自分自身に介護されたいと思えるための仕事観

仕事 2016/10/17
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あなたはどんな介護をされたいですか?


介護を続けていると、悩むことはたくさんありますよね。その中でも介護の本質的な部分であり、多くの人が抱える悩みでもあるのが、ケアの質ではないでしょうか。介護とはケアであり、ケアの質を高めるとはそのまま仕事の質を高めること、といっても過言ではありません。それほどまでに大切な事柄でありながら、『あなたにとってよい介護とはなんですか?』と介護士に尋ねると、十人十色の答えが返ってくるのも、不思議なものです。

考えられる理由としては3つほど挙げられます。ひとつはケアとは対象になる人によって形を変えるものであり、マニュアルが作れるようなものではないこと。ひとつは介護をする側の価値観がケアにも大きな影響を与えるため。そしてもうひとつはケアとはなにか、介護士が真剣に考える機会が少ないこと。

このような理由からケアの質を客観的に分析することはたやすいことではありません。とはいえ、多くの人にとってケアの質を判断するわかりやすい基準は存在します。それは『自分がその介護(ケア)を受けたいか』という尺度です。あなたはどのようなケアを受けたいですか?


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そもそもケアってなんだろう?


この問いに答えを出す前に、『ケアとはなにか』という問題を避けて通ることはできません。どのようなケアを理想とするかは人によって違うとしても、ケアとは何かに関してはある程度の共通認識があってしかるべきでしょう。とはいえそれを語るには1冊の書物を持ってしても足りないかもしれません。ここではケアを考えるきっかけとして、ひとつだけ考え方を提示してみます。

ケアとはなにか。ケアの語源careには“世話をすること”といった介護らしい意味の他にも、“気遣うこと”“気にかけること”といった意味も含まれます。この意味での代表的な用法は take care of 〜(〜に気をつける)が挙げられるでしょう。むしろこちらの方が語源としては古く、世話という意味は気遣いから派生したものとも考えられます。

そう考えてみると良いケアとは、単に食事介助や排泄介助などの世話の質を意味するのではなく、気遣いの質の高さを意味するのではないでしょうか。困っているときになにもいわずとも差し伸べられる手、歩こうとしたときにすぐそこにいて、杖の役割を果たしてくれる人…。ケアの質とはそうした気遣いの総体を指すものだと言えるでしょう。

自分自身に介護されたいと思えるように


介護の現場で働く私たちは介護をすることが日常となり、また日々の業務に忙殺されて、その意味や相手がどう感じるかといったことに配慮が行き届かなくなってしまうことが多々あります。そんなときにケアの意味を考えろ、といわれても反発する人のほうが多いかもしれません。ですがときには立ち止まって考えてみることも、介護の仕事を続けていく上では大切なことではないでしょうか。『良いケアとはなにか?』この設問が難しすぎると感じるのであれば、こう言い換えて自問してみてはいかがでしょう。『私は今の自分に介護されたいか?』と。日頃の仕事の在り方について考え直し、自分自身を見つめ直すよいきっかけとなるかもしれませんよ。

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