介護職のストレスの原因とは?限界なときの対処法と転職のポイントを解説

介護職の悩み 2025年11月26日
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この記事のまとめ

「介護職のストレスの原因って何なの?」と疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。介護職は人手不足な施設が多いことや職場の人間関係などを理由に、ストレスを感じている方がいるようです。この記事では、介護職のストレス原因やその対処法、転職をすべき施設の特徴を解説しています。仕事にストレスを感じて悩んでいる方や転職を考えている方は参考にしてみてください。

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目次

介護職がストレスを感じる原因

レバウェル介護(旧 きらケア)」の独自調査結果によると、介護の仕事をするなかで特にストレスに感じる原因の1位は「人手不足」(123票)でした。2位が「給料が仕事量に見合っていない」(102票)、3位が「同僚や後輩との関係」(98票)と続きます。

※調査概要

  • 調査対象:現在、介護職として働いている方
  • 調査期間:2020年12月2日~2020年12月9日
  • 調査方法:インターネット
  • 調査人数:294名
介護の仕事をするなかで特にストレスに感じる原因のイメージ

以下で、介護職がストレスを感じる原因を詳しく解説しているのでご一読ください。

人手不足で職員1人あたりの負担が多い

介護業界は全体として人手不足の傾向があります。人手が足りないと介護職1人ひとりの負担が大きくなり、仕事量の多さがストレスの原因となることもあるようです
職員1人あたりの負担が多いと、残業になったり、休憩時間が取れなかったりすることもあり、ストレスが増加するでしょう。そのストレスから職員が退職してしまう可能性も。人員がさらに減ってしまうため、人手不足の悪循環に陥ってしまうこともあります。

仕事量に対して給与水準が低い

人手が不足している施設では、介護職の仕事が増えるため、仕事量に対して給与水準が低いと感じてストレスを抱える方も多いようです。
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.126)」によると、介護職員の平均給与は、常勤職員が338,200円、非常勤が196,060円でした。これをもとに介護職員の年収を算出すると、常勤の場合で約406万円、非常勤の場合で約235万円です。

国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は478万円とあります。調査元が異なるため単純比較は難しいものの、介護職の給与は平均より低いといえます。給与は生活を送るうえで欠かせないものなので、少なければ不満を感じることもあるでしょう。

職場の同僚・上司との人間関係が合わない

介護職はチームでケアを行うことが多く、人との関わりが多いため、職場の同僚や上司との人間関係に悩んでいる方が多いようです。人には相性があるので合わないスタッフがいることもあるでしょう。介護の現場では、異なる年齢・経歴・職種、雇用形態の方が働いています。年齢はもちろん、立場が異なれば、仕事に対する考え方や価値観に違いが生じることもあるため、人間関係に悩むこともあるでしょう。

また、介護の現場では、介護職だけではなく、医師や看護師、ケアマネジャー、リハビリ専門職など、他職種との連携連携が求められます。職種が異なれば、利用者さんのケア方針が合わないことも。職員同士のコミュニケーションが上手くいかない場合に、ストレスを感じることがあるようです。

施設の運営方針と自分の価値観が合わない

施設の運営方針と自分の価値観が合わないまま働き続けることが、ストレスの原因になることもあります。たとえば、「利用者さんに寄り添った介護をしたい」と思う介護職員が、コミュニケーションよりも効率を重視する施設で働くとストレスを感じるでしょう。施設と自分の考えの違いが大きいほど、職場とのミスマッチにつながる可能性が高まります。
施設に意見や要望を伝えても改善される気配がないと、虚しさを感じて仕事へのモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。

利用者・ご家族との人間関係に悩む

利用者さんやそのご家族との人間関係に悩んでいる介護職も少なくありません。適切なケアを提供するためにも、介護職にとって利用者さんやそのご家族との信頼関係を築くことは重要です。しかし、なかなか心を開いてもらえず介護を拒否をされてしまったり、理不尽に怒鳴られたりするなど、利用者さんとの関係性にストレスを感じている方も。利用者さんのなかには、認知症を患っている方もおり、コミュニケーションを取るのが難しい方もいます。

また、介護職は時間や仕事に追われて、利用者さん一人ひとりと向き合う時間が取れないことも。利用者さんやご家族との十分なコミュニケーションの機会がとれなければ、根本的な解決も難しいといえるでしょう。

仕事の身体的な負担が大きい

介護職は利用者さんを抱えたり支えたりする動作が多いため、身体に大きな負担がかかります。利用者さんの介護度によっては、日常的にベッドから車椅子への移乗や前傾姿勢でのオムツ交換などをしなくてはならないため、腰や膝の痛みに悩まされている方も少なくありません。さらに介護職は、早番や遅番、夜勤など不規則な勤務が多いので、疲労が蓄積しやすいようです。こうした身体的な負担や不調、寝不足も精神的なストレスにつながります。

休日が少ない・取れない

人手不足の介護施設では、職員の休日が少なかったり、休みが取れなかったりすることがあり、ストレスを感じるようです。介護施設では、利用者さんに対し、介護職員の人員配置基準が定められています。そのため、職員が少ないと人員基準を満たすために休日が少なくなることもあるようです。休みがなかなか取れず、疲れが取れないまま連勤になると大きなストレスになるでしょう。

昇進・昇給がなく将来に不安を感じる

介護職は、給与が低いというイメージを持たれやすい傾向にあります。人によっては、「このまま介護職を続けても生活していけるだろうか」という悩みがストレスにつながることもあるようです
介護職の給与は、介護報酬から支払われており、介護報酬は介護保険制度により上限が定められています。そのため、事業所側が給与を上げにくいのが現状となっています。

介護職が給与アップするには、資格を取得して資格手当を得たり役職に就いてキャリアアップしたりするのが有効です。とはいえ人手不足の職場の場合、「忙しくて資格取得のための勉強時間も取れない」というジレンマを抱えてしまうかもしれません。

なお、厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.146)」によると、常勤・月給で働く介護職の勤続年数別の平均給与額は、1年(勤続1年~1年11ヶ月)で298,760円。5年(勤続5年~5年11ヶ月)で331,010円、10年(勤続10年~10年11ヶ月)で337,300円という結果でした。施設の規模や保有資格などによって差はあるものの、勤続年数を重ねて経験を積めば、徐々に給与はアップしていくでしょう。

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介護職のストレス度合い

ここでは、介護業界専門転職エージェント「レバウェル介護(旧 きらケア)」が実施したアンケート調査をもとに、実際に業務にあたっている介護職の方が感じている仕事のストレスとはどのようなものか、見ていきましょう。

※調査概要

  • 調査対象:現在、介護職として働いている方
  • 調査期間:2020年12月2日~2020年12月9日
  • 調査方法:インターネット
  • 調査人数:294名

ストレスがある介護職は全体の6割以上

以下で、介護職全体でストレスをどれくらい感じているかのアンケート結果をまとめています。

介護職全体でストレスをどれくらい感じているかのアンケートのイメージ

介護職の仕事のストレスの度合いを5段階で評価してもらった結果、レベル4(37.41%)と回答した方がもっとも多く、レベル5(25.17%)、レベル3(22.79%)と続きます。レベル4およびレベル5の回答数を合わせると、6割以上の介護職員が、仕事によるストレスを強く感じているという結果になりました

ストレスが低い介護職の働き方は派遣

こちらは雇用形態別のストレス度合いのアンケート結果をまとめています。

雇用形態別のストレス度合いのアンケートのイメージ

※回答数内訳

  • 正職員(フルタイム):146名
  • 派遣社員:42名
  • パート・アルバイト:82名

雇用形態別にストレスの度合いのアンケートを取ってみると、フルタイムで働く正職員の約70%は、ストレス度合いがレベル4または5と回答しています。正職員になると、責任や負担の大きい業務やケア以外の仕事を任されることも増え、ストレスが溜まりやすいのかもしれません。また、パート・アルバイトの場合も約60%がレベル4およびレベル5と回答していますが、レベル5と回答した比率は正職員よりも少なめです。

一方、派遣社員のストレスはレベル3の回答がもっとも多い結果になりました。レベル4およびレベル5の回答率は約40%と、正職員とパート・アルバイトを下回っています。施設に属さない派遣社員は、残業や会議の参加などがほとんどなく、合わない職場でも更新時期が来れば環境を変えられるため、比較的ストレスが溜まりにくいのかもしれません。

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ストレスが限界な介護職は燃え尽き症候群に要注意

ストレスが溜まりやすい介護職は燃え尽き症候群(バーンアウト)になりやすいので注意が必要です。燃え尽き症候群になると身体的・精神的に影響が出てしまいます。以下で燃え尽き症候群とは何なのか、どのような対策があるのかを解説しているので、確認していきましょう。

燃え尽き症候群とは

燃え尽き症候群とは、それまで熱心に仕事などに没頭していた人が、燃え尽きたかのように、意欲を失ってしまうことを指します。介護職の場合、燃え尽き症候群になると利用者さんに対して事務的に接したり、不機嫌な態度を露骨に示したりするといったことがあるようです。仕事のモチベーションがなくなってしまうこともあり、仕事に対して「前となんか違う…」と思うようになったら注意しましょう。

燃え尽き症候群になる原因は、精神的・肉体的な限界を超えて頑張ったために、心身が追いつかなくなってしまうことです。燃え尽きるきっかけは人によってさまざまで、「思ったような結果が得られない」「働く環境に納得できない」「仕事のプレッシャーが大きい」などのストレスが考えられます。

燃え尽き症候群の身体的症状

燃え尽き症候群は、以下のような症状を訴える方がいるようです。

  • 不眠
  • 頭痛
  • 胃腸の不具合
  • 倦怠感

身体的な症状は、体調が悪いと感じても我慢できてしまう範囲であることも多いのが特徴です。そのため、仕事を休むほどではないと頑張ってしまい、後に深刻な不調を引き起こすことにもつながりかねません。悪化すると長期的な休養が必要になってしまうこともあるので、早めに対処しましょう

燃え尽き症候群の精神的症状

燃え尽き症候群は、以下のような症状に悩む場合があるようです。

  • 自信を失う
  • 他人と関わることに疲れを感じる
  • ちょっとしたことでもイライラしてしまう
  • 強い疲労感を覚える
  • 仕事に対するモチベーションが低下する
  • 好きだったことに無関心になる
  • 常に仕事のことを考えてしまう

精神的な症状は、仕事に対する意欲がなくなったり、反対に仕事のことが頭を離れなくなったりすることが多いようです。ストレスを発散しようとしても思うように楽しめず、余計にストレスを感じることもあります。

なお、自分だけで判断せずに、気になる症状がある場合は医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

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燃え尽き症候群になりやすい人の特徴

仕事に対して熱心に取り組む人や責任感のある人、高い理想を持っている人、人に尽くすのが好きな人、必要以上に周囲に配慮してしまう人などが燃え尽き症候群になりやすいといわれています。また、「長時間労働が続く」「職場に合わない人がいる」といったストレスの多い職場に勤めている人も、燃え尽き症候群になりやすいようです。
介護職は、「人の命を預かっている」というプレッシャーがストレスになりやすいので、適度にガス抜きをする環境がない人も要注意といえるでしょう。

燃え尽き症候群の予防方法

燃え尽き症候群を予防するには、仕事とプライベートを分けて考えることが重要です。介護の現場では、利用者さんの気持ちに寄り添い、不安や悩み相談の対応をします。しかし、相手の悩みを自分のことのように抱え込むと、精神的につらくなり、業務に支障が出てしまうことも。ネガティブな感情に共感しすぎたり、1人で抱え込んだりすることのないように、自分1人で解決できないことは上司や同僚に相談してみましょう。休日は仕事のことを忘れ、心身ともにリフレッシュすることが大切です。

また、完璧を求めて頑張り過ぎないことも燃え尽き症候群の予防に効果的です。どれだけ誠実な対応をしても、利用者さんやご家族によって受け取り方は異なるので、不満を感じる人をゼロにはできません。「介護の仕事に完璧はない」と日ごろから自分に言い聞かせ、妥協を覚えることが、燃え尽き症候群の予防につながるでしょう。

燃え尽き症候群になったときの対処法

燃え尽き症候群になってしまったときは、無理に頑張り続ける必要はありません。これ以上メンタルがやられることのないように心身の状態が回復するまで休養をとり、心を休ませましょう。ストレスで精神的につらい状態が続くときは、休職したり、専門家のアドバイスを受けたりすることも視野に入れてください。

燃え尽き症候群になるのは、燃え尽きるまで頑張った証でもあります。これまで一生懸命頑張った自分を認めて、褒めてあげましょう。「自分の努力が足りなかった…」と自分を責める必要はありません。
休養して気持ちや体調が落ち着いたら、燃え尽き症候群になった経験をこれからどう活かせるかを考えられるようになるでしょう。働く環境に問題があるときは、職員会議で意見を出したり、改善の見込みがなければ転職を検討したりしてみるのも効果的です。

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介護職がストレスを感じたときの対処法

介護職がストレスを抱えたままだと、質の高いケアを提供することができません。心身に影響が出ることもあるので、早めにストレスを自覚し、対処しましょう。ここでは、ストレスが限界に達したときの対処法を紹介しているので、参考にしてみてください。

ストレスチェックで現状を把握する

ストレスチェックを行い自身の現状を把握することが大切です。職員が50人以上いる事業所ではストレスチェックが義務化されているので、結果を確認してみましょう。2025年から50人未満の事業所のストレスチェックも義務化され、公布後3年以内に実施されるようになります。

準備期間でストレスチェックが行われていない方は、厚生労働省の「5分でできる職場のストレスチェック」をやってみるのも良いでしょう。
ストレスは目に見えないものです。無意識にストレスが溜まっているかもしれません。

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ストレスの原因を明確にする

ストレスの原因を明確にすることが重要です。客観的に自分を見ればストレスの原因が浮き彫りになり、対処法や解消法が見えてくるでしょう。自分がイライラしているときや落ち込むときのタイミングを書き出してみるのも効果的です。
ストレスの原因によって職場環境を見直しましょう。人間関係が原因なら異動を願い出てみたり、夜勤が多いなら減らしてもらえるように相談したりすることでストレスを軽減させることができます。

価値観の違いを受け入れる

同じ職場で働く仲間でも、介護に対する価値観は一人ひとり違います。異なる価値観に出会うたびにストレスを感じていてはキリがありません。「そんな考え方もあるのか」と、ほかの人の価値観を知る良い機会だと考えるようにしましょう。 人は人、自分は自分なのだと、受け入れることも大切です。利用者さんに対して行うのと同じように、傾聴・受容・共感を大切にしたコミュニケーションを心掛けましょう。
ほかの職員や利用者さんそれぞれの価値観を受け入れ、苛立たず冷静に向き合うことが大切です。

対処できないストレスは医師に相談する

自身で対処できないストレスは医師に相談するようにしましょう。専門家の意見を聞いたり、早めに治療することで悪化を防ぐことができます。「病院に行くのに抵抗感がある」という人もいますが、身体的・精神的に限界を迎えてからでは遅いので、できるだけ早く受診するようにしましょう。

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現役介護職が実践しているストレス解消法

ここでは、レバウェル介護(旧 きらケア)独自のアンケートをもとに、介護職の方が実際に行っているストレスの対処法をご紹介します。

※調査概要

  • 調査対象:現在、介護職として働いている方
  • 調査期間:2020年12月2日~2020年12月9日
  • 調査方法:インターネット
  • 調査人数:294名
介護職の方が実際に行っているストレスの対処法のイメージ

プライベートではどのような方法でストレスを解消しているのか聞いてみた結果、多かった回答は「おいしいものを食べる」(144票)、「睡眠をとる」(125票)「仕事に関係ない身近な人に話す」(113票)でした
以下で、介護職のストレス解消法を詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

食事や趣味を楽しむ

食事や趣味を楽しむことでストレスを解消できます。ストレスにより生じたマイナスな感情を、「おいしい」「楽しい」といったプラスの感情で払拭しているようです。

介護職員の方々へ趣味についても聞いてみたところ、もっとも多かったのは「映画/動画/テレビ鑑賞」(115票)。次いで、「旅行」(75票)「音楽鑑賞」(73票)でした。映画や動画、テレビ、音楽鑑賞など、家で手軽に楽しめる趣味が人気なようです。一方、旅行やショッピング、アウトドアなどのアクティブな趣味を持っている方も多く見られました。

生活習慣を整え十分な睡眠を取る

生活習慣を整え、十分な睡眠を取ることでストレスを軽減しましょう。介護職は夜勤があるため生活習慣が乱れやすい傾向にあります。生活リズムが崩れると寝不足になったり、体調を崩しやすくなりますが、そのような状態が続くと些細なことでもストレスを感じるように。睡眠時間をしっかり取り、食生活にも気を使い、生活習慣を整えることで健康な肉体と精神を保つことができます。

友人や家族・同僚に悩みを相談する

悩みを友人や家族、同僚に相談することで気分が楽になることもあります。人に話すことで自分の気持ちや考えを整理できたり、怒りや不安感を落ち着かせたりすることができるでしょう。同僚に話す場合は、同じ仕事をしているので仕事に関する悩みや不安を共感してもらえるため、気持ちがスッキリするようです。

適度な運動をする

適度な運動をすることで、気分をリフレッシュすることができ、ストレス解消につながります。激しい運動をする必要はないので、ウォーキングやストレッチなど軽い運動をすることが大切です。普段から運動をしない場合は、スポーツジムに通ったり、公園でランニングをしたりする習慣をつけるのも良いでしょう。運動をすると血行が良くなるので、肩こりや腰痛の予防など身体にも良い影響があります。

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転職を検討すべきブラックな介護施設の特徴

ストレスの原因は、職場がブラックな介護施設である可能性もあります。職場環境がストレスの原因である場合は、職場を変えることで精神的な負担を減らせるでしょう。仕事のストレスが大きく、明らかに限界を感じるときは転職を視野に入れるのも一つの方法です。
以下で、転職を検討すべきブラックな介護施設の特徴を解説しているので、チェックしてみてください。

労働基準法を違反している

労働基準法には、1日8時間、1週間で40時間と労働時間が定められています。ほかにも、「毎週1回の休日、もしくは4週間を通して4日の休日が与えられない」「8時間勤務なのに休憩時間がない」などは、労働基準法に違反しています。労働基準法は、従業員を雇用する雇用者が最低限守るべきルールです。違反がある職場は、従業員を大切に扱っていない職場である可能性が高いので注意しましょう
労働基準法に違反している職場は、労働環境が整っておらず、ストレスや疲労が溜まりやすい環境といえます。早めに転職を検討するほうが良いかもしれません。

サービス残業や休日出勤がある

サービス残業や休日出勤があるのもブラックな介護施設といえます。人手不足の事業所では、業務内に仕事が終わらず、サービス残業や休日出勤が常態化していることも。暗黙の了解で、それに対する不満が言えないという人もいるようです。長時間労働や仕事量に見合わない給与は大きなストレスとなるので、転職すると良いでしょう。

ハラスメントやいじめが横行している

明らかなパワハラやセクハラ、いじめがあってストレスを抱えている場合は、転職を考えるタイミングといえます。人間関係の些細なトラブルであれば、仕事に集中したり、周りに相談したりすることで解決するかもしれません。

しかし、上司に相談しても解決しないときは、無理をして働き続ける必要はありません。ハラスメントやいじめが横行している職場は、安心して働くためにも適していないといえるでしょう。
介護職は、利用者さんのケアをチームで協力して行うことが多々あります。人間関係に問題がある場合、仕事全体に影響が出ることもあるので、転職を考えてみましょう。

違法な医療行為を行っている

介護職には、資格や研修を条件に、一部の医療的ケアの実施が認められています。ブラックな介護施設では、研修を受けていなかったり、資格を有していなかったりする職員に対して医療行為を求めることがあるようです。インスリン注射や摘便、床ずれの処置、たん吸引や経管栄養など介護職に認められていない範囲の医療行為を行うのは違法。介護職が行える医療行為の範囲を把握しておきましょう。

医療行為は事故につながる危険があるうえに、自身に責任が問われる可能性もあります。違法な医療行為を強要された場合は退職を検討しましょう

仕事のストレスが限界なら転職も一つの解決方法

転職する際は、同じストレスで転職後に苦しまないよう自分に合った職場を見つけることが大切です。以下で、転職を成功させるポイントを解説しているので、ぜひチェックしてみましょう。

自分の希望条件に順位をつける

転職をするうえで、もっとも重視する条件を決めましょう。ストレスの原因を解決できる条件を優先して求人を探すことで、長く働き続けられる職場が見つかります。求人の雇用条件をしっかりと確認して、希望条件に合う求人を探しましょう

給与の悩み:夜勤ありの仕事を選ぶ

給与が少ないことに悩んでいる方は、夜勤がある介護施設に応募するのも一つの方法です。夜勤手当があるため、給与が高い傾向があります。給与アップを目指す方は、基本給だけではなく各種手当を含む収入をチェックし、総合的な視点で求人を探すことが大切です。

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職員の人間関係の悩み:訪問介護の求人を見る

職場の人間関係で悩んでいる方は、訪問介護が向いているかもしれません。訪問介護は、基本的に1人で利用者さんの自宅を訪問するため、ほかの介護職員と関わる機会が少ない職場です。1人で利用者さんに向き合ったケアが行えます。

▶訪問介護の求人一覧ページはこちら

身体的負担の悩み:介護度が低い施設がおすすめ

身体的な負担が多いことにストレスを感じている方は、利用者さんの介護度が低い施設に応募すると良いでしょう。デイサービスやグループホームなどの利用者さんは、介護度が低い傾向があり、身体介護を行うことが少ないので、身体的な負担を軽減できます。

▶デイサービスの求人一覧ページはこちら
▶グループホームの求人一覧ページはこちら

複数の求人を比較し雇用条件を確認する

複数の求人を比較して雇用条件を確認するのも、より良い職場で転職するために欠かせないポイントです。求人を比較することで、さらに良い条件の求人を見つけられるでしょう。求人探しを妥協せず、自身が納得できる条件の求人を探すことで、転職後もストレスを感じず働くことができます。

施設見学をして雰囲気を確かめる

施設の見学をして雰囲気を確かめることも、転職する際に重要です。職場を見学する際は、施設全体の雰囲気や清潔感をチェックしましょう。ほかにも、職員や利用者さんの表情に笑顔があるかも確認。清掃が行き届き、笑顔がある明るい職場は、業務に余裕があり人間関係も良好な職場である可能性が高いといえます。
職員や利用者さんの人柄は求人だけでは分からない情報なので、事前に見学をして確認することで入職後のギャップを減らせるでしょう。

▶ヘルパー・介護職の求人一覧ページはこちら

ストレスを抱えている介護職についてよくある質問

ストレスを抱えている介護職についてよくある質問に回答します。「介護職ってストレスが多そう」と悩んでいる方は、ぜひご覧ください。

介護職のストレスが限界になったらどうすれば良いの?

ストレスが限界になる前に上司に相談したり、食事や趣味を楽しみリフレッシュしたりするのが効果的です。しかし、ストレスが限界になり、その職場で働くことが難しい場合は転職して環境を変えるのも良いでしょう。
あまりにつらい場合は医療機関を受診するのも選択肢の一つです。介護職が転職する際のポイントは「仕事のストレスが限界なら転職も一つの解決方法」で解説しているので、ぜひご一読ください。

介護職のストレスの原因には何があるの?

介護職がストレスを感じる原因には、人手不足により職員1人あたりの負担が大きいことや仕事量に対し給与が低いこと、職場の人間関係の問題などがあるようです。詳しくは「介護職がストレスを感じる原因」で解説しているので、介護職で多いストレス原因を知りたい方はチェックしてみてください。

介護職の仕事のやりがいは何ですか?

介護職の仕事のやりがいには、「利用者さんやご家族に感謝されること」「利用者さんの在宅復帰を支えられること」「学歴・職歴に関係なくキャリアを築けること」「ライフイベントに対応しながら続けられること」「豊富な施設形態から自分にあった職場を選べること」「求人数が多く仕事を失うリスクが低いこと」などがあります。介護職の仕事のやりがいは、「介護士のやりがい・魅力13選!介護の仕事を選ぶ理由や価値観も解説します」の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。

まとめ

介護職は、人手不足の施設が多く、職員1人あたりの負担が増えることでストレスを感じる場合があるようです。ほかにも、仕事に対して給与が低いことや職場の人間関係、身体的な負担、休日の少なさなどにストレスを感じる傾向があります。介護職の約6割が仕事にストレスを感じているようです。

介護の仕事でストレスを感じているときは、ストレスチェックをして、自身の現状を把握してみると良いでしょう。ストレスの原因を明確にしたら、上司に相談したり、職場環境を見直したりすることが大切です。ほかの職員や利用者さんの価値観の違いを受け入れることもストレスの軽減につながります。自身で対処できないストレスがある場合は、医師に相談したり、転職したりすることで解決できるでしょう。

今の仕事にストレスを感じている方は、介護業界の転職支援サービスに特化したレバウェル介護(旧きらケア)へご相談ください。介護業界の転職に詳しいキャリアアドバイザーが、職場の雰囲気や残業の有無など求人だけでは分からない情報をお伝えするので、自分に合った求人を見つけられます。アドバイザーが求人探しや施設とのやり取りを代行するので、働きながら効率良く転職活動が行えるでしょう。「転職を考えているけど、なかなか時間が取れない…」という方もお気軽にご相談ください。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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