
この記事のまとめ
- 介護職に悪いイメージをもつ人もいるが、実際はきついことばかりではない
- 介護業界の実態は世間のイメージとは異なり、さまざまな魅力がある
- 介護の仕事には、利用者さんの生活をサポートできるやりがいがある
介護業界に興味がある方は、「世間のイメージが悪くて不安…」と感じることもあるかもしれません。「介護職は大変」と悪いイメージをもつ人も一部いるようですが、実際は魅力が多い仕事です。この記事では、介護業界の世間のイメージと実態を解説します。仕事のやりがいや介護職として働くメリットもまとめました。介護業界への転職を検討していて、「職場環境や労働条件について詳しく知りたい!」という方は参考にしてください。
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介護職は世間のイメージが悪いの?
介護職に対して「3K(きつい・汚い・危険)で大変」というイメージをもっている人も一部いるようです。しかし、どのような仕事にも大変な部分はあるので、介護職がきついことばかりというわけではありません。
介護職の労働環境は改善され、以前より働きやすくなっていますが、世間には現状が十分に伝わっていないようです。次の「世間の悪いイメージとは異なる介護業界の実態」では、介護業界の労働環境や働き方をご紹介します。
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世間の悪いイメージとは異なる介護業界の実態
介護職にマイナスなイメージをもつ人もいますが、実際はさまざまな魅力がある仕事です。以下で介護業界の実態を解説するので、ぜひご一読ください。
介護業界の離職率は高くない
介護業界は離職率が高いというイメージがあるかもしれませんが、それは誤解です。
厚生労働省の「入職と離職の推移(p.1)」によると、2023年の全産業の離職率は15.4%でした。
また、公益財団法人介護労働安定センターの「令和5年度介護労働実態調査 事業所における介護労働実態調査 結果報告書(p.22)」によると、訪問介護員と介護職員を合わせた2職種の離職率は13.1%でした。
調査元が異なるため、正確な比較は難しいですが、介護職の離職率は全産業の離職率より低い傾向にあります。介護職の離職率は、ほかの産業と比べて特別高いわけではないようです。
出典
厚生労働省「令和5年 雇用動向調査結果の概要」(2025年5月22日)
公益財団法人介護労働安定センター「令和5年度 介護労働実態調査結果」(2025年5月22日)
介護職員の数は毎年増えている
日本は超高齢社会で介護職の需要が高いため、介護業界は人手不足の傾向にありますが、介護職員の人数は毎年増え続けています。
厚生労働省の「介護職員数の推移の更新(令和5年分)について」によると、2023年10月時点の介護職員の人数は、約212.6万人でした。2018年度の介護職員の人数は約203万人、2013年度は約170万人となっています。調査年度によって調査方法が変更されているため、正確な比較は難しいものの、介護職員の人数は増加傾向にあります。さらに、介護業界は一般企業の新規参入も多く、成長産業として注目されているようです。
出典
厚生労働省「介護職員数の推移の更新(令和5年分)について」(2025年5月22日)
介護職は残業が少ない傾向にある
「介護職は忙しくて残業が多い」という世間のイメージは間違いです。
レバウェル株式会社の「きらケア介護白書2022(p.13)」によると、「残業はほとんどない」と答えた介護職が正社員は37.7%、非正規社員は70%でした。残業がある場合も、1日30分程度に収まっている介護職員が多いようです。
残業の有無や長さは職場によって異なりますが、介護職全体として残業は少ない傾向にあります。
出典
レバウェル株式会社「介護士のキャリアや外国人雇用などに関するレポート「きらケア介護白書2022」を公開しました」(2025年9月30日)
介護職員の給与は年々増加している
政府は介護業界で働く人材を確保するために、介護職員の処遇改善を続けています。
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)」によると、2024年の介護職員の平均給与は338,200円でした。2023年の介護職員の平均給与は324,240円。介護職員の平均給与は1年で13,960円増加しました。
介護職の給与アップや待遇改善のための政策が行われており、2024年に実施された介護処遇改善では、処遇改善加算を一本化して加算要件を単純にし、加算を取得しやすい環境を整備。加算率も引き上げ、介護職の給与のベースアップが行われました。介護職員の給与改善は今後も続く見込みです。
介護職の処遇改善についてさらに詳しく知りたい方は、「【2025年最新】介護職員の給料は上がる?処遇改善の取り組みを解説」の記事をご覧ください。
出典
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果|厚生労働省」(2025年5月22日)
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介護職は仕事内容の幅が広い
オムツ交換や入浴介助などのほかにも、介護職の業務は多くあります。たとえば、利用者さんが1人でできない洗濯を手伝ったり、声掛けをして一緒に掃除をしたりするのも介護職の仕事です。介護職には一定の体力が必要ですが、身体的に負担がかかる業務ばかりではありません。
介護施設によって利用の目的や対象者が違うため、介護職の仕事内容も異なります。転職する際にどの介護施設を選ぶか迷う場合は、詳しい人に聞いてみると良いでしょう。
介護業界専門の転職エージェント「レバウェル介護(旧 きらケア)」では、無料でアドバイザーが相談に乗るので、気軽にご相談くださいね!
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介護業界の労働環境は多様である
介護業界は求人が豊富なので、自分の生活スタイルに合った働き方を選びやすいのが特徴です。「平日の昼のみ働いて子育てと両立する」「夜勤に多く入って手当で稼ぐ」など、勤務条件を指定して働けます。
正社員やパート・アルバイト、派遣社員など、雇用形態も複数あるので、目標年収や休日数といった希望に合わせて選択すると良いでしょう。
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介護のスキルや知識を極めると国家資格を取れる
介護職は、無資格・未経験から始められるという理由で、「誰でもできる」と誤解されることがありますが、専門性が高い仕事です。無資格・未経験で介護職に転職する場合は、積極的に仕事を学ぶ姿勢が求められるでしょう。
介護業界には、スキルを身につけた人だけが取得できる「介護福祉士」という国家資格があります。介護福祉士は、介護のプロとしての正しい知識や高い技術があることを示す資格で、取得すると昇給やキャリアアップが可能です。
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レバウェル介護の資格スクール介護の仕事のやりがいと魅力
介護の仕事のやりがいは、利用者さんやご家族の笑顔を見られたり、直接「ありがとう」と言ってもらえたりすることです。自身のサポートによって、利用者さんが自分でできることが増えたときにも、やりがいを感じるでしょう。介護職は、経験を積んで成長できる喜びがある仕事です。
【元介護士の筆者が感じた仕事の魅力の体験談】
利用者さんの笑顔を見られるのが、介護職の魅力です。介護施設で暮らす利用者さんは、長い間住んでいた家を出たことや、ご家族と離れていることで、孤独や不安を感じる場合も。信頼関係を築き、コミュニケーションを取ることは、利用者さんの精神的な支えになります。最初は口数が少なかった利用者さんが、笑顔でご家族の話や仕事をしていたころの話などをしてくれるようになったときは、信頼してくれたことをうれしく思いました。
介護職は利用者さんの暮らしに寄り添う身近な存在です。利用者さんが笑顔で過ごす様子を見て、穏やかな生活を送るサポートができていると実感したときに、仕事のやりがいを感じました。
介護業界で働くメリット
ここでは、介護業界で働くメリットをご紹介します。「介護職に転職するか悩んでいる」という方はぜひ参考にしてください。
採用熱が高く仕事が安定している
介護職は社会に必要不可欠な仕事なので、全国どこでも活躍できます。
職業情報提供サイトの「施設介護員」によると、2023年度の施設で働く介護職員の有効求人倍率は3.01倍です。同サイトの「訪問介護員/ホームヘルパー」によると、利用者さんの自宅で介護を行うホームヘルパーの有効求人倍率は2023年度で30.96倍となっています。
高齢化が深刻な日本では、介護職の需要が高く売り手市場です。年齢や学歴、経験に関係なく、正社員として働けるチャンスが多くあることは、介護業界で働くメリットといえます。
出典
職業情報提供サイト「施設介護員」(2025年5月22日)
職業情報提供サイト「訪問介護員/ホームヘルパー」(2025年5月22日)
無資格・未経験からキャリアアップできる
介護職は、無資格・未経験で働き始めても、学歴や年齢を問わずキャリアアップを目指せます。
「介護職員初任者研修→介護福祉士実務者研修→介護福祉士国家資格」という順に資格を取得すれば、着実にスキルアップできるでしょう。介護福祉士を取得すれば、ケアマネジャーや介護施設の管理者への道も開けます。
介護系の資格の種類や取得方法が知りたい方は、「介護の資格はどんな順番で取れば良い?取得方法やメリットも解説!」の記事を参照してください。
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レバウェル介護の資格スクール家族の介護にスキルを活かせる
介護職として習得したスキルは、家族の介護にも役立ちます。研修などで介護保険制度を学べば、家族に介護が必要になったときに、経験や身につけたスキルを活かして無理のない介護ができるでしょう。介護サービスへの理解も深まるので、適切な介護サービスを活用でき、介護の負担も経験できます。
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介護業界の世間のイメージについてよくある質問
ここでは、介護業界の世間のイメージについてよくある質問に回答します。「介護職のイメージが悪いのはどうして?」と気になっている方は確認してみてください。
介護職にマイナスなイメージをもつ人がいる理由は?
「介護の仕事は3K(きつい・汚い・危険)」というイメージから、介護職にマイナスなイメージをもつ人が一部いるようです。介護職には大変な部分もありますが、やりがいが大きく、メリットも多くあります。誤解している人の意見は、あまり気にしないようにしましょう。介護職のリアルを知りたい方は、この記事の「世間の悪いイメージとは異なる介護業界の実態」をご覧ください。
介護職は世間のイメージが悪いですか?
介護職に悪いイメージをもっているのはごく少数で、偏見によるものかもしれません。一方で、介護職は必要不可欠で、社会貢献性が高いと知っている人は多いでしょう。自分や家族に介護が必要で、介護職の存在が身近な人の多くは、介護職の専門性を理解しています。
まとめ
「介護職の労働環境は悪い」というイメージは誤解です。介護業界の実態は、世間のイメージとは異なる部分が多いでしょう。介護職の離職率は、ほかの職業と同じくらいで決して高くはありません。
介護職の魅力は、残業が少ない傾向にあったり、働き方が多様だったりすることです。利用者さんの生活を近くでサポートできるやりがいもあります。需要が高いことや、未経験からキャリアアップを目指せることが、介護職として働くメリットです。
「介護職に転職するか迷っている」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。無資格・未経験の方の転職支援実績があり、介護業界を熟知したアドバイザーが、転職で不安なことの相談に乗ります。職場見学をして、施設の雰囲気や人間関係を確かめたうえで転職先を決めることも可能です。相談だけの利用でも大丈夫なので、介護の仕事に興味がある方はぜひ活用してくださいね。
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執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点





