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- Tさん(女性) 50代前半
- 介護職員初任者研修/未経験
飲食店のパートとして働いていますが店が閉業することになり、退職しなければいけなくなりました。初任者研修の資格を活かして介護職に挑戦したいのですが、50代・未経験でも介護職に転職できるのか不安です。私に合う職場はあるのでしょうか…
こんにちは。レバウェル介護キャリアアドバイザーの髙橋です。この記事では、「未経験で介護職に転職できるか不安…」とおっしゃっていた50代女性のTさんが、転職を成功させるまでのストーリーをご紹介します。最初はあまり自信がなく心配されていたTさんは、どのような流れで転職活動を進めたのでしょうか?転職後の様子にも触れているので、未経験で介護職への転職を検討している方の参考になれば幸いです。
目次
「50代・未経験なんですけど、介護職に転職できますか…?」
そんな不安を相談してくださったのは、50代前半のTさんです。これまで事務職で15年、飲食店のホールスタッフとしてで10年働いてきました。閉業により現職の退職が決まり、転職活動を始めることに。手に職をつけるため過去に介護職員初任者研修を取得していたので、「せっかくなら資格を活かして働きたい」と思い、介護の仕事を探すことにしました。
ただ、介護の仕事は未経験なので、「50代で転職できる職場はあるのだろうか?」という不安があります。まずは応募できる求人があるのか確認し、介護職への転職を具体的に検討したいと、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談くださったのです。
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50代・未経験で介護職になっても仕事を覚えられないかも…
お電話による初回の面談では、未経験で50代から介護職を始めることへの不安を口にするTさんと、次のようなお話をしました。
Tさん「せっかく資格もあるし介護職をやってみたいけど、働くイメージがつかなくて…。未経験の自分に務まるのか不安です」
髙橋「そうですよね。研修で勉強したことはあっても、実際にやったことがないとできるか心配ですよね」
Tさん「そもそも転職できるのか不安なのと、もし転職できたとしても、仕事を覚えられないんじゃないかと不安で…」
髙橋「実際に未経験で介護職に転職した50代の方はいらっしゃるので、前向きな姿勢があれば全然不可能ではないですよ!未経験の方の採用に意欲的で教育体制が整っている事業所もあるので、そういう職場ならしっかり仕事を教えてもらえると思います」
Tさん「そうなんですね…!もしそういう職場があるなら、頑張れるかもしれません。初任者研修は持っていますが、取得してから時間が経っていてあまり自信がないので…。丁寧に教育していただける職場が見つかればうれしいです」
髙橋「承知しました!お給料や勤務時間ももちろん大切ですが、Tさんが安心して長く働けることも大切だと思うので、教育体制もしっかり確認して求人をお探ししますね」
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安心して働ける職場に出会いたい!希望条件と見つかった求人は?
Tさんが未経験からでも安心して長く働ける職場を見つけるため、まずは希望条件を整理したうえで求人探しを始めました。
Tさんが介護職への転職で重視する条件
Tさんの今の状況や重視する条件をヒアリングした結果、以下の条件を重視して求人を探すことになりました。

また、Tさんはできれば叶えたいこととして次のことも挙げていました。
- 日勤帯のみ(教育体制がしっかりしていれば夜勤も可能)
- 忙しくて時間に追われる大規模な施設以外
- 人間関係が良好
必要な収入を得つつ、ご家庭の都合に合った働き方をしたいというご希望です。また、夜勤をすることや大規模な施設で働くことに、漠然とした不安があるようでした。
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約50件の事業所に直接交渉。苦戦するも3事業所で面接可能に
まずは、通勤可能なエリアの求人をLINEでいくつか送信しました。全部で約100件の求人から、Tさんが気になると言った施設を優先しつつ、条件に合いそうな50件ほどに電話で連絡。あわせて教育体制を確認し、もし面接に進んだ際はTさんが働くイメージができるよう、職場見学をさせてほしい旨も伝えました。
その結果、面接OKというお返事をいただけた事業所は、「特別養護老人ホーム(特養)」「病院(看護助手)」「有料老人ホーム」の3つでした。
前向きな回答をくれた以下の3つの事業所は、いずれもレバウェル介護(旧 きらケア)からの入職実績があり、未経験の介護職の教育に慣れています。
| 施設形態 | 特養 | 病院 | 有料老人ホーム |
|---|---|---|---|
| 通勤時間 | 自転車で10分 | 自転車で20分 | 自転車で15分 |
| 月収 | 22万円 | 20万円弱 | 20万円 |
| 勤務時間帯 | 日勤と夜勤 | 日勤のみ | 日勤と夜勤 |
| 教育体制/働きやすさ | ・教育担当者がついて教えてくれる ・半年間サポートしてくれる | ・未経験者の採用実績が多く教育に慣れている ・常に職場に看護師がいるので体調面の判断を委ねられる | ・未経験者の採用実績が多く教育に慣れている ・運営元が大手企業で新人研修がマニュアル化されている |
3件の求人の給与や教育体制に加え、それぞれの施設の特徴や働き方、メリット・デメリットなどをTさんにお電話で丁寧にご説明しました。Tさんは「ぜひ面接に行ってイメージをつけたい」とのことで、3件の求人に応募することになりました。
この時点でのTさんの志望度は、「病院→特養→有料老人ホーム」の順番で、日勤のみで働ける病院が気になっているようでした。
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面接に自信がない…介護職未経験者はどんな対策が必要?
面接対策として、志望動機などのよくある質問への回答を準備しておくことで、本番でスムーズに答えられるでしょう。特に介護職未経験の場合、「どうしてこの事業所に応募したのか」だけではなく「介護職に転職する理由」も聞かれる場合が多いので、考えておくと安心です。
Tさんと行った面接対策の一部を以下にまとめたので、「面接に向けて何をすれば良いのだろう?」と気になる方は、ぜひご覧ください
介護職未経験で面接官に響く志望動機を作成するには?
面接が決まったので、よくある質問集をLINEで送付したうえで、お電話でどう答えるかをすり合わせました。
髙橋「まず面接で必ず聞かれる質問の志望動機を考えていきましょう。Tさんはどんな内容を考えていますか?」
Tさん「そうですね…『初任者研修の資格を活かして、介護職として頑張りたいと思って志望しました』みたいな感じですかね」
髙橋「ありがとうございます!『資格を活かして活躍したい』というのは本音だと思いますしダメではないんですけど、もう少し『介護職として働きたい』という意欲が伝わると好印象につながると思います!ちなみにTさんは、普段お仕事をしていてどんなときにやりがいや喜びを感じますか?」
Tさん「周りからありがとうと言われると、役に立てたなと思ってうれしいです」
髙橋「良いですね!それを介護職の志望動機に盛り込むのはどうでしょうか?介護職は利用者さんと深く関わる仕事なので、『仕事を通して人の役に立ちたい』というのは、介護職を目指す理由として説得力があると思います!」
Tさん「なるほど…前から介護の仕事に興味があって資格を取っていたので、なんとなくその流れで介護職をやってみたいと思っていたんですけど。『人の役に立ちたいから、利用者さんの生活を支える介護職に挑戦したい』って自分でもしっくりきました」
髙橋「そうですか!これまでTさんとお話ししていたこととも一致していますし、優しい人柄が伝わりそうで良い感じですね。
あと、志望動機では『その施設に応募した理由』も聞かれます。こちらは事業所ごとの特徴を捉えた内容にするのがポイントです。Tさんが事業所のどのような点に共感できそうか、公式サイトで経営理念などを一緒にチェックしてみましょう!」
面接でよくある質問にスムーズに答えられるよう、Tさんの想いやビジョンを聞き出しつつ、回答を考えるお手伝いをしました。また、事業所ごとの志望動機を作成する際は、Tさんと一緒に応募先それぞれのWebサイトを確認しながら共感できる点を整理し、志望動機への盛り込み方をアドバイスしました。
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いよいよ面接を受けると思うと緊張する…
面接対策を一通り終えたTさんは、「いよいよだと思うと緊張してきました。うまく話せるかな…」とそわそわしている様子です。
Tさんはいつも丁寧にコミュニケーションを取ってくださるため、「私といつも話しているようにお話ししていただければ、全く問題ないですよ!」と勇気づけました。
そして、「面接ではどう答えるかだけではなく、人柄や笑顔、挨拶なども見られるので、いつも通りの明るく丁寧な姿勢でリラックスして臨みましょう」と伝え、Tさんを送り出しました。
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介護職未経験で3事業所の面接を受けた結果は?
前述した「特別養護老人ホーム(特養)」「病院(看護助手)」「有料老人ホーム」の3件の面接を受けたTさんは、特養と病院の2件から内定を獲得しました!
| 施設形態 | 特養 | 病院 |
|---|---|---|
| 通勤時間 | 自転車で10分 | 自転車で17分 |
| 月収 | 22万円 | 20万円弱 |
| 勤務時間帯 | 日勤と夜勤 | 日勤のみ |
| 教育体制/働きやすさ | ・教育担当者がついて教えてくれる ・半年間サポートしてくれる | ・未経験者の採用実績が多く教育に慣れている ・常に職場に看護師がいるので体調面の判断を委ねられる |
Tさん自身は年齢や未経験ということを懸念していましたが、事業所側は物腰の柔らかさやコミュニケーション能力の高さから「介護職に向いている」と評価したそうです。年齢や経歴は事前に分かっているので、未経験者の面接では介護職の適性や人柄を特にチェックされます。
2件の候補のうち夜勤ありの特養を希望!その理由は?
求人を提案した段階では、Tさんは「特養はきついイメージがある」「病院は日勤のみだから働きやすそう」とおっしゃっていましたが、意外にも特養への入職を希望されました。Tさんによると、以下の点が特養を選ぶ決め手となったとのことです。
- 同じ教育担当者が1対1で仕事を教えてくれる安心感
- 最新機器がそろっていて、介護職の体力的な負担の軽減に努めている環境
- 面接時の丁寧な対応
Tさんは面接を受けて特養を見学したことで、職場環境に魅力を感じたようです。特に、自分に合った環境で働けるよう、併設のグループホームやデイサービスまで時間を掛けて案内してくれた点に感動したようでした。
また、「最初は日勤のみが良いと考えていましたが、転職活動を進めるなかで、夜勤にも挑戦して介護職として経験を積みたい感じるようになりました」とのこと。面接や見学を通して介護職として働く姿を具体的にイメージできたことで、今後のキャリアの目標を持てたそうです。
50代・未経験で介護職へ転職したTさん。実際に仕事してみてどう?
無事に特養へ入職したTさんと後日連絡を取ると、「まだ先輩職員について回っているだけですが楽しいです。人間関係が良くて働きやすいので、ここなら頑張れそうです」と研修に励んでいることを教えてくださいました。
Tさんは、最初の面談で「50代・未経験でやっていけるか不安…」とおっしゃっていたとは思えないほど、前向きに介護職としてのキャリアを歩み始めています。
私が転職活動をお手伝いしたことが、Tさんが一歩前に進むきっかけになっていたらうれしい限りです。Tさん、強みである人当たりの良さやコミュニケーション能力を活かして、介護職として活躍していってくださいね。これからも応援しています!
50代という年齢は、定年や老後を見据えて今後のキャリアを考える時期。そんななかで、「新しいチャレンジがしたい」「60代になっても続けられる仕事を探したい」と考え、介護業界に転職する方は珍しくありません。
しかし、キャリアや経験を積み重ねてきた方ほど、キャリアチェンジを不安に思うものではないでしょうか?
「介護業界に興味があるけど自分に転職できるのかな?」と思ったときは、まずはレバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください!
介護業界に詳しいキャリアアドバイザーがお話を伺い、転職のメリットだけではなくデメリットも含めて丁寧にご説明するので、転職すべきか判断する参考にしていただければと思います。サービスはすべて無料なので、気軽にご登録くださいね!
転職すると決めていなくても大丈夫
50代・未経験で介護職への転職を成功させる方法
50代・未経験の方が転職を成功させるには、「しっかり情報収集をして転職先を検討すること」や「志望動機で介護職の仕事に対する前向きな姿勢をアピールすること」が大切です。
事業所のWebサイトを見たり、転職エージェントを利用したりすれば、求人だけでは分からない職場の実態を把握しやすいでしょう。
50代・未経験で介護職への転職を成功させる方法を、以下にまとめました。
キャリアアドバイザーの回答まとめ
- 教育体制や研修制度を具体的に確認する
- 未経験の介護職に挑戦したい理由を前向きに伝える
- レバウェル介護で求人探しや情報収集をする
教育体制や研修制度を具体的に確認する
求人を比較する際は、一目で違いが分かる給与や福利厚生などに目が行きがちです。もちろん、安定した生活をするために待遇を確認することは大切ですが、教育体制や研修制度も働きやすさに大きく関わります。しかし、求人を見るだけで事業所の細かい特徴まで把握するのは難しいでしょう。
応募先を検討する際は、求人だけではなく事業所のWebサイトやパンフレットなどでも情報を集めると、教育体制や職場の雰囲気を知る参考になります。チェックポイントは、「未経験者の採用実績があるか」「新人教育の制度があるか」などです。
お仕事や家事が忙しくて時間がない場合は、転職エージェントに情報収集を手伝ってもらうと、効率良く転職活動を進められます。
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未経験の介護職に挑戦したい理由を前向きに伝える
未経験者の面接では、必ずと言っていいほど「なぜ介護職になりたいのか」を質問されます。面接官に好印象を与えるポイントは、介護職を志望する前向きな理由を根拠とともに話すことです。
「なんとなく」「資格があるから」「ほかにやれる仕事がないから」などのあいまいな理由だと、責任を持って介護職の仕事ができるのか懸念される可能性があります。そのため、過去の実体験や自分の価値観と紐づけて「介護職を選んだ理由」を説明できるよう準備しておくことが重要です。
志望動機が思いつかないときは、やりがいやモチベーションを感じるのはどのようなときか、人生経験を振り返ってみましょう。それを介護職の仕事に結びつけることで、説得力とオリジナリティのある内容になります。
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レバウェル介護で求人探しや情報収集をする
未経験の業界に転職する場合、誰しも「どんな感じか分からない」「自分にできるのかな…」と不安なもの。50代で今まで安定した生活を送ってきた方は、「興味があるけど、体力的な負担や収入面などが心配で踏み出せない」と感じることがあるのではないでしょうか?
実際の職場の雰囲気や適性があるかは、求人やWebサイトを見ただけではなかなか分かりません。面接を受けたり見学をしたりして自分の目で確かめることで、イメージとは違う部分が見えてくるでしょう。
とはいえ、「求人を探すだけで手一杯で余裕がない…」という方もいるのではないでしょうか?そんなときは、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください!担当するキャリアアドバイザーが、あなたの代わりに直接事業所と連絡を取って情報取集や交渉を行うので、応募先の細かい情報まで効率良く把握できます。「50代・未経験で大丈夫?」「ちゃんと教育してもらえる?」という不安を払拭したうえで面接に望めるでしょう。
レバウェル介護(旧 きらケア)にご登録いただければ、職場見学・面接の日程調整や応募書類の添削、面接対策などを行い、転職活動を総合的にサポートいたします!「とりあえず話を聞いてみたい」という方も歓迎なので、ぜひご活用くださいね。
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点


