
この記事のまとめ
- デイサービスで働き始めるのに資格は必須でないため、未経験から働きやすい
- デイサービスに転職するなら、まずは介護職員初任者研修の取得がおすすめ
- キャリアアップに役立つ資格は、介護福祉士実務者研修や介護福祉士など
「デイサービスで働くのに資格は必要?」と疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。デイサービスは、資格なしから働ける職場です。無資格や未経験から就職して徐々にスキルを身につけることもできます。この記事では、デイサービスの仕事に役立つ資格や、無資格・未経験で担当できる業務を解説。デイサービスで働くメリットやデメリット、無資格・未経験で求人を選ぶ際のポイントもまとめたので、ぜひ参考にしてください。
デイサービスとは簡単にいうとどんな施設?介護職向けに基本を解説します目次
デイサービスで働くには資格が必要?
デイサービスで働くのに資格は必須ではありません。デイサービスは、比較的自立度が高い利用者さんが多く、無資格・未経験の介護職にとって働きやすい職場といえます。利用者さんとコミュニケーションが多いため、採用の場では、資格よりも人柄やコミュニケーション能力を重視する場合もあるようです。介護技術は経験を重ねることで身につくため、資格がなくても働きながらスキルを磨いていく意欲があれば、問題はありません。
なお、厚生労働省「令和3年度介護報酬改定について(p.12)」によると、2024年4月から、介護職員は認知症介護基礎研修の受講が義務化されています。認知症介護基礎研修は、インターネットで1日で修了できる研修です。無資格でデイサービスに就職・転職した場合、入職から1年以内に認知症介護基礎研修を修了しなければなりません。
出典
厚生労働省「令和3年度介護報酬改定について」(2025年5月21日)
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無資格・未経験で対応可能なデイサービスの仕事内容
ここでは、無資格・未経験の方がデイサービスで働く場合の仕事内容をご紹介します。デイサービスで働く無資格の介護職は、「レクリエーション」「事務作業」「バイタルチェック」などの仕事ができます。また、介護職員初任者研修や介護福祉士などの有資格者とともに業務を行うことで、上記の仕事に加えて「入浴・食事・排泄介助などの身体介護」も実施可能です。
1.送迎業務
デイサービスでは、利用者さんの送迎業務を行います。利用者さんのなかには、1人での歩行が難しい方や車椅子の方がいるため、移動の際は安全面に注意を払わなければなりません。施設によって、専任のドライバーが車を運転することもあれば、介護職がドライバーを兼任することもあります。
送迎時に介護資格は不要ですが、運転免許は必要です。また、送迎時に移動介助を行う場合、無資格者は有資格者の監督のもとで対応することになるでしょう。
2.バイタルチェック
利用者さんが施設に到着したあとは、血圧や体温を測るバイタルチェックを行い、その日の健康状態を確認します。バイタルチェックの際は、ただ数値を見るだけではなく、利用者さんの顔色や呼吸状態などの様子も確認し、普段と変わりないか確認することが大切です。
3.入浴介助
入浴介助では、浴室までの移動の補助や、必要があれば体や頭を洗うサポートを行います。入浴後に、ドライヤーで利用者さんの髪を乾かしたり、身だしなみを整えたりするのも介護職の仕事です。
なお、入浴介助は安全性の確保が重要な仕事なので、利用者さんを安全に介助するための研修を職場などで受けなければ担当できません。
出典
厚生労働省「令和6年度介護報酬改定について」(2025年5月21日)
4.食事介助
利用者さんの状況や姿勢に気を配り、誤嚥(ごえん)に注意しながら食事のお手伝いをします。施設によっては、食事の前に口腔体操を行うことも。口腔体操には、唾液の分泌を促し、食べ物が喉につまるのを防ぐ効果があるようです。食後は歯磨きなどの口腔ケアを行い、口の中を清潔に保てるよう支援します。
5.排泄介助
デイサービスの介護職員は、排泄介助も行います。トイレ介助では、利用者さんに声をかけ、トイレまでの移動や脱衣の介助、便器に座るまでの手伝い、排泄が終わったあとの清拭を行います。排泄介助は、介護のなかでもデリケートなケアなので、排泄中は外で待っているといった配慮も大切。尊厳を傷つけないためにも、できることはご利用者さん本人にやってもらうのがポイントです。
6.レクリエーションの企画・実施
デイサービスはレクリエーションに力を入れている傾向があり、介護職が企画・実施を任されることがあります。レクリエーションの具体例は、工作やクイズ、合唱、体操などです。適度な運動で身体機能が活性化したり、頭を使う活動で認知機能の低下を防いだりする効果が期待されます。利用者さんが楽しみながら取り組める活動を考えるのが、介護職の腕の見せどころです。
7.事務作業
デイサービスで無資格・未経験から働く介護職は、以下のような事務仕事を行う場合もあります。
- 受付
- 電話対応
- 郵便物の発送や受け取り
- 備品の発注
上記のような事務仕事は、職場によっては介護事務員や生活相談員、施設の管理者などが担当しますが、介護業務のスキマ時間に介護職が対応することもあるようです。
デイサービスの1日の業務の流れ
ここでは、デイサービスにおける介護職の1日の仕事の流れをまとめました。資格がなくてもできる業務は多いので、しっかり押さえておきましょう。
| 時間 | 仕事内容 |
| 午前8時45分 | 出勤 |
| 午前9時 | ・利用者さんの情報の確認 ・レクリエーションの準備 ・利用者宅から施設への送迎 |
| 午前10時 | ・バイタルチェック ・入浴介助 ・リハビリテーション |
| 午前11時 | 昼食の準備 |
| 正午 | ・食事介助 ・服薬のサポート ・後片付け |
| 午後1時 | ・休憩 |
| 午後2時 | レクリエーションの進行 |
| 午後3時 | おやつの準備と提供 |
| 午後4時 | ・健康状態の確認 ・利用者宅への送迎 ・施設内の清掃 |
| 午後5時30分 | ・ミーティング ・翌日の準備 |
| 午後5時45分 | 退勤 |
シフトによって異なりますが、午後9時前後に出勤し、利用者さんをお迎えに行くことが多いようです。介護職は、利用者さんとコミュニケーションをとったり、健康状態の確認をしたります。
デイサービスに就職するなら介護職員初任者研修の取得がおすすめ
デイサービスは無資格から就職できますが、資格を取得することで、対応できる仕事の幅が広がります。介護の仕事に活かすために、初めての介護資格の取得を考えているなら、まずは「介護職員初任者研修」を取得するのがおすすめです。
以下では、介護職員初任者研修の概要や取得方法をお伝えします。
介護職員初任者研修の概要
介護職員初任者研修は、介護の入門資格です。これから介護業界で働くことを目指す人はもちろん、家族の介護をする人が受講することもあります。介護職員初任研修を取得すると、一定の介護知識があることを証明できるため、就職に有利になる可能性があるでしょう。
介護職員初任者研修に受講資格はなく、誰でも受講できるので、スキルアップしたい方は取得を検討してみてくださいね。
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介護職員初任者研修の取得方法
介護職員初任者研修を取得する方法は、「講座を開催するスクールへの通学のみ」または、「スクールへの通学と通信講座の併用」の2パターンあります。いずれの場合も、130時間の研修を修了して試験に合格すれば資格を取得可能です。
費用は5万円から10万円ほどかかり、具体的な金額はスクールによって異なります。スクール選びの際は、自宅からの通いやすさに加えて、キャンペーンによる割引の有無を考慮するのも手です。
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ここでは、介護職員初任者研修からさらにステップアップしたいときに役立つ資格として、「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」「ケアマネジャー」などをご紹介します。介護業界で長期的に活躍したい方は、ぜひチェックしてみてください。
1.介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修とは、介護職員初任者研修の上位資格のことで、初任者研修に比べてさらに専門的な介護の知識を証明できます。受講要件はないので、資格や経験を問わず取得を目指すことが可能です。
厚生労働省の「実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について(p.3)」によると、実務者研修のカリキュラムは20科目(450時間)で、介護職員初任者研修の資格を取得している場合、130時間分の免除を受けられます。なお、介護福祉士実務者研修の取得は、実務経験ルートで「介護福祉士」を取得するための必須条件です。
出典
厚生労働省『介護福祉士養成施設等における「医療的ケアの教育及び実務者研修関係」』(2025年5月21日)
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介護福祉士実務者研修とは?資格取得のメリットや初任者研修との違いを解説
2.介護福祉士
介護福祉士は、高度な介護スキルを証明する国家資格です。介護福祉士の資格があると、介護職のリーダーとして、新人の指導や利用者さんから相談を受ける役割を任せられることもあります。
介護福祉士になるには「介護福祉士国家試験」に合格しなければなりません。受験資格を得るルートはいくつかありますが、働きながら目指す場合は、「実務者研修の修了+実務経験3年以上」のルートがスムーズです。デイサービスなどの施設で介護職として実務経験を積みながら、実務者研修を修了すると良いでしょう。
出典
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]受験資格」(2025年5月21日)
3.ケアマネジャー(介護支援専門員)
ケアマネジャー(介護支援専門員)は、利用者さんが介護サービスを利用するときに必要となる「介護サービス計画書(ケアプラン)」を作成するための資格です。ケアマネジャーは、利用者さんの状況を把握したうえで、必要なサービスの種類や組み合わせを考えます。
ケアマネジャーの資格を得るには、「介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)」への合格が必須です。厚生労働省の「介護支援専門員(ケアマネジャー)(p.2)」によると、ケアマネジャー試験の受験資格は、「保健・医療・福祉系の国家資格に基づく実務経験が5年かつ900日以上あること」など。国家資格には介護福祉士も該当するので、介護福祉士からケアマネジャーを目指す道もあるでしょう。
出典
厚生労働省「介護職員・介護支援専門員」(2025年5月21日)
4.レクリエーション介護士
レクリエーション介護士は、利用者さん一人ひとりに合ったレクリエーションを提案するスキルを証明できる、民間の認定資格です。デイサービスなどの介護現場で、レクリエーションの時間をさらに充実させるために役立ちます。
レクリエーション介護士の資格には1級と2級があり、さらに指導者としてレクリエーション介護士の育成に携われる「マスター」もあります。1級とマスターを受けるには、それぞれ下位資格の取得が必要ですが、2級は無資格・未経験から取得可能です。
出典
一般社団法人 日本アクティブコミュニティ協会「レクリエーション介護士」(2025年5月21日)
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レクリエーション介護士の資格取得方法は?難易度やメリットを解説
5.介護予防指導士(R)
「介護予防指導士(R)」は、特定非営利活動法人 日本介護予防協会が認定する民間資格です。取得すると、「筋力訓練指導」「ストレッチング」「転倒予防」「栄養ケア」「口腔ケア」などの業務にスキルを活かせます。
介護予防指導士(R)は、10科目の介護予防指導士講習を修了することで取得可能です。介護予防指導士講習の受験資格は、介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修、介護福祉士などの資格を保有していること。看護師や理学療法士、健康運動指導士など、高齢者の支援に関わる資格を保有している人も対象です。
出典
特定非営利活動法人 日本介護予防協会「介護予防指導士(R)とは」(2025年5月21日)
6.社会福祉士
社会福祉士は、福祉の相談援助に関する専門知識を保有していることを証明する国家資格です。難易度は比較的高いですが、取得するとデイサービスの生活相談員や、病院のソーシャルワーカーなどとして幅広く活躍できます。
社会福祉士を取得するには、社会福祉士国家試験への合格が必須です。試験を受けるには、福祉系4年制大学の卒業(指定科目履修)や、社会福祉士指定養成施設の卒業といった受験資格を満たさなければなりません。一般大学を卒業している場合、実務経験がなくても、一般養成施設で必要なカリキュラムを履修すれば受験資格を得ることが可能です。
出典
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「[社会福祉士国家試験]受験資格」(2025年5月21日)
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デイサービスで働くメリット・デメリット
デイサービスが自分に合った就職先か見極めるには、働くうえでのメリット・デメリットを両方知っておくことが大切です。以下でメリット・デメリットを確認しておきましょう。
デイサービスで働くメリット
ここでは、デイサービスで働くメリットとして、「身体的な負担が少なめ」「利用者さんとコミュニケーションがとりやすい」「日帰りのデイサービスの場合は夜勤がない」などをご紹介します。
身体的な負担が少なめ
利用者さんの体を支えて行う身体介護は、力仕事のため一定の大変さがあります。しかし、自立度が高い方が多いデイサービスは、身体介護が比較的少なく、体力的に疲れにくいメリットがあります。身体介護が少ないため、介護技術を徐々に学べ、未経験者が働きやすいのもデイサービスの魅力です。
なお、厚生労働省の「療養通所介護(p.9)」にあるように、療養型デイサービスの場合は、要介護度が4・5といった重介護の利用者さんのケアがメインになります。
出典
厚生労働省「第219回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料」(2025年5月21日)
利用者さんとコミュニケーションがとりやすい
言葉によるコミュニケーションがとりやすいのは、介護度が低めの利用者さんに対応するデイサービスで働く魅力の一つです。レクリエーションやイベントで利用者さんと言葉を交わしたり、交流したりする機会が多くあります。
日帰りのデイサービスの場合は夜勤がない
一般的な日帰りのデイサービスの場合は夜勤がありません。夜勤ありの勤務に比べて、睡眠や生活のリズムが安定しやすいほか、「子どもの送迎に行く」「仕事終わりに買い物に行く」など、プライベートと両立させやすいのもメリットといえます。
日曜休みの施設が多い
日曜日が休みの施設が多いことも、デイサービス勤務のメリットです。土日・祝日休みの施設の場合、カレンダーに準じた休みであることで、家族や友人と予定を合わせやすいメリットを感じられるかもしれません。
デイサービスで働くデメリット
ここでは、デイサービスで働くうえでデメリットに感じやすい点として、「専門的な介護スキルを身につけにくい」「平均給与が低い」の2点をご紹介します。自身の希望に合う仕事か見極める参考にしてみてください。
専門的な介護スキルを身につけにくい
デイサービスは、介護度の低い利用者さんが多い傾向があるので、専門的な介護スキルを身につけにくいデメリットがあります。より高度な介護スキルを身につけたい人は、特養や老健など、介護度が高い利用者さんが多い施設も、職場の選択肢に入れると良いでしょう。
デイサービスは、介護職が未経験で、初めから介護度が高い方の介助をするのが不安な人などが働きやすい環境です。
ほかの介護施設より平均給与が低い
デイサービスで働く場合、給与がほかの施設形態より低いことをデメリットに感じる可能性があるでしょう。
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要(p.15)」によると、デイサービス(通所介護)の介護職員の平均給与は294,440円、介護職員全体の平均給与は338,200円。デイサービスの平均給与は、介護職員全体の平均給与より4万円以上低い結果です。
夜勤がないことや、介護度の低い利用者さんに対応する場合が多いことから、デイサービスの平均給与はほかの施設と比べて低いと考えられます。
デイサービスは、ほかの介護施設と比べて給与水準が低いですが、その分身体的な負担が少なかったり、無資格から働きやすかったりするメリットも。仕事を選ぶ際は、メリットとデメリットを比較検討すると良いでしょう。
出典
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2025年5月21日)
デイサービスで働くやりがい
ここでは、デイサービスの仕事で感じられるやりがいとして、「利用者さんに喜んでもらえる」「ご家族から感謝される」「自立した生活の維持に貢献できる」の項目をご説明します。
利用者さんに喜んでもらえる
デイサービスのやりがいの一つは、利用者さんに喜んでもらえることです。近年は一人暮らしや夫婦世帯の高齢者が増えており、コミュニケーション不足になる方もいます。デイサービスに通うことで表情が明るくなったり、前向きになったりする利用者さんを見られるのは、介護職にとって大きな喜びとなるでしょう。
利用者さんのご家族から感謝される
デイサービスで働いていると、利用者さんから感謝されるだけではなく、ご家族から感謝の言葉をかけられることもあります。「寡黙だった祖父が、デイサービスでの出来事を楽しそうに話すようになりました」など、ご自宅での変化について教えてもらえることもあるようです。
また、ご家族にとってデイサービスは、日々の介護負担を軽減してくれる場所。「デイサービスの利用を開始してから介護の負担が減り、リフレッシュできるようになった」という方は少なくありません。利用者さんだけでなく、ご家族からも感謝を示されたとき、「人の役に立っている」ということをより深く実感できるはずです。
利用者さんの自立した生活の維持に貢献できる
利用者さんの自立した生活の維持に貢献できるのも、デイサービスで働く介護職のやりがいです。デイサービスでは、体操やレクリエーション活動で身体を動かします。レクリエーションやイベントの内容は、介護職員が企画・実施することも多いでしょう。
企画したイベントやレクリエーションが、利用者さんの介護予防や健康など、日常生活の維持・向上に役立っていると実感できるのは、介護職ならではの喜びといえます。
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デイサービスのやりがいとは?働くメリット・デメリットや向き不向きを解説
無資格・未経験でデイサービス求人を選ぶ際のポイント
ここでは、無資格・未経験でデイサービス求人を選ぶ際のポイントを解説します。デイサービスの求人に応募しようと考えている方は、ぜひご一読ください。
「未経験者歓迎」の求人を探す
デイサービスで無資格・未経験から働きたい場合は、「無資格OK」「未経験可」などの記載がある求人を探すと良いでしょう。無資格・未経験の介護職の採用に積極的な施設は、先輩が介護業務を丁寧に教えてくれる環境が整っている傾向があります。
また、規模が大きい施設は教育制度が整っている傾向にあるため、求人を探す際は従業員数にも注目してみるのがおすすめです。
「資格取得支援制度」がある事業所を探す
デイサービスで働きながらキャリアアップしたい方は、資格取得のための支援制度がある職場を探すのがポイントです。職員の資格取得を支援する施設では、資格取得にかかる費用を一部あるいは全額負担をしてくれることがあります。
施設によっては、費用の支援のほか、独自の資格対策講座を開催している場合もあるようです。サポート内容は職場によって異なりますが、資格取得支援制度は介護業界でスキルアップしたい人の強い味方。資格を取得することで、スキルアップだけでなく、資格手当による収入アップが叶う可能性もあります。
デイサービスごとの特徴を理解したうえで応募する
デイサービスには以下のようにさまざまな種類があり、事業所によってそれぞれ特徴があります。「自身がどういった職場で働きたいのか」「どういった介護をしたいのか」を考えたうえで求人を選び、応募しましょう。
- 一般型デイサービス
- リハビリ特化型デイサービス
- 認知症対応型デイサービス
- お泊まりデイサービス
- 療養型デイサービス
- 地域密着型デイサービス
- 大規模デイサービス
デイサービスの種類ごとの特徴を事前に理解してから就職することで、無資格・未経験から働き始めてもギャップを感じにくく、長く働けるでしょう。
職場見学で施設の特徴や雰囲気をつかむ
デイサービスの求人を選ぶ際は、職場見学で施設の特徴や雰囲気を事前につかんでおくと、就職後のミスマッチを防止できます。職場見学を行い、施設長やほかの介護職員とコミュニケーションをとり、自分に合いそうかどうかを確認しておくと安心です。
なお、職場見学で質問しにくいことについては、転職エージェントを活用して確認する手もあります。転職エージェントのキャリアアドバイザーは、福利厚生の詳細を代行して質問してくれたり、職場環境の情報を共有してくれたりするので、活用してみてくださいね。
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デイサービスの仕事についてよくある質問
ここでは、デイサービスの仕事についてよくある質問に回答します。「デイサービスの仕事は無資格だと大変?」といった疑問がある方は、ぜひご一読ください。
デイサービスは資格なしでも働ける?
デイサービスは、資格なしから働き始めることができます。働きながら受講できる研修もあり、少しずつ仕事に慣れていけるので、無資格の方も興味があればチャレンジしてみると良いでしょう。
無資格で就職するのが不安な場合は、「介護職員初任者研修」を取得するのがおすすめです。詳しくは、「デイサービスに就職するなら介護職員初任者研修の取得がおすすめ」で解説しているので、参考にしてみてください。
デイサービスの仕事が向いている人とは?
デイサービスの仕事に向いている人は、コミュニケーションが得意な人や体力に自信がない人です。レクリエーションなどでは、コミュニケーション能力を活かして仕事ができます。また、多くのデイサービスは日中のみの営業で夜勤がなく、入居型施設と比較すると身体介護の機会が少ないため、介護職のなかで体力的な負担は少ない傾向があるようです。
デイサービスの仕事が自分に向いているか不安な方は、「デイサービスの仕事に向いていない人の特徴を解説!適性の判断方法とは?」を参考にしてみてくださいね。
無資格・未経験だとデイサービスの仕事はきつい?
デイサービスは、複数のスタッフで対応できたり、利用者さんの介護度が低い傾向があったりするので、無資格・未経験から働きやすい傾向があります。ただし、慣れるまでは「仕事がきつい」と感じることも珍しくありません。認知症の利用者さんの対応やレクリエーションの運営など、介護職ならではの業務に慣れるためには、教わったことをメモに取るといった努力が必要になるでしょう。
デイサービスの仕事がきついのか気になる方は、「デイサービスの仕事がきつい理由は?介護職員の業務内容や必要資格をご紹介」の記事もチェックしてみてください。
デイサービスで活躍する介護職以外の職種は?
デイサービスでは、介護職のほかにもさまざまな職種が活躍しています。主な職種は、事業計画の立案や予算管理などを行う「管理者(施設長)」、利用者さんやご家族の相談対応や介護サービスの利用手続きなどを担当する「生活相談員」。利用者さんの急変対応を行う「看護職員」、体操やリハビリ計画の提案を行う「機能訓練指導員」です。施設内では職種間の連携が必要になるので、他職種についても知っておくと良いでしょう。
デイサービスで活躍する職種については、「デイサービス(通所介護)の職種を解説!仕事内容や役割、資格、平均給与」でも解説しています。
デイケアはデイサービスとは別物ですか?
「デイケア」は、デイサービスと同じく通所型の介護施設ですが、役割が異なります。デイケアは、リハビリテーションをメインとする「通所リハビリテーション」という介護サービスを提供する施設で、介護老人保健施設や病院などが設置可能です。一方のデイサービスは利用者さんの日常生活の支援を目的としており、単独の事業所としても運営できます。
詳しくは、「デイサービスとデイケアの違いは?施設の違いやそれぞれの特徴を解説」の記事をご覧ください。
まとめ
デイサービスは無資格・未経験から勤務可能です。介護職としての経験がない方も、少しずつ仕事に慣れていける環境があります。無資格・未経験の方でできる仕事は、「有資格者の監督のもとでの身体介護」「レクリエーションの企画・実施」「事務作業」などです。
無資格の介護職員がスキルアップを目指す場合、介護職員初任者研修を取得すると仕事に活かせます。デイサービス職員としてさらなるキャリアアップを目指す方には、「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」「ケアマネジャー」などの資格取得もおすすめです。「レクリエーション介護士」「介護予防指導士(R)」「社会福祉士」などの資格も、デイサービスの業務に役立ちます。
未経験からデイサービスに就職や転職をする際は、無資格・未経験歓迎の求人を探すと良いでしょう。とはいえ、未経験の仕事に応募する場合は、「自分にデイサービスの仕事がこなせるか分からない」「面接で何をアピールすれば良いか、アドバイスがほしい」といった方もいるのではいないでしょうか。そうしたお悩みをお持ちの方は、介護業界に特化した転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。
レバウェル介護(旧 きらケア)では、就職や転職でお悩みの方に、専任のキャリアアドバイザーがヒアリングした希望や不安を考慮したうえで、ぴったりの職場をご紹介いたします。履歴書や面接での自己アピールの方法もアドバイス可能です。就職先選びや選考対策にお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
内定後まで安心サポート
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点




