転職したがやっぱり介護に戻りたい…復職できる理由や再就職のメリットとは

転職ノウハウ 2025年9月18日
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この記事のまとめ

「転職したがやっぱり介護に戻りたい」という方もいるのではないでしょうか?介護業界は人手不足で多くの求人があるため、異業種に転職した後も復帰しやすい傾向があります。この記事では、転職した人が介護職に戻りたいと思う理由や、復帰を成功させるために必要な準備について解説します。介護職に戻った体験談や、メリット・デメリットもご紹介。ブランクから復帰する際の求人の探し方にも触れているので、参考にしてください。

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目次

転職したがやっぱり介護に戻りたい…復帰は可能?

異業種に転職した方が、もう一度介護職に戻ることは可能です。ブランクから介護職に復帰できる理由を、以下にまとめました。

介護業界は人手不足の傾向がある

少子高齢化社会の日本において、介護業界は人手不足の傾向があるため、介護職経験者はブランクがあっても歓迎されるでしょう

厚生労働省の「資料5:介護人材確保の現状について(p.6)」によると、2025年3月時点の介護関係職種の有効求人倍率は、3.97倍という結果でした。求職者1人に対して、4件近くの求人がある状況と分かります。慢性的な人手不足により多くの求人があるため、介護職への復帰はしやすいといえるでしょう。

介護の経験や資格を活かせる

介護事業所は、介護の経験があったり資格を取得していたりして、即戦力となる人材を求めています。そのため、介護職経験者は、仕事で身につけたスキルや資格を活かして活躍できるでしょう。利用者さんの状況に合わせた対応方法や、身体に負担の少ない介助のやり方といった、転職前に培った実践的なスキルを役立てられます。

また、過去に介護資格を取得した方は、求職活動を有利に進められる可能性も。介護資格の保有を要件にしている職場もあるため、募集できる求人の幅が広がるでしょう。

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転職した人が介護職に戻りたいと思う理由

介護以外の業界に転職したものの、仕事内容や職場環境が合わず、「やっぱり介護職に戻りたい」と感じる人もいるようです。転職した人が介護職に戻りたいと思う理由を、以下で確認してみましょう。

転職先の企業で働き続けることに不安を感じる

転職先企業の経営が安定しなかったり、キャリアアップや昇進の機会が少なかったりする場合は、将来に不安を感じて介護職に戻りたくなる人もいます
介護職は資格を取得することで段階的にキャリアアップを目指せるうえに、今後も需要の高さが見込まれる仕事です。そのため、職の安定を重視する人にとって魅力的といえます。

今の仕事内容が合わない

転職先の仕事が合わないと感じ、介護職への復帰を希望する人もいるようです。「デスクワーク中心の事務職に転職してみたものの、身体を動かす介護職のほうが向いていた」「営業職はノルマがきつい…」など、新しい仕事に挑戦してみて向き不向きが分かることもあるでしょう。

介護職に向いている人については、「介護職に向いている性格とは?自信がないときの対処法も解説」の記事をチェックしてみてください。

職場環境や待遇に不満がある

転職先の職場環境や待遇に不満が出てくると、「介護職のほうが良かったかも…」と後悔することがあるようです。新しい職場の人間関係や給与、福利厚生などが、当初期待していたものと異なる場合、働き続けることにストレスを感じる可能性があります。

介護職のほうがやりがいがある

ほかの業界の仕事を経験してみて、介護職のやりがいを再発見する人も少なくありません。自分のサポートによって利用者さんのできることが増えたり、直接感謝の言葉をもらえたりなど、介護職は働くなかでやりがいを感じる場面が多くあります。
そのため、1人で黙々と作業する仕事に就いてみて、「チームで利用者さんのサポートをする介護の仕事のほうが楽しい」と感じる人もいるかもしれません。

介護職のやりがいについては、「介護士のやりがい・魅力13選!介護の仕事を選ぶ理由や価値観も解説します」の記事をご覧ください。

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介護職への復帰を成功させるために必要な準備

介護職への復帰を成功させるには、まずは復帰したい理由を整理しましょう。次に、介護の基礎知識や介護保険制度について復習すると、ブランクがあることへの不安を減らせます。介護職への復帰を考えている方は、以下を参考に準備をしてみてください。

介護職へ復職したい理由を整理する

介護職への復帰を成功させるには、「なぜ介護職に戻りたいのか」という理由を整理することが必要です。漠然とした理由で復帰してしまうと、働き始めてから「こんなはずではなかった」とミスマッチを感じ、早期に離職してしまう可能性があります。
「以前の経験を活かしたい」「人の役に立ちたい」「安定した職に就きたい」など、具体的な理由を考えることで、介護職の仕事を続けられそうかイメージできるでしょう。

介護の基礎知識や介護保険制度を勉強する

復帰前に介護の基礎知識を復習したり、介護保険制度について勉強したりすると良いでしょう。介護保険制度は3年ごとに改正されます。介護職を離れていた期間によっては、以前とルールが変わっていることもあるので、確認しておくと安心です。
最新の知識を身につけることで、介護の仕事への理解が深まり、スムーズに復帰できるでしょう。

将来のキャリアについて考える

介護職に復帰するうえで、将来のキャリアを考えることも大切です。「以前は未経験で仕事を覚えるだけで精一杯だったが、今度はもっと専門的なスキルを身につけたい」「介護資格を取得してキャリアアップを目指したい」など、具体的な目標を考えてみましょう。
介護職としての目標があれば、モチベーションを維持できるため、長く働き続けることにもつながります。

希望条件に合う職場を探す

復帰したい理由や目指したいキャリアをもとに、自分に合う職場を探しましょう。転職エージェントを使うと効率的に自分に合う職場を探せるので、働きながら無理なく転職活動ができます。

介護業界に特化した転職エージェントであるレバウェル介護(旧 きらケア)では、専属のキャリアアドバイザーが、介護経験や希望条件などを丁寧にヒアリングし、あなたにとって働きやすい介護施設をご紹介します。「介護業界を一度離れたけど、再挑戦したい」「一度話を聞いてみたい」という方は、ぜひご相談ください。

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転職した人が介護職に戻るメリット

転職した人が介護職に戻るメリットは、ほかの業界で身につけたスキルやノウハウを活かせることや、仕事内容に慣れていることです。

ほかの業界で身につけたスキルやノウハウを活かせる

一度転職した人が介護職に戻る場合、ほかの業界の仕事を経験して身につけたスキルやノウハウを活かして働けます。たとえば、営業職を経験した人は、営業職時代に身につけたヒアリング力や提案力を、利用者さんやそのご家族の介護ニーズを聞き出すのに活かせるでしょう。
ほかにも、事務職を経験して書類作成やデータ管理の能力を身につけた場合、介護記録の正確な記入や介護事務の仕事に役立てられるかもしれません。

仕事内容に慣れている

介護業務に慣れていることも、経験者が介護職に戻るメリットです。ブランクがあっても介護の基礎知識や現場経験があるため、即戦力として働ける可能性があります。
特に、以前と同じ施設形態の職場に転職する場合は、業務内容や1日のスケジュールをある程度理解しており、スムーズに仕事を始めやすいでしょう。

職場の雰囲気を把握しやすい

以前働いていた職場に出戻りをする場合、職場の雰囲気を把握しやすいのもメリットです。ブランクの期間によっては、スタッフの顔ぶれが異なることもありますが、社内の雰囲気を知っていると働きやすいでしょう。顔なじみの職員がいる場合は、「自分を知ってくれている職員がいる」という安心感を得られるかもしれません。

育児や介護と両立しやすい

介護業界は、介護への理解があったり、育児を経験していたりする方が多く働いているので、上司に相談することで配慮してもらえる可能性があります
また、パート・アルバイトや派遣社員といった勤務形態を選択すると、勤務時間や日数を調整しながら働けるため、育児や介護と両立させやすいといえます。派遣社員として働く場合は、就業前後に派遣会社のサポートを受けられることが魅力です。

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転職した人が介護職に戻るデメリット

転職した人が介護職に戻るデメリットは、転職前と同じ待遇で働けるとは限らないことや、人間関係が複雑になる可能性があることです。

転職前と同じ待遇で働けるとは限らない

異業種への転職後、再び介護職に戻る場合、以前と同じ待遇で働けるとは限りません。給与や役職など、転職前の条件を期待して介護職に戻っても、新入社員に近い待遇からスタートする可能性も考えられます。
同じ職場に戻る場合は、経営状況の変化や人員構成の見直しにより、給料体系や昇給制度が厳しくなることもあるかもしれません。

人間関係が複雑になる可能性がある

同じ職場に出戻りをする場合、人間関係が複雑になる可能性があります。ブランクの期間によっては、後輩スタッフが上司になっていたり、以前一緒に働いていたスタッフが異動や退職をしていたりすることも。なかには、一度辞めたことを良く思わないスタッフもいるかもしれません。

同じ不満を抱く場合がある

十分な下調べをせずに復帰する職場を決めてしまうと、転職前に介護の仕事に感じていた不満やストレスを再び抱く可能性があります
同じ理由で離職しないためには、夜勤や身体介護による体力的な負担、給料、人間関係など、介護職を離れた原因は何なのかを考え、同じ悩みの生じない職場を選ぶと良いでしょう。

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転職して介護職に戻った人の体験談

ここでは、転職して介護職に戻った方の体験談をご紹介します。

介護業界から異業種へ転職した流れ

私は、グループホームの介護職として約2年働いたころに、「介護以外の仕事にチャレンジしたい」「1人で夜勤をするのが精神的にきつい」という2つの理由から、退職を決めました。いくつか異業種の求人に応募して面接を受けましたが、なかなか希望する職場からの内定はもらえませんでした。

退職から3ヶ月ほど経ったころ、飲食店の深夜のホールスタッフとして働き始めました。就職して約1年が経ったころ、働いていた飲食店が深夜営業をやめることに。ちょうど引っ越す予定と被るタイミングだったこともあり、退職すると決めました。

異業種から介護に戻った理由と感想

退職後の仕事について考えた際に、「スキルを活かせる介護職に戻りたい」「介護福祉士の資格を取得して手に職をつけたい」という気持ちから、もう一度介護業界で働くことを前向きに考えるようになりました。
転居先の近くの求人を調べたところ、訪問介護の求人を見つけて「在宅介護に関わってみたい」と思い応募。面接と業務の見学を経て、無事に入職することができました。

就職後は、訪問介護の仕事を覚えながら、資格取得支援制度を利用して実務者研修を取得。その後、介護福祉士の資格を取得し、サービス提供責任者にキャリアアップしました。
訪問介護の仕事は、需要が高く職が安定している点や、1対1で利用者さんをケアできて対応しやすい点、キャリアアップを目指せる点が魅力です。また、事前に相談すれば希望休を取りやすい環境ということもあり、無理せず働けているので、介護職に戻って良かったと感じています。

介護業界にはさまざまな施設・事業所があり、働き方も人によって異なります。一度介護職を辞めた人が再び介護職に戻る場合、「なぜ介護職を辞めたのか」「なぜもう一度介護の仕事に挑戦したいのか」を整理し、自分の希望に合う仕事を選ぶことが、転職成功のポイントといえそうです。

介護職に復帰したい人の求人の探し方

「転職したけどやっぱり介護職に戻りたい!」という人は、以下のような条件で求人を探すと良いでしょう。

  • ブランク可
  • 資格取得支援制度あり
  • 土日休み
  • 日勤のみ
  • パート・アルバイト、派遣社員

介護職に復帰したいけど不安な人は、ブランク可の求人を中心に探してみましょう。ブランクがある人を受け入れている職場は、教育体制が整っている可能性があります。
また、スキルアップや収入アップを目標にしたい方は、資格取得支援制度のある職場を選ぶと、介護業界でのキャリアアップにつなげられるでしょう。

育児や介護、趣味などの時間を確保するために、勤務する時間や日数を調整しながら働きたい方は、「土日休み」「日勤のみ」といった条件で探してみても良いかもしれません。パート・アルバイトや派遣社員などの雇用形態も、勤務時間を調整しやすい働き方です。

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転職した人が介護職に戻る際によくある質問

ここでは、転職した人が介護職に戻る際によくある質問へ回答します。「ブランクがあっても介護職に戻れる?」と不安な方や、「介護職に復帰すると給付金がもらえるの?」と気になる方は、以下を参考にしてみてください。

介護職のブランクがあって不安だけど復職できる?

介護職のブランクがあると復職に不安を感じるかもしれませんが、心配し過ぎる必要はありません。少子高齢化の影響で、介護業界は人手不足の傾向があります。介護職経験者は、ブランクがあっても、戦力を求める施設にとって魅力的な人材。スキルや経験を採用担当者にアピールすると効果的です。
ブランクから介護職に復職を考えている方は、「介護職はブランクがあっても大丈夫!復職に必要な準備や求人の選び方を解説」の記事をご一読ください。

介護職への復帰で給付金がもらえるって本当?

要件を満たしたうえで介護職へ復帰した場合、再就職の準備費用として、40万円以内の貸付金を自治体から借りることが可能です。貸付後に介護職員等として2年間勤務すれば、返済が全額免除になります。こちらの「再就職準備金貸付事業」の対象者は、以下の要件をすべて満たす方です。

  • 介護福祉士、介護福祉士実務者研修、介護職員初任者研修のいずれかの資格を保有しており、1年以上介護保険サービス事業所等での勤務経験がある(廃止された介護職員基礎研修、ホームヘルパー1級または2級のいずれかを修了している場合も可)
  • 介護保険サービス事業所等において介護職員等として再就職した
  • 都道府県福祉人材センターに氏名や住所などの届出を行い、再就職準備金利用計画書を提出した

申請期間は、雇用開始から1ヶ月以内や3ヶ月以内など、自治体によって異なります。貸付金は、就職時に必要な衣類・道具の購入費や、引っ越し費用などに利用可能です。具体的にどこまで経費として認められるのかは都道府県によって異なる場合があるので、事前に確認しておきましょう。

ブランクがある介護職の志望動機や面接はどうしたらいい?

ブランクのある方が介護職に戻る場合、復帰理由を明確にしたうえで、志望動機を書いたり面接に臨んだりすることが大切です。採用担当者は、「なぜ介護職に戻りたいのか」という動機を知りたいと考えているはず。復帰のきっかけを具体的に分かりやすく伝えることで、介護職への熱意や意欲をアピールでき、採用の可能性を高められるでしょう。
介護職にブランクがあるときの志望動機の書き方については、「介護職にブランクがある場合の志望動機の書き方を解説!状況別の例文も紹介」を参考にしてください。

まとめ

介護業界から異業種に転職した方のなかには、「転職したが介護に戻りたい…」と感じる人もいるようです。少子高齢化により介護業界は人手不足のため、介護職を経験したことがある人材は、即戦力として期待される傾向があります。

介護職への復帰を成功させるためには、戻りたい理由を整理したり、介護の基礎知識を復習したりして準備をしましょう。ブランクの期間が長い場合、3年ごとに改正される介護保険制度について勉強すると、仕事を始める前に介護業界の動向を理解できます。

転職した人が介護職に戻る場合、ほかの業界で得たスキルを活かして活躍できるのがメリットです。また、同じ職場に出戻りをすると、おおまかな業務の流れや職場の雰囲気を知っているため、働きやすいと感じる人もいるでしょう。
一方で、以前と同じ待遇で働けるとは限らなかったり、人間関係が複雑になる可能性があったりするため、介護職に戻ってデメリットを感じる場合もあります。

介護業界への復帰を成功させるには、以前介護の仕事を辞めた理由を考え、同じ不満を感じない職場を選ぶと良いでしょう。

「転職したけどやっぱり介護職に戻りたい!」「ブランクがあっても働ける介護の職場はある?」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。「レバウェル介護(旧 きらケア)」では、あなたの経験やスキルを伺い、豊富な介護求人からぴったりの職場をご紹介することが可能です。
履歴書の添削や面接対策も行っているため、「介護職に戻れるか不安…」という方も事前にしっかり対策できます。サービスはすべて無料なので、介護職への復帰を考えている方はお気軽にご利用ください。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年9月18日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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