サービス提供責任者を辞めたい!引き止められたらどうしよう

仕事 2019/06/28
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退職届今回のコラムでは、サービス提供責任者の仕事内容と退職する際のアドバイスをご紹介します。
「退職を言い出すタイミングがわからない」
「引き止めにあって困っている」
という方は、コラムを読んで転職のヒントにしてください!

サービス提供責任者とは


サービス提供責任者は通称「サ責」といい、訪問介護事業所での現場監督的なポジションにある職種です。
サ責の主な仕事は、ケアマネージャーが作成したケアプランにもとづいて訪問介護の細かな計画・目標をつくり(訪問介護計画書)、実際に訪問介護を行うヘルパーと共有すること。
利用者やその家族から、現在の状況や何に困っているのかを聞き出し、適切なサービス提供につなげる役目があります。
また、利用者に関わる関係機関の担当者が集まってケアプランを見直す「サービス担当者会議」への出席もサ責の仕事。会議では各担当者が利用者の近況報告を行い、それぞれの役割分担の再確認します。

ヘルパーのまとめ役であるサ責は、ヘルパーの教育や管理、現場でトラブルが発生した際の対応を行うのも業務のうち。ヘルパーが欠勤した際は自ら訪問介護に出向きますし、事業所によってはヘルパーと兼任している場合もあります。
サ責は現場の責任を負う大変さがある一方で、ケアマネージャーやヘルパー、利用者から頼りにされること、自分が考えた計画を実行していくことにやりがいのある職種です。

辞めたいと思う理由


kn_29_1サ責は責任を伴う分充実感のある仕事ですが、向き不向きや事業所の雰囲気によっては、「仕事を辞めたい」と感じる人もいます。
ここではよくある退職理由を紹介するので、これから就職・転職先を探す際のヒントにしてください。

・上司や同僚の考え方と合わない
・法人や事業所の理念に不満がある
・給与が仕事に見合わないと感じる
・職場の雰囲気が合わない
・労働条件が予想と違った

サ責に多いのが、上司や同僚と考え方が合わず、ケアのやり方に納得できないという悩み。サ責は事業所内で重要な位置にあるため、事業所の理念や運営方法に不満があると、その職場で勤め続けるのが難しくなるようです。
また、入職前に聞いていた労働条件が実際は違った、休日出勤やサービス残業が多くて給与が割に合わないという理由で転職を考える人も。納得できる条件の職場があれば、勤め先を変えたいと思っている人が多いことがわかります。

退職の伝え方


転職を考えている方の中には、現場の人手不足や利用者への影響を心配して退職を言い出しにくい人がいるようです。
ですが本来、退職は本人の自由ですし、法的にも2週間前までに退職意思を表明すれば問題はありません。それに、あなたがいなくなった後の人員配置やその他の変更については、事業所側が対応するべきことなので心配する必要はないでしょう。
「職場に迷惑をかけるから」と遠慮しては、新しい一歩を踏み出せず、転職しようというせっかくの決心が無駄になってしまいます。マナーに沿った手順で退職すれば社会人として問題はないので、そのやり方をご確認ください。

【余裕を持って退職意思を伝える】
法的なルールでは退職は退職日の2週間前までに伝えることなっていますが、実際は就業規則に記載されたタイミングを守って退職を申し出るのが普通。
一般的には退職の1~3ヶ月前までに退職意思を表明する場合が多いですが、まずは職場の就業規則を確認し、適切なタイミングで上司に退職したい旨を伝えてください。

【不満を退職理由にしない】
退職意思を伝えるとほとんどの場合理由を聞かれますが、その時に職場への不満を挙げるのはやめましょう。職場への批判は相手を不快にしますし、「そこを改善するから退職を考え直して欲しい」という引き止めの原因にもなります。
「次はこんな職場で働きたいから」という前向きな展望の方が、相手も受け入れやすいのではないでしょうか。

【一方的に断言しない】
「退職します」と退職を一方的に断言するのは印象が悪いので、あくまでも「相談」という形で話を持ちかけましょう。
「○月頃の退職を考えているのですが…」という風に退職の旨を伝え、承諾されたら上司と一緒に具体的な日付を決めていきます。

退職を引き止められた時の対処法


考える女性人手不足の職場では引き止めにあう可能性もゼロではありません。「退職しないで欲しい」と言われたら、一体どうすれば良いのでしょうか。

【「待遇を改善する」と言われた場合】
退職したい理由が給与などの待遇関連であったのなら、提案を呑んでも良いかもしれません。
ただし、「事業所の雰囲気が嫌だから」「今の職場ではできない介護経験を積んでみたいから」といった理由で転職したい場合、待遇を改善されてもあなたの希望は叶わないでしょう。
思わぬ給与アップに気持ちが揺らぐかもしれませんが、そもそも自分が何のために退職するのかを考えてみてください。
待遇の改善だけで現状が解決されない場合、「自分のやりたいことは転職しないと実現が難しい」と素直な気持ちを伝えるのが良いでしょう。

【情に訴えられた場合】
「立ち上げから一緒にやってきたじゃないか」「今辞められると事業所の運営が立ち行かなくなる…」。
そんな風に情に訴えかけられると、辞められないと思う人もいるでしょう。
「利用者があなたを必要としている」「みんながあなたを頼りにしている」と言われて退職意思を貫くのは、人によってはかなり難しいかもしれません。
ただ、どこかで決心して自分の気持ちを伝えなければ、あなたはこの先もずっとその職場に留まることになってしまいます。
退職で職場に多少の負担をかけるのは、ある程度は仕方のないこと。相手の気持ちだけでなく、自分の気持ちや希望にも寄り添うようにしてください。
引き止めにあったら、必要とされていることへの感謝を示しつつ、退職意思は変わらないと伝えましょう。

退職を引き止められた時は、引き継ぎをしっかり行う旨を伝えて事業所側を安心させる方法もあります。自分がいなくなったことで大きな問題がおきないように、細かな仕事の手順やトラブルの対応方法などをまとめ、誰が仕事を引き継いでも大丈夫なようにしておきましょう。
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