介護職はコミュニケーションが苦手な人でも働ける!関わり方のコツをご紹介

介護職の悩み 2022年11月17日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
女性と会話する女性介護士

介護職は利用者さんやスタッフなどたくさんの人と関わる仕事です。必然的にコミュニケーション能力を求められるため、人との関わりに苦手な人は「介護職に向いていないかも…」と思うことがあるかもしれません。しかし、コミュニケーションが苦手な人でも、介護職として楽しく働く方法があります。この記事では、介護職員が求められるコミュニケーションや人との関わり方のコツを紹介するので、お悩みの方は参考にしてください。

目次

介護職員が求められるコミュニケーション

利用者さんの日常生活のサポートするために、介護職員は声掛けや傾聴といったコミュニケーションを求められます。体位交換で「横向きに変えますね」と声を掛けたり、車いすでの移動時に「段差があるので少し傾きますよ」と教えたりするのも、大切なコミュニケーションです。傾聴では利用者さんの話を聞いて、相手の気持ちに寄り添うことを意識しましょう。利用者さんがどのような考えを持った人なのか、どう接すれば喜んでくれるのかが分かると、信頼関係を築けるようになります。

また、介護職員同士でもコミュニケーションが欠かせません。利用者さんの生活をサポートするには、こまめな「報告・連絡・相談」が必要です。職員同士のコミュニケーションが上手くいかないと、業務に支障が出てしまうことも。質の高い介護サービスを提供するために、利用者さんだけでなく職員とのコミュニケーションも意識しましょう。

その悩み、解決できるかも

アドバイザーに相談する(無料)

コミュニケーションが苦手な人の特徴

コミュニケーションが苦手な人にはいくつか共通する特徴があります。自分に当てはまる特徴があるかチェックしてみましょう。

人見知りが激しい

初対面の相手に警戒心や羞恥心を抱いてしまい、上手くコミュニケーションが取れない人は、人見知りが激しいといえます。人見知りな性格だと人前で話すのが苦手だったり、失敗を恐れてコミュニケーションに消極的になったりすることもあるようです。介護職で働く場合、職場によってはたくさんの利用者さんや介護職員と関わることになるので、人見知りするうちは辛い思いをすることも少なくありません。

視線を合わせるのが苦手

コミュニケーションが苦手な人の中には、相手と視線を合わせられないという人もいます。この特徴は自分に自信がない人や、目を合わせるだけで赤面してしまうような緊張症の人に多く、結果的にコミュニケーションが苦手になってしまうようです。しかし、視線が合わないコミュニケーションは相手に良い印象を与えないので、悪循環に陥ってしまうことが考えられます。

友人関係が狭く内向的

内向的な性格の人は相手の反応に敏感で、「嫌われたくない」という恐怖感を抱くあまり、コミュニケーションが上手くいかないことがあります。特に初対面でのコミュニケーションは相手に関する情報が少ないため、苦手意識を持ちやすいようです。しかし、裏を返せば相手の気持ちを察するのが得意なので、コミュニケーションへの苦手意識が克服できれば介護職に向いているといえます。

人に話しかけるのが苦手

相手から話しかけられるのは平気でも、自発的なコミュニケーションが苦手という人も珍しくありません。声の掛け方が分からなかったり、話しかけるタイミングが掴めなかったりすることで、コミュニケーションに苦手意識を持ちやすいようです。介護職では自発的なコミュニケーションを求められる場面が多いので、この特徴に当てはまる人は、「介護の仕事に向いていないかも…」と思ってしまうかもしれません。

コミュニケーションの苦手意識をなくす方法

先述したような特徴を持つ人の中には、コミュニケーションへの苦手意識を克服したい方もいるはず。そこで、ここでは円滑なコミュニケーションに必要なことをお伝えします。利用者さんや周囲のスタッフと打ち解けたいと考えている方は、ご紹介する方法を参考に苦手克服にチャレンジしてみてください。

自己分析で自分を知る

相手とコミュニケーションを取る前に、自分自身を深く知りましょう。性格診断テストや自己分析ツールを通して自分を見てみると、思わぬ一面が明らかになるかもしれません。自己理解が深まっていくと、自分とほかの人で物事の見方や考え方が異なることを自覚したり、得意なコミュニケーション方法を見つけられたりします。円滑なコミュニケーションを行うために自己分析を行い、自分が相手と同じ目線で話す方法を考えてみましょう。

ほかの人から見た自分を把握する

コミュニケーションの苦手を克服するには、家族や友人などの親しい人に意見を求めるのも有効な手段です。第三者から見たあなたの印象は、性格だけでなくコミュニケーションの取り方でも決まるので、改善するべきポイントがはっきりします。

相手のことを知る

コミュニケーションは自分だけでは成り立たないので、相手をよく知るのが大切です。たとえば、おしゃべりが好きな人もいれば静かに過ごしたい人もいます。もしかしたら、相手も同じようにコミュニケーションに苦手意識を持っているかもしれません。相手を理解して思いやるうちに、コミュニケーションへの苦手意識が薄れていくはずです。

利用者さんや職員と信頼関係を築く

人見知りや内向的な性格が理由でコミュニケーションが苦手な場合は、利用者さんやスタッフとの信頼関係を築いていくうちに、自信を持てるようになるかもしれません。会話が上手くできなくても、努力する姿勢や日々の仕事ぶりから利用者さんに好印象を持ってもらえたり、周囲のスタッフから評価を得られたりすることもあります。コミュニケーションの苦手を克服するために、表情や話し方、挨拶の仕方など基本的な部分の振り返りから始めてみましょう。

相手によってコミュニケーションの取り方を変えよう

円滑なコミュニケーションのコツは、相手によって口調や手段を使い分けることです。ここでは、利用者さんと介護職員同士のコミュニケーションについて、それぞれのコツをご紹介します。

利用者さんとのコミュニケーションのコツ

利用者さんは高齢による難聴や視力低下を患っていることが多いので、ゆっくりはっきり話したり、身振り手振りや表情を使ったりしてコミュニケーションを取るのがコツです。特にレクリエーションでは、場を盛り上げて利用者さんに楽しんでもらうため、オーバーリアクションなくらいでちょうど良いかもしれません。また、利用者さんに対して人生の先輩であるという尊敬の念を持ち、相手の気持ちに寄り添えるように傾聴を行うのも立派なコミュニケーションといえます。利用者さんの状態や性格によっても最適なコミュニケーション方法が異なるので、相手を知って信頼関係を築くところから始めてみましょう。

介護職員同士のコミュニケーションのコツ

介護職員同士でコミュニケーションを取るときは、仕事の愚痴はなるべく聞き流しつつ、意見ははっきり伝えるのがコツです。介護職は女性の割合が高くハードワークが多いせいか、仕事の愚痴やプライベートの話が多くなりがち。ときには不満を口に出すのも大切なので、ある程度受け流すことを心掛けましょう。ただし、愚痴をいっていても解決しない問題もあるので、状況によって自分の気持ちを伝えるのも大切です。自分なりの解決策を考えたうえで穏便に本人や上司に伝えれば、状況を改善できるかもしれません。意見を伝え合うためには信頼関係が必須なので、普段からミーティングや飲み会などを利用して、コミュニケーションを取りましょう。

コミュニケーションが苦手でも介護職として働ける

介護職は利用者さんやほかのスタッフと関わる機会が多い対人援助職ですが、コミュニケーションが苦手な人でも働けます。コミュニケーションが苦手な人は、「上手く話せないから介護職に向いていない」と思いがちですが、介護の現場では話し上手よりも聞き上手であることが重要。最初から完璧なコミュニケーションを目指さず、少しずつ関わりを深めて信頼関係を築けるように意識してみましょう。

また、「人との関わりを減らしたいけど、介護職は続けたい」というときは、調理スタッフや介護事務といった仕事もあります。コミュニケーションの中でも会話が苦手なら、要介護度が高い利用者さんを中心に受け入れている施設に転職するのも一つの手段です。コミュニケーションが苦手でも活躍できる仕事はあるので、視野を広くして自分にあった職場を探してみてください。

介護職でコミュニケーションが苦手な人に関してよくある質問

ここでは、介護職でコミュニケーションが苦手な人に関してよくある質問に回答します。

介護職はコミュニケーションが苦手でも働けますか?

介護職はコミュニケーションを苦手と感じている人も、もちろん働くことができます。介護職は大勢の人と接するため、会話が得意な人のみが活躍できる場所と思われがちですが、実際の介護現場では話し上手なことよりも、傾聴して相手の気持ちに寄り添うことが求められます。誠実な姿勢で相手の考えや感情を共有する中で、少しずつ信頼関係が築けるでしょう。ケースによっては、人との関わりが少ない介護職を選ぶのも一つの方法です。「コミュニケーションが苦手でも介護職として働ける」に、具体的な対応策が紹介されているので、ご参照ください。

介護士に必要なコミュニケーション能力とは?

介護士に必要なコミュニケーション能力で重視されるのは、聞く力です。利用者さまが伝えたいことをその気持ちに共感しながら理解する、傾聴の姿勢が求められます。言葉以外に表れた表情や行動を含めて観察し、真意を読み取った上での対応を心がけましょう。そうした取り組みによって、介護士としての信頼が得られるとともに、利用者さまの介護の満足度も上がるはずです。日常生活のサポートにおける声かけや、職員同士の報告・連絡・相談の場面では、伝える力も大切になります。

まとめ

介護職はコミュニケーションが苦手な人も活躍できる職種です。コミュニケーションには会話だけでなく、表情や話し方、相手の気持ちに寄り添う傾聴も含まれます。コミュニケーションの苦手を克服するには、自分自身や相手を知り、信頼関係を築くことが大切です。人との関わりが少ない介護職もあるので、自分に合った働き方を探してみましょう。

その悩み、解決できるかも

アドバイザーに相談する(無料)

関連記事

関連ジャンル: 介護職の悩み

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「介護職の悩み」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧