
この記事のまとめ
- デイサービスで働く際は、メリットとデメリットを把握しておくことが大切
- デイサービスで働くメリットは、夜勤がないことややりがいが大きいこと
- デイサービスで働くデメリットは、給与が低いことやスキル向上が難しいこと
デイサービスで働くメリットが気になる方もいるのではないでしょうか。デイサービスで働くメリットは、夜勤がなく規則的に勤務できる点や利用者さんの力になれるやりがいがある点です。転職の際は、メリットとデメリットを把握することが大切です。この記事では、デイサービスで働くメリット・デメリットを詳しく紹介します。「どの施設形態で働けば良いか悩む…」という方はぜひ参考にしてください。
デイサービスとは簡単にいうとどんな施設?介護職向けに基本を解説します目次
デイサービスで働くメリット
デイサービスで働くメリット・魅力として、以下の6つが挙げられます。
- 夜勤がなく規則的に勤務できる
- 利用者さんの力になれるやりがいがある
- 利用者さんのご家族を支えられる
- スタッフ間のチームワークを深められる
- 介護度の低い利用者さんが多く体力的負担が少ない
- 未経験・無資格から勤務できる
デイサービスは、地域の高齢者の力になりたいと考えている方や、チームワークを重視している方にとって魅力的な職場です。 ここからは、デイサービスで働くメリット6つについて解説します。
夜勤がなく規則的に勤務できる
デイサービスの勤務時間は基本的に日勤帯のみで、夜勤がありません。また、サービス提供時間が決まっているため、残業や早出・遅出などの変則的な勤務が少なく、ほかの介護施設・事業所と比較して規則正しい勤務が可能です。
さらに、土日や祝日を休みとしている施設も多く、プライベートの予定が立てやすい、子育てや家族の介護をしやすいなど、ワーク・ライフ・バランスを保った働き方がしやすいメリットもあります。
利用者さんの力になれるやりがいがある
介護予防や自立支援の観点から利用者さんの生活を支え、介護度の重度化を防ぐ力になれる点も、デイサービスで働くメリットです。
身体機能の低下を予防するだけではなく、自宅に引きこもりがちな人を孤立させないための支援も行います。意欲を引き出して活動的になるように支援するなど、精神的な面でも利用者さんの力になれるのがデイサービスの仕事の魅力です。
利用者さんのご家族を支えられる
デイサービスで働くと、利用者さんの力になれるだけではなく、利用者さんのご家族を支えることもできます。特に利用者さんと同居しているご家族は、デイサービスを利用することで介護の負担を軽減でき、自分たちの時間を持てるようになるでしょう。
在宅介護をしているご家族が、日中介護から離れて自分の時間を過ごすうえで、デイサービスは重要な役割を担っています。
スタッフ間のチームワークを深められる
デイサービスの仕事では、最低限の介護を行うだけではなく、利用者さんが楽しく過ごせるようにレクリエーションも行います。レクリエーションの内容は体を動かすものから作業的なものまで多岐にわたり、スタッフが企画する機会も多いでしょう。
レクリエーションはスタッフひとりだけではなく、複数のスタッフが協力して行わなければ成り立ちません。そのため、レクリエーションを通じて、スタッフ間のチームワークは自然と深まることが多いようです。
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介護度の低い利用者さんが多く体力的負担が少ない
介護度が低い利用者さんが比較的多く、介護業務の体力的な負担が少ない傾向があることも、デイサービスで働くメリットです。見守りや声掛けがメインの利用者さんが多い場合、身体介護を行う頻度は低く、ほかの介護施設よりも負担は少ないでしょう。体力的な理由で転職を検討している人には大きなメリットといえます。
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未経験・無資格から勤務できる
デイサービスの利用者さんは比較的自立度が高い傾向があるため、専門的な知識や技術がなくても対応しやすいという特徴があります。
介護職未経験または無資格の方が、仕事をしながら少しずつスキルを身につけられるのも、デイサービスで働くメリットです。職場によっては、スタッフの資格取得を支援しているところもあります。デイサービスは、これから介護職として働きたいと考えている人にとって安心できる転職先でしょう。
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デイサービスで働くデメリット
デイサービスで働くうえで、「夜勤がないため給与が低め」「利用者さんの介護度が低く介護技術の向上が難しい」などをデメリットに感じる可能性があります。デイサービスへの転職を検討している方は、メリットとデメリットを両方理解してキャリアを検討することが大切です。
給与が少ない傾向にある
デイサービスに転職すると、ほかの介護施設・事業所よりも給与水準が低いことをデメリットに感じる場合があります。
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果 (p.129)」によると、デイサービスで働く介護職員の平均月収は29万4,440万円(月給制・常勤)。一方、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)は36万1,860円、介護老人保健施設は35万2,900円、訪問介護事業所は34万9,740円です。
デイサービスは日勤のみのため、夜勤を行う介護施設より給与が低い傾向があります。また、資格が必要な訪問介護の仕事と比べても、デイサービスの平均給与は低い結果です。
出典
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2025年7月2日)
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人間関係が負担になることもある
デイサービスは、レクリエーションの企画・運営などでチームで動く機会や、利用者さんやそのご家族と接する場面が、ほかの施設形態に比べて多い傾向があります。デイサービスの利用者さんは介護度が低い方を中心に、認知症を患う方などさまざまで、その人に合わせたコミュニケーションが取る能力が求められます。
「黙々と業務を進める」というより「コミュニケーションが中心」の仕事のため、職場の人間関係や雰囲気によっては、負担に感じることもあるようです。
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介護技術の向上が難しい
デイサービスの利用者さんは比較的介護度が低いため、ほかの介護施設より身体介護などの介護技術を必要とする業務は少ない傾向があります。仕事内容のなかには介護技術を必要とするものもありますが、主に介護予防や自立支援に関連するものが中心です。
そのため、ほかの介護施設で求められる高度な介護技術や知識が身につきにくく、「介護職として幅広い経験を積めない」と感じることがあるかもしれません。
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職場によっては車の運転が求められる
規模の大きいデイサービスだと、利用者さんの送迎は専属のドライバーが対応することがあります。しかし、規模が小さい施設や人手不足の施設では、スタッフが利用者さんの送迎のために車を運転するケースも珍しくありません。
もちろん運転免許を持っていることが前提になりますが、車の運転が苦手な人や、人を乗せて運転することに抵抗がある人は、運転業務があることをデメリットに感じる可能性があります。
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レクリエーションを負担に感じる
利用者さんが飽きないように配慮したレクリエーションを考えるのも、デイサービスのスタッフの役割です。
日々の介護業務をこなしながら、 新しいレクリエーションを企画したり準備したりすることに、大変さを感じることも。司会進行を任され、「うまく仕切れない」といった負担を感じることもあるかもしれません。
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デイサービスのレクリエーションとは?種類や盛り上げるコツを紹介
デイサービスの仕事に関するよくある質問
ここでは、デイサービスの仕事に関するよくある質問に回答します。
デイサービスの仕事のやりがいは?
デイサービスの仕事のやりがいには、「介護予防や自立支援を通して利用者さんの力になれる」「利用者さんのご家族の介護負担を減らせる」などがあります。業務のなかで利用者さんやご家族から直接感謝の言葉をいただけることをやりがいに感じる方もいるでしょう。
詳しくは、「デイサービスのやりがいとは?働くメリット・デメリットや向き不向きを解説」の記事で解説しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
デイサービスのデメリットは?
デイサービスで働くデメリットとして、介護技術の向上が難しい点が挙げられます。利用者さんの介護度が比較的低いため、ほかの介護施設と比べて介護技術が身につきにくい傾向があるようです。ほかにも、レクリエーションや送迎のための車の運転を大変に感じる方もいるかもしれません。
この記事の「デイサービスで働くデメリット」でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
デイサービスの給料は安い?
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果 (p.129)」によると、月給制で働くデイサービスの介護職員の平均給与は常勤が29万4,440万円、非常勤は21万8,710円でした。介護職員全体の平均給与は常勤が33万8,200円、非常勤は19万6,060円です。デイサービスの常勤の介護職員の平均給与は、全体より低いと分かります。デイサービスは、夜勤がないことや無資格から働きやすい環境であることから、ほかの施設よりも給与が低い傾向があるようです。
詳しくは、「デイサービスの給料相場は?平均給与額や手取り額、ほかの介護施設との比較」の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
出典
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2025年7月2日)
まとめ
デイサービスで働くメリットとして、「夜勤がなく規則的に勤務できる」「利用者さんやそのご家族を支えられるやりがいを感じられる」などが挙げられます。未経験・無資格から働き始めやすいのも魅力の一つといえるでしょう。
一方、デイサービスで働くなかで、「介護技術の向上が難しい」「給与が少ない傾向にある」といったことをデメリットに感じる場合があります。デイサービスの利用者さんは比較的介護度が低いため、高度な介護技術や知識が身につきにくく、「介護職として幅広い経験を積めない」と感じるかもしれません。
デイサービスの仕事や介護業界での転職に興味がある方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護業界専門の就職支援サービスです。さまざまな施設形態について、働くメリット・デメリットや向いている人の特徴などを、専任のアドバイザーがお伝えします。ぜひご活用くださいね。
今の職場に満足していますか?
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点


