
この記事のまとめ
- 介護職に採用されない理由は、マナー意識が低いことやニーズの不一致など
- 面接で担当者が見るポイントは挨拶ができているか、人柄が職場に合うかなど
- 介護職への転職がうまくいかないときは、自己PRや志望動機を見直そう
「介護職になかなか採用されない」など、介護職の転職活動にお悩みの方もいるかもしれません。介護職への転職が上手くいかないときは、不採用の要因を把握することが大切。不採用になった要因を把握し、それを改善すれば採用される可能性を上げられます。この記事では、介護職で採用されない理由や対処法をご紹介。介護職の面接で採用担当者がチェックするポイントもまとめているので、転職を成功させたいという方はチェックしてみてください。
介護の面接対策ガイド!服装や質問など採用担当者はどこを見ている?目次
人手不足の介護業界で採用されないことはある?
人手不足の傾向にある介護業界でも、誰でも受かるとは限りません。採用担当者は、求める介護技術や知識、人物像と一致していない場合、採用を見送ることもあります。人手不足の介護業界でも、内定をもらうには十分な対策が必要です。
介護職の採用が決まらない場合は、応募先の求めるスキルと自身のスキルがマッチしているか、ネガティブな印象を与える言動はしていないかなどを見直してみましょう。
次項の「介護職に採用されない3つの理由」では、介護職に採用されにくくなる理由を紹介します。
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介護職に採用されない3つの理由
介護職になかなか採用されない原因は主に3つ挙げられます。「何度もチャレンジしているのになぜか採用されない…」という方は、以下の3つを振り返ってみましょう。
1.基本的なマナーが身についていない
介護職は利用者さんと直に接する仕事なので、基本的なマナーが身についているかどうかを重視されます。
基本的なマナーとは、身だしなみや言葉づかい、態度のことです。マナーの意識が低ければ、介護施設(事業所)の利用者さんに失礼な態度を取ってしまう恐れがあるため、「採用リスクあり」と判断されてしまう可能性があります。面接前には、基本的なマナーを押さえておくようにしましょう。
2.募集内容とスキルや条件が合っていない
介護施設(事業所)が求める人物像と合致しないことが、不採用の理由となっている可能性があります。
たとえば、介護福祉士の有資格者と同レベルの即戦力を求めている場合、無資格者や未経験者が応募してもなかなか採用されないでしょう。また、「送迎業務が可能な方」「夜勤ができる方」と歓迎条件が記載されている場合、「免許なし」「夜勤NG」と答えるのも不採用になる要因になります。
応募の際は、募集要項をよく確認し、施設が求める人材像と自身の間に大きな乖離がないかを確認することが重要です。
3.経歴や態度から早期離職などの不安材料があった
多くの採用担当者は、長く働いてくれる人材を求めているため、早期離職の可能性が懸念される場合は採用を見送ることがあります。
たとえば、前職を早期離職していたり長期間のブランクがあったりすると、採用担当者は「採用してもすぐ辞めてしまうのでは?」という懸念を抱くことがあるようです。また、志望動機が曖昧な場合も、就業意欲が低いとして採用選考時に不利に働く場合もあります。
もし、早期離職を疑われるような不安材料がある場合は、その理由をポジティブに言い換えたり、今後の改善策を伝えるように心掛けると良いでしょう。
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介護職の面接で採用担当者がチェックするポイント
ここでは、介護職の採用担当者が面接でチェックするポイントを3つご紹介します。採用担当者の視点が分かることで、これから改善すべき点が見えてくるはずですよ。
1.社会人として基本的なマナーが身についているか
先述したとおり、採用担当者は面接で、社会人として基本的なマナーが身についているかを見ています。挨拶ができているか、正しい言葉遣いで話しているか、身だしなみが整っているかなどから、「採用したら、どのように働いてくれそうか」などを判断材料にしているようです。面接時の姿勢が良かったり、表情が明るかったりする人は、高評価につながるでしょう。
2.人柄が職場環境に合っていそうか
採用担当者は面接の質疑応答から、応募者の人柄を見ています。介護職は職員間の連携が求められるため、採用を決める際に、職場の人間関係になじめそうかを重視している採用担当者は少なくありません。「採用したら周囲と協力しながら活躍してくれそう」と判断してもらえれば、採用される可能性が上がるでしょう。
3.長期的に活躍してくれそうか
先述したように、採用担当者は「長期的に活躍してくれそうか」にも注目しています。介護への熱意がある、企業理念と介護観が一致しているなどの場合は、長期的な活躍を期待され、高く評価されるでしょう。面接では、長く働きたいという旨をアピールすることが大切です。
4.スキルやポテンシャルがあるか
採用担当者は、求職者の知識や経験、成長意欲なども重要視しています。採用したらどのようなスキルを発揮してくれるのか、介護に真剣に向き合って働いてくれそうかなどを見て、採用か不採用か判断しているようです。
介護未経験であっても、これまでの経験で介護で活かせるようなアピールポイントがあればしっかりアピールすることがポイントです。未経験の場合は、これから介護技術を習得したい旨を伝えると良いでしょう。
介護職に採用される人が行っている3つの準備
介護職の転職を成功させるには、事前準備を万全にすることが大切です。ここでは、介護職に採用される人が行っている転職活動の準備をご紹介するので、1から順に取り組んでみましょう。
1.応募先の施設や事業所についてしっかり調べる
応募前に、施設や事業所についてしっかりと下調べをしましょう。介護職員の職場には、デイサービスや有料老人ホーム、特養、老健、訪問介護などさまざまな形態があります。また、施設規模や介護職の人数、職場環境によって業務内容や職場の雰囲気は大きく異なるでしょう。
応募を希望する施設や事業所についてしっかりと下調べをしたうえで、自分に合った求人を選ぶのがポイント。自分に合った職場を選ぶことで、採用担当者が求める人材像とマッチする可能性が高まります。また、応募先のニーズを把握し、自己PRに反映させることで、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
2.自己分析をして介護職に活かせる強みを見つける
転職活動をする際は、自己分析をすることも大切です。自己分析は、過去の経験を棚卸しし、自分の強みや価値観を洗い出す作業のこと。介護職に挑戦するなら、コミュニケーションスキルや向上心などの業務に活かせる強みを見つけておきましょう。
介護職の経験がなくても、「利用者さんと楽しく会話ができそうだ」「意欲的に仕事を覚えてくれそうだ」といった印象を与えられると、内定を得られる可能性が高まりますよ。
3.入職後のビジョンを考えておく
情報収集や自己分析が完了したら、入職後のビジョンを考えてみてください。介護職の採用面接でうまくいかない人は、採用担当者に「入職後に活躍しそうな人材」というイメージを与えられていない可能性があります。
「未経験ですが、業務を通して地域の利用者さんを笑顔にしていきたい」「業務経験を積み、介護福祉士を目指したい」など、入職後に成し遂げたいことやこれからの目標を明確にしておきましょう。志望動機や自己PRを考える際の指針にもなるので、どのような介護人材になりたいかをじっくり考えることが大切です。
ご紹介した3つの内容以外にも、面接当日の持ち物や服装、マナーなど面接対策として準備しておきたいことはたくさんあります。面接で良く聞かれる質問に対しても対策をしておくと良いでしょう。
「介護職の面接で必ず聞かれる質問と回答例を紹介!対策のポイントも解説」を参考にしてみてください。
介護職への転職がうまくいかないときの対処法
「何度も繰り返し挑戦しているのに介護職への転職がうまくいかない」という人へ、転職成功のヒントをご紹介します。身だしなみ、マナー、情報収集などを意識しても不採用が続いてしまったときは、次の対処法を試してみてください。
自己PRや志望動機を見直してみる
履歴書や面接で伝える自己PRと志望動機を見直してみましょう。自己PRや志望動機は、採用の場において最も重視される部分と言っても過言ではありません。自己PRや志望動機から、「介護職になりたい理由」や「将来成し遂げたいこと」「働く意欲」などが明確に伝わらないと、採用担当者から高評価を得るのは難しいでしょう。
自己PRや志望動機には、応募先を選んだ特別な理由を盛り込むのがポイントです。どの施設(事業所)にもいえる無難な回答をしていたのなら、一からアピール内容を練り直す必要があります。
転職支援サービスでプロのサポートを受けてみる
「自分なりに工夫してみても採用につながらない…」という場合は、転職活動のプロのサポートを受けてみるのも方法の一つです。自分で改善点を見つけようと思っても、客観的な視点がなければ難しいといえます。本当の原因を対策できなければ、失敗を繰り返すことになってしまうかもしれません。アドバイスを受けたからこそ気付けることもあるので、どうしてもうまくいかないときは専門家に頼ってみることをおすすめします。
「レバウェル介護(旧 きらケア)」は介護業界に特化した転職エージェントです。介護の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーが、必要書類の添削や面接対策をサポートします。介護職への転職を希望している方は、お気軽にご活用ください。
介護職に採用されないことに関する質問
ここでは、介護職の転職に関するよくある質問を紹介します。介護職への転職を検討している方は、参考にしてみてください。
介護職の採用率はどれくらいですか?
公益財団法人 介護労働安定センターの「令和6年度介護労働実態調査:事業所における介護労働実態調査結果報告書 資料編‐18」によると、2024年度における介護職員の平均採用率は14.4%とあります。人手不足の介護職であっても誰でも採用されることはありません。
一方、職業情報提供サイト(job tag)「施設介護員」によると、介護職の有効求人倍率は3.09とあります。これは、求職者1人に対して3件の求人がある計算になり、しっかりと対策を練れば就職を目指せるでしょう。
介護職への転職を希望している方は、この記事の「介護職に採用される人が行っている3つの準備」を参考にしてみてください
出典
公益財団法人 介護労働安定センター「介護労働実態調査」(2025年8月20日)
職業情報提供サイト(job tag)「施設介護員」(2025年8月20日)
介護職に受からない人の特徴はありますか?
書類や面接を通じてやる気が見当たらなかったり、協調性を感じられなかったりすると、介護職に採用されない可能性があります。介護現場では利用者さんに安心安全の介護サービスを提供するため、不安要素のある人の雇用を避けているでしょう。
介護職に受からない人の特徴は、この記事の「介護職に採用されない3つの理由」でも解説しているので、あわせてご覧ください。
介護職の面接で不採用になるサインは?
介護職の面接で不採用になるサインには、「面接時間が短い」「面接官の反応が薄い」「今後の選考スケジュールの説明がない」などがあるようです。しかしこれらは、あくまでも傾向であり、上記に当てはまるからと言って必ずしも不採用になるとは限りません。
「介護職の面接に受かるにはどうしたら良いの?」という疑問がある方は、「介護職の面接に受かるサインとは?合否の連絡時期や合格率を上げるコツ」も参考にしてみてください。
まとめ
介護職に何度チャレンジしても採用されないのは、「マナーに関する意識が低かった」「募集内容と合わなかった」「早期離職を懸念される理由があった」などの原因があります。転職活動がうまくいかないのは、単に原因を理解していないからかもしれません。失敗の原因を振り返り、丁寧に対策していけば、転職活動はきっと成功させられるはずですよ。
そうは言っても、採用されない原因を一人で考えるのは難しいもの。理由が分からなかったり不安になったりしたときは、一人で考えるより、身近な人や専門家など、誰かに頼ってみることをおすすめします。
「レバウェル介護(旧 きらケア)」では、介護求人のご紹介から入職まで、キャリアアドバイザーがマンツーマンでサポート。プロによる適性に沿った求人紹介が受けられるのはもちろん、応募書類の作成や面接対策などの基本的なことから見直せるので、視野が広がりますよ。介護職への転職を叶えたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
内定後まで安心サポート
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点


