小規模多機能型居宅介護の給料相場は?給与アップの方法や仕事内容、求人例

介護職の給料 2026年5月25日
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この記事のまとめ

「小規模多機能型居宅介護の給料はどのくらい?」と気になる方もいるのではないでしょうか。2024年における小規模多機能型居宅介護事業所の常勤職員の平均月収は、約30.5万円でした。この記事では、小規模多機能型居宅介護の月収と年収、時給といった給料事情を解説します。勤続年数別や保有資格別の給与もご紹介。ほかのサービスとの給料比較や給与アップを目指す方法もまとめたので、就職・転職の参考にしてください。

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目次

小規模多機能型居宅介護の給料事情

ここでは、小規模多機能型居宅介護の月収や年収、時給などを解説します。「小規模多機能型居宅介護の給料はどのくらい?」と気になる方は、以下を確認してみましょう。

小規模多機能型居宅介護の月収と年収

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)」をもとに、小規模多機能型居宅介護事業所で働く介護職員の2024年における平均月収と平均年収を、以下の表にまとめました。なお、平均年収は(平均月収×12)にて算出しています。

平均月収平均年収
常勤30万5,220円366万2,640円
非常勤23万6,060円283万2,720円

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)

2024年の小規模多機能型居宅介護事業所で働く介護職員の平均月収は、常勤職員が約30.5万円で、非常勤職員が約23.6万円でした。

同資料(p.129)によると、前年の2023年から1万円ほど月収が上がっていることが分かります。

平均月収をもとに算出した平均年収は、常勤職員が約366万円で、非常勤職員が約283万円です。

小規模多機能型居宅介護の時給

同資料(p.131p.181)をもとに、小規模多機能型居宅介護事業所で時給制として働く介護職員の2024年における平均時給と実労働時間数、平均給与額を以下の表にまとめました。

平均時給実労働時間数平均給与額(時給×実労働時間+手当+一時金)
常勤1,070円162.5時間22万9,050円
非常勤1,070円97.1時間13万6,750円

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.131p.181)」

2024年の小規模多機能型居宅介護事業所で働く介護職員の平均時給は、常勤・非常勤ともに1,070円でした。
一方で、時給制の常勤職員と非常勤職員の平均給与額には9万円ほど差があります。これは、ひと月あたりの実労働時間数が約65時間異なることが主な要因と考えられるでしょう。

小規模多機能型居宅介護の手取りの目安

同資料(p.129)をもとに算出すると、小規模多機能型居宅介護事業所で働く常勤の介護職員の手取り月収は約24.4万円、手取り年収は約293万円が目安です。
なお、手取りの目安は、一般的に(平均給与×0.8)で算出されます。あくまで参考としてご覧ください。

小規模多機能型居宅介護の夜勤手当

日本医療労働組合連合会の「「2025介護施設夜勤実態調査」結果概要(p.28)」をもとに、2025年における小規模多機能型居宅介護の夜勤手当について、正規職員と非正規職員に分けて以下の表にまとめました。

平均額最高額最低額
正規職員4,910円6,300円3,200円
非正規職員4,686円6,200円3,200円

参考:日本医療労働組合連合会「「2025介護施設夜勤実態調査」結果概要(p.28)

小規模多機能型居宅介護で働く2交替制の介護職員の夜勤手当の平均額は、正規職員が4,910円、非正規職員が4,686円でした。正規職員と非正規職員で、夜勤手当の金額の差はほとんどない結果です。
ただし、夜勤手当の金額は職場によって大きく異なり、最高額と最低額には3,000円程度の差が見られます。

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【勤続年数別】小規模多機能型居宅介護の給料

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.150)」をもとに、小規模多機能型居宅介護事業所で働く月給制・常勤の介護職員の2024年における平均給与を、勤続年数別にしてグラフにまとめました。(百の位以下切り捨て)

勤続年数別小規模多機能型居宅介護事業所の介護職員の平均給与額。詳細は以下

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.150)

小規模多機能型居宅介護事業所で働く介護職員の平均給与額は、勤続年数を重ねるごとに増加しています。勤続年数1年(勤続1年~1年11か月)と20年以上の平均給与額を比較すると、約8万円の差がある結果でした。

【保有資格別】小規模多機能型居宅介護の給料

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.162)」をもとに、2024年における小規模多機能型居宅介護事業所の介護職員(月給制・常勤)の平均給与額を、保有資格別に以下のグラフにまとめました。(百の位以下切り捨て)

保有資格別小規模多機能型居宅介護事業所の介護職員の平均給与額(月給制・常勤)。詳細は以下

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.162)

小規模多機能型居宅介護事業所において、資格を持つ介護職員は無資格の職員よりも平均給与が高い傾向があります
無資格の介護職員と比べると、介護職員初任者研修を保有する職員は約2.5万円、介護福祉士を保有する職員は約5万円平均給与額が高い結果です。

また、小規模多機能型居宅介護でケアマネジャー資格(介護支援専門員)や社会福祉士といった上位資格を保有する職員の平均給与は、35.4万円と高水準であることが分かります。

資格による平均給与の差は、資格手当の有無や業務内容の違い、責任の大きさなどが、要因として考えられるでしょう。

小規模多機能型居宅介護とほかのサービスの給料比較

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)」をもとに、2024年の小規模多機能型居宅介護事業所とほかのサービスを提供する事業所で働く介護職員の平均給与額を、以下のグラフにまとめました。(百の位以下切り捨て)

サービス種類別介護職員の平均給与額(月給制・常勤)詳細は以下

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)

小規模多機能型居宅介護事業所の平均給与額は、介護職員全体より3万円ほど低い結果でした。デイサービスよりは高く、グループホームとほぼ同等の給与水準です。
特別養護老人ホームや特定施設入居者生活介護事業所の給与水準が高いのは、利用者さんの要介護度が高く身体介護の頻度が多いことや、夜勤の頻度が影響していると考えられます。

小規模多機能型居宅介護で給与アップを目指す方法

小規模多機能型居宅介護で給与アップを目指すには、1つの職場で長期間働いたり、業務に活かせる資格を取得したりする方法があります。小規模多機能型居宅介護事業所で働いて収入を上げたい方は、以下の方法を参考にしてみてください。

1つの職場で長期間働く

1つの小規模多機能型居宅介護事業所で長く働くと、給与アップを目指せるでしょう【勤続年数別】小規模多機能型居宅介護の給料」で解説したように、一般的に勤続年数が長くなると給与は上がる傾向があります。
同じ職場で勤続することで業務への理解が深まり、役割や責任が大きくなる傾向があるため、昇給という形で給与に反映されやすいようです。

また、勤続することで賞与の算定基準が高くなったり、退職金制度において積立金が増加したりすることも期待できます。

業務に活かせる資格を取得する

小規模多機能型居宅介護で給与アップを目指すうえで、資格を取得するのも一つの方法です。小規模多機能型居宅介護事業所で働くにあたって必須の資格はありませんが、「【保有資格別】小規模多機能型居宅介護の給料」で解説したように無資格者より有資格者のほうが平均給与が高い傾向にあります。
ただし、資格手当の有無や対象資格は職場によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

なお、職場によっては、資格試験の受験料やテキスト代の負担、勉強会の開催といった資格取得支援制度を設けている場合があります。職場のサポートを受けながら資格取得を目指せるため、制度があれば積極的に活用しましょう。

▶資格取得支援制度の求人ページ一覧はこちら

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夜勤の回数を増やす

小規模多機能型居宅介護において夜勤の回数を増やすと、深夜割増賃金や夜勤手当によって給与アップを目指せます
深夜割増賃金は、労働基準法に基づき、雇用形態にかかわらず午後10時から午前5時までの時間帯に労働した従業員に支払われる割増賃金です。通常の賃金に25%以上の割増分を加算して支払うことが義務付けられています。一方で、夜勤手当の有無や金額は、事業所によって異なるのが特徴です。

夜勤の回数を増やすと収入アップにつながる傾向がありますが、体力的な負担や生活リズムの乱れを伴うため、自身の健康状態や生活スタイルを考慮しながら、無理のない範囲で回数を調整することが重要です。
また、事業所によっては夜勤に入れる回数に上限が設定されている場合もあるため、求人情報や就業規則を確認しておきましょう。

事業所の管理職を目指す

小規模多機能型居宅介護事業所の管理者やリーダーになることで、給与が上がる可能性があります
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.143)」によると、2024年における小規模多機能型居宅介護事業所の管理職の平均給与額は37万1,280円。一方で、管理職でない職員は29万7,870円と、約7.3万円の差がありました。

なお、厚生労働省の「小規模多機能型居宅介護(改定の方向性)(p.21)」によると、小規模多機能型居宅介護事業所の管理者になるには、「3年以上の認知症介護の実務経験」と「認知症対応型サービス事業管理者研修の修了」が必要です。

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給与水準の高い職場に転職する

今の職場で働き続けても昇給が見込めなかったり、働きにくさを感じたりしている場合は、給与水準の高い職場に転職する方法もあります
求人を探すときは、基本給の高さや各種手当の充実度、事業所の規模などを確認して、複数の事業所の総合的な収入を比較検討しましょう。給与水準だけではなく、業務内容や残業の有無、キャリアアップの可能性といった働き方に関する希望条件も考慮して検討することが大切です。

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そもそも小規模多機能型居宅介護とは?

小規模多機能型居宅介護とは、「通い」「訪問」「泊まり」の3つの介護サービスを組み合わせて提供する地域密着型のサービスです。主な利用対象者は要介護1~5と認定された高齢者の方ですが、予防給付の対象として要支援1・2の方も利用できます。原則として事業所と同じ自治体に住む方が対象です。

利用者さんの状況やニーズに応じた複数のサービスを、回数制限なく1つの事業所で利用できる魅力があります。

小規模多機能型居宅介護の定員

厚生労働省の「小規模多機能型居宅介護(改定の方向性)(p.19)」によると、小規模多機能型居宅介護の定員には、以下のような基準があります。

  • 1事業所あたりの登録定員は最大29人
  • 「通い」の利用定員は最大15人(一定の要件を満たす場合最大18人)
  • 「泊まり」の利用定員は最大9人

小規模多機能型居宅介護の登録定員は少人数で、アットホームな雰囲気のなか利用者さん一人ひとりに必要なサポートを提供しているのが特徴です。
なお、訪問サービスの利用定員は、登録定員以内であれば制限はありません。

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小規模多機能型居宅介護の人員配置基準

同資料(p.21)によると、小規模多機能型居宅介護事業所の人員配置の基準は以下のとおりです。

職種配置基準
代表者1人
(認知症介護の実務経験または保健医療・福祉サービスの経営経験を持ち、認知症対応型サービス事業開設者研修を修了した人)
管理者常勤専従で1人
(認知症介護の実務経験が3年以上あり、認知症対応型サービス事業管理者研修を修了した人)
介護職員(日中・通い)常勤換算方法で利用者さん3人につき1人以上
介護職員(日中・訪問)常勤換算方法で1人以上
介護職員(夜勤)時間帯を通じて1人以上
※宿泊の利用者さんがいない場合配置不要
介護職員(宿直)時間帯を通じて1人以上※随時の訪問サービスに支障がなければ、事業所内での宿直不要
看護職員1人以上
介護支援専門員(ケアマネジャー)1人以上
(小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修を修了した介護支援専門員)

参考:厚生労働省「小規模多機能型居宅介護(改定の方向性)(p.21)

小規模多機能型居宅介護では複数のサービスを提供するため、介護職員の配置基準が時間帯やサービス内容によって異なるのが特徴です。
小規模多機能型居宅介護の人員配置基準について詳しくは、「小規模多機能型居宅介護の人員基準とは?職員の兼務や違反時のルールを解説」の記事をチェックしてみてください。

小規模多機能型居宅介護の仕事内容

以下で、小規模多機能型居宅介護の仕事内容をサービスごとに解説します。

通所サービス

通所サービスでは、日中事業所に通所する利用者さんに対して、身体介護やレクリエーションなどを行います。提供するサービスは、食事介助や入浴介助、排泄介助など、デイサービスとほぼ同様です。
事業所によっては自宅と事業所間の送迎を専門のドライバーが担当する場合もありますが、介護職員が行う職場も少なくありません。

訪問サービス

訪問サービスでは、介護職員が利用者さんのご自宅に訪問して生活援助や身体介護を行います。これは、訪問介護で提供されるサービスとほぼ同様です。

生活援助として、掃除や洗濯、調理、買い物の代行など、日常生活を送るうえで必要な家事をサポートします。サポートはあくまで利用者さんの日常生活に必要な範囲内で行うため、ご家族の分の家事や庭の手入れ、ペットの世話などは含みません。
介護職員は利用者さんのご自宅にある調理器具を使って料理を作り、ご自宅の浴槽を使って入浴介助を行うなど、住み慣れた環境と設備を活用してサービスを提供するのが特徴です。

宿泊サービス

宿泊サービスでは、事業所に泊まる利用者さんの就寝準備や夜間の巡回・見守り、起床介助などを中心に行います。夜間帯は、定期的な巡回や体位変換、緊急時の対応も重要な業務です。
業務内容はショートステイとほぼ同様ですが、小規模多機能型居宅介護では宿泊サービスを通所・訪問サービスから引き続き利用できる特徴があります。なじみの職員が対応するため、環境の変化による利用者さんの負担が少ないのがメリットです。

宿泊サービスは、主に利用者さんのご家族が病気や冠婚葬祭などの理由で一時的に介護を行えない場合や、ご家族が介護負担を軽減したい場合に利用されます。

小規模多機能型居宅介護の仕事内容については、「小規模多機能型居宅介護の仕事内容は?サービスの特徴と働くメリットも解説」の記事もご一読ください。

小規模多機能型居宅介護の介護職員の1日の流れ

ここでは、小規模多機能型居宅介護事業所で働く介護職員の1日のスケジュール例をご紹介します。

小規模多機能のスケジュール例

  • 08:30

    出勤、夜勤職員との引き継ぎ、1日のスケジュール確認

  • 09:00

    通いの利用者さんの送迎業務

  • 10:00

    利用者さんの自宅訪問、掃除や洗濯のサポート、昼食の準備、食事介助

  • 12:30

    休憩

  • 14:00

    事業所に戻る、通いの利用者さんの入浴介助

  • 15:00

    レクリエーションの実施、おやつの提供

  • 16:00

    通いの利用者さんの送迎

  • 17:00

    夜勤職員との引き継ぎ、記録業務

  • 18:00

    夕食準備、泊まりの利用者さんの食事介助

  • 19:30

    就寝準備

  • 21:00

    消灯、夜間の巡回・見守り、コール対応、記録業務、休憩

  • 5:30

    起床介助

  • 6:30

    朝食準備

  • 7:00

    食事介助、服薬介助

  • 8:30

    日勤職員との引き継ぎ、記録業務、退勤

小規模多機能型居宅介護では、日によって利用者さんの顔ぶれが異なるのが特徴です。宿泊サービスの利用がない日や、訪問サービスを利用する方が多く、複数のご自宅を回る日もあります。

また、24時間体制でサービスを提供する小規模多機能型居宅介護の働き方は、早番・日勤・遅番・夜勤などを組み合わせた2~4交代制のシフト制が一般的です。
小規模多機能型居宅介護の1日のスケジュールについては、「小規模多機能型居宅介護の一日の流れを解説!仕事内容やほかの施設との違い」も参考にしてみてください。

小規模多機能型居宅介護事業所で働くメリット・やりがい

小規模多機能型居宅介護事業所で働くと、以下のようなメリットややりがいを感じられるでしょう。

  • 利用者さんと密にコミュニケーションが取れる
  • 幅広い介護スキルが身につく
  • 利用者さんの生活を多角的にサポートできる
  • 身体介護による体力的な負担が比較的少ない

小規模多機能型居宅介護は少人数体制で、利用者さんと密にコミュニケーションを取れます。「通い」「訪問」「宿泊」の3つのサービスを一体的に提供するため、幅広いスキルを身につけながら利用者さんの生活を多角的にサポートできるのも魅力です。

また、小規模多機能型居宅介護は利用者さんの介護度が比較的低く、身体介護による体力的な負担が少ない傾向があります。
厚生労働省の「小規模多機能型居宅介護(p.11)」によると、2022年における小規模多機能型居宅介護の利用者さんのうち約3割が要介護度1の方です。体力に自信のない方にとっては、働きやすい職場といえるでしょう。

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小規模多機能型居宅介護事業所で働くメリット・デメリットと仕事内容を解説

小規模多機能型居宅介護はしんどい?

小規模多機能型居宅介護の仕事を「しんどい」と感じるかどうかは、職場環境や働く人の価値観によって異なりますが、以下のような理由から働きにくさを感じるかもしれません。

  • 業務範囲が広く覚えることが多い
  • 夜勤や宿直による負担がある
  • 求められる業務と給料が見合わないと感じる
  • 人間関係に悩む場合がある

小規模多機能型居宅介護事業所で働くうえで、「覚えることが多い」と感じる可能性があります。施設内での身体介護や、利用者さんの自宅での生活援助、夜間の見守りや緊急対応など、幅広い業務を担当しなければなりません。求められる介護のノウハウや業務内容に対して給料が低いと感じる人もいるようです。

また、少人数体制で利用者さんやスタッフ同士の距離が近いため、意見の対立や行き違いが生じた際に、気持ちの切り替えや物理的な距離を保つことが難しい場合も。大規模な施設であれば異動やシフト調整で適度な距離感を保てますが、少人数だと「逃げ場がない…」とストレスを感じてしまう可能性があります。

小規模多機能型居宅介護をしんどいと感じる理由や対処法については、「小規模多機能型居宅介護の仕事がしんどい理由は?対処法やメリットを解説!」の記事をご覧ください。

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小規模多機能型居宅介護事業所で働く介護職員の体験談

ここでは、小規模多機能型居宅介護事業所で働く介護職員の方の体験談をご紹介します。以下は、有料老人ホームから小規模多機能型居宅介護事業所に転職した方のエピソードです。

通い・訪問・宿泊サービスが一体となった小規模多機能型居宅介護に魅力を感じ、前職の有料老人ホームから小規模多機能型居宅介護に転職しました。未経験からのスタートでしたが、何度も丁寧に指導してくれて、定時帰宅も促されるなど、手厚いフォロー体制のおかげで楽しく働けています。

覚える業務が多く、柔軟な対応を求められる大変さはありますが、「ありがとう」「楽しかった」といった利用者さんからの感謝の言葉がやりがいです。特に、外出行事などで利用者さんが見せる普段と違う笑顔が、仕事へのモチベーションを高めてくれます。
3つのサービスを経験するなかで自分の適性を見つけられるのは、小規模多機能型居宅介護事業所ならではの大きなメリットだと感じています。

小規模多機能型居宅介護の仕事は、多岐にわたる業務をこなす大変さがある一方で、利用者さんからの「ありがとう」という感謝の言葉がやりがいにつながると感じる人もいるようです
また、通い・訪問・泊まりの3つのサービスを経験できるため、自身の適性を発見できる魅力もあります。

▶小規模多機能型居宅介護の求人ページ一覧はこちら

小規模多機能型居宅介護の求人例

ここでは、小規模多機能型居宅介護の求人例をご紹介します。具体的な仕事内容や募集要項をイメージしてみましょう。

【職種】介護職員・ヘルパー
【施設形態】小規模多機能型居宅介護事業所
【雇用形態】正社員
【勤務地】東京都
【仕事内容】身体介護や生活援助、送迎業務、レクリエーションの企画・実施、訪問介護業務など
【勤務時間】早番:午前8時~午後5時、日勤:午前9時30分~18時30分、遅番:正午~午後9時、夜勤:午後4時~午前9時 ※週休2日制・シフト勤務
【給与】月給25万円~
【資格・経験】介護職員初任者研修以上(無資格の方も相談可能)、普通自動車第一種運転免許、未経験可
【福利厚生】社会保険完備、有給休暇制度、産休・育休制度、退職金制度、昇給あり、交通費支給、住宅手当、資格取得支援制度、制服貸与

小規模多機能型居宅介護の業務には送迎や利用者さんのご自宅への訪問が含まれるため、運転免許の保有が入職の必須条件になっている場合があります
一方で、「無資格OK」「未経験可」という募集もあるようです。無資格者や未経験者を積極的に採用している事業所では、教育体制が整っていたり資格取得に向けたサポートが充実していたりする可能性があります。

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小規模多機能型居宅介護についてよくある質問

ここでは、小規模多機能型居宅介護についてよくある質問に回答します。「小規模多機能型居宅介護の経営状況は?」「どんな人に向いている?」と気になる方は、参考にしてください。

小規模多機能型居宅介護の経営は厳しいって本当?

小規模多機能型居宅介護の経営は、厳しいといわれることがあります。独立行政法人 福祉医療機構 WAM NETの「2024年度 小規模多機能型居宅介護の経営状況について(p.1)」によると、2024年度における小規模多機能型居宅介護事業所の約4割が赤字経営という結果でした。
小規模多機能型居宅介護は24時間体制で複数のサービスを一体的に提供するため、人件費が高くなる傾向があります。加えて、利用者さんの介護度が比較的低く月額定額制で、収益が伸びにくい現状があるようです。

小規模多機能型居宅介護事業所で働くのに向いている人は?

小規模多機能型居宅介護の仕事に向いているのは、介護に関する幅広いノウハウを身につけてスキルアップしたい人や、臨機応変な対応ができる人です。小規模多機能型居宅介護では、通い・訪問・宿泊の3つのサービスを一体的に提供するため、基本的な介護スキルに加えて、施設での集団ケアや在宅での個別ケア、送迎業務、夜間の対応といったさまざまな知識や技術を身につけられます。
また、利用者さんのその日の体調や状況に合わせて介護サービスを提供するため、柔軟に対応できる方は小規模多機能型居宅介護において活躍できるでしょう。

小規模多機能型居宅介護の夜勤は大変?

小規模多機能型居宅介護の夜勤を大変に感じるかどうかは、働く人の価値観や職場環境によって異なります。なかには、1人で最大9人の利用者さんの対応をすることや拘束時間が長いことに大変さを感じる人もいるようです。小規模多機能型居宅介護の夜勤で悩んだりストレスを感じたりしたら、上司や同僚に相談してみると良いでしょう。
小規模多機能型居宅介護の夜勤を大変に感じる理由や対処法については、「小規模多機能型居宅介護の夜勤は大変?不安を解消する方法や求人探しのコツ」の記事をご一読ください。

まとめ

小規模多機能型居宅介護で働く常勤職員の給料は、2024年のデータによると、平均月収が約30万円、平均年収が約366万円でした。0.8を乗じて算出すると、手取り月収は約24万円、手取り年収は約293万円です。

小規模多機能型居宅介護で給与アップを目指すなら、同じ職場で長期間働くのも選択肢の一つでしょう。一般的に、勤続すると給料が上がる傾向があります。ほかにも、資格を取得したり、夜勤を増やしたりして手当の支給を増やすことも有効です。
ただし、夜勤を増やす際は、ご自身の生活状況や業務負担を考慮し、無理のない範囲で調整する必要があります。

現在の職場で昇給や収入アップが見込めない場合は、転職するのも良いでしょう。
「小規模多機能型居宅介護で給料や待遇を重視した転職がしたい!」「給料と業務内容のバランスが取れた職場はある?」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。
レバウェル介護(旧 きらケア)」は、介護業界に特化した転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが、働くうえでの希望条件や経歴をヒアリングしたうえで、あなたに合った求人をご紹介します。手当の有無や金額、昇給制度など自分では聞きにくい情報の確認も代行することが可能です。資格取得やキャリアパスのご相談にも対応しているので、お気軽にお問い合わせくださいね。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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