特養で介護士が果たす役割とは?仕事内容について詳しく解説します!

仕事 2020/09/14
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遠くを指差す車椅子に乗った高齢者と介護士の画像

特養で働く介護士は、どのような役割を担っているのでしょうか?介護施設といっても、その種類は実にさまざまです。そんな介護施設の中でも、ここでは要介護度の高いご入居者が多い特養について詳しく解説していきます。具体的な仕事内容なども含めて、ここで確認しておきましょう。介護の仕事に就こうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

【目次】


そもそも特養ってなに?
特養の介護士が果たすべき役割は?
特養での介護士の具体的な仕事内容は?
特養での介護士のスケジュール事例
まとめ

そもそも特養ってなに?


そもそも、特養という介護施設はどのような場所なのか。まずは、その基本的な内容を確認していきます。

特養の特徴


・社会福祉法人などの公的な機関が経営母体のため費用が安い
・看取り介護を行っている施設が多い
・地域格差はあるが待機期間の長いケースが多い

特養の大きな特徴は公的な機関が経営していること、そして入居費用が安いところです。また、施設にもよりますが看取り介護を行っていることが多いので、ご入居者は終の棲家として安心して暮らせます。入居費が格安である反面、入居希望者が多いため、待機期間が長いという点も特養の特徴です。特養は有料老人ホームとしてのサービス形態以外に、短期間だけ滞在するショートステイや自宅から通って介護サービスを受けるデイケアなど、さまざまな介護サービスを提供しています。

入居するための条件がある


特養は自立した生活が困難な状況にある。要介護認定を受けた65歳以上の高齢の方が入居する介護保険施設です。入居するためには、以下のような条件があります。

・65歳以上で要介護認定3以上の方
・特定疾患のある要介護認定3以上の40歳から64歳の方

なお、要介護1から2の方でも居宅介護サービスが受けられるエリア外に自宅がある、あるいは介護するご家族がいない場合など、特例で入居が認められることがあります。

特養には2つのタイプがある


特養には従来からある4人1部屋の従来タイプと、全個室でユニットケアを提供しているユニットタイプの2つがあります。

従来型の特養


従来からある、4人で1つの部屋に居住する特養です。大勢のご入居者を複数の介護士がお世話するため、仕事がわからない新人介護士の方は先輩介護士の仕事を見て学べます。

ユニットタイプ


2002年から制度化された比較的新しいタイプの特養です。プライバシーへの配慮から制度化されたもので、個室を備え10人ほどのご入居者で1つのユニットを構成します。介護士は各ユニットに割り当てられ、1人で介護をすることが多いでしょう。そのため、高い介護スキルが求められる職場です。

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特養の介護士が果たすべき役割は?


特養で働く介護士の果たす、主な役割について解説します。

身体介護


特養には、要介護度3以上の介護を必要とする方が入居しています。そのため、介護士の主な仕事は身体介護です。この身体介護とは、身体に直接触れて行う介護のこと。具体的には食事や排せつ、入浴、移動などの介助を指します。

生活援助


生活援助とはご入居者の身の回りのお世話をすることで、掃除や洗濯、付き添い介助などがあります。

社会活動支援


特養のご入居者は要介護度が高く、いわば社会から切り離された状況の中で暮らしています。介護士はそういったご入居者が、社会の一員として穏やかで安定した生活ができるようにサポートする役割を担う仕事です。

相談対応


介護や健康問題など、さまざまなご入居者の悩み相談に乗ることも介護士の役割です。相談に乗り、問題が解決するように導きます。

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特養での介護士の具体的な仕事内容は?


特養における介護士の具体的な仕事内容について解説します。

ご入居者の介護


身体介護の業務には入浴につきそって身体を洗ったり、両手が使えない方には食事を口元まで持っていって食べさせたりする介助、そして排せつ介助やおむつ交換などがあります。排せつの介助やおむつ交換は、ご入居者の自尊心を傷つけないように配慮しなくてはなりません。食事の介助では要介護度の高い方が多いため、喉詰まりなどの事故を予防する見守りが必要です。歯の悪い方や嚥下力の弱い方には、やわらかく調理したメニューやペースト状の料理を特別に用意することがあります。

ご入居者の健康管理


ご入居者の体温や血圧などを測定するバイタルチェックをはじめ、食事の摂取量や寝たきりの方は床ずれのチェックといった業務があります。日頃からご入居者の様子をよく観察して、異常があるようなら医師へ速やかに連絡することも介護士の仕事です。

ご入居者の身体機能の維持と増進


介護士はご入居者ができるだけ寝たきりにならないよう、運動を勧めるなど身体機能の維持と増進をはかる取り組みを行っています。寝たきりになれば介護士の業務が大変になるだけでなく、本人の生活の質が極端に下がるおそれがあるのです。

ご家族への近況報告


ご入居者の最近の様子を、ご家族に伝えることなども介護士の仕事の1つです。しっかりコミュニケーションをとって良好な関係を築きます。

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特養での介護士のスケジュール事例


特養で働く介護士について、1日のスケジュール例をご紹介します。

【日勤のスケジュール事例】
8:00 出勤
夜勤からの申し送りと引き継ぎ。気になるご入居者の情報なども共有します。

9:30 入浴の介助
ご入居者の入浴を介助。寝たきりの方には清拭と言い、タオルなどで身体を拭いて清潔にします。

11:30 昼食の用意
昼食を配膳、薬を飲んでいるご入居者には配薬。

12:00 昼食
食事の介助や喉詰まりがないかの見守り。嚥下能力の弱いご入居者には特別のメニューを用意します。

13:00~14:00 休憩

14:00 レクリエーション活動
ご入居者とともに、身体を動かしたり頭を使ったりするレクリエーションを実施。レクリエーションは、身体機能の維持や認知症の予防効果が期待できます。

15:00 スイーツタイム
お饅頭やケーキなどのスイーツとお茶を味わいます。

16:00 コミュニケーションタイム
ご入居者とおしゃべりをしてコミュニケーションをはかります。

17:00 夕食の配膳
夕食の配膳、ご入居者の状態に合わせた食事メニューを用意。

17:30 夕食
食事の介助、喉詰まりの見守り、口腔ケア。

17:45 夜勤への引き継ぎ
夜勤スタッフへの申し送りを行い、注意しなくてはいけないご入居者の情報を共有します。

18:00 業務終了

【夜勤のスケジュール事例】
17:30 出勤

17:45 引き継ぎ
日勤からの引き継ぎ、ご入居者の情報共有。引き継ぎが終わったら部屋を巡回して挨拶し、ご入居者とおしゃべりをしながら異常がないかチェックを行います。

18:00 夕食の後片づけ
お膳を下げるときには、食事量のチェックも行います。

21:00 消灯

21:00~4:00
消灯後は定期的に各部屋を巡回して異常がないかの確認。随時、コール対応、排せつやオムツ交換といった介助業務。

5:00 起床準備

6:00 起床介助
ベッドから車イスへの移乗介助など、介助が必要なご入居者には起きるお手伝いをします。

7:30 朝食準備と配膳
朝食の準備をして配膳。ご入居者に合わせたメニューを提供します。

7:45 朝食介助
食事の介助や見守り活動。

8:00 朝礼・引き継ぎ
日勤スタッフへ申し送り、ご入居者の情報共有。

8:30 業務終了

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まとめ


特養には要介護度の高いご入居者が多いため、介護士の主な仕事は介護業務です。食事や排せつ、入浴、移動の介助といった身体介護の業務があります。特養のご入居者は社会から切り離された状態。そのため介護士は、ご入居者が社会の一員として穏やかで安定した生活ができるよう、サポートする役割を担っています。

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