デイサービスに転職するメリットやデメリットは?

転職ノウハウ 2024年2月17日
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高齢者を送迎をするデイサービス職員のイメージ

デイサービスに転職するメリットとデメリットを把握し、ほかの介護サービスとの違いを知ったうえで、今後の方針を決めると良いでしょう。「介護職は続けたいけど、どの施設形態で働けば良いか悩む…」という方はぜひ参考にしてください。

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目次

デイサービスへ転職する6つのメリット

デイサービスに転職した場合のメリットとしては、以下の6つが魅力として挙げられます。

  • 夜勤がなく規則的に勤務できる
  • 利用者の力になれているやりがいを感じやすい
  • 利用者さまのご家族さまも支えられる
  • スタッフ間のチームワークが深められる
  • 介護度の低い利用者が多いため体力的負担は少ない
  • 未経験・無資格でも勤務できる

ほかにも利用者の力になりたいと考えている方や、チームワークを重視している方にとっても魅力的な職場だといえるでしょう。 ここからは、デイサービスに転職するメリットを6つ解説します。

夜勤がなく規則的に勤務できる

デイサービスの勤務時間は基本的に日勤帯のみで、夜勤勤務がありません。また、サービス提供時間が決まっているため、残業や早出・遅出などの変則的な勤務も少なく、ほかの介護施設や介護サービスと比較すると規則正しい勤務が可能です。 さらに、土日や祝日を休みとしている施設も多く、プライベートの予定が立てやすい、子育てや自宅での介護と両立させやすいなど、ワークライフバランスを保った勤務がしやすいというメリットがあります。

利用者の力になれているやりがいを感じやすい

デイサービスは介護予防や自立支援という観点から利用者さまを支えることができ、介護度の重症化を防ぐための力になれる点がメリットとして挙げられます。 また、身体的な介護度の進行予防だけではなく、自宅に引きこもりがちな人を孤立させない、意欲を引き出して活動的になってもらえるように支援するなど、精神的な面でも利用者の力になれるのがデイサービスの魅力です。

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利用者さまのご家族さまも支えられる

デイサービスでは利用者さまの力になれるだけではなく、ご家族さまの支えにもなれます。特に利用者さまと同居しているご家族さまは、デイサービスを利用することで介護の負担を軽減でき、自分たちの時間を持てるように。在宅介護を続けているご家族さまに、日中だけでも介護から離れて自分の時間も大切にしていただくための重要な役割を担っているといえるでしょう。

スタッフ間のチームワークが深められる

デイサービスの仕事は単純に介護を行うだけではなく、利用者さまが楽しく過ごせるようにレクリエーション業務が組み込まれています。レクリエーションの内容は体を動かすものから作業的なものまで多岐にわたり、自分たちで考える機会も多いです。 また、レクリエーションはスタッフひとりだけではなく、複数のスタッフが協力して行わなければ成り立ちません。そのため、レクリエーションを通じて、スタッフ間のチームワークは自然と深まることが多いようです。

介護度の低い利用者が多いため体力的負担は少ない

通所型介護サービスは、介護度が低い利用者さまが比較的多く、ある程度身の回りのことは自分でできる人も少なくありません。身体的な介護や介助をそこまで必要とするわけではなく、ほかの介護施設のように負担は少なめといえます。体力的な理由で転職を検討している人には大きなメリットといえるでしょう。

未経験・無資格でも勤務できる

デイサービスを利用者さまは介護士さんによる介助や援助を必要としていない場合も多く、専門的な知識や技術がなくても対応しやすいという特徴が。そのため、介護職未経験または無資格でも働ける職場が多いです。 また、職場によっては資格取得を支援しているところもあるため、これから介護職として働きたいと考えている人にとって安心できる転職先でしょう。

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デイサービスへ転職する5つのデメリット

デイサービスには、夜勤がないため給与が低めである、介護度が低いために介護技術の向上が難しいなど、メリットが裏目に出ているものもあります。 そのため、これからデイサービスへの転職を検討している方は、メリットとデメリットを総合して検討することが大切です。

給与は少ない傾向にある

デイサービスに転職するデメリットとしてまず挙げられているのが、収入に関する部分です。厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.122)」によると、デイサービスの平均月収は常勤で27万5,620万円。一方、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)は34万8,040円、介護老人保健施設は33万9,040円、介護医療院は32万0,700円と、夜勤のある施設形態はデイサービスと比べて高めです。 通所型施設では夜勤手当が支給されない分、夜勤のある施設よりも給与が少なくなる傾向にあるといえるでしょう。

人間関係が負担になることもある

先述したようにデイサービスはレクリエーションの企画・運営などでチームで動く機会や、利用者さまやご家族さまと接する場面もほかの施設形態に比べて多いといえるでしょう。また、デイサービスの利用者さまは介護度が低い方を中心に、認知症の方などさまざまで、その人に合わせたコミュニケーションが取れる能力が求められます。「黙々と業務を進める」というより「コミュニケーションが中心」の仕事のため、職場の人間関係や雰囲気によっては、負担になりえることもあるでしょう。

介護技術の向上が難しい

仕事内容の中には介護技術を必要とするものもありますが、主に介護予防や自立支援に関連するものが中心です。基本的にデイサービスの利用者は介護度が低いため、ほかの介護施設と比較すると身体介護などの介護技術を必要とする場面が少なくなっています。 デイサービスに長く勤めていても、ほかの介護施設に転職した際に必要な、高度な技術や知識、経験がないことがネックになることもあるでしょう。

職場によっては車の運転が求められる

規模の大きいデイサービスだと、利用者の送迎は専属のドライバーが対応することがあります。しかし、規模が小さいところや人手不足の施設では、介護士さんが利用者さまの送迎のために車を運転するケースも珍しくありません。 もちろん運転免許証を持っていることが前提とはなりますが、車の運転が苦手な人や人を乗せて運転することに抵抗がある人にとっては運転業務があることをデメリットだと感じる場合があります。

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レクリエーションが負担に感じる

デイサービスで行われているレクリエーションは、利用者さまが飽きないように工夫しなければいけないため、場合によってはスタッフでレクリエーションを考えます。 レクリエーションの内容によっては司会進行などを任されることもあるため、業務によっては負担を感じる人もいるようです。

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まとめ

デイサービスは通所型介護サービスの一つで、利用者さまを送迎して自立支援や介護予防、社会的な孤独感から解放するなどの支援を行うことを目的としています。利用者さまに楽しんでもらいながら、ご家族さまの介護負担を軽減できるところがサービスの特徴です。 デイサービスに転職するメリットやデメリットは多種多様ですが、介護職未経験・無資格の人にとっては始めやすい仕事として注目を集めています。 デイサービスに興味がある、違う介護サービスにチャレンジしてみたいと考えている方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。レバウェル介護(旧 きらケア)は介護業界専門の就職支援サービス。各施設形態の違いをはじめ、それぞれで働くメリット・デメリット、向いている人の特徴なども、専任のアドバイザーがお伝えします。ぜひお気軽にご活用ください。

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※この記事の掲載情報は2024年2月17日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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