介護にチームワークが求められる理由とは?職員同士の連携を深めるポイント

介護の知識 2020年12月9日
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「そろそろチームリーダーとして力を発揮していきたい」とお考えの介護士さんはいませんか?より良い介護サービスを提供するには、個人の能力を上げるのはもちろん、チームワークが重要です。このコラムでは、介護現場におけるチームワークはなぜ必要なのか、欠けてしまうとどうなるのかを解説しています。チームワークを高めるポイントもご紹介しているので、チームリーダーを目指す介護士さんはぜひ参考にしてみてくださいね。





目次

介護職にチームワークが求められる3つの理由

介護現場では個人の介護スキルのほかに、チームワークも求められます。以下で、介護職にチームワークが必要とされる理由を確認しましょう。

1.チームケアに対応するため

1つ目は、チームケアに対応するためです。介護の仕事は、介護士さん同士はもちろん、医師や看護師、介護福祉士、社会福祉士といったさまざまな職種が連携してご利用者の介護にあたる、チームケアを行います。それぞれの職種がバラバラに考えたり行動したりしていては、良いチームケアはできません。言い換えれば、チームワークを発揮できる施設は、良い介護サービスを提供できるといえるでしょう。

2.ご利用者に最適なサービスを提供するため

2つ目は、ご利用者に最適な介護サービスを提供するためです。介護を行うには、介護士さんとご利用者が良い関係を築いていくことが大切といえます。しかし、ご利用者やそのご家族と密接に関わる分、どうしても相性が合わなかったりご利用者側から受け入れてもらえなかったりする場合もあるでしょう。お互いに無理をすれば、状況は悪くなることも考えられます。そんなときに、ほかのスタッフが間に入ったりケアを変わったりしてフォローできれば、ご利用者が気持ちよくサービスを受けられるはずです。

3.誰が行っても同クオリティのサービスを提供するため

3つ目は、どの介護スタッフが行っても同じクオリティのサービスを提供するためです。介護職はシフト制で勤務する場合が多いため、ご利用者一人ひとりに毎日決まった担当者がサポートできるとは限りません。介護士さんによってサービスのクオリティが違うと、「今日は○○さんがお休みだから行きたくない」「○○さんじゃないとお風呂に入りたくない」など、ご利用者が不安に思う可能性もあります。ご利用者に安心・安全のケアを行うためにも、常に介護スタッフ同士が情報や技術を共有できるようなチームワークを築いておくことが大切です。

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チームワークが形成されていない介護施設の特徴

ここでは、チームワークが発揮されない介護現場にありがちな特徴をご紹介します。失敗例からチームワークの大切さを学びましょう。

チームケアを理解していない

職場全体でチームケアを理解していない場合は、スタッフ間の連携が取れないため、どこか事務的な作業になってしまいます。先述したように、介護はご利用者と密接に関わる仕事です。それを介護スタッフそれぞれが淡々とこなしていては、ご利用者が居心地の悪い空間になってしまいますよね。シフト制でメンバーが揃わない、訪問介護のため常に個人行動しているといった場合は、コミュニケーション不足が発生している可能性も。チームケアの必要性をきちんと認識したうえで、できるだけ多くのコミュニケーションが取れるよう、改善する必要があるでしょう。

個人主義の風土が根付いている

「自分の意見が正しい」「自分のために行動する」など、個人主義の風土が根付いている施設では、そもそもチームワークが存在せず、各職種との連携がうまく取れていない可能性があります。先述したように、チームケアを行ううえでは介護士さん同士の連携が大切ですが、医者や看護師、ケアマネージャーなど、他職種との連携はさらに重要です。これが不足すると、職場の人間関係が悪くなるほか、ご利用者の安全を確保するのも難しくなる恐れがあります。このような状態にならないためにも、介護の現場では人の立場担って考え、相手を尊重する姿勢が大切であると認識しましょう。

「報・連・相」ができていない

職場で「報・連・相(ホウ・レン・ソウ)」のプロセスが欠けている場合も、現場の連携がとれていない可能性があるでしょう。介護は1人のスタッフが同じご利用者に対してずっと関わっていくわけではありません。そのため、「どのご利用者にどんなサポートを行ったか」「サポート中に問題はなかったか」「問題があった場合は次回どうすべきか」といったことを報告・共有することが大切です。介護は、一歩間違えば命に関わる事態になる可能性があり、場合によっては施設全体の信頼を損なう恐れもあります。「忘れていた」では済まない場合もあると心得て、「報・連・相」は日ごろからきちんと行わなくてはなりません。

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チームリーダーの役割って?

チームワークを発揮する裏には、チームを引っ張っていくチームリーダーの存在があります。ここでは、「介護リーダー」や「フロアリーダー」といった、チームリーダーの役割について見ていきましょう。

介護スタッフが働きやすい現場をつくる

リーダーとして、介護スタッフが働きやすい職場環境を整えます。大変そうなスタッフがいればフォローに回ったり、間違った介助をしているスタッフがいれば正しい方法を教えたりするのもリーダーの役割です。管理職と現場の中間の立場として、スタッフの不安や不満に耳を傾け良き理解者となることが求められます。

ご利用者が安心・安全に過ごせる環境をつくる

スタッフだけでなく、ご利用者が安心・安全に過ごせる環境をつくるのもリーダーの役割の一つです。居心地の良い環境をつくるには、ご利用者にとって危険なものが周りにないか、必要なサポートは何かなど、客観的な視点で物事を捉え、臨機応変に解決する力が必要でしょう。

管理職としてのマネジメント業務

施設の方針にもよりますが、管理職に近い立場の場合は、シフト調整や物品管理、会議の出席といったさまざまな業務を行う場合があります。新人スタッフの育成を任せられることもあるようです。

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介護現場でチームワークを高める4つのポイント

最後に介護現場でチームワークを高めるポイントをご紹介します。現チームリーダーの方も、これからチームリーダーを目指す介護士さんも、今の施設に役立ちそうなことがあれば試してみてくださいね。

1.毎日10分程度のミーティングを行う

介護現場のコミュニケーション不足を補うためにも、毎日10分程度のミーティングを行ううのがおすすめです。デイサービスや訪問介護サービスなど日勤のみの場合は始業前、シフト制で早番・遅番・夜勤に分かれている場合は切り替えのタイミングなど、職員が集まりやすい時間帯を選ぶと良いでしょう。ミーティングの内容は、当日の予定や連絡事項、問題点など共有したい内容を簡単に報告し合うだけでも十分効果的ですよ。

2.目標を設定して目的意識を高める

毎日でなくても良いので、チーム全体でも目標を共有して目的意識を高めましょう。チームワークを高めるには、チーム全体で何かに向かって努力したり、達成するプロセスを共有したりするのが有効です。「次のイベントを成功させる」「転倒事故をゼロにする」など、そのときに合った目標を立ててみてくださいね。

3.相手の立場や意見を尊重する風土をつくる

「自分の意見が正しい」と我を貫くのではなく、「こんな意見があったのか」と共感しえる職場の風土をつくりましょう。相手の立場や意見を尊重し合えれば、自然と協調性も生まれるはずです。

4.日ごろからコミュニケーションを十分に取る

チームワークをいつでも発揮できるよう、常日ごろからコミュニケーションをしっかり取っておきましょう。コミュニケーション不足の状態では、「誰にも相談できない…」と孤立してしまう人が少なくありません。活発なコミュニケーションを意識し、和やかな職場をみんなで作り上げましょう。

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まとめ

介護の仕事を円滑に進めるには、チームワークが欠かせません。良いチームワークが形成されていなければ、ほかの職種との連携が取れないばかりか、ご利用者の安心・安全を確保するのが難しくなる恐れがあります。チームワークを高める方法としては、始業後すぐのミーティングや目標設定などを行うのがおすすめです。普段からコミュニケーションの機会を増やしておくのも、良いチームワークを形成する近道になりますよ。

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