デイサービスの送迎業務が怖いと感じる理由は?対策や向いている職場を解説

介護職の悩み 2025年9月17日
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この記事のまとめ

「デイサービスの送迎業務が怖い…」とお悩みの介護職の方もいるかもしれません。運転に自信がなかったり、事故やトラブルを起こす不安があったりするなどの理由で、送迎業務が怖いと感じる方は少なくありません。この記事では、デイサービスの送迎業務が怖いと感じる理由や対処法を解説します。送迎業務を回避するための方法もご紹介。送迎業務が怖くて仕事がストレスになっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

デイサービスの送迎業務が怖いと感じる理由

デイサービスの介護職は、介護業務と利用者さんの送迎業務を兼ねる場合があります。送迎業務を担当する方のなかには、車の運転に対して不安を感じる方も少なくありません。
ここでは、デイサービスの介護職が、「送迎業務が怖い」と思う主な理由をまとめたので、自身の状況と照らし合わせてみましょう。

運転自体が苦手・自信がない

デイサービスの送迎業務が怖いと感じる理由の一つに、車の運転に自信がないことが挙げられます。普通自動車免許を取得したばかりだったり、ペーパードライバーだったりする場合、運転自体が怖いと感じるのは無理もありません。運転技術が未熟な状態で利用者さんを乗せて対応しなければならないので、普段運転しない人にとってはハードルの高さを感じるでしょう

また、日常的に運転はするものの、運転に自信がないという人も。運転に自信がない状態で送迎業務を行うのは、誰しも怖いと感じるはずです。

「他人の命を預かっている」と思うと不安

利用者さんの命を預かっているというプレッシャーから不安が高まり、送迎業務が怖いと感じる場合もあるようです。
プライベートで車を運転するのとは違い、デイサービスの送迎業務では他人を同乗させることになります。もちろん、プライベートでも家族や友人を乗せることがあるかもしれませんが、仕事の場合は「他人の命を預かっている」という緊張感がより強いという意見も。デイサービスの送迎業務を行うたびに、「今日も無事に達成できるだろうか」という気持ちになれば、仕事に対するストレスが大きくなるでしょう。

利用者さんのご家族から苦情を受けることがある

デイサービスの送迎業務では、利用者さんのご家族の方ともコミュニケーションを交わす機会があります。ときには、ご家族の方から「○○がダメ」「○○をもっと丁寧に対応して」のような厳しいクレームを申し付けられることがあるようです
あまりにクレームの頻度が多いと、「自分の対応が悪いのでは」と思いつめてしまう人も。クレームの頻度が多い場合、送迎業務を敬遠したくなってしまうでしょう。

事故やトラブルを起こすリスクがある

送迎業務は、車の事故やそれに付随するトラブルが起きてしまうリスクが少なからずあります。そのため、「事故を起こして利用者さんに怪我をさせてしまったらどうしよう」と不安を感じる人は少なくありません。
また、自分が気をつけていても、ほかの走行車の事故やトラブルに巻き込まれてしまうリスクもあり、心配になってしまう人もいるでしょう。

やることが多過ぎて仕事を覚えられない

送迎業務に関わる業務の多さが手に余り、苦手意識を持つ人もいるようです。送迎業務でやることは、デイサービスの利用者さんを車に乗せて運転するだけではありません。送迎業務には、利用者さんの移動介助や持ち物の確認、ご家族の方やヘルパーさんからの引き継ぎなども含まれます。また、利用者さんごとに送迎コースや車を停車させておく場所を確認する必要もあるでしょう。
やるべきことや覚えることの多さに、「ミスしてしまいそうで怖い」と感じてしまう介護職の方も一定数いるようです。

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【体験談】デイサービスの送迎業務で不安なこと

ここでは、デイサービスで働く介護職から聞いた、送迎業務で不安やプレッシャーを感じたことをご紹介します。

土地勘があまりない施設に転職したので、最初は送迎ルートを覚えるのが大変でした。道が分からなくて不安なときは、出勤前や退勤後にルートの下見を行うこともありました。

いつもは自宅の階段をご自身で降りられる方が、「今日は膝が痛くて降りられない」とおっしゃいました。そのときに送迎を担当している職員は私一人。車内にほかの利用者さんを乗せていたので、車内の安全にも気を配りながら、その方の歩行介助をしなければなりませんでした。
送迎は職員の数が限られているので、利用者さん全員の安全を守って対応する責任の大きさからプレッシャーを感じることがあります。

上記のほかに、「利用者さんを乗せて運転するのはプレッシャーがあり、事故を起こしたら怖い」「狭い道を大きい車で運転することがある。ぶつけないか不安」などの声が聞かれました。交通事故や運転技術、イレギュラー対応などへの不安から、送迎業務が苦手・怖いと感じる介護職の方は少なくありません

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デイサービスの送迎業務が怖いときの対策

デイサービスの送迎業務が怖いと思ったときは、以下の対処法を試してみましょう。「送迎業務は怖いけど、いずれ慣れていきたい」「不安を少しでも取り除きたい」という人は、参考にしてみてください。

「送迎業務に慣れれば不安は軽減する」と考えてみる

車の運転や送迎業務のフローに慣れれば少しずつ不安が軽減する可能性があるので、「送迎業務は怖いから無理」と決めつけず前向きに取り組んでみましょう
送迎に限らずどのような業務でも、未経験だったり経験が浅かったりするうちは不安を感じるもの。安全運転を心掛け、多少時間が掛かっても丁寧に対応することが大切です。

送迎業務のメリットを考えてみる

「デイサービスの送迎業務は怖いもの」という意識から、メリットを考える意識へシフトしてみましょう。「怖い」という意識を持ったままでは、送迎業務がただただ苦痛になってしまいます。
たとえば、送迎中の会話は、利用者さんの緊張を解いたり、一日を気持ちよくスタートさせたりするチャンスです。「自分にとってどんなプラスの影響があるか」を考えることで、少しずつ苦手意識を減らしてみましょう

同乗者にサポートをお願いする

自分の力でどうにもならないときは、送迎業務を一緒に行う同乗者のサポートをお願いしてみるのも有効です。道に迷いそうなときは声を掛けてもらったり、クレーム対応が怖いなら代わってもらったりすることで、送迎業務に感じる不安を取り除けるかもしれません。自分ですべてやろうとせず、ほかの職員の力を借りてみましょう

安全運転のための確認作業を丁寧に行う

前述のとおり、送迎業務には事故のリスクが少なからずあります。事故の原因は不注意によるものもあるので、一つひとつの確認作業を丁寧に行うように心掛けてみてください
たとえば、「走り出す前に送迎コースをチェックする」「利用者さんの安全ベルトを締めたかきちんと確認する」などです。このような確認作業を丁寧に行うことで、不注意によるミスを未然に防ぐことにつながります。

助手として送迎業務に関われないか相談する

運転技術に自信がなく練習をしても不安な場合は、助手(同乗者)として送迎業務に関われないか相談してみるのも手です。同乗者は、道順のナビゲーションや乗降介助、施設前の送迎車の誘導など、運転以外で送迎業務に携わります。送迎業務に関わる手段は運転以外にもあるため、協力する姿勢を見せたうえで上司に相談してみると良いでしょう。

軽自動車のみの運転にできないか相談する

「大きな車は運転し慣れていないから怖い…」という人は、送迎業務で運転する車両を軽自動車に限定できないか、職場に相談するのも有効な方法です
デイサービスの送迎で運転する車は、車いすのまま乗降できる福祉車両が一般的。車種はハイエースやキャラバンなど、大きな車で送迎する場合があります。日常的に大きな車を運転しない人にとっては、車幅の感覚が分からず、戸惑ってしまうこともあるでしょう。

大きな車を運転するのが怖い場合は、軽自動車で送迎できないか相談してみましょう。軽自動車は小回りが利いて運転しやすいため、狭い道を走行したり駐車したりする際の不安感が軽減するかもしれません。

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デイサービスの送迎業務を回避する方法

「デイサービスの送迎業務がどうしても怖い」という人は、送迎業務自体を回避する方法もあります。送迎業務に対する大きな不安やストレスを抱えている場合は、まずは上司に相談することから始めてみましょう。

上司に相談してほかの職員と代わってもらう

すでに送迎業務に割り当てられている場合は、ほかのスタッフと代わってもらえないか、上司や施設長に相談してみましょう。ほかに送迎業務を担当できるスタッフがいない場合でも、次の求人募集を行う際に考慮してくれるかもしれません。
我慢して業務に携わるのは心身に悪影響を及ぼしかねないので、限界を感じる前に相談することが大切です

送迎業務がない職場への転職を検討する

職場の上司や施設長に相談しても送迎業務から離れられない場合は、転職を検討してみるのも選択肢の一つです。介護業務を行えるのは、在籍中のデイサービスだけではありません。「本当に今の施設で働き続けるメリットがあるのか」を見つめ直し、転職の必要性を考えてみましょう

デイサービスの送迎業務が怖い人に向いている職場

ここでは、送迎業務が怖いと感じている方におすすめの職場をご紹介します。送迎業務に関わらなくても介護業界でスキルアップやキャリアアップはできるので、自分に合った施設や事業所を選びましょう。

送迎業務専任の運転手がいるデイサービス

デイサービスのなかには、送迎業務専任の運転手がいる施設があります。このような施設なら、介護職員が介護業務に専念することが可能です。「送迎業務はやりたくないけど、デイサービスの仕事は好き」という人は、送迎業務専任の運転手がいるデイサービスを選ぶと良いでしょう

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送迎業務がない介護施設や事業所

「介護職員として働けるならデイサービス以外でもOK」という人は、ほかの介護施設や事業所を選択肢に入れましょう。介護施設・事業所の具体例は以下のとおりです。

  • 介護老人福祉施設(特養)
  • 介護老人保健施設(老健)
  • サービス付き高齢者向け住宅
  • 有料老人ホーム
  • グループホーム
  • 訪問介護事業所
  • 介護医療院

デイサービスでの就業経験が浅い方は、比較的業務内容が近い有料老人ホーム(住宅型・健康型)がおすすめです。有料老人ホームは、自立度の高い方や外部の介護サービスを利用する方が入居するため、無資格・未経験からでも働きやすいでしょう。

また、訪問介護事業所は、訪問介護員として利用者さん宅を訪問するのが基本的に日中のため、デイサービスと同じように日勤メインで働けます。

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デイサービスの送迎業務についてよくある質問

ここでは、デイサービスの送迎業務に関するよくある質問に回答します。「送迎業務をやりたくない…」とお悩みの方や、送迎業務の注意点を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

デイサービスには送迎なしの求人はあるの?

デイサービスのなかには、利用者さんの送迎をしなくても良い施設もあります。デイサービス事業所によっては、送迎業務を専任する運転手が配属されている場合があるためです。
送迎なしの求人を見つけるポイントを「デイサービスの送迎業務が怖い人に向いている職場」で解説しているので、ぜひご一読ください。

デイサービスで送迎業務をする際の注意点は?

デイサービスで利用者さんの送迎をする際に注意すべき点は、利用者さんの安全です。安全運転を行うためにも、福祉車両の扱いに慣れておき、時間に余裕を持って行動しましょう。また、こまめに車両を点検して故障が起こらないように予防することや自身の体調を整えること、送迎ルートを事前に確認しておくことも大切です。

まとめ

デイサービスの送迎業務が怖いと感じる理由は、運転技術に自信がないことが挙げられます。また、利用者さんの命を預かって運転することや、交通事故・トラブルが発生するリスクがあることに対してプレッシャーを感じることも、送迎業務が怖いと感じる理由です。運転以外の理由としては、利用者さんのご家族から送迎に関するクレームを言われることに対する苦手意識から、怖いと感じる方もいます。

このように、「デイサービスの送迎業務が怖い」と感じる理由は人によって異なります。もし、送迎業務や運転自体に慣れていないだけの場合は、業務を繰り返し行っていくことで次第に不安や恐怖は薄れていくかもしれません。ただし、一定期間、送迎業務を経験し、それでも送迎業務に対する不安や恐怖が消えないなら、上司や施設長に相談してみてください。送迎業務の担当を外してもらえたり、運転しないサポート業務を任せてもらえたりする可能性があるため、無理せず正直な気持ちを話してみましょう。
どうしても送迎業務から離れられない場合は、ほかのデイサービスや有料老人ホームなどへの転職を検討してみるのも良いかもしれません。
介護業界専門の転職エージェントであるレバウェル介護(旧 きらケア)なら、送迎業務のない介護求人も豊富にあるので、希望に合った働き方ができる職場が見つかります。専任のキャリアアドバイザー施設とのやり取りを代行するので、「送迎業務はやりたくない」といった言いにくい内容もしっかり伝えられますよ。サービスはすべて無料なので、ご利用をぜひ検討してみてくださいね。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年9月17日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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