介護のユニットリーダーとは?資格は必要?役割や要件、仕事内容を解説!

介護の仕事 2025年7月8日
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この記事のまとめ

ユニットリーダーとはどのような役職なのか、どうすればなれるのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。ユニットリーダーには、現場で働く介護スタッフを束ねる役割があります。この記事では、ユニットリーダーになる方法や具体的な仕事内容を解説。1日のスケジュール例も紹介するので、ユニットリーダーへのキャリアアップに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

介護事業所のユニットリーダーとは

ユニットリーダーとは、ユニット型の特養や老健、グループホームなどで現場のリーダーを担う役職のことです。以下では、ユニットリーダーの役割や配置基準について解説します。

ユニットリーダーの役割

ユニットリーダーは、介護スタッフのシフトを作成したり、ケア方法を考えたりするマネジメント的な業務を担う役職です。介護業務を行いながら、現場スタッフに適切な指示を出す管理職としての役割を担っています
ユニットリーダーは、介護職と管理者の中間的な立場にある役職ですが、介護職としての比重が大きいケースや管理職としての比重が大きいケースなど、施設によって役割は異なるようです。

ユニットリーダーの配置基準

ユニット型の特養と老健には、ユニットごとにユニットリーダーを配置することが、介護保険において義務付けられています。ユニットリーダーは、介護ユニットで働く職員を束ねる役職です。

ユニットリーダー以外の介護リーダーやフロアリーダーなどは、人員配置基準による配置義務はありません。また、グループホームなどの小規模施設には、ユニットリーダーの配置義務はないため、任意での配置になります。

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ユニットリーダーになるために資格は必要?

ユニットリーダーとして活動するために必須の資格はありません。そのため、介護業界で資格を取得したり経験を積んだりすることで、ユニットリーダーを目指せるでしょう。

厚生労働省の「介護老人福祉施設・地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護(改定の方向性)(p.36)」には、「ユニットごとの常勤のユニットリーダーは、ユニットケアリーダー研修を受講した者を各施設に2名以上配置する(ただし、2ユニット以下の施設の場合には、1名でも良い)」と記載されています。
また、「研修受講者が配置されているユニット以外のユニットの責任者は、研修受講者でなくても構わない」という旨が記載されており、必須資格などの記載はありません。そのため、ユニットリーダーになるために必須の要件はないと考えられます。

ただし、施設によっては、ユニットリーダーの求人の募集要件や任用要件として、必須資格を定めていることもあるでしょう。たとえば、求人募集において、「1年以上の実務経験があること」「介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修、介護福祉士など介護に関する資格が必要」などの応募要件を定めている事業所があります。

ユニットリーダーになる主な方法は、「ユニット型の施設で経験を積みながらユニットリーダーを目指す」「ユニットリーダー(候補)の求人に応募する」の2パターンあるので、自分に合った方法でキャリアアップを目指すと良いでしょう

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ユニットリーダーの具体的な仕事内容は?

ここでは、介護事業所のユニットリーダーの具体的な仕事内容をご紹介します。

介護スタッフのシフトを組む

ユニットリーダーの重要な業務の一つが、ユニットで働く介護スタッフのシフトを組むことです。たとえば、子どもがいる介護スタッフは日勤のシフト中心にしたり、夜勤を希望する介護スタッフは優先して夜勤のシフトに入れたりといった調整を行います。また、体調が優れないスタッフや高齢のスタッフに対し、少し余裕のあるシフトにするなどの配慮をすることもあるでしょう。

ユニットリーダーが最適なシフトを組むことで、介護スタッフが少ない負担で働けます。働きやすい職場環境を整備してスタッフの定着につなげるためにも、シフト作成の業務は大切です。

新人介護スタッフの教育

ユニットリーダーは、新人スタッフの教育や指導を担当します。できるだけ早く即戦力として活躍してもらえるよう、分からない部分だけ指導して、できることは積極的に任せるといった人を育てる視点も必要です。

ユニットの入居者さんのケア方法の見直し

入居者さんの健康状態や必要な介護の内容が変わった場合は、ほかの介護スタッフやケアマネジャーと相談してケアの改善を行います。ケアの見直しの内容によっては、スタッフの配置を柔軟に変えることも必要なので、周囲と連携しながら対応すると良いでしょう。

ユニットで行うイベントや行事の企画

施設で行うクリスマスなどの季節のイベントや、レクリエーションを企画することも、ユニットリーダーの業務です。入居者さんやほかのスタッフの意見を聞き、安全に楽しめるイベントを開催できるよう準備を行います。

ユニットの入居者さんのご家族との連絡

ユニットリーダーは、入居者さんのご家族に近況を報告するなど、連絡係を務めることもあります。入居者さんのご家族と密に連絡を取ることで、施設への信頼が高まり、良好な関係性を築けるでしょう

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特養ユニットリーダーの1日のスケジュール例

下記では、特養で働くユニットリーダーの1日のスケジュール例を、日勤と夜勤に分けてご紹介します。

日勤ユニットリーダーのスケジュール例

ここでは、ユニットリーダーの日勤のスケジュール例を紹介します。

時間内容
午前8時30分 出勤・申し送り
夜勤者から引き継ぎを受け、入居者さんの体調や食事の状況などを共有。看護師の記録もチェックし、1日のスケジュールを確認する
午前9時入居者さんのバイタルチェック・入浴介助
血圧や体温などのバイタルチェックのあと、入居者さんの入浴介助を実施。褥そう(床ずれ)の兆しがないかの確認や、塗り薬を塗るなどの処置を行う。皮膚状態や体調に変化があれば、介護記録に記入して看護師へ報告する
午前10時スタッフの指導
正午昼食介助・見守り
昼食の準備をして、介助が必要な入居者さんは食事をサポート。入居者さんの体調や食事の状況を確認し、変化があれば看護師に報告する
午後1時休憩
午後2時環境整備・レクリエーション
午後3時お茶タイム
午後4時記録・申し送り・会議資料まとめ
スタッフ会議に参加して資料をまとめる。会議の内容を記録し、スタッフ間で情報共有する
午後5時30分退勤

特養のユニットリーダーの日中の業務は、スタッフの指導や環境整備などです。また、入浴の支援やレクリエーションなど、利用者さんの介護も担当する場合が多いでしょう。

ユニットリーダーの夜勤スケジュール例

ここでは、ユニットリーダーの夜勤のスケジュール例を紹介します。

時間内容
午後5時出勤
日勤者から引き継ぎを受け、入居者さんの情報を共有する
午後6時夕食の準備
午後7時夕食の配膳・食事の介助
介助が必要な入居者さんには食事のサポートを実施。入居者さんの体調や食事の状況などをチェックし、看護師と情報共有をする
午後8時就寝の準備
入居者さんの就寝準備。ベッドへの移動の介助なども行う
午後9時消灯
午後10時30分~約2時間おきの巡回・事務作業
適宜オムツ交換、トイレ介助なども実施する
午前0時~休憩(1~2時間程度)
休憩の過ごし方は、仮眠を取ったり食事をして過ごしたりなどさまざま
午前5時起床の準備
オムツ交換、着替え、洗面などの介助
午前6時30分~朝食の準備
午前9時日勤者への引き継ぎ
午前9時30分退勤

夜間の仕事内容は、ユニットリーダーとしての仕事よりも、見回りや排泄介助などの介護業務が中心です。夜間の空き時間を活用して、新人教育や研修の準備を行うこともあるでしょう

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ユニットリーダーに関するよくある質問

ここでは、ユニットリーダーに関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。「ユニットリーダーになりたいけど自分に向いている?」「ユニットリーダーになるには研修が必要?」などの疑問にお答えします。

ユニットリーダーに向いているのはどんな人ですか?

ユニットリーダーに向いている人は、マネジメントスキルやコミュニケーションスキルがある人です。ユニットリーダーは、介護職と管理職の中間的な職種で、介護業務をしながら現場スタッフに適切な指示を出す立場にあります。そのため、ほかの職員を統括するマネジメントスキルやコミュニケーション能力が必要です。
介護職のリーダーに向いている人の特徴は、「介護現場のリーダーに向いている人とは?仕事内容や求められる素質を解説」の記事でも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

ユニットリーダー研修は必須ですか?

ユニットリーダーになるのに、ユニットリーダー研修の受講は必須ではありません。ただし、ユニット型の特養には、ユニットリーダー研修を修了した人を2名以上配置しなければならないので、資格があれば役立つでしょう。また、ユニットリーダーに必須要件はありませんが、施設が独自に求人の応募条件や任用要件を定めている場合があります。

まとめ

ユニット型の特養や老健には、ユニットリーダーを配置することが義務付けられています。ユニットリーダーになるために必須の資格はありません。
ただし、施設によっては、「1年以上の実務経験があること」「介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修、介護福祉士など介護に関する資格があること」などが求められる可能性があります。そのため、ユニットリーダーとして転職や就職をする際は、介護福祉士などの資格があると有利に働くでしょう。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年7月8日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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