小規模多機能型居宅介護の一日の流れを解説!仕事内容やほかの施設との違い

転職ノウハウ 2025年12月2日
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この記事のまとめ

「小規模多機能型居宅介護の一日の流れは?」と気になる方もいるのではないでしょうか。小規模多機能型居宅介護の一日のスケジュールは、その日の利用者さんの人数や顔ぶれによって異なります。この記事では、小規模多機能型居宅介護事業所で働く介護職員の一日の流れをご紹介。仕事内容や給料事情も解説します。ほかの施設との違いや働くメリット・デメリットにも触れているので、就職や転職の参考にしてください。

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目次

小規模多機能型居宅介護事業所で働く介護職員の一日の流れ

小規模多機能型居宅介護は、「通い」「訪問」「泊まり」を組み合わせて利用できる介護サービスです。介護職員は、事業所に通う利用者さんのケアをはじめ、利用者さんの自宅での身の回りのサポートや宿泊する利用者さんの身体介護など、さまざまな業務を担当します。

以下で、小規模多機能居宅介護事業所で働く介護職員の一日の流れを紹介するので、確認してみましょう。

日勤職員の一日の仕事の流れ(例)

小規模多機能型居宅介護事業所の日勤職員の仕事内容は、通いの利用者さんのケアや訪問が中心。以下が一日の流れです。事業所やその日の利用者数によって仕事内容やスケジュールは異なるため、参考程度にご覧ください。

時間業務内容詳細
午前8時30分出勤一日の流れを確認。夜勤職員と引き継ぎをする。
午前9時【通い】利用者さんの送迎通いの利用者さんを自宅まで迎えに行く。専任の運転手がいる事業所もあるが、介護職員が送迎を行っている事業所が多い。
午前10時【訪問】掃除・洗濯のサポート、排泄介助利用者さんの自宅を訪問し、身の回りのサポートを行う。
午前11時【訪問】昼食の買い出し、食事介助利用者さんの昼食の買い出しを援助する。
正午【訪問】食事介助、服薬介助、口腔ケア訪問先で昼食の食事介助を行う。食後に服薬介助、口腔ケアをする。必要であれば、利用者さんの部屋の掃除や洗濯などの生活援助を行うこともある。
午後1時休憩休憩を取る。
午後2時【通い】レクリエーションの実施レクリエーションを実施する。手芸や絵画、季節に応じたイベントなど、内容はさまざま。
午後3時【通い】おやつの提供利用者さんのおやつを配膳し、サポートが必要であれば食事介助を行う。事業所によっては、利用者さんと一緒におやつを作るところもある。
午後4時【通い】帰宅準備、利用者さんの送迎自宅へ帰る方の帰宅の準備を行う。通いを利用した利用者さんを自宅まで送迎する。
午後5時夜勤職員への引き継ぎ、記録業務翌日の利用者さんの顔ぶれや仕事のスケジュールを確認。利用者さんの日中の様子を記録し、夜勤職員へ引き継ぐ。
午後5時30分退勤事業所内の環境整備をして退勤する。

上記のスケジュールは、「訪問」と「通い」の利用者さんがいる日の日勤職員の一日の流れです。
利用者さんが来所したら、体調確認や入浴準備などを行います。通所サービスの場合、昼食後に帰宅される方や夕方まで過ごされる方など、利用者さんによって帰宅時間が異なるのが特徴です。

夜勤職員の一日の仕事の流れ(例)

小規模多機能型居宅介護の夜間の仕事内容は、泊まりの利用者さんの対応が中心です。以下で、小規模多機能型居宅介護の夜勤職員の一日の流れをご紹介します。

時間業務内容詳細
午後5時出勤泊まりの利用者さんの情報を確認。日勤職員と引き継ぎをする。
午前5時30分【泊まり】夕食の準備利用者さんを食堂まで案内し、夕食の準備をする。
午後6時【泊まり】食事介助、口腔ケア夕食を配膳し、食事介助を実施。必要に応じて、服薬介助や口腔ケアの支援を行う。
午後8時【泊まり】就寝準備、排泄介助居室へ移動し、就寝準備をサポート。トイレの声かけや排泄介助を行う。
午後9時~消灯
【泊まり】巡回、見守り、コール対応、記録業務、休憩・仮眠
消灯後は2時間に1回ほど夜間巡回を行い、利用者さんに変化がないか見守る。必要に応じて、体位変換やオムツ交換を実施。順次休憩や仮眠を取る。
午前6時【泊まり】起床介助、更衣介助、排泄介助起床の声かけや介助をする。更衣や整容、排泄の支援を行う。
午前7時【泊まり】朝食準備利用者さんを食堂まで案内し、朝食を配膳する。
午前7時30分【泊まり】食事介助、服薬介助サポートが必要な方には食事介助を行う。必要に応じて服薬介助も行う。
午前8時30分日勤職員への引き継ぎ、記録業務夜間の利用者さんの様子を記録。日勤職員へ引き継ぐ。
午前9時退勤記録や清掃をして退勤する。

その日の利用者さんの人数や顔ぶれによって、小規模多機能型居宅介護の介護職員の一日の流れは変動するので、決まったルーティン業務が少ないのが特徴です。そのため、状況に合わせて柔軟に対応する力が求められます。

また、長期入所施設と違って毎日同じ利用者さんの介護をするわけではありません。ミスなく食事や服薬などの介助をするためには、その日対応する利用者さんの情報を確認しながら仕事を進めることが大切です。

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小規模多機能型居宅介護とは

小規模多機能型居宅介護とは、利用者さんの状況や介護をしているご家族の状況に応じて、必要なケアを組み合わせて提供するサービス。「通所サービス」を中心に、「訪問サービス」や「宿泊サービス」にも対応しているのが特徴です。「小規模多機能」「小多機」と略されることもあります。

小規模多機能型居宅介護の概要

小規模多機能型居宅介護は、利用者さんが住み慣れた地域の自宅で生活を続けられるよう、介護サービスを組み合わせて提供する地域密着型の介護サービスです。「通い」「訪問」「泊まり」の3つのサービスを1つの事業所で提供するので、利用者さんにとって環境の変化が少ないメリットがあります。

小規模多機能型居宅介護事業所は、365日24時間体制でサービス提供をしており、利用回数に制限はありません。月額定額制で、どのサービスを何回利用しても基本料金の増減はなく、料金を気にせず必要なときに必要なサービスを必要なだけ利用できます。
ただし、食費や宿泊費、オムツ代などは別途料金がかかるようです。

小規模多機能型居宅介護の利用対象者

介護サービス情報公表システムの「どんなサービスがあるの? – 小規模多機能型居宅介護」によると、小規模多機能型居宅介護の利用対象者は、要介護認定を受けた方です。要介護1~5の方だけでなく、要支援1・2の方も、予防給付として小規模多機能型居宅介護を利用できます。

前述したように、小規模多機能型居宅介護は地域密着型の介護サービスのため、原則事業所と同じ市区町村に住民票がある方が利用対象です。

小規模多機能型居宅介護の利用定員

厚生労働省の「小規模多機能型居宅介護(p.3)」によると、小規模多機能型居宅介護の利用定員は以下のように定められています。

  • 1つの事業所における登録定員は29人以下
  • 通いの利用定員は、登録定員の2分の1~15人まで(要件を満たせば18人まで可)
  • 泊まりは通いの利用定員の3分の1~9人まで

小規模多機能型居宅介護の登録定員は最大29人、通いの利用定員は最大15~18人、泊まりの利用定員は最大9人です、利用者さんのニーズに合わせて手厚い介護を提供できるよう、定員が少人数になっています

小規模多機能型居宅介護の人員基準

同資料(p.4)をもとに、小規模多機能型居宅介護の人員配置基準を、本体事業所とサテライト事業所に分けてまとめました。

職種本体事業所の人員基準サテライト事業所の人員基準
代表者認知症介護の従事経験もしくは、保健医療・福祉サービスの経営経験があり、認知症対応型サービス事業開設者研修を修了した人本体事業所の代表者
管理者認知症介護の従事経験が3年以上あり、認知症対応型サービス事業管理者研修を修了した人を、常勤専従で配置本体事業所の管理者が兼務可能
介護職員(日中の通い)常勤換算で利用者さん3人に対して1人以上常勤換算で利用者さん3人に対して1人以上
介護職員(日中の訪問)常勤換算で1人以上(サテライト型事業所の利用者さんに対してもサービス提供が可能)1人以上(本体事業所またはほかのサテライト型事業所の利用者さんに対してもサービス提供が可能)
介護職員(夜勤)時間帯を通じて1人以上(宿泊者がいなければ配置不要)時間帯を通じて1人以上(宿泊者がいなければ配置不要)
介護職員(宿直)時間帯を通じて1人以上(随時の訪問サービスに支障がない場合、事業所内で宿直しなくても良い)本体事業所から適切な支援を受けられる場合、配置不要
看護職員従業者のうち1人以上本体事業所から適切な支援を受けられる場合、配置不要
ケアマネジャー(介護支援専門員)介護支援専門員で、小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修を修了した人を1人以上小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修を修了した人を1人以上(本体事業所との兼務可能)

参考:厚生労働省「小規模多機能型居宅介護(p.4)

小規模多機能型居宅介護の介護職員の人員配置基準は、「通い」「訪問」「夜勤」「宿直」で異なります。日中の通いでは、利用者さん3人に対して1人以上介護職員を配置。泊まりの利用がある場合は、夜間に1人以上事業所に介護職員を配置する必要があります。訪問や宿直は、訪問サービスを問題なく提供できる体制を整えることが人員基準です。

なお、上記の表の「サテライト事業所」とは、本体事業所(母体となる事業所)と同じ事業者が、別の場所で運営する小規模な事業所です。本体事業所から離れた地域や、サービス提供が手薄になりがちな地域に設置することで、より多くの利用者さんが自宅の近くでサービスを利用できます。
同資料(p.5)によると、要件を満たす小規模多機能型居宅介護事業所(本体事業所)は、自動車等による移動時間が約20分以内の場所に、最大2つまでサテライト事業所を設置することが可能です。

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小規模多機能型居宅介護事業所で働く介護職員の仕事内容

小規模多機能型居宅介護事業所で働く介護職員の仕事内容は、身体介護や生活援助、就寝・起床介助などです。以下で、「通い」「訪問」「泊まり」に分けて紹介するので、参考にしてみてください。

「通い」の仕事内容

小規模多機能型居宅介護の通所サービスでは、事業所に通う利用者さんの日中のサポートを行います。介護職員が担当するのは、送迎業務や健康チェック、身体介護、レクリエーションの企画・実施などで、デイサービスと同じような仕事内容です。

利用者さんを自宅から事業所まで送迎して、体温や血圧、脈拍などのバイタルチェックを実施。事業所にいる間に体調の変化がないか見守ります。
身体介護の仕事内容は、入浴介助や食事介助、排泄介助などを利用者さんの身体状況に合わせて行うことです。

また、身体機能の維持・向上や認知症の進行予防、ほかの利用者さんとの関わりを目的として、レクリエーションを企画・実施します。ゲームや体操、創作活動など、利用者さんが楽しめるレクリエーションを企画することが必要です。

「訪問」の仕事内容

小規模多機能型居宅介護の訪問サービスでは、利用者さんの自宅に訪問して身体介護や生活援助を行います。調理や掃除、洗濯などを利用者さんと一緒に行うこともあるでしょう。訪問時の生活援助は、あくまで利用者さん本人への支援に限定されており、ご家族のための家事は含まれません。

小規模多機能型居宅介護の「訪問」の仕事内容は訪問介護と近いですが、小規模多機能のほうが幅広い支援に対応できるようです。

「泊まり」の仕事内容

小規模多機能型居宅介護の宿泊サービスでは、事業所に宿泊する利用者さんに対して、就寝・起床介助や身体介護などの支援を行います
夜間は定期的に巡回し、利用者さんが安全に休めているか確認。転倒などの事故がないよう見守ったり、体調が急変したときに医療職と連携したりすることも重要です。

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小規模多機能型居宅介護の給料事情

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)」によると、小規模多機能型居宅介護事業所で月給制で働く介護職員の2024年の平均給与額は、常勤が305,220円、非常勤が236,060円です。

なお、デイサービス(通所介護事業所)の月給制・常勤の介護職員の平均給与額は294,440円、訪問介護事業所は349,740円。小規模多機能型居宅介護の介護職員(月給制・常勤)の平均給与額は、デイサービスより高く、訪問介護より低い結果です。

小規模多機能型居宅介護とほかの介護サービスの違い

小規模多機能型居宅介護は、通い・訪問・泊まりすべての支援に関わる点で、ほかの介護サービスとは大きく異なります。小規模多機能型居宅介護とほかの介護サービスの違いを、以下で確認してみましょう。

小規模多機能型居宅介護とデイサービスの違い

小規模多機能型居宅介護の通いとデイサービスの主な違いは、利用者さんのスケジュールが統一されているかどうかです。

一般的なデイサービスは、送迎の時間や入浴、レクリエーションの時間が決まっており、スケジュールに沿って活動します。また、利用日も「○曜日と○曜日」というように、通所介護計画によって決まっているのが基本です。

一方で、小規模多機能型居宅介護の「通い」では、利用する時間や日数は、基本的に利用者さんやご家族の都合に合わせて調整できます。デイサービスと比較して、利用者さんやご家族のスケジュールに合わせて柔軟に対応できるのが、小規模多機能型居宅介護の特徴といえます。

職場選びの際は、「柔軟に個別ケアを行いたい」「決められたスケジュールで仕事をしたい」といった自身の希望を踏まえて応募先を検討すると良いでしょう。

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小規模多機能型居宅介護と訪問介護の違い

小規模多機能型居宅介護と訪問介護の違いは、利用回数や時間の制限があるかどうか。対応できる業務の範囲も異なるようです。

訪問介護は、サービス内容や利用時間の長さ・頻度によって料金が異なります。提供できるサービスが定められているため、話し相手のための訪問や、ケアマネジャーが必要と認めた外出以外の移動介助は、原則として訪問介護では提供できません。

一方で、小規模多機能型居宅介護の「訪問」は、基本的にひと月単位の定額制です。サービス内容も訪問介護とは異なり、「安否確認だけしてほしい」「服薬できているか確認してほしい」という短時間で終わる支援や、「話し相手になってほしい」という見守り的な訪問にも対応できます。

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小規模多機能型居宅介護とショートステイの違い

小規模多機能型居宅介護の泊まりとショートステイの主な違いは、事前予約が必要かどうかです。

基本的に、ショートステイの短期入所を利用するには事前予約が必要なため、「急な用事で介護者が外出するからショートステイを利用したい」といった要望への対応が難しいこともあるでしょう。

一方で、小規模多機能型居宅介護は、急な宿泊にも柔軟に対応できる傾向があります。通いを利用したあと、そのまま宿泊することも可能です。
小規模多機能型居宅介護の宿泊は9人以下という基準があるため、定員を超える場合は宿泊できないものの、基本的には利用者さんやご家族の都合に合わせて利用しやすいでしょう。

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小規模多機能型居宅介護とグループホームの違い

小規模多機能型居宅介護とグループホームは、どちらも地域密着型のサービスですが、利用対象者や目的が異なります

グループホームは、利用対象者が認知症を患う方に限定されています。生活の場としての長期的に入居する利用者さんが多く、自宅で暮らすことが難しい方が、住み慣れた地域での生活を続けるための支援を提供するのが特徴です。グループホームの介護職員は、利用者さんと一緒に暮らすように日常生活のサポートを行います。

一方で、小規模多機能型居宅介護の対象者は、要支援・要介護と認定された方で、認知症を患う方もそうでない方も利用可能です。住み慣れた自宅で生活しながら、通い・訪問・泊まりのサービスを状況に合わせて利用できるので、「自宅を離れたくない」という方のニーズに応えられます。

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小規模多機能型居宅介護事業所で働くメリット

小規模多機能型居宅介護の仕事には、以下のようなメリットがあります。

  • アットホームな環境で働ける
  • 一人ひとりの利用者さんのニーズに寄り添ったケアができる
  • 一つの事業所で幅広い介護知識を習得できる
  • 利用者さんの平均要介護度が比較的低い

小規模多機能型居宅介護の定員は少人数のため、アットホームな雰囲気のなかで、利用者さんのニーズに合わせて介護をすることが可能です。「もっと利用者さんの希望に寄り添える施設で働きたい」という方は、やりがいをもって働けるでしょう。
「通い」「訪問」「泊まり」の3つのサービスを提供しているので、一つの事業所で幅広い介護知識を身につけられるのも魅力といえます。

また、厚生労働省の「小規模多機能型居宅介護(p.12)」によると、小規模多機能型居宅介護の平均要介護度は2.4、看護小規模多機能型居宅介護は3.2、グループホームは2.7です。
小規模多機能型居宅介護の平均要介護度は、ほかの多機能型サービスや居住系サービスより低い結果。介助の身体的な負担が比較的少なかったり、言葉によるコミュニケーションが取りやすかったりするメリットがあるでしょう。
ただし、要介護3以上の利用者さんが4割以上なので、身体介護を行うための一定の体力は必要と考えられます。

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小規模多機能型居宅介護で働くデメリット

小規模多機能型居宅介護の介護職員は、以下のようなことをデメリットに感じる可能性があります。

  • 業務範囲が広く覚えることが多い
  • イレギュラー対応をしなければならない
  • 人間関係が閉鎖的に感じる

幅広い業務に携わって成長できるメリットがある反面、仕事の範囲が広く覚えることが多いことをデメリットに感じる可能性も。利用者さんの希望によるケア内容や日程の変更など、突発的な対応をしなければならないこともあります。

また、小規模な事業所なので、ほかの職員や利用者さんとの人間関係にトラブルがあった際に異動での解決ができず、働きにくさを感じることも考えられるでしょう。

小規模多機能型居宅介護の仕事に悩んだときは、同僚に相談すると、気持ちが楽になるかもしれません。上司に相談することで、アドバイスや協力を得られることもあります。

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小規模多機能型居宅介護事業所で働くには資格が必要?

小規模多機能型居宅介護の介護職員として働き始めるために必須の資格はなく、無資格・未経験から挑戦することが可能です

ただし、介護資格が必須となる業務があるほか、求人によっては資格の保有が応募条件の場合もあります。そのため、小規模多機能型居宅介護事業所で働くことを検討している方は、資格取得を視野に入れてみるのも良いでしょう。

小規模多機能型居宅介護の介護職員の仕事に活かせる主な資格は、以下のとおりです。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護福祉士
  • 普通自動車第一種運転免許

身体介護を有資格者の監督なしに1人で行うには、介護職員初任者研修以上の資格が必要です。初任者研修を取得すれば、訪問の身体介護や1人での夜勤など、幅広い業務に対応できます。さらなるスキルアップを目指す方には、実務者研修や介護福祉士がおすすめです。

また、専任のドライバーがいない事業所では、介護職員が利用者さんの送迎を担当します。運転免許があれば、送迎や訪問、買い物などの幅広い業務に活かせるでしょう。運転免許の保有を必須としている事業所もあります。

小規模多機能型居宅介護の仕事に役立つ資格については、「小規模多機能型居宅介護で働くのに資格は必要?介護職員として活躍する方法」の記事をチェックしてみてください。

小規模多機能型居宅介護によくある質問

ここでは、小規模多機能型居宅介護に関する質問に回答します。小規模多機能型居宅介護事業所への就職・転職を考えている方は、参考にしてみてください。

小規模多機能型居宅介護の仕事に向いている人は?

小規模多機能型居宅介護の仕事に向いている人は、コミュニケーション能力がある人や、臨機応変な対応ができる人、効率良く仕事ができる人です。
利用者さんやほかの職員と適切なコミュニケーションを取って信頼関係を築ける人は、介護現場で活躍できるでしょう。利用者さんの体調の急変やご家族からの急な相談、予定外の訪問ニーズといった突発的なことに柔軟に対応する力も必要です。3つのサービスを一体的に提供するため、幅広い業務を効率的に進められると良いでしょう。

小規模多機能型居宅介護の問題点は?

小規模多機能型居宅介護の介護職員側の問題点は、「幅広い仕事をこなすために覚える業務が多いこと」で、利用者さん側の問題点は、「併用できないサービスがあること」です。特定のサービスに特化したほかの施設と比べて、「覚えることが多い…」と感じる介護職員は少なくありません。また、小規模多機能型居宅介護の利用者さんは、デイサービスや訪問介護、ショートステイを利用できないので注意が必要です。
小規模多機能型居宅介護のデメリットや注意点については、「小規模多機能型居宅介護のデメリットとは?知っておきたい注意点を解説」の記事をご覧ください。

看護小規模多機能型居宅介護と小規模多機能の違いは?

看護小規模多機能型居宅介護とは、小規模多機能型居宅介護の「通い」「訪問」「泊まり」に「訪問看護」が加わった介護サービスです。医療的ケアが必要な方や、退院直後で体調が安定していない方、自宅での看取りを希望している方のケアなどに対応しています。

小規模多機能型居宅介護の仕事はしんどい?

小規模多機能型居宅介護の仕事をしんどいと感じるかどうかは、職場環境や働く人の価値観によって異なります。利用者さん一人ひとりに合わせた柔軟な対応を求められたり、3つのサービスすべてに対応することを、大変に感じる介護職員もいるようです。
一方で、小規模多機能型居宅介護の仕事には、身体的な負担が比較的少なかったり、一つの事業所で幅広い知識やスキルを身につけられたりするメリットもあります。求職活動の際は、メリット・デメリットを知ったうえで、自分に合う仕事を選ぶことが大切です。
小規模多機能型居宅介護の仕事をしんどいと感じる理由や対処法については、「小規模多機能型居宅介護の仕事がしんどい理由は?対処法やメリットを解説!」の記事を参考にしてみてください。

小規模多機能型居宅介護の訪問の範囲はどこまで?

小規模多機能型居宅介護の「訪問」は、サービス提供時間や訪問回数の定めがありません。利用者さんの希望に合わせて、短時間の利用や一日数回の利用など柔軟に対応できるのが特徴です。体調不良で「通い」の利用が難しい日などに、急遽訪問に切り替えて支援を行うこともできます。なお、具体的なサービスの範囲は、計画書に基づいて決まるのが基本です。
小規模多機能型居宅介護の範囲については、「小規模多機能の範囲はどこまで?個別サービスとの違いや働くメリットを紹介」の記事をご一読ください。

まとめ

小規模多機能型居宅介護の介護職員の一日の流れは、利用人数や利用者さんの状況に応じて変わります。「午前中は通いの利用者さんのケアにあたり午後は訪問」という日もあれば、「午前中は訪問で午後は通いの利用者さんのケア」という日もあるでしょう。日勤では主に通いや訪問の対応を行い、夜勤では泊まりの対応を中心に行います。

小規模多機能型居宅介護の通所サービスの仕事内容は、送迎業務や身体介護など、事業所に通う利用者さんの日中のサポートです。訪問サービスでは、利用者さんの自宅に訪問して、身体介護や生活援助を実施。宿泊サービスでは、就寝介助や起床介助を利用者さんの生活スタイルに合わせて行います。

小規模多機能型居宅介護は、地域密着型の小規模な事業所で、アットホームな雰囲気が特徴です。「利用者さんのニーズに柔軟に応えられる施設で働きたい」「アットホームな施設で、利用者さんとの会話を大切にしながら働きたい」という方に向いているでしょう。

とはいえ、事業所によって職場の雰囲気は異なります。利用者さんのニーズや、通い・訪問・泊まりの頻度なども施設によってさまざまです。
介護業界に特化した転職エージェントである「レバウェル介護(旧 きらケア)」は、キャリアアドバイザーが事業所から直接情報収集を行っているので、職場の雰囲気や人間関係などを事前に確認できます。情報をもとに、職場が自分に合っているか検討することで、「思っていたのと違う」という転職後のミスマッチを減らせるでしょう。
必要書類の添削や面接のスケジュール管理などのサポートも行っており、利用すると効率的に転職活動を進められます。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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