介護職で出世する人の特徴とは?共通点や早期キャリアアップのコツを解説!

介護の仕事 2025年7月8日
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この記事のまとめ

「介護職で出世する人はどんな人?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。介護職で出世する人の特徴として、「国家資格を持っている」「勤続年数が長い」などが挙げられます。この記事では、介護職で出世する人の特徴を解説。介護職が出世するために必要なことやキャリアプランについてもまとめました。介護・福祉業界での出世を目指している方は、ぜひチェックしてみてください。

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目次

介護職で出世する人の特徴

介護職で出世する人にはいくつかの特徴があります。早く出世したいとお考えの方は、自分に当てはまる特徴があるか確認してみましょう。

国家資格を持っている

介護職で出世する人は、介護福祉士や社会福祉士といった介護に活かせる国家資格を持っている傾向があります。介護福祉士は、身体介護にも介護現場の指導にも活かせる資格です。また、社会福祉士の資格があると、利用者さんの相談に乗ったり、医療機関や行政機関と連携したりする役割を担えます。

そのほか、精神保健福祉士も介護の仕事に活かせる国家資格なので、取得しておくと良いかもしれません。いずれの国家資格も、実務経験や知識、技術がなければ取得できないため、保有していれば能力の高さを証明できます。

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勤続年数が長い

介護施設は、経験を積むことでキャリアアップを目指せることが多いので、介護職として出世する人は勤続年数が長い傾向にあります。年功序列による出世は、特に社会福祉法人が運営する施設に多いようです。

介護職として長く勤務していると信頼を得られ、出世しやすくなることもあるでしょう。また、介護業界には、実務経験を積むことで挑戦できる試験や研修も多くあります。介護職として出世したい方は、まずは実務経験を積んでスキルアップを目指しましょう。

役職に就いた経験がある

介護職での転職経験があり、以前働いていた施設で責任者や管理者といった役職に就いていた場合、今の職場でも出世できる可能性があります。特に、介護主任やサービス提供責任者(サ責)といった役職を経験していれば、出世するうえで大きなアドバンテージになることが期待できるでしょう

役職に就いた経験がある人は、介護業界での出世に必要な資格の取得や研修の受講をすでに済ませていることが多いので、通常よりも早く出世できる傾向があります。

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周囲との人間関係が良好

介護職で出世する人は、同僚や先輩・後輩だけでなく、上司との人間関係も良好な特徴があります。介護職員の出世を決めるのは役職者なので、勤続年数が長かったり国家資格を取得したりしても、上司から良く思われていないと出世が難しい可能性があるのが現実です。

仕事をスムーズに進めるためにも、人間関係が良好なほうが管理職に選ばれやすい傾向があります。介護職で出世する人は、仕事ぶりが良く世渡り上手な人といえるでしょう。

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介護職で出世する人は女性と男性どちらが多い?

介護職は女性の占める割合が高い職種ですが、出世する人の割合は男性のほうが高いようです。

公益財団法人 介護労働安定センターの「令和5年度介護労働実態調査:介護労働者の就業実態と就業意識調査 結果報告書(p.45)」によると、介護従事者で管理職に就いている割合は、男性が26.4%なのに対し、女性は14.0%でした。
また、主任・(サブ)リーダーの割合も、男性は25.5%であるのに対し、女性は17.7%と男性の割合を下回っています。

女性にも介護職として出世する人は多くいますが、出産などのライフイベントによって、男性よりもキャリアが中断しやすい傾向があるようです。男女問わず、介護職として育児をしながら出世するには、子育てと仕事を両立させやすい職場で働いたり、家族に協力してもらったりすることも必要になります

男性のほうが管理職に就く割合が高いものの、介護職は努力次第で出世するチャンスがある仕事です。そのため、出世を狙う介護職の方は、あきらめずに経験を積み、キャリアアップにチャレンジしてみるのも良いでしょう。

介護職が出世するために必要なこと

すでに出世している人を参考にしたり、自分にできる範囲で行動を起こしたりすることで、役職を与えられる可能性が高まります。介護職が出世するためにできることを以下にまとめたので、確認してみましょう。

介護に活かせる国家資格を取得する

「介護職で出世する人の特徴」の項目で紹介したように、役職に就きたいなら国家資格を取得するのがおすすめです。介護職が仕事に活かせる主な国家資格には、介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士の3つがあります。なかでも、介護福祉士は比較的難易度が低く、介護職の方が初めて取得する国家資格として適しているでしょう。

社会福祉士を取得すると、福祉業界で幅広くキャリアプランを検討できるので、将来の選択肢を増やしたい方におすすめです。ただし、社会福祉士の資格は難易度が高め。取得するためには、学歴などの要件を満たしたうえで、専門的な試験に合格しなければなりません。

また、精神保健福祉士と社会福祉士の試験は被っている科目があり、両方取得する場合は重複する科目を免除してもらうこともできます。精神保健福祉士の資格を持っていると、精神障がいがある利用者さんを支援する際に役立ちます。

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上司と良好な関係性を築く

介護職で出世する人は、上司と良好な関係性を築いている傾向にあります。先述したように、介護職員から誰を出世させるか決めるのは上司なので、信頼関係があるほうが出世につながりやすいでしょう。上司から「直属の部下にしたい」「一緒に職員を支えていきたい」と思われるには、ネガティブな言動や陰口、不真面目な勤務態度は避ける必要があります。

また、介護主任や施設長といった管理職に自分の意見を伝え過ぎることも、上司から嫌われる原因になりかねません。自分の意見を伝えたいときは、状況説明と対策・改善案をセットにして話すと、上司からの心証が悪くなることを防げます。何かトラブルがあったときやイレギュラーなことが発生したときは、上司に報告してから対応するのも、信頼を獲得するために必要な行動です。

通常業務以外にも気を配る

介護職が出世するには、通常業務以外の後回しにされがちな仕事や雑用にも気を配ると、上司や周囲からの評価が上がりやすいのでおすすめです。たとえば、休憩室の掃除や書類の整理整頓、レクリエーションの質を上げるための準備などが、通常業務以外の仕事に当てはまります。

自分が仕事している姿を誰かが見ていたり知っていたりすれば、上司や同僚にも伝わり、職場全体からの評価が高くなるでしょう。

株式会社が運営する事業所で働く

介護職員が活躍している事業所の経営元は、株式会社や医療法人、社会福祉法人などさまざまです。なかでも、株式会社が運営している事業所で働いている場合、出世するチャンスが多い傾向があります。その理由は、資格やスキルで判断する実力主義の施設が多いことや、事業拡大によりポストが空きやすいことです。経営母体が株式会社の場合、1年で役職に就くこともあります。

一方で、医療法人や社会福祉法人は、出世したくてもポストが埋まっていることが多いのが現状です。キャリアアップの幅が広くポストも多い株式会社が運営する事業所のほうが、早く出世したい人に向いています。

ただし、医療法人や社会福祉法人は運営が安定している傾向があり、働くうえでのメリットも。就職・転職の際は、自分に合ったキャリアを歩める職場を選ぶことが重要です。

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職場環境の改善を意識する

出世する前から、将来を見据えて職場環境を意識することも大切です。自分が上司の立場になったら、職員が働きやすいように職場環境の改善を求められることがあります。現場で働くなかで感じた不便さや不満をどうしたら改善できるのか考えておくと、出世したときに役に立つかもしれません

たとえば、清掃がはかどるように掃除用具を新しいものに変えたり、職員全体の介護スキルを向上させるために勉強会を行ったりすることも、職場環境の改善に含まれます。通常業務以外にも視野を広げ、管理職に必要な視点を持つことで、上司からの評価を得やすくなるでしょう。

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介護職のキャリアプラン

介護職はキャリアプランが豊富で、取得した資格や身につけたスキル次第で、多様な道で活躍できます。サービス提供責任者(サ責)や施設長などの管理職に出世する以外のキャリアプランもあるので、自分の理想の働き方や将来像と照らし合わせながら確認してみましょう。

ケアマネジャーを目指す

介護職は、介護福祉士として5年以上実務経験を積むことで、ケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)を受験できます。ケアマネジャー試験は、受験資格が厳しく合格率が低いため、資格取得の難易度は高めです。その分、ケアマネジャーの資格を取得すれば、専門性が高く評価されます。

ケアマネジャーの仕事内容は、介護サービスの利用者さんがより良い生活を送れるよう、一人ひとりに合ったケアプランを作成することです。また、介護チームの中心となって関係機関と連携する役割も担います。幅広いスキルが必要なため、ケアマネジャーになるには実務経験や専門的な知識が求められるようです。

ケアマネジャーのなかには、介護職をまとめるリーダー的な立場に出世する人もいます。また、上位資格である主任介護支援専門員を取得して主任ケアマネジャーになれば、さらなる出世が可能です。

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生活相談員になる

介護職員から出世したい人は、生活相談員を目指すキャリアプランもあります。社会福祉士・精神保健福祉士・社会福祉主事任用資格のいずれかの資格があれば、生活相談員の資格要件を満たすことが可能です
自治体によっては、介護福祉士や介護支援専門員の資格があれば、生活相談員として働ける場合もあります。無資格の介護職も、経験を積んで資格を取得すれば、生活相談員へのキャリアアップを目指せるかもしれません。

生活相談員の仕事内容は、利用者さんが介護サービスを安心して利用できるよう相談に乗ったり、関係機関との調整を図ったりすることです。

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サービス提供責任者に就任する

介護職から出世して、訪問介護事業所のサービス提供責任者になるキャリアプランもあります。サ責として働くには、介護福祉士実務者研修や介護福祉士の資格が必須です。同等のスキルがあるホームヘルパー1級や介護職員基礎研修の資格保有者も、サ責の任用要件を満たせます。

訪問介護事業所では、直近3ヶ月の利用者数に応じた人数のサ責を配置しなければなりません。最低でも1人以上のサ責を常勤で配置する必要があるので、需要が高い職種です。介護職が出世してサ責に就任すると、訪問介護業務のほかに、訪問介護計画書の作成や訪問ヘルパーと利用者さんの調整といった管理業務も行います。

介護職からサ責に出世して活躍するには、職員の指導・教育や外部の関係機関との連携など、複数の業務を効率的にこなす能力が必要です。

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施設長・管理者に就任する

介護職としてスキルを身につけ、介護事業所の施設長や管理者に出世する人もいます。施設長や管理者になるための資格要件は、施設の種類や職場によってさまざま。社会福祉主事の要件を満たしたり指定の講習を受けたりすれば、施設長に就任できる場合があります。

介護職のなかには、未経験・無資格から経験を積んで施設長に出世した人もいるようです。先述したように、株式会社が運営する事業所はポストが多い傾向があるので、施設長を目指すなら就職先の運営母体にも注目しましょう。

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事業所を立ち上げて経営者になる

介護職のなかには、訪問介護や通所介護の事業所を立ち上げて経営者になる人もいます。介護事業所を立ち上げる場合、人員配置の基準を満たすことや、介護事業者の指定を受けることが必要です。法人格を取得できるように、自治体の指定基準を満たさなければなりません。

施設に勤めて出世する方法ではありませんが、介護業界で裁量を持って働きたいとお考えの方は、介護職のキャリアプランの一つとして覚えておいても良いでしょう。

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出世は介護職のキャリアアップにおいて重要

介護職にはさまざまなキャリアプランやキャリアアップの方法があり、多くの場合に出世が伴います。裏を返せば、介護職として出世する人でなければ、理想のキャリアプランを叶えるのは難しいともいえるでしょう。

介護職として出世する人になるには、向上心や介護に対する熱意を持って経験を積み、資格を取得するといった努力をしなければなりません。

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介護職で出世する人に関する質問

ここでは、介護職で出世する人に関する質問に回答します。

介護職で優秀な人が出世する方法とは?

介護への熱意があって仕事もできる優秀な人が出世するには、介護福祉士や社会福祉士、精神保健福祉士といった、介護に活かせる国家資格の取得がおすすめです。介護福祉士の資格があれば、専門的な知識や技術を活かして介護や指導ができる人材として評価されます。
詳しくは、この記事の「介護職が出世するために必要なこと」で解説しているので、ぜひご参照ください。

介護主任に向いている人の特徴は?

介護主任に向いている人の特徴は、部下の話にしっかりと耳を傾けられることです。部下とコミュニケーションをとるなかで、現場の不満や課題をくみ取り、業務の改善へつなげる必要があります。異なる意見をまとめ、施設の理念を実現するための指導力を発揮できる人は、リーダーに向いているでしょう。介護現場では、緊急時に迅速な判断を迫られる場面もあります。そのため、状況に応じた決断ができる力を備えていることも、介護主任に向いている人の特徴です。
介護現場のリーダーに向いている人とは?仕事内容や求められる素質を解説」の記事でも解説しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。

まとめ

介護職で出世する人は、国家資格を持っていたり勤続年数が長かったりするという特徴があります。また、上司やほかの職員との人間関係の良さも重要です。運営母体を確認して職場を選んだり、通常業務以外も積極的に行ったりすることで、早く出世できる可能性があります。
介護職として出世する人ほど、理想のキャリアプランを叶えやすいので、将来のために今できることから始めてみてくださいね。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年7月8日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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