、やりがいを感じられるでしょう。
リハビリの観点を持ったうえで介助業務を行えるようになるなど、スキルアップが期待できます。

利用者さんの身体機能の向上を感じられる

利用者さん一人ひとりの良い変化を感じられるのも、リハビリ特化型デイサービスで働くやりがいの一つです。リハビリ特化型デイサービスにおいて、「初めは暗い表情で歩行介助が必要だった利用者さんが、通所を重ねるごとに表情が明るくなり、1人で移動できるようになった」というケースは珍しくありません。

リハビリや機能訓練は、利用者さんにとって身体機能の維持や向上といった効果があります。また、体を動かしたり、ほかの利用者さんや職員とコミュニケーションを取ったりすることは、ストレス解消や認知症予防にもつながるでしょう。

利用者さんやご家族から感謝の言葉をもらえる

利用者さんやご家族からの「ありがとう」といった感謝の言葉でやりがいを感じる、という介護職員は多くいます。機能回復を目的としているリハビリ特化型デイサービスでは、「歩くのが楽になった」「したかった旅行ができた」といった利用者さんの前向きな言葉を多く聞けるのが魅力です。

「利用者さんやご家族の方に喜んでもらえる仕事に関わりたい」という方にとって、リハビリ特化型デイサービスはやりがいを感じられる職場といえます。

リハビリ特化型デイサービスに向いている人の特徴

ここでは、リハビリ特化型デイサービスの介護職員に向いている人の特徴を紹介します。リハビリ特化型デイサービスへ転職するか迷っている方は、参考にしてみてください。

身体的負担が軽い職場で働きたい

リハビリ特化型デイサービスには、身体的負担が軽い職場で働きたい人が向いています。

繰り返しになりますが、リハビリ特化型デイサービスの多くは、食事の提供や入浴介助を行いません。歩行介助やストレッチの補助が主なので、身体的負担は一般的な介護施設と比べて少ない傾向にあります。
そのため、年齢による体力の低下や腰痛などの持病がある方にとって、働きやすい職場といえるでしょう。

プライベートを重視した働き方をしたい

リハビリ特化型デイサービスは通所施設なので、夜勤はありません。また、事業所の多くは土日祝日休みで、休日が固定されているのも働きやすい理由の一つです。

家族や友人と予定を合わせやすいため、プライベートに重きを置きながら仕事をしたい人に向いているでしょう。また、子育て中や家族の介護をしている方にとっても、比較的働きやすい職場です。

活気のある職場で働きたい

リハビリ特化型デイサービスには、「自分でできることを増やしたい」「もっと歩けるようになりたい」など、前向きな目標を持った利用者さんが多く通っています。積極的にリハビリや機能訓練に取り組んでいるため、比較的活気のある職場です。

そのため、「利用者さんがいきいきと生活できるようにサポートしたい」という方は、やりがいを感じながら働けるでしょう。

コミュニケーションが好き

リハビリ特化型デイサービスは、コミュニケーションを楽しみに通っている利用者さんもいます。コミュニケーションが好きな介護職員は、利用者さんとの信頼関係を築きやすく、職場で重宝されるでしょう。

また、リハビリ特化型デイサービスは機能訓練指導員や看護職員との連携も大切です。情報共有をしたり意見交換をしたりして連携を深めることで、より質の良い介護サービスを提供できるようになります。

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リハビリ特化型デイサービスに向いていない人の特徴

ここでは、リハビリ特化型デイサービスの介護職員に向いていない可能性がある人の特徴を紹介します。下記に当てはまっても必ずしも向いていないとは限らないので、参考程度にご覧ください。

介護のスキルを学びたい・活かしたい

リハビリ特化型デイサービスは、比較的自分で動ける利用者さんが多いのが特徴です。そのため、「介護スキルを学びたい」「これまでに培った介護スキルを活かしたい」という場合は、物足りないと感じる可能性があります。

介護スキルを学びたい・活かしたい方は、介護付き有料老人ホームや介護老人福祉施設(特養)、介護老人保健施設(老健)などの職場が向いているかもしれません。「介護施設の種類が分からない・詳しく知りたい」という方は、「介護施設の種類一覧を紹介!形態別の給与や求人を探すポイントを解説」をご覧ください。

送迎業務に不安を感じる

前述したように、多くのリハビリ特化型デイサービスの利用時間は、午前と午後に分かれており、一般的なデイサービスと比べて送迎業務が多くなります。そのため、「利用者さんを乗せて運転するのが不安」という方は、プレッシャーから仕事がつらくなってしまうこともあるようです。

とはいえ、送迎を専門とする職員がいる事業所であれば、介護職員が運転する機会はあまりありません。「車の運転が苦手」という方は、転職前に「送迎専門の職員がいるか」「介護職員が運転を担当することはあるのか」を確認することが大切です。

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きつくないリハビリ特化型デイサービスの求人の見極め方

「きつくない職場で働きたい」という方は、下記のポイントを重点的にチェックすると良いでしょう。

  • 食事や入浴といった介護サービスの提供はあるか
  • 送迎を担当する専属の運転手がいるか
  • 利用者さんの人数に見合った機能訓練指導員が常駐しているか
  • 介護職員の人数が十分に確保されているか
  • 希望する働き方が叶えられるか

食事や入浴といった介護サービスを提供している事業所の場合、介護職員の業務量が多く「きつい」と感じてしまうことも。身体的負担を軽くしたい場合は、食事の提供や入浴サービスを行っていない職場を選ぶと良いでしょう。また、送迎担当の運転手がいれば、運転に自信がない方も安心して介護業務に集中できます。

そのほか、「希望する働き方が叶えられるか」「転職先でやりがいを感じられるか」も、転職において重要な判断要素です。転職を希望する職場のWebサイトを見たり、職場見学へ行ったりして、応募前に職場環境や経営方針をしっかり確認しておきましょう。

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リハビリ特化型デイサービスに関するよくある質問

ここでは、リハビリ特化型デイサービスに関するよくある質問を紹介します。「リハビリ特化型デイサービスってどんな職場?」といった疑問を抱えている方は、参考にしてみてください。

リハビリ特化型デイサービスとデイケアの違いは?

リハビリ特化型デイサービスは、利用者さんの体力維持や身体機能の向上を目的に、機能訓練指導員がリハビリを行う事業所をいいます。一方のデイケア(通所リハビリテーション)は、医師が常駐し、医師の指示のもとで機能訓練指導員がリハビリを行うのが特徴です。
また、利用条件にも違いがあります。リハビリ特化型デイサービスは主に要介護認定を受けた方が対象なのに対し、デイケアを利用するには、要介護認定だけではなく医師の診断書や指示書も必要です。通所施設への転職を検討している方は、「リハビリ特化型デイサービスの仕事内容」の項目もご覧ください。

リハビリ特化型以外のデイサービスはある?

自宅で暮らす利用者さんが、日帰りで介護サービスを受けられるデイサービス(通所介護施設)は、リハビリ特化型デイサービスだけではありません。規模や注力するサービスによってさまざまな種類があります。一般的な日常生活の支援を行う事業所は「デイサービス」に分類されますが、定員が18人以下の小規模事業所は「地域密着型デイサービス」です。そのほか、認知症を患う方の支援に特化した「認知症対応型デイサービス」や、医療的ケアを提供する「療養(医療型)デイサービス」があります。

リハビリ特化型デイサービスで働くには資格が必要?

リハビリ特化型デイサービスの介護職員は、資格や経験がなくても働き始められます。ただし、機能訓練指導員として勤務する場合は、理学療法士や作業療法士などの資格が必要です。また、介護職員が送迎業務を担当する事業所の場合、運転免許を求められる可能性があります。
リハビリ特化型デイサービスにおける職員の資格については、「リハビリデイサービスに必要な資格とは?機能訓練指導員になる方法を解説」を参考にしてみてください。

まとめ

リハビリ特化型デイサービスがきつい理由には、「送迎の回数が多い」「リハビリに関する知識が必要とされる」「業務量が多い」などがあるようです。とはいえ、リハビリ特化型デイサービスは食事介助や入浴介助がない事業所が多く、夜勤もありません。「身体的負担が軽い職場で働きたい」「プライベートを重視して日勤のみで働きたい」という方にとっては働きやすい環境といえるでしょう。

しかし、十分に調べずに応募してしまうと、転職後に「思っていたのと違う」と働きにくさを感じてしまう可能性があります。リハビリ特化型デイサービスでやりがいを感じながら働くには、応募前の情報収集が大切です。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年5月28日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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