ショートステイの給料はどれくらい?働きながら昇給を目指す方法を解説!

介護職の給料 2026年7月17日
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この記事のまとめ

ショートステイの給料はいくらなのか気になる介護職の方もいるのではないでしょうか。ショートステイの給料は、どのような介護事業所に併設されているのかや、勤務形態などによって異なります。この記事では、ショートステイで働く介護職員の給料について解説します。ショートステイで働きながら収入アップを目指す方法や、給料を上げやすい施設の特徴も紹介するので、ぜひご覧ください。

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目次

ショートステイがある介護施設で働く職員の給料

ショートステイは、特養や老健、有料老人ホーム、療養病床のある病院などの施設に併設する形で運営されている傾向があり、施設によって給料は異なります。

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)」を参考に、ショートステイが併設されていることがある介護事業所の平均給与を、常勤・非常勤別にまとめました。各施設でショートステイの介護職員として働いた場合、どれくらいの給料がもらえるかの参考にしてみてください。

事業所の種類平均給与(常勤)平均給与(非常勤)
介護老人福祉施設(特養)36万1,860円25万7,620円
介護老人保健施設35万2,900円22万6,310円
特定施設入居者生活介護事業所36万1,000円23万360円
小規模多機能型居宅介護事業所30万5,220円23万6,060円
認知症対応型共同生活介護事業所(グループホーム)30万2,010円20万1,810円

参照:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)

平均給与は介護老人福祉施設(特養)が高く、常勤は36万1,860円、非常勤は25万7,620円でした。一方、平均給与が最も低いのは認知症対応型共同生活介護事業所(グループホーム)で、常勤は30万2,010円、非常勤は20万1,810円となっています。

ただし、上記はあくまでショートステイが併設されている介護施設全体の給与であり、ショートステイ単体の給与とは異なる場合があるので、参考程度にご覧ください。

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ショートステイで働きながら給料を上げる方法

ここでは、ショートステイで働きながら給料を上げる方法を解説します。給料の高いショートステイに転職するのも、収入アップのための選択肢の一つですが、今の職場で働きながら給料を上げる方法もあるでしょう。

資格を取得する

資格を取得すれば、給料アップとあわせてキャリアアップも狙えます。
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161)」をもとに、介護職員における資格保有者と無資格者の平均給与をまとめました。資格を取得することで給料にどれくらいに差が出るか、比較してみましょう。

保有資格平均給与
介護福祉士35万50円
社会福祉士39万7,620円
介護支援専門員(ケアマネジャー)38万8,080円
実務者研修32万7,260円
介護職員初任者研修32万4,830円
資格なし29万620円

参照:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161)

資格を持たない介護職員の平均給与は30万円を下回っていますが、資格保有者は平均給与が30万円を上回っています。なかでも、社会福祉士は39万7,620円と、無資格と比較して10万円以上高い結果でした。

資格の取得には時間や費用がかかりますが、給料アップにつながるメリットがあります。それぞれの資格の詳細を下記にまとめたので、ショートステイの仕事に役立つ資格を取得したい方は参考にしてみてください。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護における基本知識を身につけたことを証明する資格です。介護職の方が初めて資格取得を検討する場合、まず介護職員初任者研修から始めることが多いでしょう。誰でも受講でき、130時間の研修の修了と試験への合格によって資格を得られます。

介護職員初任者研修以上の資格を取得すれば、有資格者の監督なしで身体介護に携わることが可能です。詳しくは「介護職員初任者研修とはどんな資格?受講費用を抑える方法や取得のメリット」の記事で解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください。

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介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上位にあたる資格です。介護職員初任者研修の資格を保有していれば、およそ450時間の研修のうち130時間が免除されます。

介護福祉士実務者研修では、実践的な知識と技術を幅広く学ぶことが可能です。取得すれば、給料アップだけでなく介護の専門職としての成長にもつながるでしょう。
詳しくは「介護福祉士実務者研修とは?資格取得のメリットや初任者研修との違いを解説」の記事で解説しています。

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介護福祉士

介護福祉士は、介護の専門資格の中で唯一の国家資格です。介護福祉士の資格を取得するためには、実務経験ルート、養成施設ルート、福祉系高校ルートなどで国家試験の受験資格を得る必要があります。

働きながら介護福祉士を取得したい場合、実務経験ルートで目指すとスムーズです。介護福祉士になる方法の詳細は、「介護福祉士の受験資格を得るルートを解説!必要な実務経験や試験概要は?」でも紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

社会福祉士

社会福祉士も、介護福祉士と同じく国家資格です。社会福祉士の試験を受けるためのルートは、大きく分けて「福祉系大学・短大ルート」「短期養成施設ルート」「一般養成施設ルート」の3つ。こちらの3つのなかで、さらに細かくルートが分かれており、実際の道筋は12通りあります。

働きながら社会福祉士を取得したい場合は、相談援助の実務経験を4年積んだうえで、1年間一般養成施設に通うルートが良いかもしれません。
一般大学や短大を卒業後に介護職に就いた方は、卒業した大学の在籍期間によって、必要な相談援助の実務経験の年数が変化します。社会福祉士の資格を取得した場合、ショートステイの生活相談員として働くことが可能です。

社会福祉士の資格取得については、「社会人が社会福祉士になるには?一般養成施設の選び方も解説」の記事にまとめています。

介護支援専門員(ケアマネジャー)

介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格があると、介護や支援が必要な方の相談に乗り、ケアプランを作成できます。

ケアマネジャーになるための試験の受験資格は、「特定の国家資格等に基づく業務」または「介護事業所などでの相談援助業務」に通算5年かつ900日以上従事すること。ケアマネジャーは、現場で経験を積んだ介護福祉士や社会福祉士、看護師などが取得することが多い資格です。

詳しくは、「ケアマネジャーになるには?介護支援専門員の受験資格や試験の難易度を解説」の記事で解説しているので、興味のある方はあわせてチェックしてみてください。

▶ケアマネジャー(資格)の求人一覧ページはこちら

夜勤に入る

夜勤に入れば基本給に夜勤手当が加わるため、ショートステイで日勤のみで働くよりも給料アップが見込めます。夜勤手当の金額は施設によって差がありますが、1回の夜勤に対して4,000円から8,000円程度に設定されている場合が多いようです。

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勤続年数を重ねる

ショートステイの施設に勤める方を含め、介護職員の給料は勤続年数を重ねることで徐々に上がっていく傾向にあります。

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.146)」によると、勤続年数1年の介護職員の平均給与は29万8,760円です。勤続5年は33万1,010円、10年は33万7,300円で、勤続年数を重ねると平均給与が増加することが分かります。勤続年数が20年以上になると、平均給与は38万2,520円にまで上昇するようです。

なかなか給料が上がらず転職したいと考えている方は、ご自身の職場の勤続年数による昇給制度がどうなっているか、一度確認してみるのも良いでしょう。

役職に就く

通常の介護職員よりも幅広い業務や責任を伴う役職に就くことによって、基本給が上がったり役職手当が付いたりする可能性があります。役職に就けるかどうかは、介護技術の習熟度や勤務態度などに左右されるので、日ごろから真面目に介護業務にあたることが大切です。

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給料が上がりやすいショートステイに多い特徴

ここでは、給料を上げやすいショートステイに多い特徴を解説します。転職を検討している方は参考にしてみてください。

実力を評価してくれる

勤続年数だけでなく、実力を評価してくれるショートステイの施設に転職すると、給料アップが狙えます。反対に、勤続年数を重視する年功序列式の評価制度を採用している介護施設に転職すると、現職よりも給料が下がってしまう可能性があるので注意しましょう。

福利厚生が手厚い

福利厚生が手厚いショートステイの介護施設に転職すると、給料が変わらなくても年収アップが見込めます。
たとえば、食事(昼食)補助があれば毎日1食分の食費が浮き、住宅手当が仮に月2万円あれば、年に24万円を受け取れる計算になるでしょう。転職活動を行う際は、給料の高さだけではなく福利厚生も確認してみてくださいね。

資格取得支援制度がある

資格取得支援制度とは、職員の資格取得を職場がサポートする制度です。「資格取得にかかる費用の一部または全額を負担してくれる」などの補助により、スキルアップやキャリアアップを目指しやすいのが大きなメリットです。

「キャリアアップして給料を上げたいけど、資格取得にかかるお金が高い…」とあきらめていた方は、ショートステイのサービスを提供している施設を探すと同時に、資格取得支援制度のある求人もぜひチェックしてみてください。

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ショートステイについてよくある質問

ここでは、ショートステイについてよくある質問に回答します。「自分がショートステイの仕事に向いているか気になる!」という方は、ぜひご一読ください。

ショートステイで働くメリットとデメリットは?

ショートステイで働くメリットは、多くの利用者さんと接する機会があることや、臨機応変に対応するスキルを鍛えられることです。デメリットとしては、同じ利用者さんと関わる時間が短いことが挙げられます。短期間で利用者さんが入れ替わるショートステイでは、多くの方と接することができますが、その分信頼関係を築くのが難しいこともあるようです。
詳しくは、「ショートステイで働くメリットとは?介護職員の仕事内容や給料を解説」の記事で解説しているので、あわせて参考にしてください。

ショートステイの仕事に向いている人はどんな人?

ショートステイの仕事に向いている人は、コミュニケーション能力が高い人や、豊富な介護経験がある人、人と関わるのが好きな人などです。ショートステイでは、短期間で利用者さんとの接し方を見つける必要があります。利用者さん一人ひとりに合ったケアが求められるので、介護経験がある方や、専門的なスキルを習得したいと考えている方に向いているでしょう。
詳しくは「ショートステイに向いている人とは?施設の種類や仕事内容も解説」の記事で解説しています。

まとめ

ショートステイは、特養や老健、有料老人ホーム、療養病床のある病院などに併設される形で運営される傾向があり、給料は施設によって異なります。

ショートステイで働きながら給料を上げたい場合、資格を取得したり夜勤に入ったりするのも良いでしょう。給料アップを狙って転職するのであれば、「勤続年数より実力を評価してくれる」「福利厚生が手厚い」などの特徴がある施設を選ぶのがおすすめです。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2026年7月17日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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