
この記事のまとめ
- ケアマネジャー(介護支援専門員)は、パートとして勤務できる
- パートで働くケアマネジャーは、ダブルワークや掛け持ちができる場合がある
- ケアマネがパート勤務するメリットは、「自由な時間に働きやすいこと」など
「ケアマネジャーはパート勤務ができるの?」と気になる方もいるのではないでしょうか?ケアマネジャーはパートタイマーとして勤務することが可能です。この記事では、パート勤務のケアマネの働き方や時給を解説します。パートで働くケアマネのメリット・デメリットやダブルワーク・掛け持ちができるのかもまとめました。更新研修の必要性についても説明するので、パート勤務のケアマネを検討中の方は参考にしてみてください。
ケアマネジャー(介護支援専門員)とはどんな仕事?業務内容や役割を解説!目次
ケアマネジャー(介護支援専門員)はパートで働ける?
ケアマネジャーは、パート・アルバイトといった非正規雇用社員として働くことが可能です。ケアマネの求人情報を検索してみると、フルタイムで働く正社員はもちろん、時給制で週3回ほど勤務するパートの募集も少なくありません。このことから、ケアマネジャーはパートで勤務することも可能といえるでしょう。
次項から、パート勤務のケアマネジャーの働き方や1日のスケジュール例を解説するので、「パートのケアマネとして働きたい」という方は参考にしてみてください。
今の職場に満足していますか?
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パート勤務のケアマネジャーの働き方
ここでは、パートなどの非正規雇用社員として働くケアマネジャーが実際にどのような働き方をしているのか解説します。
勤務時間・日数
パート勤務のケアマネジャーは、基本的にシフト制で働きます。雇用契約時に交わした出勤時間・日数に基づきシフト希望を提出し、1ヶ月単位で出勤日を決めるのが一般的です。
公益財団法人介護労働安定センターの「令和6年度事業所における介護労働実態調査結果報告書(p.78)」によると、有期雇用・無期雇用合わせたケアマネの1週間の平均労働時間は38.7時間でした。
同資料(p.77)によると、有期雇用・無期雇用合わせたケアマネジャーの1週間の勤務日数は以下のとおりです。
| 1週間の労働日数 | 3日以下 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 |
| 全体に占める割合 | 2.6% | 3.1% | 86.4% | 5.0% | 0.5% |
参考:公益財団法人介護労働安定センター「令和6年度介護労働実態調査 事業所における介護労働実態調査結果報告書(p.77)」
1週間の労働日数は5日が86.4%と最も多く、4日以下は5.7%でした。また、1週間の平均労働時間も38.7時間であり、有期雇用のケアマネも含め、多くの方がフルタイム勤務に近い時間働いていることが分かります。なお、1週間の平均労働時間と労働日数はいずれも有期雇用のケアマネに限ったデータではないので、参考程度にご覧ください。
残業時間
パート勤務の場合、基本的には決められた勤務時間内で業務を終えることが多く、残業は少なめです。ただし、急なスケジュール変更などにより、多少の残業が発生する可能性があるでしょう。
同資料(p.79)によると、有期雇用・無期雇用両方を含むと働くケアマネジャーの1週間の残業時間は以下のとおりです。
| 残業時間 | 残業なし | 5時間未満 | 5~10時間未満 | 10~15時間未満 | 15時間以上 |
| 全体に占める割合 | 59.1% | 21.1% | 10.5% | 4.1% | 1.6% |
参考:公益財団法人介護労働安定センター「令和6年度介護労働実態調査 事業所における介護労働実態調査結果報告書(p.79)」
有期雇用・無期雇用両方を含むケアマネの1週間の平均残業時間は1.9時間。このうち、残業なしが59.1%で、半数以上のケアマネは残業なしという働き方ができていると分かります。なお、1週間の残業時間に関しても、有期雇用のケアマネに限ったデータではないので、参考程度にご覧ください。
出典
公益財団法人介護労働安定センター「介護労働実態調査」(2026年4月20日)
仕事内容
パート勤務のケアマネジャーの仕事内容は正社員と大きな違いはありません。主な仕事内容は、ケアプランの作成、アセスメント、介護保険・サービスの相談や要介護認定の申請代行、管理サービス担当者会議の開催、モニタリング、関係機関との連絡・調整、保険給付など。ケアマネとしての基本的な業務は、雇用形態に関わらず共通です。
なお、施設ケアマネであれば、介護業務を兼務することがあったり、居宅ケアマネであれば利用者さんの自宅を訪問する必要があったりするなどの違いはあるでしょう。
ケアマネの仕事内容については、「ケアマネジャーの仕事内容をわかりやすく解説!施設と居宅の業務の違いは?」の記事で詳しく解説しています。
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パート勤務のケアマネジャーの1日のスケジュール例
パートのケアマネジャーとしての働き方をイメージできるよう、居宅ケアマネ・施設ケアマネの1日のスケジュールをご紹介します。日によって仕事の流れは異なるので、参考程度にご覧ください。
居宅介護支援事業所に所属する居宅ケアマネの1日
居宅介護事業所で働く居宅ケアマネのスケジュール例は、以下のとおりです。
居宅ケアマネのスケジュール
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08:30
出勤・要介護認定の申請代行の作業や書類作成、パソコン業務
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09:30
利用者さんのケアプランの作成、更新
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12:00
昼休憩
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13:00
サービス担当者会議を実施
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14:00
利用者さん宅を訪問してモニタリング調査を実施
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15:00
役所の窓口に書類の提出を行う
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16:00
事務作業やケアプランの作成
-
17:30
退勤
居宅介護事業所で働くケアマネジャーは、利用者さんの自宅を訪問して状況確認をし、集めた情報をもとにケアプランの作成や更新を行います。
入居型の施設に所属する施設ケアマネの1日
特別養護老人ホームや有料老人ホーム、グループホームなどで働く施設ケアマネのスケジュール例は、以下のとおりです。
施設ケアマネのスケジュール
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09:00
出勤・1日のスケジュールをチェック
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09:30
ケアプランの作成、要介護認定の申請書類の作成
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12:00
昼休憩
-
13:00
利用者さんの居室を訪れてモニタリング調査を実施
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14:00
サービス担当者会議を実施
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15:30
介護支援経過の記入、ケアプランの更新
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17:00
退勤
施設ケアマネは、施設に入居している利用者さんのモニタリングをするので、利用者さんの生活状況を把握してケアプランに反映させやすいでしょう。
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パート勤務のケアマネジャーの担当件数
パート勤務のケアマネジャーが担当できる利用者さんの人数は、勤務時間や勤務先の職場によって異なります。ここでは、非常勤で働くケアマネの担当件数の計算方法と、施設ケアマネ・居宅ケアマネの担当件数の上限を解説するので、「パートだと何人担当するの?」と気になる方は参考にしてみてください。
非常勤ケアマネジャーの担当件数の計算方法
非常勤のパートのケアマネジャーが担当できる利用者さんの人数は、非常勤ケアマネの勤務時間を常勤ケアマネの勤務時間で割って求めます。厚生労働省の「人員配置基準等(介護人材の確保と介護現場の生産性の向上)(p.3)」によると、「(非常勤ケアマネの勤務時間数)÷(常勤ケアマネの勤務時間数)」で常勤換算することが可能です。
たとえば、常勤のケアマネが週40時間勤務、非常勤のケアマネが週20時間勤務の場合、前述した計算式に当てはめると「20時間÷40時間=0.5」になります。つまり、非常勤のケアマネが担当できる件数は常勤の半分となる計算です。
なお、ケアマネが担当できる件数を計算する際、要介護の利用者さんを1人、要支援の利用者さんを0.5人として換算し、小数点以下は切り上げます。
ケアマネの担当件数については「ケアマネジャーの担当件数の上限は?施設・居宅の平均や2024年の変更点」の記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
出典
厚生労働省「第223回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料」(2026年4月20日)
施設ケアマネ・居宅ケアマネの担当件数の上限
前述した計算式をもとに、非常勤で働く施設ケアマネ・居宅ケアマネの担当件数の上限を以下で確認してみましょう。なお、参考としてケアマネ1人当たりの平均担当件数もご紹介します。
施設ケアマネの担当件数の上限
介護施設で働く常勤の施設ケアマネは、利用者さんを1人当たり最大100人まで担当可能です。前述した例に当てはめて計算すると、常勤のケアマネが週40時間勤務、非常勤のケアマネが週20時間勤務の場合、0.5人換算となる非常勤の施設ケアマネは上限50人まで担当できます。
一般社団法人日本介護支援専門員協会の「介護保険施設部会アンケート結果及び考察について(p.5)」によると、施設ケアマネが担当する件数は「41~50件」が最多。次いで「31~40件」「21~30件」という結果でした。
なお、非常勤のみのデータではないことや、施設規模やケアマネの人員配置数によって実際の担当件数は異なるため、あくまで参考程度にご覧ください。
居宅ケアマネの担当件数の上限
居宅介護支援事業所で働く常勤の居宅ケアマネは、利用者さんを1人当たり原則44人まで担当可能です。前述した例に基づいて計算すると、常勤のケアマネが週40時間勤務、非常勤のケアマネが週20時間勤務の場合、0.5人換算となる非常勤の居宅ケアマネは22人まで担当できます。
厚生労働省の「居宅介護支援・介護予防支援(p.36)」によると、2022年に居宅ケアマネが担当した平均件数は1人当たり31.8件。そのうち、要介護の利用者さんが26.9人、要支援の利用者さんが4.9人でした。また、居宅介護支援事業所を利用した方の平均人数は95人という結果が出ています。
施設ケアマネ同様に、事業所の規模やケアマネの在籍数が、実際に担当する件数に影響するでしょう。なお、非常勤のみのデータではないため、こちらも参考程度に確認してください。
出典
厚生労働省「第220回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料」(2026年4月20日)
一般社団法人日本介護支援専門員協会「「介護保険施設等に勤務する介護支援専門員の実態把握調査」のご報告」(2026年4月20日)
パート勤務のケアマネジャーは掛け持ちできる?
パート勤務のケアマネジャーのなかには、ダブルワークや掛け持ちに興味があるという方もいるかもしれません。ここでは、パート勤務のケアマネジャーは掛け持ちができるのかや、その注意点を解説します。
ケアマネジャーはダブルワークや掛け持ちOK!
勤務先がダブルワークOKであれば、ケアマネジャーとして勤務しながら、ダブルワークや掛け持ちをすることは可能です。たとえば、ケアマネがその専門性を活かし、要介護認定の認定調査員や介護資格スクールの講師として活躍するケースが考えられます。
ケアマネがダブルワークや掛け持ちをする際の注意点
掛け持ちをする際は、いくつかの注意点があります。まず、ケアマネジャーとして勤務する職場の就業規則を確認し、ダブルワーク・掛け持ちといった副業が禁止されていないか事前に確認することが重要です。
また、副業をすると業務量が増え、負担が大きくなることが考えられます。ケアマネの仕事は、ケアプランの作成・管理にとどまらず、利用者さん対応、外部機関との連絡・調整など、多岐にわたるのが特徴です。業務・スケジュール管理に無理が生じると、体調を崩したり、業務上のミスにつながったりするかもしれません。ダブルワークや掛け持ちをする場合は、無理なくできる仕事を選び、仕事量を調整することが大切です。
そのほか、現在、社会保険の扶養範囲内で働いており、その枠から外れたくないという場合は、収入と労働時間に注意が必要です。2026年4月時点では、従業員数51人以上の企業で働く場合、「週の所定労働時間が20時間以上」かつ「月額賃金が8.8万円(年収約106万円)以上」になると、勤務先の社会保険への加入対象となります。
さらに、2026年10月からは金額にかかわらず「週20時間以上」働くと扶養から外れることになるため、掛け持ちをする際は合計の労働時間が週20時間を超えないよう、より慎重に調整しましょう。
ケアマネの掛け持ちについて気になる方は、「ケアマネジャーは副業できる?経験を活かせる仕事や働くときの注意点を解説」の記事をご覧ください。
パート勤務のケアマネジャーの給与
ここでは、パート勤務のケアマネジャーの給与として、「時給」「賞与・福利厚生」について解説します。「パート勤務のケアマネはどの程度稼げるの?」と気になる方は確認してみましょう。
パート勤務のケアマネジャーの時給
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.178)」によると、パート勤務などの時給制で働くケアマネジャーの平均時給は、常勤が1,360円。非常勤が1,330円です(介護職員等処遇改善加算を取得している事業所)。
一方、介護職員の時給は、常勤の場合で1,110円、非常勤の場合で1,220円なので、ケアマネジャーとは100~250円程度時給の差があります。介護職からケアマネジャーにキャリアアップすれば、より高い給与をもらえる可能性があるといえるでしょう。
ただし、ケアマネのパートの時給は職場によって異なるので、平均時給額はあくまで参考としてご覧ください。
出典
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2026年4月20日)
パート勤務のケアマネジャーの賞与・福利厚生
パート勤務のケアマネジャーに賞与や退職金が出るかどうかは職場次第でしょう。ケアマネのパート求人を検索してみると、「勤務時間が〇時間以上」「勤続年数〇年以上」のように、条件付きで賞与を支給する職場もありますが、金額は正社員より少ない傾向にあるようです。
また、ケアマネとして働くうえで、ケアマネの更新研修の費用を職場が補助してくれるかどうかは重要なポイント。例として東京都の更新研修の費用をご紹介すると、更新研修(32時間)は2万3,800円、更新研修(54時間)は2万8,500円です。更新研修は5年に1度とはいえ、決して安い費用負担ではありません。
ケアマネのパート求人を探す際は、時給だけではなく、賞与や福利厚生もあわせてチェックしてみると良いでしょう。
出典
東京都福祉保健財団ケアマネジャー専用サイト「よくあるご質問:研修」(2026年4月20日)
ケアマネジャーのパート求人の例
ケアマネジャーのパート求人の例は、以下のとおりです。
【勤務地】東京都
【雇用形態】パート・アルバイト
【勤務時間】週1日~5日/午前9時~午後6時(1日4時間からOK)(シフト制)
【仕事内容】ケアマネ業務(ケアプランの作成・管理など)/外部機関との連絡・調整/介護業務(食事介助、排泄介助などの身体介護)/事務作業など
【給与】時給1,600円(試用期間中は1,300円)/昇給あり
【各種手当】通勤手当/処遇改善手当(勤務日数による)
【福利厚生】社会保険完備/健康診断/更新研修費用を全額負担
【休日・休暇】有給休暇/土日祝休みOK/介護休業・育児休業実績あり
【応募条件】介護支援専門員(必須)/扶養控除内OK/未経験OK/ブランクOK/副業OK
【歓迎資格】主任介護支援専門員/認知症介護実践者研修
パート勤務のケアマネジャーの求人は全国各地で募集されており、居宅介護支援事業所や特別養護老人ホーム、グループホームなどさまざまな職場で活躍できます。「週1からOK」「1日4時間からOK」などの求人もあり、柔軟な働き方ができるでしょう。
ケアマネのパート求人を探す際は、勤務時間(シフト体制)や時給額だけでなく、福利厚生や職場の雰囲気、利用者さんの担当件数などをしっかり確認することが大切です。自分のライフスタイルに合った職場を選び、無理なく働ける環境を見つけましょう。
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今の職場に満足していますか?
パート勤務のケアマネジャーのメリット
ケアマネジャーがパートとして働くメリットは、自由な時間で働けることや、フリーランスのケアマネとしても活動できることです。
自由度の高い働き方ができる
ケアマネジャーのパートは、職場によってはフレックスタイムで働くことも可能で、自由度の高い働き方をしやすいのが魅力です。正社員の場合、週5日出勤で1日8時間勤務など、勤務時間が決まっていて時間どおりに働く傾向があります。
一方、パートの場合は、正社員と比べると出勤日数や勤務時間の調整がしやすいようです。そのため、子どもの学校の行事に合わせて休みを取ったり短時間勤務にしたりするなど、自身のスケジュールと相談しながら働くことができます。
フリーランスの仕事を掛け持ちできる
パート勤務のケアマネジャーの場合、空いた時間で居宅介護事業所や自治体などから業務委託の仕事を受け、フリーランスのケアマネジャーとして活動することも可能です。フリーランスの場合、施設で勤務するより自由に活動できるでしょう。
パート勤務のケアマネジャーのデメリット
ケアマネジャーのパートのデメリットは、利用者さん宅を訪問するスケジュールが立てにくいことや迅速な対応が難しいこと、状況によって常勤の働き方を求められる可能性があることです。ミスマッチを防ぐためにも、自分に合った働き方ができるかどうかチェックしてみてください。
週3回程度の出勤だと訪問のスケジュール調整が難しい
ケアマネジャーの重要な業務の一つに、利用者さんのモニタリングがあります。モニタリングとは、利用者さんの自宅を訪問し、適切な介護サービスが受けられているか確認すること。利用者さんと訪問する日時を申し合わせる必要がありますが、週3日程度の出勤だと、なかなかスケジュールが合わないことがあるようです。
パート勤務は迅速で臨機応変な対応が難しい
ケアマネジャーは、利用者さんからの連絡に迅速に対応しなくてはいけないことがあります。しかし、出勤日数が少ないパート勤務のケアマネの場合、すぐに対応するのが難しい場合があるでしょう。そのため、戦力として活動しにくい可能性があります。
状況によって常勤の働き方を求められる可能性がある
職場のケアマネジャーに欠員が出るなど、状況次第では常勤の働き方を求められる可能性があるでしょう。介護保険サービスの種類ごとに、ケアマネの配置基準が定められています。事業所側は人員基準を満たすために職員を募集することがありますが、常勤でないパートケアマネの場合は人員基準を満たせないことがあるようです。
事業所が定めている勤務時間(週40時間など)を満たせば、パートケアマネであっても常勤とみなされます。たとえば、欠員により人員配置を満たせなくなった場合、常勤のケアマネが見つかるまで勤務時間や日数を増やしてほしいと頼まれることがあるかもしれません。
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パート勤務のケアマネジャーは更新研修を受ける?
「パート勤務のケアマネにも更新研修は必要なの?」と疑問を持つ方に向けて、以下で更新研修の必要性について解説します。
パートも5年ごとの更新研修を受ける必要がある
ケアマネジャーは、パートタイムで勤務する場合も5年ごとの更新研修を受ける必要があります。前述したとおり、更新研修には受講料の負担があるほか、修了するまでに一定の時間がかかるため、大変に感じる方もいるかもしれません。
しかし、ケアマネジャーとして働く場合、勤務形態に関わらず、常にスキルアップする意識が大切です。更新研修はケアマネに必要な知識やスキルを見直し、スキルアップする良い機会だと捉え、前向きに受講すると良いでしょう。
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ケアマネはパートでも実務経験としてカウントされる
ケアマネ資格の更新手続きの際は、パート勤務の期間も実務経験としてカウントされるため、5年ごとに実施される更新研修時は常勤ケアマネと同じ条件で更新手続きを行えます。実務経験には専任だけでなく、兼務や非常勤としての勤務期間を含めることが可能です。たとえ1日の勤務時間が短い場合でも、通算して従事した期間がカウントされます。
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ケアマネジャーのパート勤務についてよくある質問
ここでは、ケアマネジャーのパート勤務に関するよくある質問にお答えします。「パートのケアマネとして働きたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
パートのケアマネはフリーランスとしても働けますか?
パート勤務のケアマネジャーとして働きながらフリーランスのケアマネとして働くことは可能です。フリーランスは自分でスケジュールや経費などをすべて管理する大変さがあるものの、個人の裁量が大きいため、調整次第で柔軟な働き方ができます。フリーランスのケアマネとして働く場合も、基本的にケアプランの作成や認定調査などの業務を担うことになるでしょう。
介護業界でフリーランスで働くメリットやデメリットは、「介護福祉士はフリーランスになれる?仕事を見つける方法やデメリットを解説」で詳しく紹介しています。
パートのケアマネジャーに必要な研修は?
ケアマネジャーに必要な研修は、「ケアマネジャーとしての実務経験の有無・期間」「更新回数」によって受けるべき研修が変わります。たとえば、介護支援専門員の資格を取得して6ヶ月以上実務に従事している方の初回の更新では、「専門研修課程l」と「専門研修課程llもしくは更新研修(32時間)」の受講が必要です。
「ケアマネの研修はしんどい?受講が必要な理由や負担軽減の可能性も解説」の記事では状況別に受講すべき研修をご紹介しているので、自分が受講すべき研修はどれか知りたい方はぜひご一読ください。
まとめ
ケアマネジャーは、正社員だけでなくパートタイマーとして勤務することも可能です。パート勤務のケアマネは、フルタイム勤務に比べてシフトの調整がしやすく柔軟な働き方ができるため、家庭と仕事を両立しやすいのが特徴です。また、ダブルワークや掛け持ちが可能な場合もあり、ライフスタイルに合わせた働き方を選べます。
一方で、非常勤として働く場合、勤務時間が短い分、利用者さんを訪問するスケジュールの調整が難しい可能性もあるでしょう。
パート勤務のケアマネの賃金形態は、時給制が一般的。パートであってもケアマネとして働くには5年に1度の更新研修が必須のため、求人を探す際は時給だけでなく、更新研修に対する補助の有無も確認すると良いでしょう。
ケアマネのパート勤務に興味がある方は、レバウェル介護(旧きらケア)へご相談ください。
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執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点


