
この記事のまとめ
- 介護職は求人多数で未経験OKなので、フリーターから正社員を目指しやすい
- フリーターから介護職を目指すなら、仕事内容の理解や施設見学などが大切
- 就職活動が不安なら、介護職員初任者研修などの資格取得がおすすめ
「フリーターから介護職になりたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。介護業界は需要が高まり続けており、未経験・無資格OKの求人が多いため、フリーターから目指す方も少なくありません。この記事ではフリーターから介護職を目指すメリットやミスマッチを防ぐために確認すべきこと、面接に受かるコツを解説。選考前に取得すると良い資格についてもまとめていますので、ぜひご覧ください。
目次
フリーターから介護職の正社員を目指すことは可能
フリーターから介護職の正社員を目指すことは可能です。介護職は求人ニーズが高く、未経験・無資格でも積極的に採用する職場が多くあります。内閣府の「第1章 高齢化の状況(第1節及び第2節) 図1-2 平均寿命の推移と将来推計」によると、国内の平均寿命は2050年時点で女性は90歳、男性は84歳を越す見込みです。
介護職はこうした高齢化による介護ニーズの増加に伴って、待遇改善や給与水準の向上が行われています。今後も介護業界全体で待遇が良くなったり、給料が増えたりする可能性があるでしょう。
出典
内閣府「第1章 高齢化の状況(第1節及び第2節)」(2025年5月20日)
フリーターから介護職に就くメリット
介護業界は今後も少子高齢化による需要増加が見込まれます。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和6年12月分及び令和6年分)について(p.7)」 によると、全体の有効求人倍率が1.22倍なのに対し、介護職(パートを含む)は4.25倍と非常に高い数値でした。
同資料(p.9)のパート勤務者を含まないデータでも、全体の有効求人倍率が1.32倍なのに対し、介護職の有効求人倍率は3.84倍です。
つまり、介護職はフリーター歴が長かったり年齢に不安があったりする人でも、正社員になれる可能性があります。
フリーターから正社員の介護職になるには、年齢や学歴よりも人柄が重要。介護は対人援助職なので、ほかの職員と協調性を持って仕事に取り組める人や、利用者さんとの信頼関係が築ける人であれば採用してもらえる可能性が高いのが特徴です。
出典
厚生労働省「一般職業紹介状況(令和6年12月分及び令和6年分)について」(2025年5月20日)
未経験・無資格OKの介護施設もある
介護職は未経験・無資格のフリーターからでも就職できます。先述したように、介護職の需要が高まり続けているので、就業意欲があれば積極的に採用するという事業所が多いようです。未経験・無資格歓迎の介護施設の場合、採用後に資格取得の支援をしてくれたり、簡単な仕事から教えてくれたりするので、介護職の経験がなくても安心して就職可能です。
なお、2024年4月から介護職員として働くには「認知症介護基礎研修」の取得が義務化されています。ただし、認知症介護基礎研修には1年間の受講猶予期間があるため、就職後に取得することが可能です。認知症介護基礎研修は、オンラインまたは集合研修によって1日で取得できます。無資格から介護職員を目指す場合は各自治体のホームページを確認しておきましょう。
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フリーターから介護職に就くメリット
ここではフリーターから介護職になるメリットをご紹介します。フリーターから正社員になるだけなら、介護職に限らず清掃や飲食の仕事でも実現可能です。しかし、介護職に就職するからこそ得られるメリットもあります。
フリーターから介護職を目指している方は、以下の項目をチェックしたうえで就職先を考えてみましょう。
年齢を気にせずに就職や復職がしやすい
フリーターから介護職に就くメリットの一つが、年齢を気にせずにチャレンジしやすく、復職もしやすいことです。
レバウェル株式会社の「きらケア介護白書 2022(p.7)」によると、介護職として働き始める人の平均年齢は33.3歳。30代からスタートしても、40代50代とキャリアを積んでいけるでしょう。
また、以下の資格を保有している方は、都道府県福祉人材センターに介護の資格を届け出ることで、職業紹介や復職研修などの支援が受けられます。
- 介護福祉士
- 介護福祉士実務者研修
- 介護職員初任者研修
- 旧ホームヘルパー養成研修1級・2級過程
- 旧介護職員基礎研修を修了した人
- 生活援助従事者研修
- 介護に関する入門的研修
国による復職支援も充実しているので、ライフイベントで家族構成や居住地が変わるといった離職の可能性がある人も安心でしょう。
出典
レバウェル株式会社「介護士のキャリアや外国人雇用などに関するレポート「きらケア介護白書2022」を公開しました」(2025年9月30日)
厚生労働省「介護福祉士の資格等取得者の届出制度」(2025年5月20日)
福祉のお仕事「介護の資格 届出制度」(2025年5月20日)
働きながら資格取得を目指せる
介護の資格は働きながら取得できるように、通信講座を活用したカリキュラムが多い傾向にあります。介護職を目指す際に資格の取得は必須ではありませんが、持っていると仕事の幅が広がったり給料アップにつながったりするので、将来的に取得を検討すると良いでしょう。
カリキュラムの内容や試験問題は、介護の仕事で実践していることや介護に役立つ知識やスキルに直結しているので、資格を取得して損はありません。介護の専門性を高めるために、資格取得の費用を肩代わりしてくれたり試験日を出勤扱いにしてくれたりする事業所もあります。
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実務経験を積んでキャリアアップを目指せる
フリーターから介護職になるメリットとして、キャリアアップのしやすさが挙げられます。介護職では学歴や年齢ではなく、実務経験と保有資格が重視される傾向にあります。そのため、実務経験を積みながら資格を取得していけば、着実にキャリアを積んでいけるでしょう。
たとえば、介護業界唯一の国家資格である介護福祉士は、「介護福祉士実務者研修」の資格と3年以上の実務経験があれば受験可能。ケアマネジャーは指定の国家資格に基づいた業務か、相談援助業務に5年以上従事すれば受験することができます。
介護主任やフロアリーダーといった役職を決める際にも実務経験が重視されるので、フリーターから介護職を目指す場合もキャリアアップのチャンスがあります。
出典
厚生労働省「ページ4:介護福祉士の概要について」(2025年5月20日)
職業情報提供サイト(job tag)「介護支援専門員/ケアマネジャー」(2025年5月20日)
フリーターよりも安定した働き方ができる
フリーターから介護職の正社員として就職すれば、安定した働き方ができます。就職したばかりだと、フリーターのほうが給料が高く感じるかもしれませんが、勤続年数を重ねるにつれ、正社員として働く方が収入は多くなります。
介護職の正社員は、基本給とは別に保有資格や勤続年数に応じて賞与をもらえる場合があるためです。賞与は勤続年数が長いほど高くなる傾向にあります。また、正社員のほうが福利厚生の面でも優遇されるため、安定した働き方ができるといえるでしょう。
介護職の需要が高く失業するリスクが低い
介護業界は高齢化によって年々需要が高まっており、ほかの業界に比べてリストラや倒産のリスクが低いというメリットがあります。厚生労働省の「介護人材確保に向けた取組」によると、2040年には約57万人の介護人材が不足するとされており、今から先を見据えて求人を出している事業所が多いです。
また、介護職は日本全国どこでも働けるという特徴があります。田舎でのんびり暮らしたい人にも都市部に出たい人にも、失業したり転職先が決まらなかったりするリスクが少ないのが特徴です。
出典
厚生労働省「介護人材確保に向けた取組」(2025年5月20日)
介護職として働くのに向いている人
介護職に向いているのは、以下のような人といえるでしょう。
- 相手に寄り添った会話ができる
- 協調性があり、周囲と連携できる
- 観察力があり、相手の気持ちを読み取れる
- 気持ちの切り替えが得意
利用者さんの言動や行動は心身の状態によって変わるため、日々の変化を見逃さないようによく観察し、状態にあったケアを提供することが大切です。利用者さんの精神状態が不安定になる「不穏」になってしまったり、認知症状が強く出てしまったりすると、スムーズにケアができないこともあります。
1人でのケアが難しい場合は、無理せず周囲と連携しながら臨機応変に対応できる人が向いているでしょう。上手くいかないことがあっても、上手く気持ちを切り替えられることも重要です。
介護職への就職でミスマッチを防ぐために確認すべきこと
フリーターから介護職を目指す際、自分の希望や価値観と合わない職場に就職しないように、いくつか気をつけるべき点があります。ここでは長く働ける職場を見つけるために、事前にチェックしてほしいポイントをまとめているので、介護職の正社員を目指す方は参考にしてください。
施設の特徴と担当する仕事内容
介護職といっても、施設や事業所によって仕事内容はさまざまです。施設や事業所ごとに雰囲気や介護の方針が異なるため、転職後のミスマッチ防止に、担当する仕事の概要を理解しておくことが大切です。たとえば、介護職の職場には以下があるでしょう。
| デイサービス | 訪問介護事業所 | 特別養護老人ホーム | 有料老人ホーム | 介護老人保健施設 | グループホーム | |
| 概要 | 施設に通う利用者のケアやレクリエーションなどを行う | 利用者の自宅で介護サービスを提供する | 国が運営する入所施設 | 介護付き、住宅型、健康型の3タイプに分かれた入居施設 | リハビリにより在宅復帰を目指す人に自立支援を行う | 地域との交流や少人数の共同生活により症状緩和を目指す |
| 仕事の特徴 | ・身体介助 ・レクリエーション ・機能訓練のサポート ・送迎業務 ・お泊りデイサービスを除き、日勤のみ | ・身体介護 ・生活援助 ・通院に応じた乗降介助 ・夜間訪問介護を除き、日勤のみ ・1日6件前後の利用者宅を訪問 | ・身体介護 ・生活援助 ・レクリエーション ・夜勤あり | ・見守り ・安否確認 ・身体介護 ・生活援助 ・レクリエーション ・夜勤あり ※施設タイプにより異なる | ・リハビリのサポート ・身体介護 ・生活援助 ・レクリエーション | ・身体介護 ・生活援助 ・レクリエーション ・機能訓練 ・夜勤あり |
| 定員 | ・認知症対応型:12名以下 ・地域密着型:18名以下 ・一般型:定員数19名以上 | なし | ・地域密着型:29名以下 ・広域型:30名以上 | なし | 1ユニット10名以下 | 1ユニット9名以下/1事業所あたり1~3ユニット ※2ユニットの施設が多い |
| 利用者の特徴 | ・原則65歳以上の要支援1、2~要介護1~5 ・40~64歳の特定疾病がある | ・原則65歳以上の要介護1~5 ・40~64歳の特定疾病がある ・要支援1~2(総合事業) | ・原則65歳以上かつ原則、要介護3以上 ・40~64歳の特定疾病がある | ・60~65歳以上の自立~要介護の人(施設タイプにより異なる) ・40~64歳の特定疾病がある | ・原則65歳以上の要介護1~5 ・40~64歳の特定疾病がある | ・原則65歳以上の要支援2、要介護1~5 ・40~64歳の特定疾病がある ・認知症の診断を受けている |
| 介護職員の配置 | ・利用者15名までに対し1名以上 ・15名以上の場合は利用者の数が1増えるごとに0.2を加えた数以上 | 2.5名以上(常勤勤務) | 入所者が3名またはその端数を増すごとに1名以上 | ・要支援者10名に対して1名 ・要介護者3名に対して1名 | 利用者3名に対して1名以上 | 2名 ※1名+単位のサービス提供時間に応じて1名以上 |
参考:厚生労働省「通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護(改定の方向性)(p.28)」「訪問介護及び訪問入浴介護(参考資料)(p.5)」「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)(p.2)」「特定施設入居者生活介護」 「介護老人保健施設(参考資料)(p.2)」「認知症対応型共同生活介護、認知症対応型通所介護等の報酬・基準について(p.41)」
要介護度によって提供する介護サービスが異なるため、応募する際はそれぞれの施設ごとの仕事内容を確認しましょう。たとえば、民間運営のデイサービスセンターや有料老人ホームは、利用者さんの介護度がさまざまなので施設ごとにコンセプトが大きく異なるのが特徴です。
また、利用者数や介護職員の数が少ない小規模な職場では、介護職員が事務作業を兼務する場合があります。就職活動を行う際は、自分に合った介護求人を選びましょう。
出典
厚生労働省「通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護(改定の方向性)」(2025年5月20日)
厚生労働省「訪問介護及び訪問入浴介護(参考資料)」(2025年5月20日)
厚生労働省「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」(2025年5月20日)
厚生労働省「特定施設入居者生活介護」(2025年5月20日)
厚生労働省「介護老人保健施設(参考資料)」(2025年5月20日)
厚生労働省「認知症対応型共同生活介護、認知症対応型通所介護等の報酬・基準について」(2025年5月20日)
勤務時間や夜勤の有無
フリーターから介護職になる際に就職先とのミスマッチを防止するには、勤務時間や夜勤の有無を確認しておきましょう。介護職の働き方は、事業所が提供する介護サービスによって異なります。
たとえばデイケアやデイサービス、訪問介護では基本的に夜勤がなく日勤のみの仕事です。一方で、介護老人福祉施設(特養)やグループホームといった利用者さんが居住している施設で働く場合、介護職は早番・遅番だけでなく夜勤も行います。夜勤があると手当が付き収入が増えますが、生活リズムが乱れることがあるので、よく考えてから応募しましょう
年間休日数や福利厚生
正社員の介護職求人に応募するときは、年間休日数や福利厚生をしっかり確認しましょう高齢者の生活をサポートする介護職は、シフト制による土日勤務や夜勤があることから、夏季や年末年始の休暇が取りづらいと感じることもあるようです。
ただし、公益財団法人介護労働安定センター「令和5年度介護労働実態調査 事業所における介護労働実態調査結果報告書(p.54)」によると、有給休暇の取得促進や残業の削減、仕事と家庭を両立させるための支援など労働環境の見直しを行うことで、職員の離職率低下に成功している職場も見られます。職場によって、福利厚生の充実度は異なるので、求人情報や公式Webページ、合同説明会、職場見学などを通して、労働環境を確認しておくことが大切です。
出典
厚生労働省「労働条件・職場環境に関するルール」(2025年5月20日)
公益財団法人介護労働安定センター「介護労働実態調査」(2025年5月20日)
研修制度の充実度
フリーターから介護職を目指す際は、研修制度が充実しているかをぜひ確認してみてください。たとえば、以下の内容をチェックすると良いでしょう。
- 研修の内容はどういったものか
- 資格支援の研修があるか
- メンタルケア研修があるか
- 研修の参加率はどうか
メンタルケアに関する研修がある職場は、職員の健康に配慮があるといえます。安心して長く働くためにチェックしておくと良いでしょう。
人事評価の有無や内容
介護職として就職する職場を選ぶ際は、人事評価の有無や内容をチェックすることも大切です。スキルアップやキャリアアップに関する面談などがあれば、介護職として働くモチベーション維持にも役立ちます。
昇給の仕組みや条件
フリーターから介護職を目指す際は、応募先における昇給の仕組み・条件を確認しておきましょう。たとえば、昇給には「経験年数」「資格の有無」「研修への参加率」などです。
なお、国が介護職員の給与上昇のために採用している「介護職員等処遇改善加算」を取得するには、「キャリアパス要件」が求められます。厚生労働省の「介護職員の処遇改善:TOP・制度概要(p.2)」によると、キャリアパス要件には、研修を実施することや昇給の仕組みを整備することなどが含まれています。
出典
厚生労働省「介護職員の処遇改善:TOP・制度概要 」(2025年5月20日)
職場環境
フリーターから介護職への就職を後悔しないためには、実際に施設を見学してミスマッチを防ぐのが大切です。施設見学で見るべきポイントは、以下のとおりです。
- 介護職員の表情や利用者さんへの接し方はどうか
- 職場に清潔感があるか
- 整理整頓がなされているか
- 求人情報との相違点はないか
職員の表情が暗かったり挨拶をしても返されなかったりする場合、人間関係があまり良くないかもしれません。においがあったり、職場の整理整頓がなされていなかったりする職場の場合、「人手不足で適切な排泄ケアができていない」「シーツ交換や清掃ができていない」といった可能性があります。
また、長く働くことを考えて施設の雰囲気が自分に合っているかを確認することも大切です。施設長や介護職員と直接話せる貴重な機会になるので、求人情報に関する質問や聞きたいことがある人は、ぜひ1度見学に行ってみてください。
職場の離職率
介護職としての就職を目指す際は、離職率の確認もしておくと良いでしょう。
公益財団法人介護労働安定センター「令和5年度介護労働実態調査(p.27)」によると、介護職の離職理由で多いのは、人間関係や職場の理念や運営方針への不満が挙げられます。応募前に職場の雰囲気や待遇を知る目安の一つが、離職率です。
各介護施設や事業所の離職率は、厚生労働省の「介護サービス情報公表システム」で調べられます。情報を公開している職場であれば、前年度の採用者数や退職者数を確認可能。情報の記載がない場合は、転職エージェントを利用して代わりに調べてもらう方法もあります。
出典
厚生労働省「介護サービス情報公表システム」(2025年5月20日)
公益財団法人介護労働安定センター「介護労働実態調査結果」(2025年5月20日)
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フリーターから介護職の面接に受かるためのコツ
ここでは、フリーターから介護職の面接に受かるためのコツとして、「フリーターとして培ったスキルをアピールする」「スキルアップへの意欲を示す」などを解説します。
フリーターとして培ったスキルをアピールする
介護職の面接に受かるには、フリーターとして培ったスキルをアピールするのがコツです。自己分析を行い、今までの経験で介護業界で活かせることを洗い出しましょう。「飲食店での接客で高齢のお客さまとの触れ合いが多かった」「カスタマーセンターでさまざまな問い合わせやクレームへの対応をしていた」など、具体的なエピソードはアピール材料になります。前職で健康や運動に関する知識がある場合も、リハビリ関連の施設で活かせるかもしれません。
スキルアップへの意欲を示す
「介護職としてスキルアップしていきたい」という意欲をアピールすることも大切です。今後取得したい介護資格や身につけたいスキル、そのために何をしようと思っているかを述べましょう。
「毎日仕事のあとに勉強し、簿記の資格を取得した」など、スキルアップのために努力したエピソードがあると説得力が増します。新人研修の内容や期間、資格取得支援の内容や対象者などは、詳細を答えられるようにまとめておきましょう。
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介護職に対する熱意や今後のキャリアビジョンを伝える
面接の志望動機では、介護の仕事に対する熱意や今後のキャリアの希望をアピールするのもおすすめです。未経験でも過去の経験や調べた業界の知識などを踏まえて、自分なりのビジョンを伝えてみてください。介護業界を目指す理由をはじめ、介護業界で実現したいキャリアビジョンなどを伝えるのが効果的です。
さらに、「有料老人ホームでさまざまな自立度の利用者さんのケアをしたい」「特養で施設介護の基礎を学びたい」など、応募先が提供する介護サービスを選んだ理由について触れると、熱意を示せるでしょう。
フリーターからの就職が不安なら介護資格を取得しよう
フリーターから介護職になれるか不安なら、介護資格を取得しましょう。ここでは、介護職への就職に役立つ資格をご紹介するので、興味がある方はチャレンジしてみてください。
入門的研修
厚生労働省の「介護人材確保に向けた取組」によると、「入門的研修」は、介護未経験者が不安なく業界に参入できるよう、2018年に新設された資格です。入門的研修は、都道府県や自治体によって実施されます。なお、入門的研修は21時間で1~6日程度で修了可能です。
出典
厚生労働省「介護人材確保に向けた取組」(2025年5月20日)
生活援助従事者研修
生活援助従事者研修は、洗濯や清掃、調理などの生活援助を行うための知識・スキルを習得するための研修です。厚生労働省の「介護職員・介護支援専門員(p.6)」によると、生活援助従事者研修の研修は59時間です。入門的研修の修了者と同じく、施設や通所介護、認知症グループホームで働けるのにくわえて、訪問看護で生活援助ができます。
出典
厚生労働省「介護職員・介護支援専門員」(2025年5月20日)
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は介護の基礎を身に付けられる資格です。介護職員初任者研修の資格を持っていると、有資格者の指示がなくても身体介護が行えるため、ホームヘルパーとして働けるようになります。130時間のカリキュラムを通信講座やスクールに通学して学び、最短1ヶ月で介護職員初任者研修の資格を取得可能です。
受講費用は通常5~10万円ほどかかりますが、スクールのキャンペーンを利用すると割引価格で受講できることもあります。助成金制度の活用やハローワークの職業訓練を受講することでも、介護職員初任者研修を無料で取得できるでしょう。
また、レバウェル介護(旧 きらケア)が運営する「レバウェルスクール介護(旧 きらケアステップアップスクール)」では、資格取得と就職活動の両方をサポートしています。資格の勉強と仕事を両立できる介護の職場をご提案できるので、働きながら資格取得を目指したいという方は、ぜひご相談ください。
出典
厚生労働省「求職者支援制度のご案内」(2025年5月20日)
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介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修よりも実践的な介護知識や技術を身に付けられる資格です。実務経験ルートで介護福祉士の資格を取得するなら、必ず介護福祉士実務者研修を取得しなければなりません。
厚生労働省の「介護福祉士養成施設等における「医療的ケアの教育及び実務者研修関係」(p.3)」によると、介護福祉士実務者研修は450時間のカリキュラムを学ぶため、取得までにおよそ6ヶ月程度の時間が必要です。
受講費用は最大20万円ほどかかりますが、介護職員初任者研修の資格を持っているとカリキュラムの一部を免除してもらえます。介護福祉士実務者研修の資格があれば、無資格で就職活動を行うよりも、内定獲得の可能性を高められるかもしれません。
なお、レバウェル介護(旧 きらケア)が運営する「レバウェルスクール介護(旧 きらケアステップアップスクール)」では、実務者研修コースを開講しているので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
出典
厚生労働省「介護福祉士養成施設等における「医療的ケアの教育及び実務者研修関係」」(2025年5月20日)
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転職エージェントを活用すると、履歴書や面接でのアピール方法をキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれるのがメリットです。
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フリーターから介護職の正社員にはなれない?
介護職はニーズが高いものの、誰でも受かるわけではありません。フリーターから介護職の正社員になるには、志望動機や面接対策をしっかり行っておくことが大切です。
フリーターから介護職の面接に受かるコツは、この記事の「フリーターから介護職の面接に受かるためのコツ」を参考にしてください。
フリーターから介護職になるのが不安です…
フリーターから介護職を目指す方のなかには、「夜勤についていけるか」「体力が持つか」「利用者さんとコミュニケーションがとれるか」などの不安を感じる方もいるでしょう。どうしても介護職として働くのが不安なら、介護派遣として働いてみる方法もあります。まずは仕事を体験してみましょう。
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未経験・無資格の介護職にできることは?
未経験・無資格で介護職になった場合、まずは資格や経験がなくてもできる仕事を任されます。たとえば、清掃やシーツ交換、買い物代行といった生活援助を任される傾向にあるでしょう。直接、身体に触れてケアする「身体介護」は介護職員初任者研修以上の介護資格が必要です。
まとめ
高齢化により介護業界のニーズは高まり続けているため、フリーターから介護職を目指しやすいといえます。仕事内容や施設の雰囲気は職場によってさまざまです。フリーターから介護職の求人に応募する際は、職場見学を行って自分に合っているか確認しましょう。ミスマッチを避けるために、勤務時間や休暇日数、福利厚生なども確認してみてください。
介護職の面接では、フリーターとして培ったスキルやスキルアップの意欲を示すことがポイントです。介護職は未経験・無資格でも就職できますが、不安な方は「介護職員初任者研修」などの介護資格を取得してから、就職活動を始めるのがおすすめです。
とはいえ、1人では客観的な自分に合った職場選びや面接対策が難しいと不安な方もいるでしょう。
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「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点



