介護職に復帰したいけどブランクが不安…高給与の職場へ転職できた事例を紹介

転職お悩み相談室 2026年3月28日
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  • Sさん(女性) 50代前半
  • 介護職員初任者研修/介護経験8年

以前、看護助手として勤めていたのですが、体調を崩してしまい退職しました。現在は知人の飲食店を手伝っていますが、やはり介護職に戻りたいと思って転職活動を始めました。5年ほどブランクがあるので転職できるか不安です。介護職に復帰して安定した収入を得られますか?

こんにちは。レバウェル介護のキャリアアドバイザーの山﨑です。この記事では、「介護職に復帰したいけど5年ブランクがあって不安…」というお悩みを抱えていた求職者の方の転職事例をご紹介します。「介護職として十分な収入を稼ぎたい」というSさんは、どのように転職活動を進めたのでしょうか?転職成功までの流れをまとめたので、「経験を活かしてもう一度介護業界で活躍したい」という方の参考になれば幸いです。

あなたの不安も相談していませんか?

目次

介護職に復帰したいけど、ブランクがあるから自信がない

50代前半のSさんは、病院の介護職(看護助手)として8年の実務経験があり、介護職員初任者研修を保有しています。体調を崩してしまい病院を退職し、直近は知り合いの方の飲食店で勤めていますが、介護職に戻りたいという気持ちがあるそうです。

Sさんは、「資格も経験もある介護の仕事に就きたい」と思ったものの、5年のブランクがあることと、病院での経験しかないことに不安があります。また、生活のことを考えると総支給30万円ほどが叶えたい条件です。

自分で求人探しをしてもなかなか希望に合う求人が見つからず、「ブランクありで高給与は難しいのかな…」と感じていたSさん。「新しい生活を始めるためになんとか良い転職先を見つけたい」という思いで、レバウェル介護(旧 きらケア)にご登録くださいました。

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ブランクから介護職へ復職したい!仕事探しの条件を整理

はじめてお電話で面談した際のSさんは、「介護の仕事にもう一度挑戦したいけど、5年のブランクは大きすぎるのではないか」と不安を抱えている様子でした。

Sさんが安心して長く働ける職場を見つけられるよう、まずは、現状と将来的な生活面・キャリア面の目標をヒアリング。どのような条件で仕事探しをするのがベストなのか相談しました。細かくすり合わせをした結果、以下の条件を重視して求人を探すことになりました。

  • 月の手取り25万円以上
  • 夜勤あり(収入の担保)
  • 社会保険完備
  • 教育制度や資格取得支援が整っている

今回の転職で譲れない条件は安定した収入を得ることだったので、「夜勤ありで月に25万円の手取りが見込める」というのが基準。「介護職のブランクがあって不安」「今後ケアマネなどへキャリアアップしたい」というお話も伺い、教育体制がしっかりしている職場を優先することにしました

また、以前体調を崩されたとおっしゃっていたため、現在の具合はどうか、夜勤をしても体力的に問題ないかなど確認し、体調面にも配慮して求人探しを始めました。

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50代・ブランクありで応募できる求人はどのくらいある?

どのような条件で転職先を探すか決まったので、求人が出ている事業所や、得意先で就業環境について詳しく知っている事業所を中心に、電話で問い合わせました。

高給与の20事業所に直接交渉し、3件が応募可能に

Sさんのご自宅から1時間以内のエリアで、給与が高めの事業所20件に交渉したところ、面接をしても良いというお返事があったのは3件でした

「5年のブランクがあるが、今後は介護業界で長く働いてキャリアアップしたい」というSさんの想いを事業所に伝えると、「経験と資格があって活躍を期待できるので、ご本人が良ければぜひ会ってみたい」と言っていただけたのです。

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ブランクOK・高給与の求人の条件は?

さっそくSさんにお電話でご報告。改めて今回の転職の目的や希望条件を一緒に確認したうえで、面接OKの事業所3件の情報をお伝えしました。

病院有料老人ホーム有料老人ホーム(ホスピス)
給与総支給27万円
26~28万円29万円~
通勤時間電車で20分電車で30分電車で40分
特徴看取りまで対応しているので長期的に患者さんに寄り添える手当や残業代で高給与を狙える入職者や役職者の研修が充実している

一つひとつの事業所の給与や通勤時間、利用者さん・患者さんの特徴、働き方、働くメリット・懸念点をお伝えし、フラットに検討いただけるようにしました。

Sさんに求人情報をお伝えすると、「3つも選択肢があるとは思っていなかったので、希望を持てました」「不安はありますが、どこも給与が希望通りで、ブランクがあっても受け入れてくださるようなので、まずは面接を受けてみようと思いました」とのこと。

早速、3事業所に面接を依頼し、日程調整をしました。

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久しぶりの転職活動。面接に受かるために準備したこと

前回の転職活動から10年以上が経っていたSさんは、「何から始めたら良いんだっけ…」と戸惑っていました。Sさんが自信をもって面接に臨めるよう、書類作成や面接対策のサポートを手厚く行いました。
以下で選考対策のポイントを解説するので、確認してみましょう。

情報収集をしてサービスの特徴や面接の雰囲気を知る

面接で好印象を残して内定を獲得するには、事業所が提供する介護サービスへの理解を深め、自分がマッチする人材であることを示す必要があります。そのため、転職支援実績を活かして、事業所の基本情報や特徴、面接の雰囲気などの情報をLINEでお伝えしました。

面接までに事業所の情報をインプットし、魅力を感じた点、志望理由、経験を活かしてどう貢献できるかなど、答えられるようにしておきましょう。

キャリアアドバイザーが面接を受ける事業所の情報を送付したLINE内容
実際の内容に近いイメージ画像です。

面接で簡潔に好印象な受け答えができるよう練習する

面接本番でスムーズに受け答えができるよう、電話で面接練習を行いました。介護職の面接で定番の質問は、自己紹介や志望動機、転職理由などです。

Sさんは志望動機について、今回の転職軸であった「給与が良い」という部分を取り上げていました。

転職の際に給与アップを求めることは自然なことですが、「待遇が良いからここで働きたい」と伝えても、面接官の心には響きにくいでしょう。「採用したい」と思ってもらうためのポイントは、面接官が「採用するメリットがある」と感じるような動機を伝えることです

Sさんは介護のお仕事に対する熱意があり、「介護職として成長できる環境で専門性を磨き、事業所や利用者さんに貢献したい」とおっしゃっていたのが素敵でした。そのため、収入面の理由ではなく、介護職への想いを志望動機として伝えたほうが、意欲や適性が伝わることをアドバイスしました。

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介護職の面接で好印象を残すコツやNG行動を押さえる

合格率を上げられるよう、「好印象を残すためのポイント」と「不合格につながりやすいNG行動」もLINEで送付。あわせて意識していただくようお伝えしました。

以下にそのうちの一部をまとめたので、面接をひかえている方はぜひ参考にしてみてください。

面接で好印象を残すためのポイント

面接で好印象を残すためのポイント

面接において、第一印象は合否に関わる重要なポイントです。第一印象は数秒で決まり、覆すのに何時間もかかると言われています。面接の内容が良かったとしても、第一印象が尾を引いて不採用になることも少なくありません。「感じの良い人だな」「この人の話を聞いてみたい」という印象を残せるよう、細部まで気を配りましょう。

また、短時間で自身の経験や強みをアピールする必要があるので、話し方にも注意が必要です。話が長すぎたり、とりとめのない回答をしたりしてしまうと、「結局何を伝えたかったの?」と思われてしまいます。結論→根拠の順番で話すと、相手が理解しやすい上に、思考力があるというアピールにもなるので、意識してみてください。

不合格につながりやすいNG行動

面接で不合格につながるNG行動

退職・転職理由で、前職の悪口や不満を話すのは控えましょう。「人間関係が悪かった」「施設長のやり方が合わなかった」などの場合、あなたに非がなかったとしても「他人や環境のせいにする人」「入社してもすぐに辞めてしまいそう」という見え方になってしまう可能性があります。前職の不満よりも、今後の目標や応募先への熱意を伝えた方が確実に好印象に繋がるでしょう。

また、不安な点を話しすぎてしまわないよう注意が必要です。ブランクからの復帰や新しい職種への挑戦など、就職・転職に不安はつきもの。しかし、その主張が強いと、面接官は「少しでも大変なことがあったら心が折れてしまうかも」と、入社後の懸念の方が気になってしまいます。不安を払拭できるよう気になる点は質問しつつも、前向きな姿勢も必ず示しましょう。

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介護職のブランク5年で臨んだ、3件の面接の結果

Sさんは、病院、有料老人ホーム、有料老人ホーム(ホスピス)の3事業所の面接を受けました。その結果、病院と有料老人ホーム(ホスピス)の2件から内定を獲得しました
事業所から伺ったSさんの評価ポイントは、明るい性格とコミュニケーション能力、「ブランクがあるので一から頑張りたい」という謙虚な姿勢です。

Sさんは、「病院は働いたことがあるから比較的スムーズに働き始められそう」「ホスピスは介護の難易度が高そうだけど、その分スキルが身につきそう」と、2つの事業所どちらにも良い点があり悩んでいます。

そして、今回の転職の目的や将来の理想像を改めて考えたSさんは、「給与(最重要)」「教育体制の充実」「キャリアアップ・スキルアップ」の観点で、ホスピスへの入職を決めたのでした。以下が入職を決めたホスピスの就業条件です。

  • 総支給29万円~(手取り約25万~26万円)
  • 社会保険完備
  • 夜勤は慣れてから週2回可能
  • 中途入職者向けの研修や資格取得支援制度あり

ブランクから介護職に復帰したSさん。転職後の生活は?

入職から少し経ってSさんに連絡してみると、次のようにお話しくださいました。

「介護施設の仕事は未経験で大変なこともありますが、利用者さんと関わるやりがいを感じながら働けています。山﨑さんが担当だったから緊張せずになんでも相談でき、お陰さまで希望通りの職場に就職できました。ありがとうございました!」

ブランクからの復帰という不安があるなか、大切な転職活動のサポートをレバウェル介護(旧 きらケア)にお任せくださって嬉しく思います。Sさんの生活が安定し、やりがいを感じながら介護職として活躍できているようで安心しました。

ブランクがあって就職・転職する際は、とても不安だと思います。「介護職に戻るべきか迷っている」「ブランクがあっても応募できる求人があるか知りたい」など、どんなことでもかまいませんので、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください

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ブランクが不安な介護職が転職を成功させるポイント

ブランクから介護職に復帰する際は、介護職に戻りたい理由と重視する条件を明確にし、自分に合った職場を選ぶことが大切です。また、ブランクに対する事業所側の不安を払拭するには、謙虚に学んでスキルアップする姿勢を示すと良いでしょう。

ブランクの不安を乗り越えて介護職として活躍するためのポイントは、以下のとおりです。

キャリアアドバイザーの回答まとめ

  1. 生活状況やキャリアプランを整理する
  2. 面接でスキルアップに前向きな姿勢をアピールする
  3. 転職に関する不安をレバウェル介護に相談する

生活状況やキャリアプランを整理する

ブランクのある方が、介護職に再就職・転職する理由は人それぞれです。ライフイベントに伴う転職の場合、仕事以外の環境も大きく変わることになります。

生活環境が変わる場合は、「今までと何が変わるのか」を整理し、仕事にどのように影響するのかを検討することが必要です。特に、「安定した生活をするために必要な収入」や「働ける時間帯」は転職の重要な要素なので、最低限守りたいラインと譲れる条件を考えておくと良いでしょう

介護業界では、資格取得やキャリアアップで収入を上げられることもあります。そのため、目先の給与や利益だけにとらわれず、中長期的なキャリアアップを見越して職場を選ぶことも大切です。

面接でスキルアップに前向きな姿勢をアピールする

自信がなさそうに話すと、面接官から「採用して大丈夫か」「頑張る覚悟がないのか」と不安に思われてしまう可能性があります。

面接では、新人として謙虚に学んでブランクを埋める姿勢を示しつつ、今後どのような介護職になりたいか、入職後にどのように活躍したいかをアピールしましょう。介護職としてスキルアップして事業所に貢献する意欲が伝われば、好印象につながります

転職に関する不安をレバウェル介護に相談する

転職は人生の一大イベントなので、誰しも不安に感じやすいものです。さらに、ライフイベントによって生活全体が変化する場合、「どの選択がベストなのだろう…」と悩んでしまうのではないでしょうか?

レバウェル介護(旧 きらケア)のキャリアアドバイザーは、求職者の方の不安に真摯に寄り添いながら、キャリアの相談に対応しています。あなたのペースに合わせてお話を伺うので、「これからのキャリアを迷っている」という段階でも利用可能です
状況によっては、転職をしない選択肢も含めて一緒に検討し、後悔のない選択ができるようサポートさせていただくので、いつでも気軽にご相談くださいね!

ここなら大丈夫と思える職場が見つかる

執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2026年3月28日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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